視聴覚センターブログ
市民映像セミナー ビデオ編集入門講座
9月17日(金)、視聴覚センターのメディア研修室において、「市民映像セミナー ビデオ編集入門講座」を開催しました。
普段、ビデオカメラやスマートフォンで撮りためている動画を、ビデオ編集ソフトを使って編集を行い、見映えがするビデオ作品に仕上げることを目標に講座を進めていきました。また、本講座の実施にあたり、視聴覚センターのビデオ編集の各講座でも大変お世話になっているビデオ特派員の皆様に協力をいただきました。
講座の前半は、より優れたビデオ作品に仕上げるための知識として、カメラ操作やカメラワークなどのビデオ撮影の基礎や、カット編集やエフェクト機能、タイトル・BGMの編集などのビデオ編集の基礎を学びました。
そして後半は、学んだ知識を活かしながら、パソコンを使った演習を行いました。今回は、はじめての方でも容易に動画編集が行えるサイバーリンク社の「PowerDirector」というビデオ編集ソフトを使用しました。
受講者の中にはビデオ編集が初めての方もいましたが、時間の経過とともに、立派なビデオ作品に仕上がっていきました。下の写真は、受講者の作品の上映会の様子です。エフェクトやテロップを効果的に取り入れた完成度の高い作品ばかりで驚かされました。
講座の最後に制作した作品をDVDにしてお持ち帰りいただきました。
今回本講座に参加された皆様、今後もビデオ作品づくりを楽しんでいただけると幸いです。
最後に、ビデオ特派員の皆様、ご協力ありがとうございました。
親子で体験 プログラミング入門講座
9月4日(土)、春日部市視聴覚センターのメディア研修室にて、小学校3年生から6年生を対象にした『親子で体験 プログラミング入門講座』を開催しました。
市民講師の吉田理子さんをお招きし、親子で一緒に楽しく学べるプログラミング講座を実施していただきました。
まずは、アンプラグド型のプログラミングを体験しました。
「フルスケと名付けられたマスコットを所定の場所まで運ぶ」という動作をロボットに行わせるにはどのような命令を与えれば良いか考えていきました。お父さんお母さんをロボットに見立て、お子さんがミッションをクリアするための命令を考えていくのですが、ロボットはなかなか思い通りに動いてくれません。何度も動作を確認していくうちに、「腕を45度上げる」、「つかむ」、「体を90度回転させる」などの動作を細かく指示し、また、その指示の順番に気を付けながら与えていく必要があることに気がついていきました。
プログラミングの考え方がわかったところで、「Scratch2.0」というソフトを使ったプログラミングを行いました。「キャラクターに面白い動作をさせよう!」というテーマをもとに作品をつくっていきました。プログラミングがはじめてというお子さまも、親子で話し合いながら、一つ一つの命令を順序よくつなぎ合わせて素敵な作品をつくることができました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。今回講座のなかで扱った「Scratch」は、ご家庭のPCでも無料でご利用いただけます。ぜひ、今後も触れていただき、プログラミングについての興味を深めていただければ幸いです。
16ミリ映写機簡易技術講習会
8月28日(土)、視聴覚センターの視聴覚研修室にて『16ミリ映写機簡易技術講習会』を開催しました。
映写機は、映画やビデオ映像をスクリーンなどに投影するために用いられる装置ですが、映写機本体やフィルムは高価であり、また扱いが難しいと言われています。そのため、誤った使い方をすると、上映中にフィルムを切ってしまう、フィルムに傷をつけてしまう、また、映写機を壊してしまうといったトラブルが起こりえます。
こうしたトラブルが起きないように、きちんとした知識や操作技術を身に付けていただくための講習会です。
講習会では、まず、実機を見ながら各部の名称や場所の確認をしていきました。次に、映写機やスクリーン、スピーカーを設置後、映写機を操作して、映写を行う前に必ず行う作業である空転試験を行いました。問題なく動作することを確認できたら、フィルムを装着して映写を行い、映写終了後の巻き返しや片付け方等の確認を行いました。
閉講式では、本講習会を受講され、映写機を取り扱う際に必要な知識と技能を習得された方に修了証が交付されました。おめでとうございます。
修了証が発行された方は、春日部市視聴覚センター所管の16ミリ映写機及び周辺機器、所蔵の16ミリフィルムを利用することができます。ぜひ、皆さんの所属するサークルや職場等で、映画会等を開催していただき、成果を発揮していただきたいと思います。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
教職員対象 Chromebook入門講座④
8月27日(金)の9時より、視聴覚センター内メディア研修室において「教職員対象 Chromebook入門」研修会が実施されました。早いもので今回で4回目となりました。
本日の研修会では、基礎的なところを中心としながら、授業で使う課題やテストの作成方法、授業支援アプリである「Google Classroom」を利用した課題の配布や回収の方法などを学んでいただきました。
夏休みを終え、いよいよ2学期を迎えます。春日部市では9月10日(金)まで分散登校を予定しており、それに伴いオンラインでの授業を配信する動きも見られます。本日の研修では、授業配信で使用する「Google Meet」についても、学んでいただくことができました。
2学期からの指導に、今回の研修が役立ってもらえれば幸いです。
2学期以降の教職員研修では、Chromebookの活用研修会を開催予定です。Chromebookを授業で効果的に活用するにはどうしたらよいのか等、研修していきたいと考えています。先生方のご参加、お待ちしております。
走らせよう!プログラミングミニカー講座
8月21日(土)、春日部市視聴覚センター内のメディア研修室を使用して、小学校4年生~6年生を対象とした「走らせよう!プログラミングミニカー講座」を2部制で開催いたしました。
先日行われた、小学校1年生~3年生を対象とした講座内容の難易度を高め、命令が記されたブロックの組み合わせで記述するビジュアルプログラムを扱い、ミニカーを思い通りに動かす課題に挑戦してもらいました。
与えられた課題をクリアするために、「真っすぐ進む」「右に曲がる」「左に曲がる」等の命令を順につなぎ合わせ、プログラムを作っていきました。思い通りに動かすことができて声を出して喜ぶ姿や、うまくいかずにトライ&エラーを何度も繰り返す姿が見られました。
難しいと感じた子供たちが多かったようですが、自分がつくったプログラムによって、ミニカーが意図する動きをしてくれることを体験し、プログラミングの楽しさも味わっていただけたのではないかと感じています。
来年度も、プログラミングに関する講座を小学生でも楽しく学べるように工夫した形で開催する予定です。興味がある方はぜひ参加してみてください。