学校の様子

校長室より

「おすすめの一冊」の紹介スピーチ

 先日、2年生の国語授業でのスピーチについて紹介しましたが、1年生でも「おすすめの一冊」というテーマで、自分の薦めたい本をスピーチで紹介しています。本は多岐に渡り、サスペンスや探偵もの、有名な文学等様々です。1年6組でなるほどと思うスピーチに行き合ったので紹介します。

~おすすめの一冊~1年6組小久保さん

 皆さんは日々、沢山の選択をしながら生活していると思います。そんな生活を送っている中で、一ミリたりとも迷いが生じたことがないという人はいますか?ーそうですよね。では、迷いが生じたとき皆さんならどうしますか?友達に聞いたり、親に聞いたりと対処する人が多数だと思います。ですが、私はこの本を読んでそれに対する考え方ががらりと変わりました。

 私が紹介する本は、昨年のFIFA W杯日本代表として私たちに感動を与えてくれた一人である遠藤航選手が書いた「楽しいから強くなれる」という本です。この本は遠藤選手の幼少期の性格から大人になるまでのたくさんの教訓、考え方などの移り変わりが書かれています。その考えの一つに「サッカー選手になることだけが人生の全てじゃない。途中から別の道を選んで成功する人もいる。大事なのは、覚悟を決めるのも決断するのも自分だ」という言葉があります。

 この本を読んだとき、深く納得しました。「自分で覚悟を決め、決断する」というのはサッカーに限らず大事なことだと思います。私はこの本に「自分のことは自分で決断する」ということの大切さを気づかされました。それがこの本を好きになった理由の一つでもあります。他にもたくさんの考え方が載っていて、とても勉強になりました。この人は、小学校、中学校と、学校の部活動でサッカーをやっていたそうです。あまり強くはなかったそうでしたが、その中で、どうするか、どうすれば強豪チームに勝てるのか、考えてきたそうです。このような考え方にもとても魅力があります。ぜひ、読んでみてください。

 

 国語担当の先生は「話の導入の始め方から、興味を引く工夫があり、聞いていて自分も読みたくなりました。様々な人の経験した話を聞くことができることも、読書の良さの一つですね。」と言っていました。覚悟を決めるということはとても大切なことで、人の大きなエネルギーを生んでくれると思います。こういう考え方を持っていると人生の分岐点で、逃げずに決断できると思います。

 

3年生が奉仕作業をしてくれました!

 昨日、今日は千葉県公立入試が実施されており、たくさんの生徒たちが受検に臨んでいます。ぜひ、今までの努力の成果を発揮してほしいと祈っています。

 受験が終わった生徒たちは、奉仕作業を行ってくれました。今まで使った校舎や校庭、後輩たちのために、きれいにしてくれました。一生懸命にきれいにしてくれる姿を見て、後輩への想いを感じ、ありがたいと思いました。また、3年生の廊下には「思い出ROAD」というタイトルで、美しい掲示物が貼られています。今までの想い出や後輩へのメッセージが詰まっています。

学級訪問2-7

 2年生の美術の授業では、今「つながる模様」をテーマに手作りのハンコでオリジナルの模様を作っています。2年7組はオリジナリティーあふれるデザインを作っている生徒がたくさんいます。2-7教室を訪問すると、「2022年を振り返って漢字であらわすと?」というテーマで、素敵な掲示物が作られていました。担任の先生の発案で、クラスでオリジナルで作ったそうです。いいですね。

 2年7組の雰囲気を聞いたところ、折戸さんは「何事もポジティブで、明るいところが良いところです。」と教えてくれました。賑やかになり、けじめがつかないこともあるそうですが、学級委員の松本さんは「元気で、ギャグセンスがあり、面白い人がたくさんいます。歌声交歓会のときは皆で同じマスクを付けたくらい、仲がいいです。みんないい人で、とても好きなクラスです。」と話してくれました。もう一人の学級委員の松崎さんにこれからの学級の取組を聞いたところ、「メリハリをつけていきたいと思います。明るくて元気なクラスという良い点は残していきたいです。」と言っていました。

 訪問したときは清掃の時間前でしたが、誰かの呼びかけがなくとも自分たちで机を運んで、時間を見ながら皆が行動していました。当たり前のことが当たり前にできているのがいいですね。これからも仲の良さを大切にして、いいクラスを作っていってほしいと思います。

「これがわが白山中学校の自慢です!」

 2年国語授業では、来年の新入生に向けて、白山中についての紹介スピーチに取り組んでいます。2年2組では、生徒各自の視点を持った、面白く、内容の濃い発表がされていました。

 発表の中で、タブレットを使った学習について、独自の観点で発表している生徒がいたので、紹介したいと思います。

 ~これがわが白山中学校の自慢です!~2年2組佐藤さん

 僕が白山中学校で自慢できることは、タブレット学習等、学習環境が整っていることです。

 白山中ではタブレット学習が盛んで、EライブラリやKahootなど、様々な学習用サイトを駆使して、学んでいます。特にKahootなんかでは、みんなでクイズをし、ランキングなどもあるので、クラスで盛り上がることができたり、少し息抜きしながら勉強というのもできます。他にも調べ学習をしたり、プレゼンをしたりなど、様々な学習をしているので、あらゆる知識を蓄えることができて、とてもすばらしいと僕は思います。

 ですが、タブレット学習では、注意しなければいけないことだってあります。先生の目を盗んでゲームができてしまったり、教育などにあまり適していないものを調べて流すことだってできます。ですが、自分たちで注意しあえたり、情報の取捨選択をしっかりすれば、タブレットはとても有意義に使えると思います。白山中にはすばらしい先生がいたりし、学習法もとてもいいもので、とてもよい学習環境だと思います。みなさんも白山中で学びましょう。 

 国語の担当教諭は「授業では、3年生として自分の学校のよいところを新入生に知らせようという趣旨でテーマを設定しました。今まで2年間タブレットを使った学習をやってきてこそ、タブレットの扱い方に考えが及ぶようになったのだと思います。すばらしいことです。」と話していました。

 本校でもタブレットを使った学習が広まってきていることを生徒の発表からも伝わってきます。何事も積み重ねが大事だとしみじみ思います。

 

教育奨励賞授賞式(男子卓球部)

 2月7日(火)に湖北地区公民館大ホールにて、「令和4年度 我孫子市小中学校児童・生徒・教職員『教育奨励賞』授賞式」が行われました。本校から男子卓球部8名が「県総体・卓球男子団体の部で優勝」したことについて、「我孫子市教育奨励賞」をいただきました。

 男子卓球部元部長の遠藤さんは、練習を頑張り大きな試合を乗り越えてきたこと、後輩への思いなどを堂々と話してくれました。堂々とした姿を心強く思いました。受賞したメンバーは以下の通りです。おめでとうございます。

【受賞者】

 遠藤さん、池田さん、前川さん、森北さん、涌井さん、中澤さん、星野さん、髙橋さん

 会の後、新部長の星野さんに感想を聞きました。「改めて県三連覇したことの凄さを感じました。以前は面白い先輩だと思っているだけでしたが、勝ってからは見方がかわりました。練習の質が高く、試合に勝つために、集中して練習していたところが凄かったです。」今のチームについては、これから練習のレベルを上げて県でも上位に入れるように頑張って行きたいと話していました。先輩、後輩の繋がりを感じる一言でした。

 受賞おめでとうございました!