学校の様子

　５年生の図工では、版画を制作しています。今回は黒画用紙を使って、多色刷りに挑戦しています。「黒い画用紙には、この色がきれいに見えると思って。」「ここのグラデージョンの色、こだわってます。」「この部分をもう少し、○○のイメージにしたいけど･･･。いい方法ありますか？」子どもたちには、こんな風に仕上げたいというイメージがあって、制作活動に夢中になっていることが伝わってきます。着色が進むごとに、作品の世界が鮮やかに、豊かになっていきます。

　３年生が説明文教材「すがたをかえる大豆」を学習していました。教材文を読み、大豆について初めて知ったことがたくさんあったようです。一番驚いたことがノートに書き出されていました。「みそってできるまでにこんなに時間がかかるとは知らなかった。」「納豆の作り方が面白い！」「大豆からお醤油ができるなんて、初めて知ったよ。びっくり。」など、それぞれの感想がまとめられていました。不思議！という気持ちが強く、これからの学習への興味も高まっていました。

　今朝はかなり冷え込みましたが、朝運動の時間になると、ちょうどよい日差しがさしてきました。今日は１・２年生の朝運動でした。しっかりと準備体操をした後、自分のペース配分を考えながら走る様子が見られました。

先週に続き、今週も火曜６時間目は、４～６年生のクラブ活動の日でした。気候もちょうどよく、活動がしやすい時季です。クラブの内容をよく見ると、毎回、活動の内容が異なり、様々な体験をしていくタイプのクラブと、基本的に同じ内容を繰り返し、レベルアップを図るクラブとに分けられます。その中でも、ダンスクラブは、技を高めていく内容です。見に行く度に、上手になっていくのがわかります。

工作や裁縫、プログラミングなら、自分が作った作品を展示したり、また、ダンスであれば、せっかく磨いた技を、どこかで披露する場があっても励みになるのではないかと、ふと感じました。

　今日は、多目的ホールからきれいな歌声や、リコーダーや鍵盤ハーモニカの音色が聞こえてきました。珍しいことに、音楽室の使用が２学級で重なってしまい、５年生が急遽多目的ホールで授業を行っていたからです。校内に明るくすんだ歌声や音色が響くのは、素敵なことです。「職員室や校長室までよく聞こえているよ！」と声をかけると、ますますきれいな音色になっていきました。