学校の様子

校長室より

道徳の授業(2-3)

 今日、遠藤先生が2年3組で、道徳の授業を行いました。普段は担任の先生が道徳の授業を行っているのですが、特別な授業研です。

 2年3組は働き者の生徒が多く、外掃除はいつも手際よく、清掃置き場を整頓してくれます。クラスの班ポスターを見ると、なるほど、「学年一きれいなクラスを目指そう」と書かれていました。班ポスター以外に、イラスト入りの「一分前着席のポスター」もありました。

 

 

 

 

 

 

  授業は、気持ちの良いあいさつで始まりました。遠藤先生は2年3組の副担任ですが、緊張気味でしたが、「みんなよろしくお願いします。」というと、生徒たちも「よろしくお願いします。」とあいさつを返してくれ、緊張がほぐれました。

 今日の道徳は「国」についてです。そしてテーマは「祖国を愛する」で、王貞治選手が、父母が違う国の出身であることから感じた、祖国への思いを知り、自分の国に対する思いを見つめ直すという内容でした。

 

  まず、「日本という国のイメージ」を考えました。生徒からは、プラスとマイナスの両方のイメージが出ました。

 次に「なぜ、王さんが国歌が流れるときに『起立ぐらいしたら』と思ったのか」という問いについては、各班から様々な意見が出ました。普段日本人は礼儀正しいのに、周りを気にしてやらないことがある「矛盾」についてが話題になりました。

 そして、「『祖国』という言葉にどんな思いを重ねていきたいか」を考えました。「自分を育ててきてくれた国だから、感謝の気持ちを持ちたい」や「国のことに関心を高めたり、敬意を持っていくことが大切」という意見が出ていました。

 先生からは「日本人としての誇りを持っていきたい」という話がありました。道徳の授業を通して、自分と国との関係を見つめ直す機会となったようです。私たちも研修を積んで、生徒が自分の生き方について仲間と考え、視野や考え方を広げていく授業にしていきたいと思います。

 

 

2学期末保護者会

 11日(金)は2学期末保護者会を行いました。1,2年生の保護者会は今回が今年度初めてでした。今日は肌寒い中でしたが、多くの保護者の皆さんにご参加いただきました。

 今年もお世話になりました。保護者の皆さんに、1学期に消毒、トイレ清掃をやっていただいたことは、私たち職員にとっても、力強い支援でした。お陰で、平常の授業はもちろんのこと、2学期初めての学校行事、体育祭、生徒会改選、到達度テスト、2年生の校外学習等多くの行事をやって来られました。ありがとうございました。

 子どもたちの頑張る姿を体育祭のスライドで見ていただきました。やはり、改めて、これからも子どもたちが頑張る場面がたくさんの学校を目指していきたいと思います。

 今回はコロナ対策として、Webを活用して行いました。一部、うまく作動せずご迷惑をおかけしました。これからICTの研修を積み、今後に活かしてまいります。

 本日は、ありがとうございました。

 

第3回評議員会議が行われました

 9日(水)に学校評議員会議を行いました。2年生の書き初め大会の様子を参観してもらい、生徒が皆、生き生きとして取り組んでいたと言っていただきました。

 その後、評議員会議を行いました。2学期の様子について、評議員さんからは、感染症が心配な中、学校で「一つ一つの行事をできる形で行って」おり、子どもたちが楽しかったと言っていることや、思い出に残る行事を一つでも多く行うことの大切さの話がありました。また、あいさつがよいことや、授業中、外で体育をやっているクラスも、「元気に活動しているが、騒々しいわけではない。」様子に感心するという話もありました。生徒の頑張りを見ていただき、ありがたいと思います。

 また、一般的な話として、コロナ禍の家での様子の心配などが挙げられました。「社会に開かれた学校」を目指し、評議員会議でいただいた助言や感想を、学校の活動に活かして行きたいと思います。

 学校評議員の皆様、ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

1年生キャリア学習・委員会部会の取り組み

 1年生では今、キャリア学習を進めています。「何のために働くのか」を考え、自分の人生をどう切り拓いていくかについて考えています。左の写真は1年1組に掲示されていて、「コミュニケーションの取り方」なども勉強していて、ある生徒は、「他の人の空気を読みすぎない」ということを知り、意見を言うときに参考にしているそうです。

 1月にある職業人講話に向けて、8日(火)はアンケートをとっていました。日本ユネスコ協会、美容関係、警察、音楽出版、保険代理店、新聞社、市役所、スポーツ関係、八百屋さん、元プロ野球選手の方など、多岐にわたる職業の方に来ていただくことになっています。生徒は3名の方から直接話を聞くのですが、どの方の話を聞こうかと真剣に考えていました。

 そのような中、1年5組の背面を見ると、美しい紅葉が飾られていました。それぞれ色を塗って仕上げたそうです。本当にダイナミックで、皆で協力したのが伝わってきます。

 また、クリスマスツリーを飾っているクラスもあります。季節感があって、楽しい気持ちになりますね。

  廊下には1年生の部会や委員会活動の取り組みや、「白山中プライド」と書かれた中央委員の決意などが掲示されていて、活動に活気があるのを感じます。1年生は部活動でも頑張っています。どんどん成長している1年生。キャリア学習を通じて、普段会えない人から様々な話を聞いて、将来の目標ができるとよいと思います。これからが楽しみです。

「平和の集い」での広島派遣の報告

 12月6日(日)は「平和の集い」がけやきプラザで行われました。本校からは、寺島さんと信田さんが広島派遣の報告をしました。中学生の部で我孫子市内9名の代表生徒が、現地で感じたこと、平和の大切さについて実感したことを堂々と発表し、聞いていた人たちに改めて平和について考える機会を作ってくれました。

 広島平和記念公園や資料館への訪問、被爆体験講話、千羽鶴奉納など2泊3日の報告をスライドを交えて、話してくれました。その中で、寺島さんと信田さんは、慰霊碑の「安らかに眠ってください 過ちは繰返しませんから」という言葉について触れ、戦禍に苦しんだ人たちの願いを胸に、「一日一日を大切に 笑顔で過ごせるようにしたい」という気持ち、そして、「違いを認め合う勇気を持ちたい」という自己中心的な気持ちを乗り越えて、相手を尊重し、戦争のない世の中を作ろうという思いが語られました。

 12月24日に学校で二人は全校生徒に発表してくれる予定です。この体験を通して感じたことを今度は仲間に伝えてくれると思います。また、その様子はお伝えしたいと思っています。