校長室より
英語で注文をする
2年生の英語の授業で、レストランで食事をするというシチュエーションで英会話をしていました。各班に店員が注文を取りに行き、一度厨房に戻り料理をテーブルに運びます。食事が終わると最後に会計をしますが、支払い方法を確認し、客がカードで支払いをするというところまで会話を続けます。教室の中にはレストランで流れるようなBGMを流したり、店員役の生徒がコックさんのような帽子をかぶったりして、雰囲気を作っていました。メニューやクレジットカードもあり、実際のレストランに近い状況で、生徒達も楽しみながら英会話をしていました。
模擬裁判
3年生の社会の授業で、模擬裁判をしました。事件は「三びきのこぶた」になぞらえて作られています。兄2人をオオカミに食べられてしまったカーリー(こぶた)が、煙突から家に入ってきたオオカミを殺してしまうという内容です。検察はカーリーの行為に対して殺人罪(有罪)を主張し、弁護士は正当防衛(無罪)を主張します。それぞれの立場の主張を聞いて、最後には裁判官と裁判員が協議をして判決をくだします。役のない生徒は、模擬裁判を傍聴しながら自分なりに判決をくだします。判決をくだすにあたり、被告人の証言は信用できるかとか、証人の証言は信用できるかということも考えたうえで、有罪か無罪かを決めます。カーリーが有罪か無罪かの答えは決まっていないので、授業の最後には、今まで学習した裁判についてのポイントを先生が確認していました。
教育ミニ集会
我孫子第四小学校体育館を会場に、白山中学校区教育ミニ集会を開催しました。昨年に引き続き、教育相談センターの遠藤所長に「大人が子供の行動に困ったときは」というテーマで、講演をしていただきました。昨年は、幼少期の子供を対象にした講演をしていただきましたが、今年は小中学生を対象にした話をしていただきました。言葉の大切さや子供の自己肯定感を育てるためにはどうしたらいいかということを中心に話をしていただきました。具体的な事例を交えながら学校で出来ることや家庭で出来ることを聞き、子供の話をよく聞くことの大切さを改めて感じました。あっという間の時間で、とても勉強になりました。
第4回防災キャンプ
11月23日(祝・木)に、体育館と校庭を使って白山中学校区の防災キャンプを開催しました。主催は白山おやじの会ですが、白山中PTAや一小おやじの会、我孫子南まちづくり協議会、我孫子市消防本部西消防署つくし野分署、我孫子市消防団第1分団、我孫子南地区社会福祉協議会、我孫子南地区高齢者なんでも相談室の皆さんの協力をいただきました。
当日は50人ほどの方が参加してくれました。はじめは参加者が仲良くなるように「トークフォークダンス」をしました。トークフォークダンスは、二重の円をつくって、お題にあわせて1分ずつペアで話をします。互いに話が終わると、フォークダンスのようにペアをかえて次のお題で話をします。はじめは1分は長いかなと思いましたが、話し始めるとあっという間で、なかなか話が止まりませんでした。
トークフォークダンスが終わると、4つのグループに分かれて、起震車で震度7の揺れを体験したり、煙の中を脱出する体験をしたり、避難所の個室テントや段ボールベットを作ったり、火起こしやテント設営、消火器の使い方などの体験をしました。火起こしやテント設営は、準備された道具の中から使えそうな物を選び、自分たちで考えてやるので、相談しながら試行錯誤していました。
約2時間半の体験でしたが、終わってみるとあっという間でした。小さい子どもから大人まで、いろいろな年齢の人が集まり、学校では体験できないことがたくさんできました。このような積み重ねをしていくことで、地域の人たちが顔見知りになり、いざというときに助け合えるようになるといいなと思います。また、防災意識が高まるきっかけになるといいなと思いました。ご協力いただいた皆様、参加していただいた皆様、ありがとうございました。
草刈り
PTAとおやじの会で、学校林の草刈りを行いました。斜面で足場が悪いところを、刈払機で草を刈り、刈った草を熊手で集め、ビニール袋につめました。今回は1時間程度の作業でしたが、ゴミ置き場が一杯になるくらいでした。ご協力いただいたPTAの皆さん、おやじの会のみなさん、ありがとうございました。