テストを終えて、何を得るのか
今日は1・2年生のテスト返却可能日です!
すべての教科が返却されるわけではないかもしれませんが、今回の結果はいかがでしたか?
✅ 目標を達成できた人
✅ 思った以上に良い結果が出た人
✅ もう少し頑張れたかもしれないと感じた人
✅ 準備が足りなかったと反省している人
どの結果であっても、大切なのは「振り返り、次につなげること」です。
一度は聞いたことがあると思いますが、「過程論」と「結果論」という考え方があります。
努力や工夫といった「過程」が大事なのか、それともテストの点数という「結果」がすべてなのか、考え方は人それぞれです。
確かに、テストの点数は目に見える成果であり、重要な指標の一つです。
しかし、その点数を生み出しているのは 日々の積み重ね です。
たとえ望んだ点数が取れなかったとしても、それまでの過程が無駄になることはありません。大切なのは、
「なぜこの結果になったのか?」
「次はどうすればもっと良い結果を出せるか?」
と考え、改善していくことです。
勉強は、「やらないと怒られるから」「やらなければいけないことだから」 ではなく、
「知ることが楽しいから」「学んだことが将来の役に立つから」 のような積極的な理由で取り組んでほしいと思います。
ここで大切なのは、学んだ内容が直接的に役に立つかどうかではないということです。
例えば、数学の公式や歴史の出来事そのものが将来の仕事に直結しないこともあるかもしれません。
しかし、「考えながら試行錯誤すること」「古人や偉人の考え方や行動力を知ること」「壁にぶつかったときに乗り越える経験」 これらの経験は、間違いなく将来の自分を助ける力になります。
ソクラテスという哲学者のとても有名な言葉があります。
【無知の知(不知の自覚)】
この言葉は、自分には知識がまだまだないことを知ることでより深く学び、成長することができるという意味です。
今回のテストでわからなかったこと、うまくいかなかったこと、自分の現状を理解して次のステップに進んでほしいと思います!