学校給食ブログ

11月8日(水)給食センターの献立

・ごはん

・牛乳

・厚焼き玉子

・すき焼風煮

・青菜のお浸し(刻みのり)

 

 給食ではすき焼風煮に豚肉を使っていますが、本来は牛肉を使った濃厚な味付けの鍋物です。

 日本独特の肉料理で、牛すき、牛鍋ともいわれます。

 仏教が伝来してのち、日本では獣肉を食べることが禁じられていましたが、一部では肉食が行われており、野外では鍋の代わりに田畑を耕す「すき」を使ってカモシカなどの肉を焼いて食べていたことが、すき焼の語源だそうです。

 明治維新後、牛肉を食べることが一般に広まり、一つの鍋に肉と野菜を加えて煮ながら食べる形のすき焼きが流行し、大正時代になると家庭料理として広く普及していったそうです。

 給食では、すき焼風煮をご飯と一緒にすき焼丼のようにして食べてもらっても、おいしく食べられます。

 

和食文化を伝えよう

11月7日(火)給食センターの献立【児童が考えた献立】

 

・けんちんうどん

・牛乳

・さつまいもの天ぷら

・彩の国サラダ(野菜いっぱいドレッシング)

・ぶどうゼリー

 

 今日の給食は、昨年度卒業していった桜川小学校の6年生が、3学期の家庭科で班ごとにテーマを決めて作った献立の中の最優秀献立です。

 日ごろお世話になっている人たちに感謝の気持ちを伝える単元で、給食のメニューを考えたいと6年生自身から提案がありました。給食なので、給食費を意識して高価な食材は使わないこと、衛生面から食材は全部加熱すること、センターなのであまり手の込んだ料理は作れないこと等を伝えて献立を作ってもらいました。

 この班のテーマは「埼玉県でとれるものを使った献立」です。埼玉県でよく取れる食材を使えている点、食品数が多く季節感を意識している点を評価しました。

 

みんなで楽しく食べよう

11月6日(月)給食センターの献立

 

・ごはん

・牛乳

・あじのさんが焼き

・みそ汁

・ごまみそあえ

 

日本の各地には、その土地の産物、気候、風土、慣習などから育まれた郷土料理がいろいろあります。今月の19日には埼玉県の郷土料理を紹介する予定ですが、今日のあじのさんが焼きは千葉県の海岸地方の郷土料理です。もともとは漁師さんたちが新鮮なあじのたたきにみそやねぎ、しょうがを加え、貝殻に詰めて焼いたものだそうです。給食では貝殻に詰めてはいませんが、お魚のハンバーグのようだと言って児童生徒にも食べやすい魚料理となっています。

 

和食文化を伝えよう

11月2日(木)給食センターの献立

 

・大根飯

・牛乳

・カマンベールチーズ入りコロッケ(ソース)

・里芋の味噌汁

・野菜の土佐あえ

 

大根飯は、児童生徒に人気がある料理の一つです。

毎年冬の大根がおいしい季節に出していますが、葉も使うので霜が降りてしまう前でないとなりません。

今回は「彩の国ふるさと学校給食月間」に合わせて11月の初めに予定しました。

葉も使用したい旨を伝え、給食センターの近くで野菜を作ってくださっている椚集落営農組合のみなさんにお願いしました。快く引き受けてくださいましたが、この夏の暑さで苗がうまく育たず、今日の給食に合わせて種をまきなおして作ってくださいました。

おかげさまで新鮮で立派な大根を使うことができました。子どもたちがたくさん食べてくれるとうれしいです。

 

産地を応援しよう

11月1日(水)給食センターの献立

・ごはん

・牛乳

・とり肉のねぎみそがけ

・赤米と野菜の汁物

・ブロッコリーのしょうゆあえ

 

11月は埼玉県の「彩の国ふるさと学校給食月間」です。

収穫の秋であるこの時期、給食を通して地元の食材や郷土料理について考え、ふるさとへの愛情を深める月です。

地元でとれる食べ物を「地場産物」と言います。学校給食で地場産物をたくさん使うように、第3週が「地場産強化ウイーク」として定められています。

11月の給食にも埼玉県の郷土料理や埼玉県産、春日部市産の食材を取り入れていきます。

春日部市赤沼では、赤米と言ってぬかの赤いお米が作られています。今日は赤米を汁物にしています。

また汁物に入っている小松菜は埼玉県産です。

産地を応援しよう

 

10月31日(火)給食センターの献立

・キャロットライス

・牛乳

・かぼちゃグラタン

・ファイバースープ

・グリーンサラダ(たまねぎドレッシング)

 

ファイバースープは食物繊維が多く含まれる食材(白菜や大麦、ごぼう等)を使ったスープです。

食物繊維は、野菜や穀物、きのこなどに多く含まれていて、おなかの調子を整えたり、生活習慣病を予防したりする働きがあります。

日本人は食物繊維の摂取量が昔に比べて少なくなっているので、積極的に野菜や穀物、きのこなどを食べましょう。

10月30日(月)給食センターの献立

・ごはん

・牛乳

・さんまのごま焼き

・豚汁

・磯香あえ(刻みのり)

 

【さんま】

さんまは、秋の味覚を代表する魚です。

体は細長く、背は青色、腹は銀白色で刀のような形をしていることから「秋刀魚」と書きます。

さんまに含まれているDHA(ドコサヘキサエン酸)は脳細胞の働きを活発にし、脳の回転をよくする働きがあります。

 

10月27日(金)給食センターの献立【図書館リストランテ】

 

・バターロール

・牛乳

・トマトオムレツ

・思い出のブラウンシチュー

・ブロッコリーと野菜のサラダ(ノンオイルフレンチドレッシング)

 

 今日の給食は中学校の図書館リストランテです。

図書館リストランテは読書週間(10月27日~11月9日)に本に登場する料理を給食で提供する企画です。

「思い出のブラウンシチュー」は、中学生向けの本『思い出のマーニー』に出てくる料理をイメージしました。

11月9日は小学校向けの本『きつねのホイティ』に登場する料理をイメージした「スリランカ風カレー」と「白身魚のスイートチリソース」を提供します。おたのしみに。

 

 

10月26日(木)給食センターの献立

・ごはん

・牛乳

・あじの塩焼き

・秋野菜のみそそぼろ煮

・キャベツとわかめのおかかあえ

 

秋野菜のみそそぼろ煮は、里芋やごぼう、れんこん、しめじなど

秋から冬にかけておいしくなる旬の野菜を使った料理です。

レシピをクックパッドにも掲載しています。

ご家庭でもぜひ作ってみてください。