学校給食ブログ
11月22日(水)給食センターの献立
・ごはん
・牛乳
・カレイフライ(ソース)
・生揚げときのこのみそ汁
・和風サラダ(たまねぎドレッシング)
カルシウムがよく取れるので、時々提供しているカレイフライです。圧力処理をして骨まで食べられるようにしてあります。
カレイはカレイ科の海魚の総称です。平たい魚で、片側に目がついています。種類も多く、日本近海にも20種類ほどいるそうです。旬は種類によって異なりますが、どれも産卵期の子持ちカレイがおいしいといわれています。
体の周辺部が薄いため、切り身に加工した時に厚みに差があります。同じくらいの重量で提供していますが、見た目に差があるものもあります。調理員さんも苦労して揚げてくださいましたが、子どもたちにも仲良く食べてほしいです。
11月21日(火)給食センターの献立
・広東麺
・牛乳
・彩の国ねぎみそ餃子
・フルーツ杏仁
彩の国ねぎみそ餃子は、あんに埼玉県産の黒豚のひき肉、埼玉県産の長ねぎを使っています。みそ味がついていますが、味付けのみそやしょうゆも埼玉県産大豆を使って作られたものです。さらに餃子の皮にも埼玉県産小麦を使っています。いつもとは少し違う味付けですが、食べてもらえると嬉しいです。
また広東麺の入っている白菜は、給食センターの近くにある椚集落の畑で作ってもらったものです。10月の後半に見せてもらった時はまだ結球していませんでしたが、大きくなってしっかり結球しました。昨日も見本を見せに来てくださいました。採れたての新鮮な白菜を味わってほしいです。
11月20日(月)給食センターの献立【埼玉県の料理】
・しゃくし菜ごはん
・牛乳
・ゼリーフライ(ソース)
・呉汁
・のらぼうなのお浸し
毎月19日は「食育の日」で、各地の郷土料理を紹介しています。11月は「彩の国ふるさと学校給食月間」です。この取り組みは給食に埼玉県で作られた食材を多く取り入れることにより、地元への理解と愛着を深めようというものです。その食育の日なので、6月に引き続き、埼玉県の料理を紹介します。
今日の給食はすべて埼玉県の郷土料理です。しゃくし菜ごはんは新メニューになります。しゃくし菜は、標高の高い秩父地方で白菜の代わりに栽培されてきた「雪白体菜(せっぱくたいさい)」という暑さや寒さに強い植物です。葉の形がしゃもじに似ていることから、秩父地方ではしゃくし菜と呼ばれています。冬の野菜不足を補うための保存食として漬物などにして、以前から秩父地方で親しまれてきました。
おなじみの行田名物ゼリーフライを主菜に、副菜をのらぼうなのお浸し、汁物は大豆たっぷりの呉汁を組み合わせました。
今日の呉汁に入っている小松菜は埼玉県産です。季節の風のせいか枯葉が小松菜に混じってしまっていましたが、調理員さんが何度も洗ってくれました。
11月17日(金)給食センターの献立
小学校
中学校
・(小学校)黒豆きな粉揚げパン (中学校)ツイストパン
・牛乳
・ほうれん草オムレツ(ケチャップ)
・彩の国具だくさんスープ
・カリフラワーサラダ(ノンオイルごまドレッシング)
彩の国給食月間にちなみ、庄和地域産の黒豆を使ったきな粉揚げパンと、埼玉県産で採れる産物を使った具だくさんスープを組み合わせました。
庄和地域で採れた黒豆は都内の製粉工場できな粉にしてもらい、道の駅庄和から購入しています。普通のきな粉より細かい粒子にしてくださっています。黄色い大豆に比べ黒豆はポリフェノールが多く含まれています。子どもたちに人気もありますが、調理作業の関係で小中分一緒には作れないので今月は小学校が揚げパンで、中学校はツイストパンです。ツイストのへこみの部分に栄養豊富なきな粉がたくさん付くように、給食センターの揚げパンにはツイストパンを使っています。
今日の具だくさんスープにも埼玉県で採れる農産物(かぶ、ブロッコリー、小松菜)と、埼玉県産豚肉を使用しています。子どもたちには地域の味で元気に育ってほしいと思います。
11月16日(木)給食センターの献立
・牛乳
・ごはん
・彩の国カレー
・海藻サラダ(柑橘ドレッシング)
県産野菜や県産豚肉、地元の食材を多く取り入れたいと思い献立作成しましたが、この夏の暑さ等の影響で、思うように食材が手配できませんでした。お肉屋さんのおかげで、県産豚肉は使うことができました。
豚はイノシシを家畜化したもので、日本書紀にも豚を飼育、食用にしていたことが書かれているそうです。もっとも飼育が盛んになり、よく食べられるようになったのは明治以降のことです。豚肉はほかの肉に比べ、エネルギーを作り出す際にとても重要な働きをするビタミンB1が多く含まれています。
11月15日(水)給食センターの献立
・ごはん
・牛乳
・レバーカツ(ソース)
・みそ汁
・野菜の五色あえ
貧血予防に効果的な食材としてよく知られているレバーは、鉄以外にもビタミンなどいろいろな栄養素が含まれています。
成長期の子どもたちに食べてほしいレバーですが、苦手な子も多くいます。
給食のレバーカツは見た目は大きいのですが、薄くてサクッと揚がっていてソースをかけてしまうと特有の臭みが軽減されて食べやすくなります。
豚レバーは、鶏や牛レバーに比べたんぱく質や鉄分が豊富で、脂肪が少ないので、運動後のたんぱく質補給にもおすすめです。
またレバーに含まれている鉄は吸収率の高い鉄分なので、効率よく鉄を摂取することもできます。
11月13日(月)給食センターの献立
・ごはん
・牛乳
・鶏肉のごまつけ焼き
・茎わかめの炒め煮
・きのこ汁
今日から新米になりました。新米のおいしさを楽しんでほしいです。
今日のきのこ汁には「なめこ・エリンギ・しめじ・えのきたけ」の4種類のきのこが入っています。
きのこは大昔から食べられてきた食材で、その数は数万種類もあり、日本にも4,000~5,000種類あるともいわれています。
よく売られているきのこは、そのほとんどが人工栽培で、年中手に入ります。
日本人は食物繊維が不足しがちだと言われていますが、多くのきのこにはたくさんの食物繊維が含まれていて、便秘を予防するほか、噛みごたえもあるので噛む力をつけることもできます。
生活習慣病予防のためにも、普段の食生活に積極的に取り入れてほしい食品です。
11月10日(金)給食センターの献立
・子どもパンスライス
・牛乳
・ハンバーグケチャップソース
・秋の香りシチュー
・彩野菜のサラダ(青じそドレッシング)
子どもたちの好きなハンバーガーとシチューの組み合わせに季節の食材を使いました。
四季の変化がはっきりしている日本。一年中手に入る食材が多いのも幸せですが、
子どもたちには季節の贈り物である旬の食材に敏感に反応できる体験を重ねてほしいと思います。
秋の香りシチューには、秋の恵みである「さつまいも、かぼちゃ、しめじ、栗」を入れました。
ぜひ旬の食材の味と香りを楽しんで欲しいと思います。
江戸川小中学校の2年生が学校給食センターを見学しました
11月8日(水)江戸川小中学校の2年生が、生活科の授業の一環として、学校給食センターを見学に来てくれました。
学校から歩きで、途中2か所ほど立ち寄り、出発してから1時間ほどかかったそうですが、みんな疲れも見せず元気にあいさつしてくれました。
まずは、見学通路から大きなお釜で煮物を調理しているところを見学しました。
しっかりと整列して見学です。
大きなお釜と、たくさんの食材に興味津々。
通路から見えなかったところを紹介する動画を見たあと、みんなから、食材をどうやって用意しているのか、献立は誰が考えているのかなどの質問がありました。
栄養教諭からは、調理員30人で給食を作っていること、トラック4台で7校に給食を届けていることなどをお話ししました。
時々メモを取りながらお話を聞いています。
調理に使っている大きなしゃもじとひしゃくを、実際に触ってみました。
長さは2年生の身長とあまり変わりません。
顔より大きなひしゃくにびっくり!
ご飯を炊いているお釜は、重いので4人でもちあげてもらいました 。
一つのお釜で小学生86人分のご飯が炊けます!
通路から見た大きなお釜の大きさを、7人で輪になって再現しました。
こどもたちからは「給食センターのことを知って、すごいと思いました」「これから感謝の気持ちで給食を食べます」などの感想がありました。
毎日みんなの笑顔を想像しながら頑張って調理しているので、見学の時のことを時々思い出しながら食べてくれるとうれしいです。
11月9日(木)給食センターの献立【図書館リストランテ第2弾】
・ごはん
・牛乳
・白身魚のスイートチリソース
・スリランカ風カレー
・海藻とこんにゃくのサラダ
今日の給食は、小学校の図書館リストランテです。図書館リストランテは、物語に出てくる料理を給食で食べて、もっと本に親しもうという特別な企画です。今日は、シビル・ウェッタシンハさんが描いた絵本「きつねのホイティ」に出てくる料理をイメージしたものです。
食いしん坊のきつねホイティが、旅人に化けて村人にごちそうしてもらう、ユーモラスなお話です。ココナッツミルクで煮たカレーと、唐辛子で味付けした魚のフライが出てきます。給食では、コクが出るように鶏肉とエビをいれたスリランカカレーにし、低学年の児童も食べられるように、揚げた白身魚に手作りのスイートチリソースをかけました。
普段食べているカレーと違いスープカレーのようですが、スリランカの主食はご飯なので、あえてご飯と組み合わせました。初めての食材、初めての味に挑戦する子も多いと思いますが、チャレンジ精神を発揮してたくましく育ってほしいなと思います。