幸松地区公民館ブログ

幸松地区公民館

20年以上の時をこえて

 幸松地区公民館の体育室と幸松第二公民館の玄関ホールには、貼り絵で作った一畳ほどのサイズの作品が飾ってあります。

 先日、その作品を探しに制作者のうちのお一人である男性が公民館にいらっしゃいました(ᐢᗢᐢ今度行われる同窓会で、作品の写真を参加者に見せるために探していらっしゃったのだとか。
 


 お話を伺ったところ、その作品を作ったのは中学1年生の時で、かれこれ25、6年前のことだそう。実際に見ていただけばわかりますが、その出来栄えの丁寧さは素晴らしく、色がすこしあせてしまっていますが、貼った紙がはがれたりせずにきれいな状態のままになっています。作成されてから、20年以上経過していたということに驚きました。

 また、それぞれの作品を班ごとに制作したそうなのですが、その男性のお話によると、「日本橋」を描いた作品を作るのは大変だったそうで、他の班が完成していく中、なかなか出来上がらず他の班の人に手伝ってもらったりしながら、やっと出来上がった作品なのだとか。

 作成したメンバーの中には今でもたまにその時の夢を見るという方までいるとのことで、その他にも作品の製作やその後のエピソードがまだまだありそうでした。

 お話を伺ったあとに改めて作品をみてみると、今までと一味違って見えてくるような気がしました。

 

 ぜひ、幸松地区公民館の体育室や幸松第二公民館にいらしたら、皆さんもご覧になってみてください。
 最後に作品と一緒にお写真を撮らせていただきました。ご協力ありがとうございます。
                          

「日本橋」のイラストと男性

 普段何気なく見たり使ったりしている場所や物であっても、実は誰かにとっては大切なエピソードが詰まった思い出の場所や物であったりすることがありそうです。
 幸松地区公民館もできてから27年。利用者のみなさんの思い出が詰まった公民館をこれからも大切に使っていただけるとうれしいです

※ご紹介した作品は幸松第二公民館にも3点あります。紹介記事はこちら