10月10日(木) 給食センターの献立

・ごはん

・牛乳

・とり肉の照り焼き

・かんぴょうの和え物

・肉じゃが

 給食の和風の煮物では、肉じゃがが人気です。肉じゃがは、肉、じゃが芋、玉葱、人参などをしょうゆ、砂糖、みりんで煮た料理のことを言います。関東では豚肉、関西では牛肉が使われることが多く、日本では「おふくろの味」として広く家庭で親しまれているようです。
 明治時代、日本海軍の東郷平八郎は、イギリスに留学していました。その時、ポーツマス市で食べたビーフシチューをとても気に入った東郷平八郎は、日本に帰国してからビーフシチューをもう一度食べたいと思い、部下に作らせようとしました。しかし、この頃の日本にはワインもデミグラスソースもありません。料理長もビーフシチューを知らなかったため、しょうゆと砂糖を用いて悪戦苦闘の結果作りあげたものが、「肉じゃが」となりました。これを食べた船員たちが「これはおいしい!」と評判になり、それから家庭料理の定番になっていったそうです。

今日もおいしく召し上がってください。