学校の様子

2025年9月の記事一覧

1年生初の実力テスト!

 夏休みが明け、生徒たちはこれから始まる行事の準備や、新人戦に向けた部活動などで忙しくも充実した日々を送っています。
 そんな中、本日は 実力テスト が行われました。

1年生にとっては初めての実力テスト。

 どんな問題が出るのか緊張した表情も見られましたが、一生懸命取り組む姿が印象的でした。


2年生は少し余裕をもちながら、これまでの学習を土台にして、問題に取り組んでいました。

 着実に問題を解いていく姿がたくましかったです。


3年生は受験を本格的に意識し始めたこともあり、真剣な眼差しで問題に向き合っていました。

 結果をしっかりと分析し、得意分野を伸ばしつつ苦手分野を克服することが大切です。

 

 

 実力テストは点数の良し悪しだけを競うものではありません。

「どこまで理解できているのか」「これから何を学ぶべきか」を確認する大切な機会です。

 社会で学ぶ明治時代の 勝 海舟 は

「無益な努力はするな。しかし有益な努力は惜しむな。」

と述べています。

 自分自身が思い描く未来の姿に向け、今必要な努力を惜しまずできるよう、一緒に頑張っていきましょう!

 

【生徒会選挙に向けて】リハーサルの様子

 明後日に控えた生徒会選挙に向けて、本日リハーサルを行いました。立候補した生徒たちは、朝から昇降口前に立ち、たすきをかけて挨拶運動を行いながら登校する仲間たちを迎えていました。さわやかな笑顔と力強い声が響き、「一日を気持ちよく始めてもらいたい」という候補者の思いが伝わってきました。日ごろの生活の中での小さな努力が、生徒会役員としての責任感やリーダーシップの表れとなっているように感じます。

 リハーサルでは、選挙管理委員は進行や会場準備、投票の流れを確認し、円滑な運営に向けて真剣に役割を果たしていました。候補者たちは、本番と同じ流れで演説を行い、発表の仕方や声の大きさ、目線の送り方などを確認しました。内容を覚えるだけでなく、「どうすれば自分の考えがしっかりと相手に届くか」を意識して練習に取り組んでいました。緊張している様子も感じましたが、自分で考えたり、仲間からアドバイスを受けたりして、改善しようと懸命に工夫を重ねていました。自分の思いや考えを整理し、限られた時間の中で的確に表現することは容易なことではありません。しかし、それを一生懸命に挑戦する姿は、明後日の本番で、聞く人の心に真摯に響くと思います。

 また、演説練習だけでなく、立ち居振る舞いや声量、堂々とした態度など、役員としての姿をどう示すかについても試行錯誤する姿が見られました。仲間からの励ましや意見を素直に受け止め、より良い形を目指して努力する過程は、選挙活動そのものを通じた学びの場になっていると感じます。

 明後日の本番では、候補者一人ひとりがこれまでの活動やリハーサルで得た学びを存分に発揮し、自分の考えを全校生徒の前で堂々と伝えてくれることと思います。真剣に取り組む姿勢は、聞く側の生徒たちにとっても大切な刺激となり、学校をより良くしていくための大きな一歩となると思います。

 全校生徒の皆さんが候補者の思いを受け止め、主体的に投票へ臨むことで、より良いおおぐろの森中学校になっていくと期待しています。

「私の思い」~中学生の主張~千葉県大会

「自分の気持ちを言葉にして、誰かに届けたことはありますか?」

「今、あなたが大切にしている思いを、伝える勇気はありますか?」

 

 9月15日(月・祝)、蘇我コミュニティーセンターにて「第47回『私の思い』~中学生の主張~千葉県大会」が開催されました。千葉県内の中学校から応募された925点の中から選ばれた12名の生徒が、自分の思いを一人ひとりの言葉で力強く発表しました。

 おおぐろの森中学校からは、3年生の松尾さんが出場し、堂々とした姿で会場に大きな感動を届けてくれました。

 

 「平和」や「人と人とのつながり」、「一人ひとりが尊重される社会」など、多様なテーマに基づいた発表は、どれも心を打つものでした。審査委員長からも「書類審査で読んだ文章以上の力を感じた。」との講評があり、発表者の皆さんが言葉に込めた強い思いが会場全体に響き渡っていました。

 自分の思いを他者に伝えることは決して簡単ではありません。伝える勇気と言葉にする力、そして自分の思いを言葉に乗せて表現する力が必要です。発表者の皆さんは、そのすべてを備えた、心に残る素晴らしい発表をしてくれました。

 松尾さんをはじめ、出場者の皆さんの挑戦と努力に大きな拍手を送りたいと思います。

千葉県HP

報道資料

株式会社 桃屋様の特別授業そして、特別給食

 

今年も、『ごはんですよ!』で有名な株式会社桃屋にお越しいただき特別授業を実施していただきました。

 

日本の食卓を豊かにし続ける桃屋様の企業としての姿勢について、取締役 兼 企画本部長 笠原様に、ご講演いただきました。

桃屋様が大切にされていること
大きく2つの柱を学びました。

①良品質主義

製造工程の動画を通して、厳選された原料と手間を惜しまない製法で商品を作り続けていることを知りました。
特に「メンマ」は台湾の標高400m以上の深山に育つ竹を使用し、蒸し煮 → 乳酸発酵 → 洗浄 → カット → 塩漬け → 熱湯処理 → 調味 → 製造、といった多くの工程を経て丁寧に作られています。

 

まさにCMのフレーズどおり、

♪桃屋がテマヒマかけたからたったひとさじ味キマる!♪ を実感できました。

 

また、一度販売した商品は味を変えずに作り続ける姿勢も学びました。

創業105年の歴史の中で製造の機械化が進んでも、同じ味を守り続けていることに驚きました。

 

②広告宣伝主義

「おいしい商品をどう消費者に届けるか」という視点から、CMの変遷を紹介していただきました。
「ごはんですよ」でおなじみのキャラクター「のり平」にモデルが存在したこと、同じキャラクターで360本以上のCMを制作していることはギネス級とのことでした。
近年では料理シーンを通じて利用イメージを伝えたり、SNSや世代に合ったタレントを起用するなど、多様な手法で商品の魅力を届けていることを知りました。

 

笠原取締役は、生徒に積極的に声をかけながら熱意あふれる楽しい授業をしてくださいました。

生徒の質問にも丁寧に答えてくださいました。

生徒の質問に対して、主任の栗山様、シニアディレクターの岡野様にも丁寧にお答えいただきました。

特別授業のあとは待ちに待った桃屋給食です!!

メニューは

〇しょうがチャーハン

キムチから揚げ、

〇冷しゃぶサラダかんたんうま辛ドレッシング

〇鶏肉のザーサイスープ

「きざみしょうが」、「キムチの素」、「味付搾菜」を使用しています!!

 

笠原様には3年5組で生徒と一緒に給食を召し上がっていただき、青春の思い出など楽しい会話を交わしてくださいました。

 

 

給食は大人気で多くの生徒がおかわりをしました!!

 

 

 

そしてほとんどのクラスで完食しました!!

また、今回は試食会で保護者の方8名にもお越しいただきました!!

ご家庭でも
給食のレシピは桃屋様のレシピ本「簡単レシピ」や公式HPに掲載されています。ぜひご家庭でもチャレンジしてみてください。

https://www.momoya.co.jp/recipe/

 

なお「簡単レシピ」の本は1年生全員に贈呈していただきました。(2・3年生は昨年度に配付済み)心より御礼申し上げます。

さらに今週末には、おおたかの森周辺のスーパーで特別販売会も予定されているとのことです。ぜひ3連休に桃屋商品を手に取り、ご家庭でお子さまと一緒に料理を楽しんでみてください。

桃屋様、貴重な特別授業とおいしい給食を誠にありがとうございました!!

これからも本校の「プロフェッショナルに学ぶ」にぜひご期待ください。

朝日新聞掲載記事(9月13日(土)朝刊)

English Speech Contest!

祝第3位!!

 本校の生徒が、9月11日に流山市生涯学習センターにて開催された英語スピーチコンテストに出場しました。このコンテストは、流山市・野田市から22名の中学生が集まり、自らの経験などから学んだことや考えたことを発表する大きな舞台です。本校の代表となった生徒は、「外国人との交流体験を通して、文化や言語に違いはあっても皆人間であり平等だと考えた。日本で生活する外国人労働者の努力や親切さに触れ、日本社会で共に生きるためには偏見を持たず協力し合う姿勢が大切だ。」と訴えました。出場が決まってから当日までの間、英語科教員やALTと一緒に夏休みも学校に登校し繰り返し練習を重ねました。発音や抑揚、聞き手に伝わる表現方法など、一つ一つに真剣に取り組み、着実に力を伸ばしていきました。何よりも素晴らしいのは、自分で考えたことを練習で存分に発揮してくれたことです。生徒自身が「こう話した方が聞き手に伝わるかもしれない」というところを進んで工夫して、自分だけのスピーチを着実に完成させていきました。まさに『自律』の姿だと思います。

 発表会が始まると、会場には緊張感のある空気が立ち込めました。そんな中、本校生徒は落ち着いた姿勢で堂々と発表に臨みました。練習を積み重ねてきた努力がしっかりと表れ、はきはきと話し、自信に溢れた姿が壇上で輝いていました。会場に響いたスピーチは、聞く人の心に届く内容となり、まさにこれまでの努力の結晶といえる素晴らしい発表でした。

 その結果、冒頭でお伝えした通り、数多くの参加者の中で見事に第3位に入賞することができました。発表後に生徒に話を聞くと、「スピーチの前半は脚が震えました」と言っていましたが、そんなことを感じさせないすばらしいパフォーマンスを大きな舞台で発揮し成果を残せたことは、生徒本人にとって大きな自信となり、今後の学習意欲や学校生活にも必ずつながっていくことでしょう。英語力の向上だけでなく、人前で自分の考えをしっかりと伝える力、最後まで諦めずに努力を続ける姿勢など、多くの学びを得る機会となりました。

 今後は本校で行われるけやき祭で今回のスピーチを披露させていただく予定です!ぜひ本校代表生徒の雄姿をご覧ください!

 今回の経験を通して培った力を、これからの学習や様々な活動に生かし、さらに成長していってくれることを期待しています。

「Yes To Life . No To Drugs 」前向きに生きる大切さ

 2年生を対象に「薬物乱用防止教室」を実施しました。

 本校では、保健体育の授業に加えて、薬物に関する正しい知識を身につけ、自分の命や健康を守る力を育てる学習に取り組んでいます。今回は、本校の学校薬剤師でもある、石黒先生をお招きし、薬物の種類やその危険性、また、私たちの生活に潜む薬物の誘惑について、実例や資料を交えながら分かりやすくご講演いただきました。

 〇薬物と法律・刑罰
 薬物の使用や所持は、法律によって禁止されています。しかし、それが違法薬物だとは知らずに使用してしまう事例があるなど、見た目だけではわからない違法な薬物がいくつもあることを知りました。大麻を「誘われて」初めて使用する若者が多いという現実も紹介され、他人事ではないということを生徒たちは実感しました。

 

〇薬物の身体への影響
 シンナーによって損傷した脳の写真や、OD(オーバードーズ)による身体の異常など、薬物が健康に及ぼす深刻な影響について具体的に学びました。身近にある、コーヒーやエナジードリンクは「カフェイン」という成分が入っています。身近なカフェインでも、大人の1日の摂取上限は400ミリグラム、子どもはその5分の1~10分の1であることが紹介され、日常に潜むリスクについても考えさせられました。

〇あなたはこのりんごを受け取りますか?

 白雪姫の物語に、おばあさんに扮した魔女が白雪姫にりんごを勧めるシーンがあります。「知っている人からの誘い」の心理的なハードルの低さや、雰囲気や空気に流されて判断を誤ってしまう危険性について話がありました。
 「きっぱり断る勇気」を持つこと、そして「はっきり・きっぱり・断る」ための具体的な言葉や態度についても教えていただきました。

〇「Yes To Life . No To Drugs 」前向きに生きる大切さ
 「人生にYESと言おう。薬物にはNOと言おう。」というメッセージが込められています。自分の人生を肯定し、前向きに生きる気持ちを持つことが何よりも大切だと。生徒たちは今回の学びを通じて、薬物の危険性だけでなく、「なぜ使ってはいけないのか」「どう断るのか」そして「自分の人生を大切にするとはどういうことか」を考える貴重な機会となりました。

 

 今後も本校では、命を大切にする心と、社会の一員として正しい判断ができる力を育てる教育を大切にしてまいります。

世界に誇る、日本の伝統食文化

夏休みが明け、1週間が経ちましたが、身体は学校生活に馴染んできたでしょうか?

まだまだ暑い日が続いているので、体調にも十分に気を配らないといけないですね。

そのためにも、睡眠や食事、適度な運動が大切になってきますが、今回は、『食』についての内容です。

 

ところで、世の中で一番堅い食べ物は何か知っていますか?

 

 そうです!日本が誇る“鰹節”です!

鰹節は、世界一堅い食べ物として、ギネスにも選ばれているほどです。

 

おおぐろの森中学校では、江戸時代創業の老舗鰹節メーカーである「株式会社にんべん」さんのご協力のもと、大河内教諭による家庭科の授業で“かつおだし”について学びを深めました。

 

“にんべん”は、創業300年以上の老舗であり、取締役社長の髙津伊兵衛さんのお言葉の中に、“「伝統」と「創造」の融合の実現”という想いがあります。

 

これは、教員という職業にも繋がる部分があると思いました。

鰹節のように、昔ながらの本物の味を伝えていくことに加えて、次世代に向けて新しい食を生み出していくという想いに対して、予測困難な社会や多様な子どもたちと関わっていく中で、不易な部分と常に新しいものを取り入れ、子どもたちへの支援や質の高い学習ができるように試行錯誤をしていく点は、共通するのかもしれません。

 

ほとんどの生徒が鰹節を初めて削りました。

最初は、苦戦している様子でしたが、お互いに助言し合いながら、取り組んでいる姿が印象的でした。

 

削った後は、だしをひき、透き通ったシャンパンゴールド色のスープを頂きました。

生徒からは、美味しいという言葉が多く聞こえてきました。

私も試飲させていただいて、五味の中の『旨味』を強く感じることができました。この味を改めて感じた時、日本人で良かったと素直に思いました。

 

今回の家庭科の授業を通して、生徒が貴重な体験と、“だし”という日本文化の良さを少しでも感じることができていれば幸いです。「株式会社にんべん」さん、本当にありがとうございました。

全校委員会

本日は、全校委員会の活動の様子をご紹介します。

生徒会の今月の目標は『Safety first ~守ろう命 学ぼう交通ルール~』です。

この大きな目標を受けて、各委員会がどのような活動をしていくかが話し合われます。

 

まずは学習委員会です。

学習環境を整えるためにどうしたらよいか?

学年ごとに取り組むべき活動は何か?様々な案が出ているようです。

  

広報委員会です。

合唱コンクールに向けて、各学級の曲紹介ポスター作りについて話し合っています。

    

放送委員会です。

体育祭に向けた放送の企画内容について話しています。応援団長のメッセージが聞けるかも・・・?

これからの放送が楽しみですね♪

   

 給食委員会です。

前月の委員会の反省をまとめているところです。

  

 自律委員会です。

自分たちの登下校ってどうだろう?「学年の皆にアンケート取りたいね。」

「法律で決められたことを、学年の皆に再確認したいね。」

登下校のマナーに触れたあと、来週予定されている挨拶運動についても話し合っていました。

 

美化委員会です。

生活の中で改善が必要な部分の反省は?

きちんとできていてこれからも続けていこう!って何?・・・等について、学年ごとに発表しています。

  

ボランティア委員会です。

愛のひとしずく運動とペットボトルキャップ回収について話し合っています。

愛のひとしずく運動はまだ受け付けています!ご検討くださいね。

  

ちなみに、ボランティア委員会の掲示物は、校内中に貼られています。

思いやりのつぼみや花は、もう、おおぐろの森中でお馴染みの光景ですね!!

   

広報委員会です。

本に触れる機会を提供しよう!と、「Grow book tree」という掲示物を作りました。

各クラスに体育祭のカラーの葉が配布されます。本を読んだらその色の葉っぱに読んだ感想を記入し、葉が茂っていくしくみです。

体育祭に向けて学年でも色別でも団結!!していけるといいですね。

そして先程のボランティア委員会の掲示物のように華やかで温かいものに育っていくと嬉しいです。   

 

保健委員会です。

体育祭に向けて、熱中症予防のために、ポスター制作部隊、放送原稿作成部隊、動画作成部隊に分かれて取り組んでいます。

 

最後に学年委員会です。

1年生は、安心安全に生活するためにどのような活動があったら良いだろう?

2年生は、生徒会目標を受けてどのように活動すべきか?

3年生は、より良い生活を送るために、清掃活動の向上について、それぞれ話し合っています。

 

今回、合唱委員会の写真を撮影できませんでした・・・本当に申し訳ありません!!

次の機会にご紹介できればと思います。合唱コンクールに向けて活動が活発になりますね。

合唱委員のみなさん、頑張ってください!!

 

今日取材してみて、改めてこんなにも真剣に、活発に活動しているんだな、と我が校ながら感心してしまいました。

全校委員会は各クラスの代表者が集まって、学校がより良くなるように、そして豊かで充実した生活が送れるように、と活動してくれています。

生徒会や委員会のリーダーに協力できるように、そして各々が自律に向けて行動できるようにしていきたいですね。

行事の秋へ、生徒たちの準備がすすんでいます!

始業式から1週間が経ちました。開始早々の定期テストに集中していた生徒たちも、無事にテストを終え、少しほっとした表情で授業に臨む様子が見られるようになりました。

また、2学期は体育祭・けやき祭・合唱コンクールと、大きな催しが続きます。

今回は、体育祭に向けての話し合いを行う三年生の様子をのぞいてみました!

 

体育祭は10月2日(木)、けやき祭は11月14日(金)、合唱コンクールは11月15日(土)に開催される予定です。いずれの行事も、生徒一人ひとりが主役となり、日頃の努力や仲間との絆を発揮する大切な舞台です。学校生活の大きな節目として、生徒たちが心待ちにしています音楽

生徒たちは体育祭の準備と合唱練習を両立させるため、互いに声をかけ合いながら計画的に取り組んでいます。

日頃の練習の成果を十分に発揮し、一人ひとりが達成感を味わえるよう、これからも熱心に活動を続けていきます。当日の生徒たちの生き生きとした姿に、ぜひご期待ください。

 

第2回定期テスト2日目 

夏休み明けの1週間。学校では定期テストが行われています。本日はその2日目で、数学、英語、理科の3科目の試験でした。教室では、生徒たちが真剣な表情で問題に向き合い、鉛筆を走らせる音だけが響いていました。その姿からは、この日に向けて努力してきたこと、そして「今の自分の力を出し切ろう」という思いが伝わってきました。

テストが終わったあとの教室では、いろいろな声が聞こえてきました。
「やっと終わった〜!」
「難しかった〜」
「もっとできたかもしれない」
「今回は自信がある!」
「100点取れたかも!」
どの言葉も、生徒たちの本気の証です。自分なりに全力で取り組んだからこそ、素直な感想が出てくるのだと思います。

もちろん、テストには結果が伴います。点数や順位は目に見える形として返ってきます。しかし、「結果に一喜一憂するだけで終わらせないでほしい」と思います。大切なのは、過去の自分を少しでも超えていこうとする気持ちです。結果を「次につなげるもの」として受け止めることが、成長への第一歩になると思います。

 

「どこで学ぶかより、何を学ぶか。」
そんな考え方もあります。学びの場や環境以上に、自分がそこで何を学び取り、どう生かしていくかが大切です。今回のテスト勉強を通して積み重ねた知識や努力は、点数以上に価値のあるものです。

生徒たちの「もっとできたかもしれない」という悔しさも、「自信がある!」という手応えも、どちらも次への力に変えていけます。大事なのは、自分の最高を少しずつ更新していくこと。結果はその証であり、未来へのエネルギーになります。

来週からはまた通常の授業が始まります。このテストでの経験を生かして、さらに一歩ずつ成長していけるよう、私たちも全力で支援していきたいと考えています。

 

また、今週末から葛北新人体育大会が始まります。新チームで臨む最初の大会です。夏休みの暑い中、生徒たちは一生懸命練習に取り組んできました。苦しい場面もありましたが、仲間と声をかけ合いながら前向きに努力する姿は、とてもたくましく感じられました。

この夏の練習で特に印象的だったのは、生徒が自分たちで考え、行動する姿です。「こんな練習をしてみたい」「この部分を良くするにはどうすればいいか」といった声がたくさん聞かれました。顧問が決めたことをやるだけでなく、自分たちの課題を見つけ、改善しようとする姿勢は大きな成長だと思います。主体的に取り組むことで、練習の質も上がり、チームの雰囲気も一段と良くなってきました。

試合は勝ち負けがはっきりします。思うような結果が出る時もあれば、悔しい思いをすることもあると思います。でも大事なのは、ここまで積み重ねてきた練習を信じて、仲間と共に全力でプレーすることです。ミスを恐れず、最後まで諦めずに試合に臨むことが、自分たちの成長につながります。

私たち顧問も、生徒たちがベストパフォーマンスを出せるように、精一杯サポートしていきます。今回の大会は、新チームにとって初めの一歩です。この経験が、部活動だけでなく学校生活全体にも生かされることを願っています。

頑張れおおぐろの森中!

負けるなおおぐろの森中!