学校の様子

2020年12月の記事一覧

帰りの会で、一歩前進

 昨日の帰りの会の様子の紹介です。1年2組では、班ごとに1日の反省を行い、皆でどうしたら明日は課題がクリアーできるか、具体的に反省を行っていました。「〇時間目の○○の授業では、集中していない人がいた。他の人の発言をしっかり聞くようにしよう。」など、どの場面でこんな課題があったので、次は「こうしよう。」という改善策も出していました。お互いに遠慮せず、声を掛け合えるのがいいですね。

 驚いたのが、まず、先生が一言も言わなくとも、自分たちで会を運営していて、クラスのムードが協力的で爽やかで、一緒に考えていたこと。そして、学級委員の振り返りは自席ではなく、前に出て皆に自分の言葉でしっかり伝えていました。頼りがいがある二人のようです。また、司会の人もただリードするだけでなく、自分の考えも言ってクラスに貢献していました。

 先日、一年生の成長についての記事を書きましたが、やはり、それはもう形になって表れています。1-2の学級目標は「度胸もち、挑戦するぞ何事も。励まし合える1年2組」ですが、掲示物を見ても、学級の振り返りや動きを見ても、皆で前進する努力を続けているのを感じました。

 背面の芽のように、力強く伸びていて、来年2年生になったら、きっと後輩を引っ張ってくれるのだなと、心強く思いました。

 

部活動の活躍ぶり

 今、卓球部では明日12日の県大会個人戦に向けて練習をしています。今年、卓球部は男女とも県大会、個人戦も両方出るという快挙を出しています。練習も気合いが入っていて、部長の島崎さんは「今年は1年生が強いので、2年生も気合いが入り、練習に身を入れて頑張っています。」と言っていました。いつも練習場に行くと、男子も女子もあいさつがよく、工夫した練習を繰り広げています。

 

 

 

 

 

 

  また、合唱部では今、12月23日の「市制50周年記念式典」での「あびこ市民の歌」の発表に向けて毎日練習を積むと共に、普段の練習も行っています。先生からのアドバイスを受けて、どんどん歌がうまくなり、きれいな歌声を響かせています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 今日は、吹奏楽部でクリスマスコンサートのことを話にきてくれました。8曲ほどディズニーの曲なども含めたクリスマスソングを披露するそうです。

 県大会との両立について聞くと、困っているのは合わせ練習で、どうやっているかは、「パートを合わせて、練習したり、セクションに分けて練習して、工夫している」ということでした。

 白山中では、部活動で生徒が主体になって、自分たちでどう活動できるかを考えて運営しています。先生方にももちろん相談はしますが、できる限り自分たちの力で頑張っているところが強みです。

 学校はいろいろな素敵な活躍があります。今日はたくさん紹介させてもらいました。

まだまだ、来週も載せていきますので楽しみにしてください。 

道徳の授業(2-3)

 今日、遠藤先生が2年3組で、道徳の授業を行いました。普段は担任の先生が道徳の授業を行っているのですが、特別な授業研です。

 2年3組は働き者の生徒が多く、外掃除はいつも手際よく、清掃置き場を整頓してくれます。クラスの班ポスターを見ると、なるほど、「学年一きれいなクラスを目指そう」と書かれていました。班ポスター以外に、イラスト入りの「一分前着席のポスター」もありました。

 

 

 

 

 

 

  授業は、気持ちの良いあいさつで始まりました。遠藤先生は2年3組の副担任ですが、緊張気味でしたが、「みんなよろしくお願いします。」というと、生徒たちも「よろしくお願いします。」とあいさつを返してくれ、緊張がほぐれました。

 今日の道徳は「国」についてです。そしてテーマは「祖国を愛する」で、王貞治選手が、父母が違う国の出身であることから感じた、祖国への思いを知り、自分の国に対する思いを見つめ直すという内容でした。

 

  まず、「日本という国のイメージ」を考えました。生徒からは、プラスとマイナスの両方のイメージが出ました。

 次に「なぜ、王さんが国歌が流れるときに『起立ぐらいしたら』と思ったのか」という問いについては、各班から様々な意見が出ました。普段日本人は礼儀正しいのに、周りを気にしてやらないことがある「矛盾」についてが話題になりました。

 そして、「『祖国』という言葉にどんな思いを重ねていきたいか」を考えました。「自分を育ててきてくれた国だから、感謝の気持ちを持ちたい」や「国のことに関心を高めたり、敬意を持っていくことが大切」という意見が出ていました。

 先生からは「日本人としての誇りを持っていきたい」という話がありました。道徳の授業を通して、自分と国との関係を見つめ直す機会となったようです。私たちも研修を積んで、生徒が自分の生き方について仲間と考え、視野や考え方を広げていく授業にしていきたいと思います。

 

 

2学期末保護者会

 11日(金)は2学期末保護者会を行いました。1,2年生の保護者会は今回が今年度初めてでした。今日は肌寒い中でしたが、多くの保護者の皆さんにご参加いただきました。

 今年もお世話になりました。保護者の皆さんに、1学期に消毒、トイレ清掃をやっていただいたことは、私たち職員にとっても、力強い支援でした。お陰で、平常の授業はもちろんのこと、2学期初めての学校行事、体育祭、生徒会改選、到達度テスト、2年生の校外学習等多くの行事をやって来られました。ありがとうございました。

 子どもたちの頑張る姿を体育祭のスライドで見ていただきました。やはり、改めて、これからも子どもたちが頑張る場面がたくさんの学校を目指していきたいと思います。

 今回はコロナ対策として、Webを活用して行いました。一部、うまく作動せずご迷惑をおかけしました。これからICTの研修を積み、今後に活かしてまいります。

 本日は、ありがとうございました。

 

第3回評議員会議が行われました

 9日(水)に学校評議員会議を行いました。2年生の書き初め大会の様子を参観してもらい、生徒が皆、生き生きとして取り組んでいたと言っていただきました。

 その後、評議員会議を行いました。2学期の様子について、評議員さんからは、感染症が心配な中、学校で「一つ一つの行事をできる形で行って」おり、子どもたちが楽しかったと言っていることや、思い出に残る行事を一つでも多く行うことの大切さの話がありました。また、あいさつがよいことや、授業中、外で体育をやっているクラスも、「元気に活動しているが、騒々しいわけではない。」様子に感心するという話もありました。生徒の頑張りを見ていただき、ありがたいと思います。

 また、一般的な話として、コロナ禍の家での様子の心配などが挙げられました。「社会に開かれた学校」を目指し、評議員会議でいただいた助言や感想を、学校の活動に活かして行きたいと思います。

 学校評議員の皆様、ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

1年生キャリア学習・委員会部会の取り組み

 1年生では今、キャリア学習を進めています。「何のために働くのか」を考え、自分の人生をどう切り拓いていくかについて考えています。左の写真は1年1組に掲示されていて、「コミュニケーションの取り方」なども勉強していて、ある生徒は、「他の人の空気を読みすぎない」ということを知り、意見を言うときに参考にしているそうです。

 1月にある職業人講話に向けて、8日(火)はアンケートをとっていました。日本ユネスコ協会、美容関係、警察、音楽出版、保険代理店、新聞社、市役所、スポーツ関係、八百屋さん、元プロ野球選手の方など、多岐にわたる職業の方に来ていただくことになっています。生徒は3名の方から直接話を聞くのですが、どの方の話を聞こうかと真剣に考えていました。

 そのような中、1年5組の背面を見ると、美しい紅葉が飾られていました。それぞれ色を塗って仕上げたそうです。本当にダイナミックで、皆で協力したのが伝わってきます。

 また、クリスマスツリーを飾っているクラスもあります。季節感があって、楽しい気持ちになりますね。

  廊下には1年生の部会や委員会活動の取り組みや、「白山中プライド」と書かれた中央委員の決意などが掲示されていて、活動に活気があるのを感じます。1年生は部活動でも頑張っています。どんどん成長している1年生。キャリア学習を通じて、普段会えない人から様々な話を聞いて、将来の目標ができるとよいと思います。これからが楽しみです。

「平和の集い」での広島派遣の報告

 12月6日(日)は「平和の集い」がけやきプラザで行われました。本校からは、寺島さんと信田さんが広島派遣の報告をしました。中学生の部で我孫子市内9名の代表生徒が、現地で感じたこと、平和の大切さについて実感したことを堂々と発表し、聞いていた人たちに改めて平和について考える機会を作ってくれました。

 広島平和記念公園や資料館への訪問、被爆体験講話、千羽鶴奉納など2泊3日の報告をスライドを交えて、話してくれました。その中で、寺島さんと信田さんは、慰霊碑の「安らかに眠ってください 過ちは繰返しませんから」という言葉について触れ、戦禍に苦しんだ人たちの願いを胸に、「一日一日を大切に 笑顔で過ごせるようにしたい」という気持ち、そして、「違いを認め合う勇気を持ちたい」という自己中心的な気持ちを乗り越えて、相手を尊重し、戦争のない世の中を作ろうという思いが語られました。

 12月24日に学校で二人は全校生徒に発表してくれる予定です。この体験を通して感じたことを今度は仲間に伝えてくれると思います。また、その様子はお伝えしたいと思っています。

県大会、クリスマスコンサートに向けての練習(吹奏楽部)

 最近、変わってきたなと思うことがあります。楽器の力強く、美しい音色が聞こえてくるのです!吹奏楽部では、先日からお知らせしていますように、金管八重奏のチームが県大会に出場、また、クリスマスコンサートに向けて練習を積んでいます。

 朝、器楽室ではハンドベルで「きよしこの夜」を聞かせてくれました。練習途中と言っていましたが、美しい音色でした♪   

 

 他の楽器も、パート毎に音合わせをしていましたが、音が生き生きしていました。せりふの打ち合わせをしている生徒がいて、企画部を中心にみんなで計画的に練習しているそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  顧問の太田先生は、「今、練習は生徒たちが考えて、意欲的に進めてくれています。クリスマスコンサートは保護者の皆さんだけしかご案内できないのが心苦しいですが、発表の場があるので、部活動一丸となって取り組んでいます。」と言っていました。困っているところは、全体合奏ができる場所がないこと。土日はできるのですが、平日は難しいところです。

 コロナ対策があり、制約も多い中ですが、新しい楽器に挑戦したりと、どうやったらよりよくできるかを考えて活動しているのが伝わってくる活動の様子でした。

 また、教室を回っていると、クリスマスリースを飾っているクラスや「Time is Importantキャンペーン」のポスターを複数貼っているクラスがありました。「Time is Importantキャンペーン」をやっているクラスでは、2分前行動などができていないので、クラス内みんなでキャンペーンを行っているそうです!みんなで楽しみながら、面白がりながらやっている様子に、クラスの雰囲気のよさを感じます。ユーモアとまじめさがいいですね。

書き初め練習会(3年)

 今日の午後は3年生の書き初め練習会です。例年は体育館で行う練習会ですが、今年は感染症予防のため、リモートで教室実施とすることにしました。

 あいさつと紹介を生徒代表の渋谷さんが行い、小峰先生にお手本の書き方を指南していただいたビデオを撮り、各学級で視聴。その後、書き初めを書きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  小峰先生の美しい字を目指し、教えていただいた通りに、全員集中して書いていました。あるクラスでは、先生が少し留守にしても、かなりの集中力で書に向かっていました。そのことを担任の先生に話したところ、「いつもそうです。よくやってくれています。」と言っていました。担任がそう太鼓判をおしてくれるとは、3年生さすがです!

 先生が教室を回られ、各クラスで質問に回答されました。特に、「福」の示へんの書き方や「寿」の点、「の」の筆の返し方など、美しい文字を書き上げるための『コツ』を教えてくださりました。真剣に取り組んでいる姿に感心しましたとのことです。 

  字も気を配って、今までで一番のできばえになっていることでしょう。書道を通じて、和の文化に親しみ、心を豊かにしています。

 

キャリア学習「職業人講話」(2年)

 今日から12月になりました。2年生では、「職業人講話」を行い、様々な職業の方からお話しをお聞きしました。

 10クラスに分かれ、農業「風の色」の今村さん、市役所の滝川さん、消防署つくし野分署の渡邉さん、晃南土地の大坪さん、市議会議員の坂巻さん、バスリエの松永さん、めばえ幼稚園の小河原さん、水戸工務店の小林さん、パルシステム千葉の中川さん、藤井さん、髙橋さん、鈴木さん、特養老人ホームアクイールの渡邉さんを始め、15名の方に来ていただきました。

 

 

 

 

 

 

 例年ですと、職場体験に行っているのですが、今年は別な形での実施。三人の講師の先生の話を聞くことができるのですが、あらかじめ調べているので、興味を持って聞くことができました。

 どの先生方もパワーポイントやプリント、ビデオなどを用意してくださり、職業の特徴や、やりがいと大変なことなど、わかりやすく話してくださいました。生徒は、お話を聞いて、「面白い仕事だと思った!」「自分もやってみたい。」と関心が高まったようでした。

 質問も、「ホームページがとてもきれいでした。何を気をつけて作っていますか。」や「ドローンを使うなど、技術革新が仕事にも影響していますか。」など積極的なものが出ていました。

 働く上での大切にしていることなど、それぞれのお立場のお話をお聞きし、これから何をしていったら良いかを考えるきっかけとなりました。講師の先生方、丁寧な準備や貴重なお話をしていただき、本当にありがとうございました。また、今回、学校コーディネーターの田中さんに繋いでいただき、担当の大澤教諭とのコラボで、会の開催ができました。田中さんは、「子どもたちは3つの職業の方の話しか聞けなかったのが残念。10の職業を聞けたらよかった。」と思いをおっしゃっていました。それくらい、内容が充実していたのです!

 2年生の学級委員が誘導、司会を務めました。とても落ち着いていて、いざという場面で、しっかりとリードする姿が見られ、安心感がありました!聞く姿勢やあいさつが良いと言っていただきました。この出会いをこれからに繋げていきたいと思います。