日誌

2024年6月の記事一覧

6月7日(金)ナツツバキの花が咲き始めました!

 校長室の前の「ナツツバキ」の花がきれいに咲き始めました。

 日本に自生している「ナツツバキ」は朝に開花し夕方には落下する儚い白い花です。インド北部に生えるフタバガキ科のサラソウジュ(別名:シャラノキ)に似ているとされて、江戸時代中期に仏教の聖樹である沙羅双樹を「ナツツバキ」にあてるようになりました。仏教の無常観を表す尊い花として、各地のお寺に沙羅双樹の代用として植えられています。葉の形が沙羅双樹と似ていることも代用される理由です。

 「沙羅双樹(さらそうじゅ)の花の色」は、平家一門の栄華と衰退を描いた平家物語の書き出しの文章「祇園精舎(ぎおんそうじゃ)の鐘の声、諸行無常(しょぎょうむじょう)の響きあり」に続く「沙羅双樹の花の色、盛者必衰(じょうしゃひっすい)の理(ことわり)をあらわす」の中に謳われています。

  

  

6月5日(水)サツキが見頃です!

 今日は、二十四節気の「芒種」です。芒種とは、米や麦など穂の出る穀物の種をまく時期という意味で、とくに米を指しています。日本では水田に直接種をまかず、苗代で育ててから田植えをする方法を受け継いできました。米は寒冷に弱い性質をもっていたため、この時期に種をまいていました。品種改良の進んだ現在は、もっと早く行われています。

 芒種の「芒」は、稲穂や麦穂などイネ科の植物の穂先にある細い毛のような部分を指します。「芒」は訓読みで「のぎ」と読み、漢字の禾(のぎ)偏と同じ意味です。 

 校門を入ってきたところの「サツキ」が見頃を迎えています。先月の「ツツジ」もきれいでしたが、季節は確実に夏へと向かっていますね。

  

6月4日(火)新体力テスト

 3,4校時、新体力テストが行われました。

 今日実施した種目は、ハンドボール投げ、長座体前屈、握力、立ち幅跳び、反復横跳び、上体起こしの6種目です。

 クラスごとに、きびきびと行い、時間内に終了することができました。説明を聞く態度も立派でした。記録に一喜一憂しながら、できるだけ高得点を目指し頑張って取り組んでいました。