学校の様子

2020年5月の記事一覧

3年生が登校しました。(5月19日)

 5月19日(火)は3年生の「確認日」です。雨が心配されましたが、小雨で少しほっとしました。どのクラスも短い時間で必要な連絡が早くできるよう、工夫をしていました。

 1,2年生の教室でも準備をすすめたり、金魚の世話をしたりしている先生の姿が見られました。ある先生はプリントをたたんで整理しながら、「少しでも子どもたちと話しをする時間を作れればいいと思って・・・。」と。3年生の教室も当たり前に見えることでもきっと先生たちがいろいろな思いを持って準備を進めています。子どもたちに先生たちの思いが少しでも伝わると嬉しいです。

 3年生の生徒たちは、今日は2回目なので、手洗いをした後、先生に健康観察をしてもらい、手際よく入室。教室では仲間と「元気だった?」と会話していました。一緒にいると楽しそうです。

 今日は図書室を開室。図書室では消毒を徹底し、返却と貸し出し場所を分けています。図書室には魅力的な本がたくさんありますが、「国語の教科書に出てきている本」のコーナーがあり、一冊ずつ端から読み進めている生徒もいるそうです。図書室では石垣教諭と山口図書館司書がいて、わからないことがあれば教えてくれるので、この期間に本を読みたい人はぜひ利用してください。今日も、何人かずつ図書館に来ています。また、相談室も開室しているので、少し話しを聞いてほしいという生徒には利用してもらえればと思います。小林先生はじっくり話しを聞いてくれます。

 ある女子生徒二人に今の様子を聞いてみました。今日の感想を聞くと、「やっぱり、家にいると勉強に集中できない。早く元に戻ってほしいです。」「学校にいると、前に友達が座っていて安心する。一緒に誰からいてくれるといいです。」と。困っていることは、「部活動ができないのが本当に困る。コンクールなどもなくなって、本当に寂しいです。」運動部に所属している生徒は、「家でボールを使って練習はしています。部活動がなくて、つまらないです。」と言っていました。よかったことについては、「今までわかったつもりだったことが、実は時間をかけて勉強してみるとわかっていなかったことに気づけてよかった。」と言っていました。インタビューする度に感じることですが、本当に子どもたち一人一人が自分で学んでいるのが伝わってきます。

 そういう中、先生に「○○がわからなかったので、また教えてくれますか。」と聞いてくる生徒もいて、先生も「学校が始まったら、そこは授業でやるからね。」と声をかけていました。やっぱり会話があってこそ、学校だと思います。下校時は体育館に上履きを置きました。来週は分散登校形式での登校になるので、3年生は体育館が入口になります。

 これからも、子どもたちと共に頑張っていきます。