学校給食ブログ
3月11日(月)給食センターの献立
・ごはん
・牛乳
・フヨウハイ
・八宝菜
・くきわかめの中華あえ
八宝菜は、よく知られている中華料理の一つです。豚肉とえびやいか、たけのこやにんじんなど様々な食材を取り合わせて、炒め調味し、水溶き片栗粉でとろみをつけた料理です。
八宝菜も料理にまつわるお話があるので紹介します。中国は清の時代、清朝末期の西太后の宮廷でのお話です。料理人たちがとてもおいしい料理をひそかに食べているといううわさが広まりました。これを耳にした西太后が早速作らせて賞味したところ、それはそれはたいそうおいしい料理でした。そこで料理名を尋ねましたが、料理人たちは答えられませんでした。公式料理を作った後の余った食材で料理した「まかないごはん」だったので、名前などなかったのです。そのことを西太后にお伝えしたところ、数々の宝を集め作ったようにおいしくて、珍しい料理だったので「八宝菜」と呼ぶように命名されました。以後名物料理になったそうです。
給食では今回、成長期に必要なカルシウムや鉄を摂取するために小さい生揚げを入れました。しっかり食べてくれるとうれしいです。
3月8日(金)給食センターの献立
・フラワーロール
・牛乳
・チーズはんぺんフライ(ソース)
・コーンポタージュスープ
・温野菜サラダ(柑橘ドレッシング)
チーズはんぺんフライも好きな人の多い料理だと思います。
今日は「はんぺん」にまつわるお話を紹介をします。昔、駿河の国(今の静岡県)に「半平」という魚屋さんがいたそうです。ある日サメがたくさん売れ残ったので、皮をはぎ、すり身にして、うどん粉と山芋をすったものとこね合わせ、半円形にして蒸してみたところ、大変評判となりました。半平が発明したことから「はんぺい」と呼ばれ、これが転じて「はんぺん」と呼ばれるようになったそうです。
しょうが醤油でそのまま食べたり、煮物やおでんの具に使われたりしています。
3月7日(木)給食センターの献立
・ごはん
・牛乳
・赤魚の甘酒焼き
・のっぺい汁
・れんこんのみそ炒め
れんこんのみそ炒めに入っている「ひじき」は、煮物やあえ物など給食によく出てくる食材です。
ひじきは色が黒くぼそぼそした食感をしていて、味もあまり特徴がありません。しかし、ひじきには骨や歯を作るカルシウムや血液をつくる成分の鉄が含まれています。
冬から春にかけて繁茂し、50~100cmに成長します。北海道南部から九州までの外海に面した岩礁地帯に分布しています。干しひじきを利用することが多いですが、戻すと重量で7~10倍になります。
3月6日(水)給食センターの献立
・麦ごはん
・牛乳
・ポークカレー
・ツナサラダ(青じそドレッシング)
カレーは児童生徒に人気のあるメニューなので、毎月バリエーションを変えて提供ています。大量に煮込む料理なので大量調理に向いているメニューでもあります。今年度最後のカレーも中学校3年生がいる間に・・・という先生方の要望もあり、卒業式前に入れました。カレーにすると苦手な食材を食べられるきっかけにもなるため、様々なバリエーションで実施していますが、最後はオーソドックスなポークカレーです。
給食には苦手な食品や味付けの料理も出ていたと思います。苦手なこと、初めてのことに挑戦する気持ちを、様々な食品や料理に出会う給食を通して育んでもらえていたらとうれしいです。
3月5日(火)給食センターの献立【桜川小学校給食委員会献立】
・ジャージャー麺
・牛乳
・蒸しシュウマイ
・中華サラダ
今日の献立は桜川小学校の給食委員会のみなさんが考えてくれた献立です。もともとはコロナで通常の委員会活動ができなかった時に、委員会でみんなが食べたくなるバランスの良いメニューを考えようということで始まりました。春日部市のオリジナルメニューコンテストに出したこともあります。
みんなに食べてもらえるように、好きなものだけ組み合わせても栄養や味のバランスが整いません。給食センターで作るので、食中毒を防ぐため食材は必ず加熱すること。複雑な工程にせず時間内に作れること。給食費の範囲内にすること。みんながおいしく食べられるものという児童には厳しい4つの条件付きですが、毎年児童からの要望で続いています。楽しく、バランスの良いメニューを考える力がつけばいいなと思います。
3月4日(月)給食センターの献立
・ごはん
・牛乳
・とり肉の香味だれかけ
・肉団子スープ
・ハムサラダ(玉ねぎドレッシング)
とり肉のソテーは、主菜として給食にもよく登場します。今日は香味だれでいただきます。香味だれは、ニンニクしょうが、長ねぎといった香味野菜を炒めてしょうゆやごま油等で味を調えたものです。
3月1日(金)給食センターの献立【ひな祭り献立】
・五目寿司
・牛乳
・鰆の西京焼き
・すまし汁
・菜の花のお浸し
・ひなあられ
3月3日はひな祭りです。女の子の健やかな成長を願う節句です。古くから伝わる伝統的なお祝料理があり、春の訪れを伝える工夫があります。
その一つに「ひなあられ」があります。ひなあられは、白・緑・桃色・黄色の4色あります。これは日本の四季を表しています。桃色は春の季節、緑は新緑の季節、黄色は紅葉の季節、白は雪の季節です。まだ寒い日もありますが、春が近づいていることから、このような色を組み合わせて、春を迎える喜びと、子どもに健やかに育ってほしいという願いを表しています。
ひな祭りには少し早いですが、給食では五目寿司とすまし汁を組み合わせました。すまし汁の中にお花の形のかまぼこを入れ、より春らしさを出しました。菜の花のお浸しは苦手な子もいると思いますが、春の味を感じて欲しいです。
2月29日(木)給食センターの献立
・わかめごはん
・コーヒー牛乳
・とりのから揚げ
・ほうれんそうのみそ汁
・磯香あえ(刻みのり)
給食センターのから揚げは、醤油、酒、しょうがで下味をつけたとり肉に片栗粉をまぶして揚げて作ります。
調理員さんがひとつひとつ丁寧に揚げてくれています。
2月28日(水)給食センターの献立
・ごはん
・牛乳
・ビビンバ肉炒め
・ビビンバナムル
・五目中華スープ
ビビンバは給食の人気メニューの1つです。ビビンバは韓国の料理で「ビビン」は混ぜる、「バ」がごはんという意味で、白いごはんの上に様々な具材を乗せ、混ぜて食べます。ごはんと肉と野菜が一緒に食べられる、バランスのとれた献立です。
2月27日(火)給食センターの献立
・ぶた肉と昆布のうどん
・牛乳
・とり天
・野菜とえのきのあえ物
ぶた肉と昆布のうどんは、さばとかつおの削り節から取った「だし」に、ぶた肉、昆布、凍り豆腐、にんじん、ほうれんそうなどの具材が入っています。
「だし」には「うま味」がたくさん含まれています。「うま味」は日本人が発見した味のひとつで、食材の持ち味を引き立ててくれます。「うま味」を上手に使うと、塩分を控えてもおいしく食べられるため、給食でもよく活用しています。
ぶた肉と昆布のうどんのレシピは春日部市のcookpadに掲載されているので、ぜひご家庭でも味わってみてください。