学校の様子

校長室より

1年生 職業人講話を実施しました。

 1月12日(火)に、1年生で最も大きな行事の「職業人講話」を行いました。

 これまで、「働くこと」の意味を、インタビュー、調べ学習、学級活動を通して、学んできました。そして、今回は実際に働いている方たちから直接お聞きする貴重な機会です。職業は様々で多岐に渡り、3部制でお話を聞きました。

 いらした講師の方は、

 日本 ユネスコ協会連盟・副会長の野口さん、美容師の鈴木さん、警視庁の芝さん、渡辺音楽出版の山田さん、生命保険会社の東海林さん、新聞社 国際部の柳沢さん、市教委 文化・スポーツ課の今野さん、手嶋さん、RIZAP の中嶋さん、そうま農園の相馬さんご夫妻、元プロ野球選手で生命保険会社の塚田さん の12名の方です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「世界の平和を守ること、人種差別をしないことの大切さ」「人を美しくすることで感じる充実感」「逮捕すること、逮捕されたことで感謝された体験等」「音楽業界の日本や海外の現状等」「仕事を選ぶこと、生きることの意味」「アメリカ同時テロ後の事件について、記事の中のストーリーと記事づくりの意義」「会社の理念を見ていくこと、夢を実現することの楽しさ」「農作物を育てることの苦労と楽しさ」「野球を続けてきた経験と転職した経験」などのお話をお聞きしました。講師の皆さんは20分の中で、自己紹介、仕事を選んだ経緯、今の仕事の内容に加えて、上の内容を具体的に話してくださいました。全部皆さんにお伝えできないのが残念です。

 やはり、直接するお聞きする経験談は楽しく、時間があっという間でした。1年生の代表生徒は講師の先生のお迎え、会の進行を堂々と行い、参加者が興味を持って顔をあげて聞いている姿が印象的で、担当の鈴木先生も「とても充実した会になった。生徒が真剣に考えていたこと、先生たちも協力してくれ、講師の先生方が全員来てくださり、感謝しています。」と言っていました。コーディネーターの田中さんも「とてもよい会になった。」とおっしゃっていました。

 これからの生き方を考える上で大きな勉強ができました。お世話になった講師の先生方、講師の先生を送ってくださった会社の皆様、ご協力いただき、ありがとうございました。この会で教えていただいたことを、これからの生活に繋げていきます。

校内研修の様子

 年末年始にかけて研修を行い、不祥事防止や来年度からの新学習指導要領完全実施に向けての研究を進めています。その様子をお伝えします。

 まず、不祥事防止研修についてです。12月24日(木)には東葛飾教育事務所主席管理主事の熊澤光洋先生をお迎えし、研修会を行いました。教職を選んだ理由の共有から始まり、教員の「職務上、身分上の義務」について法的内容の確認、実際に起こった事件事故の事例について具体的に聞き、防止策を聞きながら考えていきました。自分ごととして捉え、不祥事のない職場にするために何をすべきかを深く考える機会となりました。今後、職員同士声をかけあって、明るい職員室の中で助け合い、不祥事根絶に取り組んでいこうと思います。

 

 

 

 

 

 

 また、1月6日(水)は新学習指導要領の来年度からの実施に備えて、各教科で研修を行いました。1月は3週にわたり、「新しい評価方法についての講師要請研修」「教科の目指す姿の共有」「年間指導計画の作成」を行い、来年に向けて動きを始めました。国語、英語、理科、社会、家庭科、保健体育で、東葛飾教育事務所の桃井指導主事、金澤指導主事、高石指導主事、野田指導主事、出島指導主事、市教委より長田教育研究所補佐、齊藤指導主事からご指導を受けました。先生たちからは、

〇新しい学習指導要領の指導と評価について理解がすすんだ。

〇疑問点がさらに出てきたので、これからの研修で解決し、具体的な形にしていきたい。

などという感想が出ています。子どもたちだけでなく、私たちもよりよい授業を求めて学びつづけています。

 この研修を生かし、生徒が生き生きと仲間とともに学び、これからの時代に求められる力をつけられる授業になるよう研鑽を積んで参ります。

3学期のスタート

 あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

 1月6日(水)は3学期始業式を行いました。今学期もリモートで始業式を実施しました。準備は簡単ではありませんが、「リモート開催も当たり前にできるようにしよう」ということで全員で集まらず、教室での参加です。

 始業式では、現在、新型コロナウイルス感染者が増えていて心配はありますが、学校で安全に有意義に過ごしていけるよう、引き続き協力をしてくれるよう話しました。

 また、「挑戦すること」について、プロ野球の菅野智之選手が鴻江寿治さんのスポーツアカデミーに入って、選手生命をかけてフォームを変えていったことを紹介しました。ソフトボール投手の上野由岐子選手と交流して、今まで「変えないこと」で強い自分を維持していた考え方を180度変えていった経緯を話しました。上野選手から「(変える)転機だと思う。いい時には変えられないから、今変えるチャンス。自分もそうやって乗り越えてきた。」「『自分ができるかどうか』ではなく、『自分がやったかどうか』がすべて。失敗したらもっとやるしかない。」という言葉も聞き、失敗を恐れず、スランプを乗り越えていったというのです。

 一流の選手でもこのように努力していることを励みに、様々なことに臆せず、挑戦していってほしいと願っています。生徒が活躍する場面がたくさん見られる学期になってほしいと願っています。

 この後、地震を想定した避難訓練を行いました。安全主任の及川教諭の工夫もあり、今回は教員の方で小さな生徒名簿を持ち、役割分担を決めて動きました。生徒達は整然と素早く行動ができました。白山中の強みが出たと思います。自助共助の意識を持ち、いざとなったら地域にも役に立ってほしいと思っています。

保護者の皆様、地域の皆様、今年もよろしくお願いいたします。

2学期終業式&表彰&広島派遣発表

 12月24日(金)は2学期最後の日でした。令和2年ももうすぐ終わりを迎えようとしています。

 今年は全校での集合はできず、今回もリモートでの実施です。ビデオ準備を前日から慎重に行い、その成果が実り、今回は音声も画像もともにトラブルなく終わりました。教務主任や生徒会の先生方を中心に、ICT化も頑張っています!

 当日はまず表彰から始まりました。今年は多くの部活動、サッカー部、陸上部、野球部1年、テニス部1年、卓球部男女、剣道部男子、そして吹奏楽部金管8重奏が県大会に進み、女子バレー部や男子バスケット部が市内大会で優勝しました。美術部も、国土緑化運動コンクールで特別賞、入選、佳作等多くの賞を受賞しています。そして、駅伝部は男女とも県大会出場の快挙。男子は県2位を獲得し、関東大会に進み、大弓さんと鯉沼さんた区間賞を獲得しました!部活動会長の鈴木さんが司会を務め、読書感想文コンクールや健歯コンクール等の表彰も行い、2学期を振り返り、仲間の頑張りに拍手を送りました。本気で学習や部活動に取り組んだ2学期でした。生徒たちが素晴らしい頑張りを見せてくれました。

 

 

 

 

 

 

 表彰の後に、「広島派遣報告会」を生徒会の寺島さんと信田さんが行いました。2泊3日の行程の中で学んだこと、原爆が落とされ、多くの人が命を落とし、家族を亡くし、日常を奪われたこと、広島で感じたことを伝え、平和の大切さを訴えました。今回はあらかじめビデオをとって、はじめとおわりに紹介をするという形で校長室で行いました。学校の代表として平和の大切さを改めて伝えてくれました。忙しい中、ビデオづくりや発表を頑張ってくれたことにも感謝したいです。この発表をもとに、平和について改めて考え、白山中でも学級や仲間関係の中でも「平和」を大切にする機会にしていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 この後、終業式をリモートで校長室で行いました。校長の話では、2学期を振り返り、Withコロナの精神で、学習や行事を乗り切ってきたこと、これからも挑戦し、失敗を恐れず前に進んでいこうと話しました。「君たちはどう生きるか」(吉野源三郎著)を紹介し、主人公のコペルくんが「死んだほうがまし」と思ったほどの、友達を救えなかった失敗にどう向かっていったかを伝え、経験を通じて、それを乗り越え強く生きていこうというメッセージを送りました。生徒たちには、失敗からも学び取る勇気を持ち、たくましく生きてほしいと願っています。

 今年一年、保護者の皆様、地域の皆様、卒業生の皆様、このHPを見ていただいた皆様、本当にお世話になりました。ありがとうございました。

 学校には毎日、たくさんの感動があり、この頑張り、この美しさを伝えたいという場面に出会えます。来年もできる限り、生徒の頑張りをお伝えしていきます!ご来校いただくのが難しい昨今、HPの役割は大きいと考えております。どうぞ、来年もよろしくお願いいたします。

                                 校長 佐藤 知代

市制50周年式典 合唱部が小椋佳さんと歌を披露

 12月23日(水)に、市制50周年記念式典がけやきプラザで開かれ、シンガーソングライターの小椋佳さんと合唱部が「新 我孫子市民の歌」を舞台で披露しました。

 フィナーレでは、ふるさと大使のナイツ塙宣之氏がビデオメッセージを送るところからスタート。最後に新しくなった「我孫子市民の歌」の発表を、小椋佳さんをセンターに、本校の合唱部のハーモニーとともに行いました。プロの歌手の方と一緒で、大勢の皆さんの前でも、合唱部は臆せず、美しい歌声を響かせました。最後に花束を小澤部長が小椋佳さんに送りました。

 

 

 

 

 

 

 3週間ほどの練習で、リハーサルの時間もなかなか十分に取れなかったのですが、歌っているうちに息が合い、会場に爽やかでやさしい雰囲気が漂いました。歌詞を4番まで覚えるのが大変だったと思いますが、さすが合唱部の生徒は見事に覚え、表現していました。

 皆さんに感動を送りたいという思いで頑張りました。その思いがきっと会場の皆さんやYouTube で見られた方たちに届いたと思います。これからも、合唱部は心に響く歌声を作っていくでしょう。応援をお願いします。