校長室から発信
平和について考える!長崎派遣報告会&被爆体験者講話
4日(日)、長崎平和記念式典派遣中学生報告会がけやきプラザのふれあいホールで開催されました。学校だより等でもお知らせしていますが、本校からは副団長として2年生の藤野君、石嶋さんの2人が参加し、長崎で学んだ3日間の様子と平和への思いについて堂々と発表しました。文化活動発表会で1度発表していることもあり、また、布佐中の生徒はたくさんの希望者の中から厳しい選考を経て選ばれただけあって、自分の意見をたくさんの聴衆の前でしっかりと話せていることにとても感心しました。
そして、その報告会の第1部(中学生の報告は第2部)では、幼少のご自身が長崎で被爆体験をした原田美智子さんがお話をされたのですが、何と、翌日の5日(月)に原田さんは布佐中を訪れて、1年生に向けて原爆の恐ろしさと平和への願いについて1時間余りの時間をかけて語ってくださいました。
聴いている生徒たちの表情は真剣で、全員が話しに惹き込まれて「あっ」という間に時間が過ぎ去りました。終わりに生徒代表からのお礼、そして話を聴いて考えたことについての発表があり、最後にはお礼の意味を兼ねて戦争と平和について考えさせられる合唱曲「この時代に」を学年から原田さんに贈りましたが、大変に素晴らしく目頭が熱くなる思いでした。
1年生がこの貴重な経験と学んだことを日常生活にも活かし、仲間同士が無駄に争うことのない、いじめなどが絶対にない学年へと育ってくれることを願って止みません。意義ある機会を与えてくださった関係者のみなさまに深く感謝申し上げます。
※長崎派遣報告会と被爆体験者講話の様子については「生
徒の活動」のページにアップします。クリックしてご覧
ください。
必修!認知症講座
30日(水)、昨年に引き続き、我孫子市消費者の会のみなさんによる出前授業「認知症講座」を3年生対象に実施しました。パワーポイントを使用したり、ロールプレイングを交えながら大変にわかりやすく丁寧に授業をしていただき、生徒たちも真剣な表情で参加し、ワークシートにも質問に対する答えや自分の考え・感想をしっかりと記入していました。
我孫子市、特に布佐を含む東部地域は高齢化率が非常に高くなっています。そのような地域に暮らす生徒たちに認知症について学ばせることはとても大切なことだと思っています。また、この学習を通して、例えば祖父母と一緒に暮らしている生徒たちが当事者意識をもったり、地域を歩いているときに認知症の疑いがある方と出会ったときにどんな対応をしたらよいかを考えることは、生徒たちに社会参画意識を育てるうえでもとても重要であると思います。また、このこと自体が地域貢献に結びつくとも考えています。
「みんなで創る地域の学校」を掲げる布佐中学校です。来年度以降もこの学習を継続させ、この地域で生きる、布佐の明日を担う大切な生徒たちの「生きる力」を育てていきたいと思います。
消費者の会のみなさん、ありがとうございました。
※下記は授業の様子です。クリックしてご覧ください。
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クオリティーの高い文化の祭典・文化活動発表会
11月26日(土)、平成28年度文化活動発表会が保護者・地域の方々にご参観いただき盛大に開催されました。この発表会は、本校の特色ある教育活動の一つである「布佐タイム」の講座で3年間に学んだ成果を発表するものです。
午前中は琴講座を皮切りに、ハーモニカ講座、三味線講座と見事にそろったきれいな音色の演奏、そして郷土芸能、なぎなたと見る者を釘付けにするような踊りや演武、最後に吹奏楽部の会場を魅了する演奏。午後は書道、華道、絵画、また、美術部、技能教科、大空・太陽学級の作品展示と菓子販売。名人顔負けの作品も並び、一生懸命制作した様子が強く伝わってきました。さらに、柔道の演武、気象学のプレゼンテーション、茶道のお茶体験、グローバルピースの発表など、見る者・参加した者を惹きつける工夫や努力の跡が感じられて本当に楽しく充実した1日でした。
閉会式でも、長崎平和記念式典参加報告と英語スピーチ大会代表生徒発表が今年から加わり、しっかりとフィナーレを締めくくりました。私からは、生徒たちの頑張りを讃えるとともに、改めて「布佐タイム」の素晴らしさについて「こんな発表会は日本中どこの学校に行ってもやってない。専門の先生や地域の方に30名以上も、しかも年間に10回前後、長年にわたってご協力いただいているという状況は奇跡的。」「3年間継続して学習することで、初めて布佐タイムで目標としている力(探究心、表現力、異文化理解、日本の伝統・文化理解、地域との関わり方・つながり方を学ぶ等々)が身につく。1年間の学習ではとてもこんな発表会はできない。」ということ、そして「今後、中学校を卒業してからも継続して学んでいける生涯学習のきっかけのようなものをつかめる人が少しでも増えてほしいと願っている。」という話をしました。
今年度はこの発表会をもって「布佐タイム」の幕を閉じますが、来年度以降もこれをさらに継続・発展させ、子ども達にとって今年度以上に有意義なものにしていきたいと強く思っています。今年度もお忙しい中、講師を引き受けていただいた諸先生方に感謝し、再度御礼申し上げます。本当にありがとうございました。
※文化活動発表会の様子につきましては、20(日)に行われた和太鼓祭りに出演した郷土芸能講座の様子とともに「生徒の活動」のページにアップしてありますので、ご覧いただきたいと思います。
学級・仲間への思いを込めた合唱祭
11月17日(木)、印西市文化ホールにて平成28年度合唱祭が地域・保護者のみなさんに足を運んでいただき、また、布佐小・布佐南小の6年生も3年生の演奏を聴きに会場を訪れ、盛大に開催されました。
それぞれの学年・学級で、それぞれの特色を出した見事な合唱の発表だったと思います。本当に半日 (私が午後から出張だったため、午後からの特設合唱団の演奏が残念ながら聴けませんでした) があっという間に過ぎていったという思いです。生徒たちの素晴らしい歌声がホールいっぱいに響き渡り、それに聴き入っていたら本当に時間がとても短く感じました。
開会式で1・2年生には1学期の歌声交歓会よりも大きく成長した姿を、3年生には中学校生活最後の合唱祭に懸ける思い、数ヶ月後に一緒に卒業していく学級の仲間への思いが溢れる演奏を期待したいという話をしましたが、各学級の合唱と生徒たちの歌う表情からは、見事にそれが伝わってきました。どの学級にも歌で表現することが苦手な人が何人かはいるはずですが、誰1人としてそれを感じさせない発表で、賞をもらった、もらわないはありましたが、学級による差など微塵もない演奏であったと思います。全員を学級に取り込み、心を一つにして合唱祭への思いを一生懸命に表現していたからであり。そのメッセージが伝わったからこそ、歌の完成度云々を別にしても、聴く側の人たちが真剣な眼差しでステージの全学級の発表に魅せられていたのだと思います。
2人の講師の先生からも、それぞれの学級のよさや布佐中全体が年々レベルアップしていること、音楽だけでなく、スポーツを始めとしたどんな分野でも感性を磨くことが大事だという話。合唱曲では、その詩のもつ意味をしっかりと理解し、聴く側にどう伝えていくかが大切であり、多くの学級でそういったことを意識した取り組みがされていたというお話をいただきました。
次は、学級を越えて3年生を送る会や卒業式での歌声、つまり学年や全校でのまとまりが問われることとなります。コンクールも競争もない日々の歌声活動にどう取り組めるかで布佐中生の真価が問われます。みんなのために心を合わせて人とつながることの大切さを学んだ合唱祭の経験を活かし、さらに聴く人の心に感動を与える歌声を自分たちの手でつくりあげていってほしいと願っています。
会場を訪れて、生徒たちに温かい応援と拍手を送っていただいたすべてのみなさんに感謝いたします。ありがとうございました。
※合唱祭の様子については、後日、布佐小・布佐南小の
音楽集会・音楽フェスタに出演した特設合唱団の様子
とともに「生徒の活動」のページにアツプしますので
ご覧いただきたいと思います。
県下屈指の布佐中図書室!図書Bの集い
16日(水)、図書ボランティアの集いが行われました。この1年余り、図書ボランティアのみなさんの地道な活動によって本校図書室の整備は格段に進歩し、子ども達の読書離れも徐々に解消しつつあるように感じています。
その中でも蔵書のデータベース化・システム化によって蔵書管理が容易で正確になり、コンピュータによる図書検索やバーコードを利用した貸出し・返却が可能になってきたことは画期的であり、我孫子市では初めて、県内でもほとんど例がないのではと思います。まだすべての作業は完了していませんが、全体の8割ほどのコンピユータへの入力やバーコードラベルの貼り付けが済み、図書委員への使い方のレクチャーを行って先月から実際に活用を始めて生徒たちの反応も上々です。
本当にボランティアのみなさんのコツコツとした努力には頭が下がる思いです。ゆくゆくは、図書貸出しの大幅増に加え、検索システムを利用した授業での調べ学習などで大いに活用したり、生徒たちが資料を探して学習できる場となっていくことを夢見ています。
この取り組みは、我孫子市教育研究会図書館部会でも他校の先生方から称賛され、うらやましく思われたり、先日の公開研究会でコマーシャルした後にも他校の先生方から大きな反響がありました。生徒たちが本に親しみ、本からたくさんの栄養を吸収して伸びることができるよう、今後もボランティアのみなさんと手を携えて図書室の充実に努めていきたいと思います。
※図書ボランティアの集いでコンピユータ処理の方法を学
んでいる様子や作業をしている様子です。クリックして
ご覧ください。
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我孫子特別支援学校あよう祭に参加して
12日(土)、我孫子特別支援学校であよう祭が開催され、本校からも吹奏楽部が招かれて演奏を行いました。我孫子特別支援学校には小学部と中学部の子ども達が在籍していますが、それ以外にも来賓の方や地域のみなさんなど多くの方々に見守られて大変に盛大で、発表に、展示にと子ども達の頑張った様子が伝わってくる文化祭でした。
本校の吹奏楽部は午後からの演奏でしたが、プログラムが進むにつれて次第にお客さんが増え、いつのまにか体育館に溢れるほどの人が演奏を聴きにきてくれました。最後のフィナーレでは、特別支援学校の先生方も演奏に合わせて華麗な(?)ダンスを披露してくれましたが、何よりも子ども達が本当に純粋に、心から音楽を楽しみ、音楽に乗せて身体を動かしている姿が印象的でした。本校の生徒からも、「私たちの演奏を純粋に楽しんでくれている姿を見てうれしかった」という感想がありきした。
インクルーシブ教育の推進という言葉をよく耳にします。本校でも居住地校交流等で特別支援学校との交流を行っていますが、まさにインクルーシブを実践し、両方の学校の子ども達にとって、とても意義深い1日になったということを強く感じました。
※あよう祭での吹奏楽部演奏の様子は、13日(日)に行わ
れた野球部の飛燕杯での頑張りとともに「生徒の活動」
のページにアップしますので、どうぞご覧ください。
本職顔負け!布佐中の子ども議員
10日(木)、市議会本会議場において平成28年度の子ども議会が行われました。本校からは3年生の旧生徒会メンバーである藤井翔太君と伊藤汐里さんが学校代表として参加、藤井君は全体の議長を務めた他、それぞれ「学校の老朽化に伴う補償計画」「手賀沼終末処理場での指定廃棄物」について質問し、市長・教育長から答弁をしていただきました。二人とも朝から緊張した面持ちで自分たちの順番(午後2時41分予定)に備えていましたが、大変に堂々とした態度で立派に役割を果たすことができていたと思います。
他校の小中学生たちからも、「我孫子市の人口を増やすための具体的な取り組み」「布佐地区に完成した復興会館の今後の活用」(布佐小)「戦争体験の話を小中学生に」「生ゴミ削減の提案」(布佐南小)「公共機関におけるPR活動を通じた我孫子の魅力発信」といった質の高い質問が相次ぎ、傍聴席から見ていた私たちも感心させられました。
最後に子ども議員を代表し、藤井君から市民の生活向上のために働いている市職員への感謝と子ども議会開催へのお礼、市長からは子ども議員への評価と市政の役割、一人ひとりが意見をもって話し合うことの大切さについて、教育長からは講評と将来、市民として議員席に座ることや答弁席に座る可能性も含めた市政への参加、予算と事業の優先順位といった話がありました。小中学生の年代ではなかかな経験することができない貴重な1日を過ごした子ども達の、この経験を活かした将来の我孫子市での活躍に期待したいと思います。
※下記は子ども議会の様子です。クリックしてご覧くださ
い。
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地域の文化祭・頑張る生徒たち!
先日も「生徒の活動」のページに「布佐文化祭」の様子をアップしましたが、先月半ばから今月にかけて行われている地域の祭りや催し物の多さと布佐のみなさんのエネルギーには本当に驚かされます。まさに布佐地域の一体感は、地域の方々がお元気で活発に活動されている賜であると思いますし、布佐の地域色が感じられます。
10月30日(日)の「ふさの風文化祭」と11月3日(木)の「平和台祭」にも本校から吹奏楽部や特設合唱団・美術部と参加をし、演奏や踊り(大利根小唄)を披露したり作品を展示させていただいています。そういった場所を訪れると、みなさんが口々に「中学校の御協力をいただきありがとうございます」という言葉をかけてくださいます。そんなことからも、「生徒たちも地域の一員として、しっかりと地域貢献しているんだな」と思うわけですが、逆に、学校としても、生徒たちが日頃頑張っている活動の成果を発表する場を与えていただけることは大変にありがたく、生徒の成長にとっても大きなプラスになると感謝しています。
学校と地域がWin-Winの関係である今の状況が、今の布佐中の落ち着いた教育環境に結びついていることは間違いなく、これからもずっとこうありたいと思った11月のスタートでした。
※「ふさの風文化祭」「平和台祭」での吹奏楽部の演奏や地域の方と一緒に踊った大利根小唄の様子、特設合唱団の演奏、美術部の展示作品は「生徒の活動」のページにアップしています。どうぞご覧ください。
大成功!布佐中学校区小中一貫研究発表会
このホームページ上でもお知らせしてきましたが、26日(水)、布佐中学校区小中一貫教育中間発表会(公開研究会)が、本校を主会場として500名を超える市内全教職員、市外から情報を聞いて駆けつけた先生方、東葛教育事務所や市教育委員会など行政関係者、来賓のみなさま、そして地域や保護者の方々に多数ご参加いただき(新聞社も5社の取材がありました)、大盛況、そして大成功のうちに幕を閉じることができました。
平成26年度から3年間の指定を受け、将来は市全体で展開する計画となっている小中一貫教育の推進校としての研究開発でしたが、実質は平成24年度に公開した小中一貫した地域学習「ふさカリキュラム」からスタートした息の長い取り組みであると考えています。
26年度の指定当初は推進校というよりモデル校という位置づけで、市で策定した小中一貫共通カリキュラムを先行実施して検証するというのが大きな役割でした。しかし、そうではなく、地域と密着した布佐地区の特色を活かした布佐中学校区独自の小中一貫教育を創り上げていきたいという多くの先生方の願いのもと、発表させていただいたような「地域総ぐるみで学校を創り、街を創り、子どもを育てていく」ことを目指し、カリキュラムで繋ぐ分離型小中一貫教育の形ができあがってきました(詳細は本ホームページの「布佐中学校区小中一貫教育」のページをご覧ください)。
ある意味、困難な船出を選択したわけであり、ここまでくるにはたくさんの苦労や葛藤、小学校との文化の違い、先生方の意見の相違etc.がありましたが、それら一つひとつを乗り越えながら、やっと布佐中学校区らしい小中一貫教育となってきたのです。まだまだ解決していかなくてはならない課題は山ほどありますし、私たちの進めてきたことが成果となってあらわれる(と信じています)のは数年先のことになると思います。今回の発表もあくまで中間報告となります。
従って、この先、例え校長が代わっても、核となる職員が転勤しても、この取り組みがいつまでも持続可能なものとなるように、地域・保護者と組織する小中一貫運営協議会も立ち上げました。地域のみなさんには、ぜひ今回の研究発表を通して小中一貫教育への理解とその意義について再認識していただき、布佐の未来を拓く大切な子ども達の成長のために、さらなるお力添えをいただければと願っています。今後ともどうぞよろしくお願い致します。
※布佐中学校区小中一貫教育中間発表会の様子について
は、後日、「生徒の活動」のページに掲載します。
新生布佐中学校の船出!生徒会役員任命式
24日(月)、生徒会新執行部・委員会新委員長の任命式が行われました。「式」という形にふさわしく厳粛な雰囲気の中で実施できました。新執行部・新委員長ともに、ほどよい緊張感の中に意欲に満ちた表情が感じられ、一人ひとりが述べた決意もやる気をアピールするだけではなく、立会演説会に続いて、例えば「広報活動を充実させて部活動の活性化を図ります」とか「生徒会新聞の発行やホームページの更新を欠かさず行います」「清掃改革を実行します」といった具体的な公約を立会演説会に続いて堂々と述べることができていました。彼らには、これからの生徒会行事の企画・運営にとどまらず、ぜひ政策提言したそれぞれの目標に向け、思い切って具体的な活動を展開していってほしいと思います。全教職員で精一杯支援していきます。
また、この1年間頑張ってきた旧執行部・旧委員長も後輩に後を託し、立派に最後の挨拶を終えました。彼らのここまでの苦労、そして一つ一つのことをやり遂げた後の成就感や感動は、間違いなく彼らの成長のエネルギーとなっているはずです。1年間の活動の成果を誇りとして、今後の学校生活でますます自身を向上させていってほしいと願っています。
なお、新執行部・新委員長の名前は、ホームページの「生徒会から」にて紹介させていただいております。
※生徒会新役員任命式の様子です。クリックしてご覧くだ
さい。
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激走!第70回東葛駅伝大会
15日(土)、第70回東葛飾地方中学校駅伝競走大会が松戸市民会館前スタート、野田清水公園陸上競技場ゴールの32.数㎞で10区間の選手が襷をつないで行われました。東葛地方の全公立中71校がすべて参加し、交通規制までしながら実施する全国でも例を見ない大規模で伝統のある(布佐中学校も今年度70周年を迎えましたので、本校創立の年から始まった)大会です。というわけで、実は布佐中の教職員(恐らく他校にも)には、自分が中学校時代に東葛駅伝を走った経験者がいます。
本校の選手は夏の合宿を始めとした辛く厳しい練習を乗り越えて、43位という成績を収めました。残念ながら生徒たちが設定した目標には及ばず、昨年の順位を下回ってしまって悔しさを滲ませる選手もいましたが、実は、これは本校規模(生徒数)の学校としては、よく頑張った順位だと思っています。本校は学校規模でいうと東葛71校中65番目です。最終結果を改めて見直すと、そういった学校はほとんどが60位以下という結果でした。東葛駅伝を走る選手を10人揃えるというのは大変なことであり、サポートの選手やマネージャーも含めた一人ひとりが全力を出し切った成果であり、胸を張っていいと考えています。
そして、今年の選手たちは、小規模校であることなどまったく意に介せず、ここまでの自分たちの努力に自信をもって堂々と高い目標を設定したのです。自分たちのレベルが上がっていることを実感し、目の前の壁を自ら高くしたのです。事実、前半は20位前後で襷をつないだ区間もありました。そんなことから試合後のミーティングでは、結果に心から満足している選手はただの一人もいませんでした。その代わり、この悔しさをエネルギーに変え、引退する3年生は次に自分がやるべきことに、1・2年生は次の大会に向けての厳しい練習に臨みたいという決意や仲間たちへの感謝の言葉が語られ、ここまでの苦労を思い出して涙する生徒も見られました。
私も生徒たちにはさらに次の目標に向かって前進してほしいと願っていますが、結果云々に関わらず、また、選手として走った生徒も残念ながら走れなかった生徒も、ここまで途中で挫折することなく厳しい練習をやり抜いたこと自体が、それぞれの大きな成長に結びついています。今後、いろいろな場面で失敗することやうまくいかないことがあっても、駅伝チームで頑張った生徒たちは、それを乗り越える財産や心の支えを手に入れたとも思っています。彼らのこれからの学校生活、特に3年生はそれぞれの進路に向け、ここまで走り抜いてきたことを自信にして精一杯頑張ってくれることと期待しています。
選手の引率、並びに応援、激励に足を運んでいただいた保護者のみなさん、本当にありがとうございました。すばらしい1日でした。
※大会の様子(写真)については、後日「生徒の活動」の
ページにアップしますのでよろしくお願いします。
一生懸命な姿に感動!合同運動会
8日(土)、大空・太陽学級が参加した市内合同運動会が我孫子市民体育館で開かれました。数年前までは柏市と合同で実施していたのですが、諸般の事情で我孫子市の単独開催となって今年で5回目です。当日は、早朝より市内全域から保護者・生徒・応援の方々が続々と体育館に集まり、駐車場は第2・第3やゆうゆう公園も含めてあっという間に満車になるほどの盛況ぶりでした。
本校の生徒たちは元気に競技・演技に参加し、本当に一生懸命な姿を見せてくれました。本校に限らず、子どもたちの様子を見ていて、すべての児童・生徒が自分のもっている力を最大限に発揮し、目を輝かして走ったり、踊ったりしている姿に改めて感動しました。徒競走でもリレーでも、前を走っている人に追いつくのが不可能なほど差がついても(ゴールし終わっていても)全力で走るのを止めません。ダンスの振りが多少おぼつかなくても、本気で楽しみながら笑顔で頑張っています。そんなすばらしい姿から、私もたくさんの元気と感動をもらえた1日でした。
子ども達には100点満点をたくさんあげて褒めると同時に、すべての頑張った仲間たち、こんなに楽しい運動会を準備してくださった関係者のみなさんに感謝し、また次の登校日から頑張ろうという話をしました。子ども達に精一杯の声援を送り、おいしいお弁当を準備してくださった保護者のみなさん、関係者のみなさん、すばらしい1日をありがとうございました。
※合同運動会の様子です。クリックしてご覧ください。
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先月に続き大躍進!布佐中の部活動
前回、9月の部活動での子ども達の頑張りを書いたばかりですが、この土日(1日・2日)、引き続き行われている葛南・県新人戦で見事な活躍を見せてくれましたので報告したいと思います。
まず陸上部ですが、千葉・天台競技場で行われた県新人大会に5名の選手+女子400mリレー(葛南大会では優勝)が出場しました。それぞれに精一杯の力を出し切った中で、2年生の鶴町君が走り高跳で1m82の好記録を出し、県で3位という素晴らしい結果を修めました。来年の総体では全国大会出場を目標に頑張ってほしいと思います。
続いてテニス部は、既に個人戦で1組が県大会出場を決めていますが、団体戦でも準決勝・決勝と接戦を勝ち切り、見事に優勝して今月の23日に行われる県大会へとコマを進めました。応援していた私も力が入りましたが、保護者の方々も目に涙を浮かべながら本当に喜んでくれていました。ぜひ、県大会でも自分の力を出し切って悔いのない試合をしてほしいと思います。
また、まだ葛南大会の途中ですが、野球部が接戦をものにして準決勝へと進出、サッカー部が2勝をあげて予選リーグ突破、バスケットボール部も女子が2勝して予選リーグ突破、男子は最後まであきらめない大逆転劇で同じく予選リーグ突破です。来週行われる準決勝や決勝トーナメントでも、この勢いのまま素晴らしいパフォーマンスを期待したいと思います。
というように、この土日の部活動での子ども達の活躍は、プロ野球の広島カープではありませんが、本当に「神ってる」といっても過言ではないような結果につながりました。少数精鋭の布佐中学校でも、まさに「為せば成る」ことの証明であると誇りに思います。
※各大会の様子の一部です。クリックしてご覧ください。
(カメラ設定の関係で大変に見づらい写真があることをお
詫びいたします)
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少数精鋭!布佐中部活動の躍進
もうすぐ生徒会役員が改選され、名実ともに2年生が学校のリーダーとして3年生からバトンを引き継ぎますが、それに先立ち、部活動では夏の葛南大会でほとんどの3年生が引退し、2年生中心となったチームで、今、新人戦が行われている最中です。
いつも言いますが、どの部活動も本校は少数精鋭で頑張っています。規模の大きな学校と対戦するときは、さながらオリンピツクで小国が大国に挑むようなものです。我孫子市内6中学校、葛南地区11中学校でもダントツに少人数の本校ですが、市内大会では多くの部活動が3位以内の入賞、葛南大会でも上位入賞や県大会出場を果たしています。
9月に行われた大会では、部員不足で他校と合同チームを組むことが余儀なくされているサッカー部が3位に。同じくたった5人の部員で助っ人を他の部から1人借りて試合に出場したバレーボール部も3位、この大会は私もベンチで応援していたのですが、本校のベンチには控え選手は0、当然応援選手も0です。対する相手校にはベンチいっぱいの交代選手、コートの反対側には応援する選手が2~3重の列を作っています。他にもバスケットボール部女子が準優勝、テニス部の個人戦で県大会出場、陸上部も多数の生徒が県大会出場という立派な成績(詳細については学校だよりに掲載してありますのでご覧ください)でした。
チームも組めないような状況では、腐って練習もやる気が出ないのが当たり前かもしれません。でも、本校の生徒たちは決してあきらめることなく、日々の練習に本当に一生懸命取り組んでいます。結果が良い悪いに関わらず、布佐中生たちのこのような姿は他に誇れる、称賛に値するものであるとも考えます。この勢いで、10月に大会を控えている各部にも朗報がもたらされることを願って応援を続けていきたいと思っています。
中学生も活躍!祭りの世界大会
昨年度に続き、布佐の祭り(竹内神社例大祭)に参加し、その盛大さに改めて度肝を抜かれました。このすごい祭り(本校職員は「祭りの世界大会」と呼んでいます)を3日間連続で、しかも毎年実施しているという布佐の伝統と各地区のみなさんの熱い心意気には本当に頭が下がる思いです。
そんな祭りの中で、小学生が一生懸命に子ども神輿を担いでいる姿がとても微笑ましく、見ていて思わず応援したくなりました。また、中学生にも活躍の場がところどころにあり、式典では巫女さんとして卒業生を含む女子生徒が4名、彼女たちは履きなれない下駄で、暑い中、ずっと神輿の後をついて歩いていました。他にも大人の神輿を担いだ男子生徒、地区の山車を懸命に引っ張っていた生徒、子ども神輿の世話役をしていた生徒、そして郷土芸能の生徒たちは、3日間にわたって祭りを盛り上げる大切な役割を果たしています。。
というように、この3日間にわたって、学校では目にすることのできない生徒たちの姿・表情・活躍ぶりを見ることができるのは、私にとっても大きな収穫です。生徒たちの地域貢献を改めて讃えてあげたいと思っています。
この300年にわたる伝統を、この生徒たちがしっかりと引き継ぎ、将来、布佐のまちの発展に貢献できる人材としてたくましく育っていくよう、学校としても全力を尽くしていかなくては…という思いを強くもった3日間でした。
※祭り中の郷土芸能講座の演奏の様子です。クリックして
ご覧ください。
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社会から学ぶ!2年生就職体験学習
体育祭代休明けの14日(水)~16日(金)、2年生の就職体験学習を実施しました。布佐地域を始めとして、全部で30前後の公的機関や事業所様に生徒を受け入れていただきました。お忙しい中、生徒のためにご指導・ご協力をいただいたことに改めて感謝申し上げます。ありがとうございました。
期間中、私もいくつかの職場を訪問して生徒の様子を見させていただきましたが、どこに行っても、業務に支障が出ていることなど一言もなく、「逆に助かっています」「挨拶がしっかりできて意欲もありますね」といったお褒めの言葉をいただきました。なかには、「布佐中できめ細かく指導しているハローワーク方式の成果ですね」という声もいくつかありました。求人広告の作成等、事業所様に多大なるご協力をいただき、指導にも時間と手間はかかり(エントリーシートのチェックや所長面接等)ますが、「布佐中が継続して取り組んでいるキャリア教育の方向性が間違っていない」ということを裏付けるありがたい言葉だと思っています。
この3日間の体験を通して生徒たちが学んだり考えたりしたことは、学校の中だけでは決して得ることのできない教育効果をもたらし、生徒たちの成長の糧となって今後に返ってくると信じています。
今後とも布佐中の生徒たちを地域から見守っていただくと同時に、来年度の就職体験も含め、学校への変わらぬご支援をお願い致します。
※体験学習中の生徒の様子は、後日「生徒の活動」のペー
ジに掲載します。
大成功!感動の第70回体育祭
10日(土)、布佐中学校第70回体育祭が大成功のうちに幕を閉じました。生徒たちは競技に、応援に、係活動に全力で取り組み、早朝からフィナーレまで声援を送っていただいた来賓のみなさんや地域の方々、家族、そして我々職員を笑顔にし、感動とともに元気をプレゼントしてくれました。本当に充実した1日であったと思います。
天気予報では台風の襲来も予想されるなど、天候不順の練習期間でしたが、生徒たちはそんな悪条件の中、本当に精一杯、全力で頑張りました。木曜日の予行練習が延期となり翌日の実施となったため、本番に向けての修正練習が十分にはできなかったのですが、生徒たちは臨機応変、自分で考え、自分で判断しながらしっかりと動いて70回目の記念すべき素晴らしい体育祭を創り上げることができました。
すべての競技についてのコメントは書けませんが、とにかく生徒たちの一生懸命さが伝わった体育祭でした。組体操に代わって全校男子組が行った新しい演技では、自分たちで布佐中体育祭の新しい1ページを開くという意気込みに燃え、「何が何でも成功させる」という気持ちが前面に溢れ、気合いと大きな掛け声の中、見事に成功、周囲の人たちを感動の渦に巻き込みました。女子のダンスは、練習のときよりもはるかに素晴らしい出来でした。ダンス自体のレベルも上がっていましたが、何よりも演技をしながら一人ひとりの生徒が輝くような笑顔で、全力で楽しみながら踊っている様子が伝わってきました。演技終了後、朝礼台の前にカメラを持って集まった人の多さが、ダンスの大成功を象徴していたように思います。そして各色の応援、応援団中心に、よくここまで全校生徒の心を掴んでまとめあげることができたと感心しています。閉会式の結果発表では競技優勝白組・応援賞赤組ということで、それぞれの賞に歓喜の声と感動の涙があり、終了後には両方の組ともに達成感一杯の満足気な表情が印象的でした。
そして、地域の方々やPTAを始めとした保護者のみなさんのご協力があってこそ、この体育祭の大成功があるということを改めて実感しています。グラウンドには自治会等からお借りしたテントがいくつも並び、積極的にお手伝いただいた多くのみなさんのおかげで、準備も片付けも「あっ」という間に終えることができました。本当にありがたく感謝してもしきれない思いです。また、当日を含めて6日間、マイクを通しての大きな声や大音量の音楽でご迷惑をおかけした学校近隣のみなさんにお詫びするとともに、温かいご理解とご協力に対して改めて御礼申し上げます。
この体育祭で学んだことを糧に、生徒のさらなる成長を期して、我々教職員も今後の教育活動に精一杯取り組んでいきたいと決意を新たにしています。今後とも学校へのご協力・ご支援をお願いして体育祭の報告とさせていただきます。
※体育祭の様子(写真)は、後日「生徒の活動」のページに
掲載いたします。
地域からのプレゼント
8日(木)、地域の公園などでボランティア清掃をしていただいている平和台自治会悠悠クラブ会長の山口様と四校防犯健全育成会議でお世話になっている倉橋様が学校にお見えになり、生徒たちに使用してほしいということで、昨年度に引き続き、クラブで作ったぞうきんをたくさん寄贈してくださいました。昨年度にいただいたぞうきんは大掃除や環境整備に大変に役立っており、この前の台風9号の襲来時にも雨漏り防止やその後の片付けにありがたく使わせていただきました。今回も大切、かつ有意義に使わせていただき、学校をきれいにしていきたいと思っています。ありがとうございました。
※寄贈いただいた時の写真です。クリックしてご覧くださ
い。
学校と地域のWin-Winの関係
今日から体育祭の練習が始まりました。夏休みが終わり、先週木・金と2日学校があっただけで土日の休み(ただし土日も部活動の大会がありサッカー部は3位という立派な成績、吹奏楽部はアコモード納涼祭で演奏しました)。恥ずかしながら、まだ生徒が登校している日の学校生活のリズムを取り戻せずに、やや憂鬱な面持ちで週明けの月曜日を迎えた私でしたが…。
出勤して朝の正門での挨拶に向かい、学校近くである地域の方と話をして一気に元気が回復して意欲が湧いてきました。話の内容は、最近の布佐中の生徒たちがすごくよくて学校も落ち着いて活気があると地域の会合で話題になったこと。授業支援ボランティアで学校に行くと必ず校長が顔を出し、帰る時には玄関まで見送られて恐縮しており、その姿勢が大切であると話題になったことなどです。自分の学校、頑張る子ども達が認められ、褒められるのはこの上ない喜びですし、こちらが感謝してもしきれないボランティアの方たちに逆に褒めてもらえたことは私にとっては大変にうれしいことです。
まさに学校と地域がWin-Winの関係で成り立っている布佐の地だと思います。私も地域のみなさんから元気をもらって、体育祭に向けて全力で取り組まなくてはいけないと改めて思いました。
※アコモード納涼祭での吹奏楽部演奏の一コマです。ク
リックしてご覧ください。
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2学期スタート!
2学期がスタートしました。若干の欠席者はいたものの、42日間の夏休み中、一件の事故や問題等もなく、始業式で生徒たちの元気な顔を見られたことをうれしく思っています。
始業式では、2学期最初に全校で取り組む体育祭について「努力は足し算・協力は掛け算」という言葉を引用し、仲間同士が協力し合って演技を完成させると個々で努力する何倍もの成果が出ること、逆に一人でも手を抜くと全員の結果がゼロになってしまうこと、2学期の各学年への願いなどを話しました。生徒たちは、その後に実施した避難訓練と併せ、夏空の下、長期休業明けとは思えないしっかりした姿勢・態度で参加することができました。
避難訓練は、今回は学級がバラバラになっている清掃中に発生した地震を想定して実施しましたが、教師の指示もなく、どう行動したらいいか判断できずにとまどっている生徒も多くいて、防災教育をしっかり行う必要性を改めて実感しました。全体への話では、担当職員から訓練の重要性、自分でしっかり判断して行動することの大切さ、災害の恐ろしさ等について指導をしました。
10日(土)は第70回体育祭です。来週、わずか一週間の練習期間で、どこまで完成させることができるか一抹の不安もありますが、「みんなの一生懸命な姿を見てもらって、地域や家族の人を笑顔にし、元気をプレゼントしよう。それが中学生が2学期最初にできる地域貢献だ」ということも話してあります。体育祭期間中、音楽やマイクを通した大声など、迷惑をおかけする場面も多々あるかと思いますが、生徒たちは自らの成長はもちろん、仲間のため、地域のため、家族のために精一杯頑張りますので、温かいご支援・ご協力をよろしくお願い致します。また、当日はぜひ中学校に足をお運びいだき、布佐の未来を切り拓く生徒たちに声援を送っていただけると、より一層の励みになると考えています。