庄和地区公民館ブログ

庄和地区公民館

子育てサロン「癒しのわらべうたベビーマッサージ」

令和4年1月20日(木)、子育てサロン「癒しのわらべうたベビーマッサージ」を開催し、親子11組にご参加いただきました。

 

講師は、わらべうたベビーマッサージ講師の萩原幸子さんです。

前半は、歌を歌いながらベビーマッサージを行いました。

「ベビーマッサージは、お子さんと顔を合わせてコミュニケーションをとりながら行うことがポイントです」と講師からお話がありました。

アキレス腱の近くには「お子さんが眠くなるツボ」があるそうで、そこを押すと眠ってしまうお子さんもいました。

 

 

後半は、本の読み聞かせとミニコンサートを行いました。

ミニコンサートでは、講師がピアノで演奏する「きらきらぼし」「かえるのうた」などの曲に合わせて、それぞれ持ち寄った楽器で音を鳴らして楽しみました。

 参加された方からは「雰囲気も良く子どももリラックスして楽しめた」「大好きな音楽に合わせて子どもたちと触れ合えて楽しかったです」などの感想がありました。

 

次回は、3月17日(木)10時~12時「親子でいちご狩りへ出かけよう!」を行います。

詳細は、公民館だよりしょうわ2月号(2月1日発行)をご確認ください。

 

市民大学「自由課題発表」

 各班が自らテーマを決め、約半年にわたり調査・研究した成果を発表する講座です。1月14日、30数名のOBが見守る中で行われました。

 

■1班のテーマ:龍Q館と地下神殿の謎

 テーマの謎解きをしますと、タイトルに隠されたキーワードは首都圏外郭放水路で、愛称は「彩龍の川」です。龍Q館は首都圏外郭放水路の広報拠点で、巨大地下神殿はその施設の調圧水槽です。

 首都圏外郭放水路は春日部市等埼玉県東部地域の水害対策で大きな役割を果たしていますが、そのことはあまり認識されていない様です。

 最近は地球温暖化によりまして、日本は勿論のこと世界各国で気候変動による異常気象や大水害等が発生していまして、我々春日部市に住んでいる者にとりましても他人事ではなくなり今そこにある危機になりつつあります。

 そこで今回第1班は首都圏外郭放水路の概要や能力、水害対策上の効果、限界等を調べるとともに何故春日部市に水害が多いのか、春日部市の水害の歴史、令和元年10月台風19号の状況、水害対策を調べることにしました。さらに、龍Q館等の観光効果も調べました。


      桜川小学校校庭(雨水貯留施設として整備(段差1メートル))

 

  丁度今年度は日本人の真鍋淑郎さんが地球温暖化に直接関わる研究でノーベル物理学賞を受賞しました。日本も地球温暖化対策に本格的に取り組み始め、社会や生活が大きく変わろうとしていますので、治水の観点から気候変動の影響にも触れました。

 

■2班のテーマ:西宝珠花の歴史と伝説

 「ふるさと庄和の魅力とは」と考えたとき、江戸時代から明治にかけて、西宝珠花地区の繁栄がどのようにして、作られたのかを調査したら面白いのではないかと考え取り組む。

 春日部は川と水の街で、江戸川は自然河川ではなく、江戸時代初期に人力により開削された人工河川で、文禄3年(1593)から承応3年(1654)までの約60年にかけての大事業で、小島庄右衛門正重が関東代官、伊奈忠次、伊奈忠治のもと、利根川を東京湾から銚子へ動かし、洪水地帯を農耕地にした。この小島正成のおこした西宝珠花小流寺を訪問。

宝珠花にまつわる伝説

爪掻き不動:一人旅のお坊さんが、子供たちがおもちゃにしている石を譲ってもらう。

爪で梵字を彫りつけ、板碑を造る。このお坊さんは弘法大師だったとか。

朝日御前の松:800年以上前、京の都に朝日御前という美しい女性がおり、若い武士と恋に落ちたが、武士は壇ノ浦で戦死。女性は尼になり、日本全国のお寺をお参りをしたが、西宝珠花で亡くなる。朝日の持っていた杖が墓標として立てられたが、この杖が根づき、朝日御前の松と呼ばれた。阿弥陀様の像と掛け軸は宝蔵寺、今は合併して大王寺に宝物として保管され、みんなで訪問し説明を受ける。

火伏せの竜:200年以上前の天明年間、西宝珠花の米問屋の家の戸を叩く音がして、

戸を開けると旅のお坊さんが立っていて、家に上げ、夕飯も振る舞う。翌朝、お礼にお札に「竜」という字を書いて渡す。しばらくたって、庄助さんの村で火事が起き、逃げ出し、焼け跡に戻ると、庄助さんのお店だけ残り、お札が真っ黒に焼けて残っていた。

「火伏せの竜の札」といって、火事が起こると身代わりになって防いでくれるものだった。

この龍をとって、龍Q館ができた。

大凧の由来と大凧あげ祭り:江戸時代後期、小流寺に浄信という僧がやってて、床につき、看病してくれた人々に、繭が高く売れるか占う方法を教えると、息を引き取る。

教えてくれた占いは凧をあげるという方法で、凧が「舞い上がる」と「繭が上がる」をかけたもので、凧が高くあがるほど繭の値段も上がるということ。

 これらのことを調べ、自由研究の発表となった。

 

 

                 写真は大王寺にて

 

■3班のテーマ:宮内庁ご用達 まぼろしのゴボウ???

 昔、春日部に宮内庁ご用達の特産品がありました。みなさんはご存知でしょうか? 

 今回ご紹介しますのは、江戸から昭和初期迄、逸品・幻の味として高い評価を得ていた春日部産の梅田ゴボウです。古利根川と古隅田川に挟まれた水はけの良い、砂混じりの耕地がごぼうの栽培に適していたのです。 

 昭和20年以降、宅地化が進み、耕作地が減少、ごぼうを扱う農家も減少し、その姿は春日部から消えてしまいました。 

 しかしながら、その特産品は復活を遂げ、2009年“まぼろしの春日部太ゴボウ”として、県園芸協会会長賞を受賞するまでに至りました。 

 今回私たちはこの“まぼろしのゴボウ”の栄枯盛衰、復活に至った経過、現在の状況などを調べてみました。 

《梅田ゴボウの昔と今》 

 梅田ゴボウは太い品種のごぼうで、江戸時代には主に岩槻・幸手宿に出荷されていました。粕壁宿には安値の為あまり出荷されず、幸手宿に多く出荷され、そこから江戸川を経由して江戸の町に広められました。 

 昭和20年以降、食糧不足からコメの生産に変わり、その後近代化の波に押され、その姿を消してしまいましたが、これを復活させようと、NPOと地元の農家さんが立ち上がりました。種は、大浦太ごぼうという太い品種を使用しました。 

 今現在、「梅田ゴボウ」は、2種類の春日部ごぼうとして、それぞれの名で生産・販売されています。 

★「梅田うまみ牛蒡」:NPO法人まちづくり協議会・元気塾 で生産・販売 

 元気塾代表の清水さんのご自宅にお邪魔してお話を伺ってきました。 

 平成25年に元気塾で復活し、生産開始しました。 

 当時50kg程度だった生産量が、今では2000kgにまで伸びています。  

 また、地域の子供たちに梅田ゴボウを知ってもらいたいと、毎年、市内の小中学校に寄贈していま す。給食の献立として、きんぴらやかき揚げが出されました。  

★「春日部太ごぼう」:生産者 斎藤さん、他5名 

 JA春日部農産物直売所はくれんにお邪魔して、斎藤さんに話を伺ってきました。 

 斎藤さんは13年ほど前から、ご自分の畑で春日部太ごぼうを作っていますが、ごぼうは連作が出来ないので4年毎に元の畑に戻るよう工夫しているそうです。また市内の幼稚園・保育園の子供達にごぼうの収穫体験を行っています。 

 春日部産ごぼう、梅田ゴボウの物語いかがだったでしょうか? 

 宮内庁ご用達の春日部産ごぼうは実在していました。そして、いったん途絶えた生産も農家の方達のご努力で、現在も梅田地区で、かつての味を復活させようと取り組まれています。 

 生産者の方々の伝統、歴史を守り、夢とロマンを求める情熱に敬意を表します。 

 将来、春日部市の特産品として再びその名をとどろかせる事もあるかもしれません。 

  

 

■4班のテーマ:春日部の魅力発見-春日部の古い建物・美しい風景を訪ねて

 4班のテーマは「春日部の魅力発見」です。“春日部の古い建物” “美しい風景”を訪ねて発表致しました。

 活動テーマ決定までの経緯として、老人ホーム調査、麦わら帽子の歴史学が提案されましたが “古い建物” “美しい風景”に決まりました。

 順調に活動をスタートしましたが、全体ストーリーの中で、“古い建物”と“風景”をどの様に組み合わせるか?が意見が分かれ、なかなか結論が出ずに苦戦! 取りあえず2部構成にして活動致しました。

○古い建物の紹介

 建物も色々調べて、下記の2か所に絞り込みました。本殿の建物内部の関係者の方にご協力頂き案内して戴きました。

・立野天満宮本殿の建物の内部

・西金野井香取神社建物の内部

○風 景

 風景も 時間とともに刻々と変わって行く中で、撮影も日々自然との闘いで大変でした。

・春日部の早朝の風景

・四季折々の花々

 下の写真は、夕暮れの江戸川で生まれた一首です。

 春日部には、沢山の魅力があることを今回発見致しました。

 

 

公民館成果発表会「ステージ映像発表」の延期について

1/21(金)、22(土)、23(日)に正風館大ホールにて開催予定の、

公民館成果発表会「ステージ映像発表」は、諸事情により延期いたします

また、延期に伴い整理券の配布も中止いたします。

延期後の日程や整理券の再配布方法などは決まりましたら、「公民館ブログ」、「公民館だよりしょうわ2月号」、「安心安全情報メール「かすかべ」」にてお知らせいたします。

楽しみにされていた皆さまには急な変更となりましたことお詫び申し上げます。

公民館成果発表会「作品展示」を開催中です

公民館成果発表会の「作品展示」を正風館 1階ロビーにて、

10時~15時まで開催中です。

<期間>

1月9日(日)東日本大震災10年、ほっこり虹の会

1月10日(月)ファミリーキルト

1月11日(火)手織りサークル明日香

1月12日(水)秋津書道春日部東支苑

 

観覧無料です。ぜひ、ご観覧ください!

 

 

年末年始の休館日について

日頃より正風館をご利用いただきまして誠にありがとうございます。

正風館および庄和南公民館は下記の期間休館いたします。
 
年末年始の休館期間

正風館
 12月29日(水)~1月3日(月)

 ※12月28日(火)のご利用は午後5時まです。

庄和南公民館

 12月29日(水)~1月3日(月)

 ※12月28日(火)のご利用は午後5時まです。


本年も、皆様に大変お世話になり、厚く感謝申し上げます。
新しい年がより良い1年となりますように、皆様のご健勝とご多幸をご祈念申し上げます。

 

                     正風館・庄和南公民館職員一同

市民大学「人権講座」

12月13日(金)、人権についての学習をしました。世間的にも大きな問題ですが、中でも今回は一番身近な家族の中から人権について考えると題してグループ討議(ロールプレイの意見交換)をしました。山田家のある一日をテーマに、三人組となり妻、夫、観察者役を決めて、それぞれの役を演じます。演じ方は演者の自由です。

妻の「家事を手伝って」の言葉に、「疲れているし出来ない」との夫の返事。その続きを演じます。

妻の立場から感じた夫への思い、夫の立場から感じた妻への思い。

妻はどんな人か、夫はどんな人だと思うの感想を発表しました。

意見としては「昭和の人間としては、やはり家事一般は妻にまかせっきり」や「もっと早く夫と妻の分担を決めておくべき」がでました。

   

その後、人権啓発DVDの「家庭からふりかえる人権、話せてよかった」を視聴し、人それぞれが持っている価値観の違いを認めて、相手を大切に思うことは、「人権」の基本的な考え方である。「人権」は夫婦や親子の様に親しい関係においては相手を、そして自分自身を一人の人間として尊重する意識が希薄になりがちであることを学びました。

家庭の人間関係は、人間意識を育む基盤、そこから振り返ることで組織や社会における意識も見つめ返すことができるのではとの感想を持ちました。

日常の思い込みによって生じる問題を描き、相互理解のため、より一層のコミュニケーションをとることが大切だと思います。

今回のグループ討議での夫の「手伝う」という感覚はNG。あくまでも共同問題が大切だと感じました。

 

文章作成 市民大学20期学生

Showaキッズぴあを開催します

令和4年2月13日(日)13時~15時30分まで、正風館で「Showaキッズぴあ」を開催します。

「Showaキッズぴあ」は小学生、小学生とその保護者を対象にしたイベントで、参加自由、参加費無料です。(一部、材料費が必要なコーナーがあります)

楽しい催しがたくさんあります。

また、参加してくれたみんなにプレゼントを用意しています!

ぜひ正風館に遊びに来てください。

 

詳細はチラシをご覧ください。

Showaキッズぴあチラシ表面.pdf

Showaキッズぴあチラシ裏面.pdf

サークル体験月間を実施します

令和4年1月4日(火)~1月31日(月)まで正風館と庄和南公民館にて「サークル体験月間」を実施します。

新年から新しいことに挑戦してみませんか?

体験できるサークルの一覧は下記リンクよりご覧ください。

 参加サークル一覧.pdf

 ぜひ、この機会にご参加ください!!

 

申込:令和3年12月1日(水)~令和4年1月30日(日)までに

   各公民館へお問い合わせください。

 ※正風館は第1.3月曜日、庄和南公民館は第2.4月曜日が休館日です。

     また、令和3年12月29日~令和4年1月3日も年末年始のため休館になります。

 

健康講座「コロナに負けない健康づくり」を開催しました。

 令和3年11月17日(水) 健康講座「コロナに負けない健康づくり」を開催し、19名の方にご参加いただきました。

 講師は、埼玉県立大学理学療法学科准教授 久保田章仁先生にお願いし、講義と体を動かすことを行いました。

 

 はじめに講義(健康寿命と平均寿命の違い、正しい立ち方など)を行いました。              

 

 

 椅子に座ったまま、前にかがんでいます。(正しい椅子の座り方を学びます。)

        

 

  正しい起き上がり動作を学ぶため、横になってリラックスした状態から、この後、起き上がります。

 

 

 椅子につかまって、足のストレッチをしています。

  

 

  4人1組でお互いの体のバランスをチェックします。

  頭のてっぺんから足元までまっすぐ立っているか、前後のずれがないかを見ています。

  

 

 受講された方の参加理由として、コロナの影響もあり、「サークル活動をやめてしまったので新しい目的を見つける」「外に出なくなり、閉じこもりがち」「運動不足」「暮らし方が大きく変わり、人と関わらないようにすることに違和感を感じ、心の健康を保つための努力が必要」などがありました。

 参加された方からは、「これからもやって欲しい」「介護に関係ある」「これからの生活に役立ちそう」などという声をいただきました。

 ご参加いただきました皆様、お疲れさまでした。

 併せて、講師をつとめていただきました久保田先生、ありがとうございました。

子育てサロン「ちょっぴり早いクリスマス」を開催しました

令和3年11月18日(木)、子育てサロン「ちょっぴり早いクリスマス」を開催し、15組の親子にご参加いただきました。

 

はじめに、庄和図書館職員による読み聞かせと手遊びを行いました。

 

クリスマスを題材とした絵本などを中心とした読み聞かせでは、みんなで隠れている動物を探したり、掛け声をかけたり、子どもたちは興味津々の様子でした。

 

続いて、栗岡さん、西村さんによる「わくわくリトミック」を行いました。

 

広い会場を使って、のびのびと体を動かし、家ではなかなか出来ない体験が出来たようでした。

また、「きよしこの夜」をハンドベルで演奏し、ちょっぴり早いクリスマス気分を味わいました。

 

 

最後に、サンタさんが登場し、参加した子どもたちにプレゼントを配りました。

 

参加者からは、「大型絵本や楽器に触れることが出来て楽しかったです」「X’masの雰囲気が味わえて、リトミックやお歌、ベル等盛り沢山でした。赤ちゃんでも楽しめました」などの感想がありました。

 

次回の子育てサロンは、令和4年1月20日(木)10時~11時30分に「癒しのわらべうたベビーマッサージ」を行います。

申込方法などの詳細は、公民館だよりしょうわ12月号をご確認ください。