カテゴリ:学校行事

　本日、三島警察署と三島市地域協働安全課に御協力いただき、不審者対応訓練を実施しました。今日の訓練では、４年生の教室に不審者が入るという想定でした。該当学級の子どもたちは、異変を感じて素早く逃げながら、不審者の情報を職員室に知らせることができました。そして、連絡を受けた職員たちは、警察へ通報したり、校内放送で全校に緊急事態を知らせたり、放送を聞いて急行班の職員たちが現場に駆けつけたりと、それぞれの役割を実行し、その様子を警察の方々に見守っていただきました。職員の不審者への対応の仕方について、注意するべきポイントを具体的に御指導いただき、非常に有意義な訓練となりました。今後も、色々な想定をしながら、防犯訓練を続けていきたいと思います。

　全ての種目が終わり、閉会式を迎えました。結果発表では、子どもたちは得点板をじっと見つめながら、アナウンスの声に聴き入っていました。一瞬の静寂の後、赤組からは突き上げるような大歓声、白組からは、「ああ～」という大きなため息のような悲鳴のような声がもれました。そして、下を向く高学年の児童の目からは大粒の涙がほろりと砂に落ちました。子どもたちの心が大きく揺れ動いた瞬間でした。結果はさておき、こんなにも子どもたちが夢中になって運動会を楽しんだこと、全力を出し切ったことがとても嬉しく、「さとの子」を心から誇らしく思いました。

　本日応援に駆けつけてくださった保護者の皆様、地域の皆様、子どもたちへの温かな声援、惜しみない拍手をありがとうございました。皆様に支えられ、今年も素晴らしい運動会が開催できたことに深く感謝いたします。これからも、頑張り屋の「さとの子」をよろしくお願いいたします。

　最終種目は、最高学年の６年生の学級対抗リレーです。入場前には、両クラスとも円陣を組み、士気を高める姿が見られました。レースは、お互いに最高の走りをぶつけ合う白熱の展開でした。６年生の疾走感ある力強い走りは、下級生たちに「すごいな！」「やっぱり６年生は違う！」という憧れの気持ちを抱かせていました。仲間を信じ、全力を出し切る６年生は、本当にかっこよく、輝いていました。

　色別対抗の得点種目も残り２種目。赤組と白組が競り合う展開に、全校の熱い応援が５年生のリレーに送られます。一人一人が全力を出し切って走り、次の仲間へ思いを込めてバトンパスをつないでいく姿は感動的でした。抜いたり抜かれたりと順位が激しく変わるレース展開に運動場は応援の声で溢れ、熱気に包まれました。見応えのあるレースでした。

　走ることが大好きな４年生。運動会までの毎日、朝や休み時間に積極的に外へ出て、走り込んだりバトンパスの練習をしたりと、誰もが感心する練習量でした。今日の本番では、その成果がしっかりと発揮され、スピード感溢れる白熱したレース展開に目が離せなくなりました。４チームで競ったタイムレースの結果は、何と集計してみると、１組と２組が同じタイムに。素晴らしいレースとなりました。

　毎年、３年生の団競「台風の目」はみんなが、楽しみにしている種目です。４人一組で、息を合わせ力バランスを加減しながら、上手にコーンを回っていく姿に、練習の成果が発揮されていました。応援する子どもたちからも絶え間なく「赤ガンバレ！」「白ガンバレ！」の大きな声援が送られ、今年も大いに盛り上がりました。

　２年生の団競種目は、学級対抗リレーです。昨年から比べると、走る姿もかっこよく、スピード感がぐんと増していることがわかりました。どの子も力走を見せ、バトンを次々渡していく中で、順位も入れ替わり、最後まで目が離せない展開となりました。２年生の頑張りに大きな拍手が送られました。

　今年は運動会の実施が昨年より１週間早まっています。入学して２ヶ月が経過した１年生は、運動会の練習を通して、学校生活に慣れ、友達・仲間づくりをしてきました。今日の本番の玉入れでは、リズミカルでかわいいチェッコリダンスが観客みんなの笑顔を引き出していましたダンスの合間に一生懸命に籠に向かって玉を投げ入れる姿もまた、かわいらしさに溢れていました。

　毎年、多くの人が楽しみにしているのが、この５６年生の団演です。高学年ならではの複雑な隊形移動、仲間とのチームワークが求められる組み体操、下級生が憧れるかっこいいソーラン節の踊り。５６年生の真剣な演技に、観客は引き込まれ、終了後には子どもたちに惜しみない大きな拍手が送られました。

　１２年生の団体演技は「三島サンバ」です。本校の子どもたちは、１２年生でこの三島サンバをここ数年踊っているので、上級生たちもかわいい低学年の団体演技をにこにこしながら見守っていました。子どもたちは、本番の衣装を着て、大勢の人の前で踊るのはとても気持ちがよかったようです。練習よりも大きな動きで、楽しそうに踊っていました。