校長室

校長室から発信

笑顔満載!1年生校外学習

 19日()、1年生の校外学習を県立房総の村で行いました。雨の中で入学式を迎えた1年生でしたが、その後の頑張りを神様が見ていてくれたのか、前日の荒天とは打って変わって雲一つない晴天、日中は25°を超える夏日という暑さで校外学習日和の1日でした。

 今回の校外学習の一番の目的は、新しい学年・学級の仲間と仲良くなって絆を深めることです。仲良くなる一番の近道はお互いの笑顔です。だから笑顔満載の1日にしよう、そして笑顔になってもらうために友だちの良いところをたくさん見つけて言葉で伝えようという話をしました。生徒たちは電車・徒歩の移動、午前中のウォークラリー、お弁当、午後からのレクといった活動の中でそれを意識して頑張るとともに、ウォークラリーでは最後まで班がまとまって協力し合う、レクでは学級の枠を自然と取り払って、学年みんなで声をかけ合って楽しむという光景が見られました(私は出張のため、残念ながら午前中で現地を後にしましたが、引率の先生方から口々にその様子が語られていました)。この楽しかった1日を忘れずに、いつまでもお互いを温かく認め合う仲の良い学年集団であってほしいと願っています。

 充実した1日を過ごした1年生、今日(20日)からはいよいよ正式日課で授業も本格的にスタートします。まだまだこれから山あり谷ありの学校生活を送るとは思いますが、この校外学習を含めて、ここまで素晴らしいスタートが切れています。これをますます前進させ、一人ひとりをしっかりと育てていけるよう、職員一同、さらに気を引き締めて取り組んでいきたいと思います。

 

※この校外学習の様子は、後日、「生徒の活動」のページにアップしますので、そちらの方もご覧ください。

ようこそ1年生!温かく迎えた歓迎集会

 12日()、新入生歓迎集会が実施されました。当初、出張が重なってしまい出席できない予定でしたが、前日にありがたい雨?が降ったおかげでスポ―ツテストを計画していた午前中と午後の日程が入れ替わり、今年度最初の生徒会行事に参加することができました。

 時間の限られた中で、生徒会も2・3年生もしっかりと準備をし、1年生への歓迎の気持ちを込めた工夫を凝らした、かつ心温まる発表(委員会活動紹介、部活動紹介、全体合唱)が行われました。見ていた1年生たちも笑いあり、驚きあり、感心ありと、それぞれの発表を食い入るように、集中して見ていました。

 1年生の方からも、2・3年生へのお礼の気持ちを込めた合唱の発表がありました。まだまだボーイズソプラノのかわいらしい声での合唱ですが、「入学式の後、たった2日間でどうやって練習したの?」と思わせるような見事な合唱であったと思います。

 私からは1年生に向けて、「自分で考えて決めることの大切さ」という話をしました。中学校に入学して最初の大切な選択・決定がこの委員会活動と部活動です。「自分の意志で自分が輝ける活動をしっかりと選び、自分で決めたことには責任をもって中学校生活を頑張る」中学生として、そんな意識をもったスタートを切ってくれればと願っています。

 

※新入生歓迎集会の様子は、後ほど「生徒の活動」のペー
 ジにアップさせていただきます。

新生布佐中学校スタート!入学式

 肌寒い日が続いたせいか桜の花はちょうど見頃となりましたが、強い風と雨の中、本校第71回入学式が挙行されました。悪天候にもかかわらず、実に40名を超える来賓のみなさまにご臨席いただき、祝福された新入生たちの心にも強く残ったのではないかとも思います。

 1時間をやや超える時間の式でしたか、78名の新入生たちは、緊張感の中で終始立派な姿勢と態度で式に参加することができました。背筋を伸ばして堂々と歩く入場の姿、担任の呼名に応えるしっかりとした返事に、これからの布佐中のさらなる発展を予感することができました。

 始業式翌日の実施であったため、在校生もわずか2時間に満たない入学式練習でしたが、先輩として新入生の見本となる素晴らしい姿と迫力のある歌声で彼らの度肝を抜き、かつ温かい心が伝わる歓迎の言葉で新入生を迎え入れることができました。

 10日()から本当の意味で平成29年度、全生徒がそろっての新らしい布佐中学校がスタートします。新入生には、初心を忘れることなく、新しい環境で、新しい先生・新しい仲間とともに充実した学校生活を送れるよう前向きな気持ちで頑張ってほしいと願っています。

 保護者のみなさまにも、これから布佐中PTAの一人として学校と手を携え、お子様の成長のために「共育」(学校と共に育てる)、そして「協育」(学校と協力して育てる)をよろしくお願い致します。


                        
         

平成29年度スタート!始業式

 6日()、始業式が行われ、平成29年度がスタートしました。生徒たち一人ひとりの表情は、新年度への期待と意欲に満ち溢れ、活き活きとしているように感じました。新2年生は学級編成があり、新しい先生・仲間と新しい環境で頑張るという気持ち、新3年生はいよいよ進路実現の年となって気を引き締めなくてはいけないという気持ちがそれぞれの心の中で渦巻いていたのではないかと思います。

 始業式に当たって、私からは2つの話をしました。1つ目は「挑戦せずして決して成功はあり得ない、挑戦しないことには何も始まらない(野茂英雄投手の言葉)」を紹介し、「敗者とは勝負に敗れた者ではなく、失敗を恐れて何もチャレンジしようとしない者」「失敗は成功の途中」、進級に当たって、勇気を出して一歩を踏み出して行動する1年にしようという話、2つ目は学校目標「自主」と「共生」に込められた願いとその必要性についてです。また、それに加えて新入生を迎えるに当たり「先輩ぶるな、先輩らしく」という話を最後にしました。どの生徒も顔をしっかりと上げ、真剣な面持ちで聞いており、新年度のスタートが素晴らしい形で切れたということを実感しています。

 今年度、布佐中学校は保護者・地域のみなさまと「みんなで創る地域の学校」に加え「みんなで創る地域の小中一貫校・布佐学園」の実現をめざして教育活動に取り組んでまいります。昨年度以上のご支援とご協力、そして我々教職員との協働で、手を携えて子どもを育てていただけますようお願い申し上げます。


                 

大盛況!吹奏楽部第8回春のコンサート

1日()、本校吹奏楽部・第8回春のコンサートが盛大に開催されました。大変にお忙しい中、市長・副市長・教育長・(、現)教育総務部長・学校教育課長・小学校の校長先生にもご来校いただき、3時間半にわたるステージを最後まで熱心にご覧いただきました。

そして会場内の熱気、昨年も保護者・地域の方を始めとしたお客さんの多さに驚いたのですが、今年はまた、それをはるかに超えるみなさんにご来場いただき、去年立ち見のお客様がたくさん出てしまった反省から、かなり余裕をもって用意したはずの座席も満席になるという状況でした。本当に、応援していただける方が、今でも年々増え続けていることに感謝申し上げる次第です。

今回のステージも、卒業生を含めた吹奏楽部の生徒たち、卒業生特設合唱団、卒業生アンサンブル・ルミエール、本校OB、団友、そして布佐小学校と布佐南小学校が加わり、毎年協力をお願いしている、ソプラノ歌手の吉田真澄氏にも出演していただきました。地域の方もよくご存知の布佐中バンドのスタンダード曲やクラッシックに加え、プチミュージカル「オズの魔法使い」の上演など、時間が経つのをすっかり忘れてしまう楽しい3時間半を過ごすことができました。たくさんのお客さんの前で、精一杯自分たちの力を出し切った生徒たちの満足そうな爽やかな笑顔と最後の演奏を終えて涙する卒業生の姿に心を打たれました。

平成29年度も、きっと地域に出て地域のみなさまに笑顔を届ける活動を本校吹奏楽部はめざしていくと思います。引き続き、多くのみなさまの応援をよろしくお願い致します。

 

※春のコンサートの様子は、「生徒の活動」のページに
アップしましたので、そちらの方もご覧ください

第70回卒業式

 14日()、本校、記念すべき第70回卒業証書授与式が、教育委員さんを始めとした何と51名もの来賓のみなさんにご臨席いただき、保護者や多くの地域の方々が見守る中、盛大に挙行することができました。
 2時間を超える長い時間でしたが、卒業生・在校生ともに生徒たちの式に臨む姿勢や態度は大変にすばらしく、終わって退場後、来賓のみなさまからも口々にお褒めの言葉をいただきました。

 76名の卒業生は、証書授与のときの返事・巣立ちの言葉・歌(仰げば尊し・さくら)と3年間の精一杯の思いと感謝を込めて表現してくれ、その一生懸命な姿・成長した姿に思わず目頭が熱くなってしまいました。私が赴任したのと同じ、平成26年に入学して3年間をともに過ごした生徒たちでもあり、こみ上げてくるものもあったのだと思います。

 1・2年生も同様に素晴らしい送別の言葉と歌(ジュピター)で、卒業生への感謝の思いと別れの気持ちを表現しました。その見事な姿に、両学年ともにこの1年間の成長と進級に値する力がついたことを確信しました。

 卒業生はこの後、それぞれの進路先へ巣立っていきますが、ここに至るまで本当に多くの地域のみなさんに愛され、支えられたからこそ、今の成長した姿があります。式の中でも御礼の言葉を述べさせていただきましたが、改めて学校、そして卒業生一人ひとりになり代わって御礼申し上げます。「本当にありがとうございました」

  


              

プロの琵琶奏者とともに!最後の音楽授業

 昨年に続いて3年生の特別授業・音楽鑑賞教室を8日()に実施しました。今年も邦楽の分野の第一人者で、薩摩琵琶のプロ奏者であり、地元の出身(布佐中出身でもあり、昨年ご来校された際は、ご自分が卒業した時の卒業記念制作を感慨深げに見ておられました)でもある久保田晶子様をお招きし、生徒の前で生の演奏を披露していただきました。

 私も拝見させていただいたのですが、3年生の授業で1クラスずつ3時間、音楽室で、生徒たちの目の前で開かれたミニコンサートは本当に圧巻でした。時間の経過を忘れる素晴らしさで、私もその圧倒的な迫力に昨年以上に言葉を失いました。生徒たちも音の美しさや朗読の迫力を肌で感じとることができたのか、集中して1時間、真剣な表情で聴き入っていました。また、演奏の途中で琵琶の紹介を、授業の最後には、音楽の専門家でも音楽だけやっていればいいわけではなく、幅広い分野にわたって学んでいくことが必要であり、それは何の世界でも同じであるから、今、しっかりと勉強しなくてはいけないという話をしてくださいました。生徒の記憶にも強く残ったのではないかと思います。また、杜子春の朗読では、クラス2名ずつの代表が琵琶の演奏とコラボするという貴重な場面も用意していただき、本当にあっという間に時が過ぎったように感じます。

 まさに本物に触れ、本物を感じて、生徒たちの心も澄み渡ったのではないかと思います。音楽に限らず、このような有意義な取り組みをもっともっと学校教育に取り入れていけたら…と思った1日でした。

             
           

ふさカリキュラムの集大成!語り部さん訪問

 本校総合学習の要である「ふさカリキュラム」のまとめとして、語り部さんへの訪問を今年も3日()に実施しました。ふるさと布佐の歴史と文化を学び、布佐に対する愛着と誇りを身につけ、将来にわたって布佐の地に貢献できる人材を育てるための大切な取り組みです。

 また「ふさカリキュラム」は、まさに今、小中学校で推進している小中一貫教育の柱として開発された布佐中学校区自慢のカリキュラムでもあります。

 当日は、それまでの事前学習で調べたそれぞれのテーマごとに、各自が自分自身の課題をもって、語り部さんの話をただ聴くだけの受け身な学習ではなく、課題解決に向けた能動的な学習となるようにしっかりと準備して出かけていきました。

 私は残念ながら出張が重なってしまい、訪問させていただくことができなかったのですが、後から職員や何人かの語り部さんに話を伺うと、語り部のみなさんの大変に熱の入ったお話に、生徒たちも真剣な表情で耳を傾けると同時に、例年以上に調べてきたことを基にした積極的な質問が飛び交い、大変に有意義な時間が過ごせたということです。こんなに素晴らしい学習の時間が卒業前にとれる3年生の生徒たちは本当に幸せだと思います。ご協力いただいた語り部のみなさんには改めて御礼申し上げます。

 この学習をもとに、3年生たちは地域の未来への提言を一人ひとりが考えて「布佐カリキュラム」を閉じますが、どんな前向きな意見や考えが出てくるのか今から楽しみにしています。

           


       

伝統の重み・創立70周年記念式典&行事

 6日()、冷たい小雨模様の天気でしたが、午後から本校の70周年記念式典、並びに記念行事を実施しました。

 教育長さん・教育委員さんを始め、布佐地区の市議会議員のみなさま、本校の元校長先生、小学校の校長先生、保護者・地域の方々をお迎えし、式典では代表の方よりお祝いのご挨拶を頂戴しました。

 続いて行った行事では、郷土芸能の演舞に続いて吹奏楽部の演奏、本校OB・OG6名の方々に登壇していただき、生徒の司会進行によるパネルディスカッションを行いました。今まで知らなかった布佐中学校の昔の姿、今とは違う校舎・ジャージ、パネラーのみなさんが在籍していた当時の名物先生の話などに、聴いている生徒たちも興味津々といった様子でした。最後には本校第10代校長・庄司先生より当時の思い出や生徒たちへの今後に向けてのメッセージが語られ、半日の行事がしっかりと締めくくられました。

 この式典・行事は本校地域ルーム運営委員長・香取様が実行委員長となり、積極的に進めていただいたおかげで実現にこぎつけたものです。他の実行委員のみなさんも、多忙な中、学校のため、生徒のために骨身を削って準備をしてくださいました。この後も、記念誌の発刊に尽力してくださる予定です。

 今さらながら、地域のみなさんの学校を愛する気持ち、母校を愛する気持ち、学校と手を携え、子ども達のために積極的に動き、ともに子ども達を育て、ともに布佐の未来を築いていこうという強い思いを再認識した今回の取り組みでした。

 ご協力いただいたみなさま、ご来校いただいたみなさまに心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

      


          

3年生への感謝と進級への登竜門!3年生を送る会

 2日()、3年生を送る会が行われました。外は冷たい雨模様で底冷えのする体育館でしたが、笑顔と感動に溢れる温かい時間が、あっという間に過ぎ去っていきました。参観に駆け付けていただいた地域・保護者のみなさまには、寒い中、本当にありがとうございました。

 1年生の発表は、観ている者を感動の渦に巻き込むような、素晴らしいミユージカル仕立ての劇でした。「11匹のネコ」という絵本にある話で、腹ペコの野良ネコがエサとなる大きな魚を求めて旅をし、見事に捕獲に成功するも、最後は自分たちと同様にお腹を空かせている仲間たちのために持ち帰ることを決議するというところまでを台本にしました。生徒たちの迫真の演技と見事な演出、学年全生徒のチームワークに、観ていた3年生がみるみる惹き込まれていくのが手に取るようにわかりました。

 2年生の発表は、卒業してから10年後の同窓会で中学校時代を振り返るという設定のオリジナル劇で、劇と映像に加え、合唱団を組織して3年間の思い出を回顧しつつ、感謝の気持ちとメッセージがふんだんに込められたすばらしいものでした。最後の全体合唱も圧巻でした。

何よりも、両学年ともに大道具・小道具・衣装など、裏方も含めて学年生徒全員で取り組んだ様子が感じられ、1年間を通して本当によく成長したものだと改めて思いました。

この3年生を送る会の成功をステップとして新しい学年に進級する、その証を全校の前で堂々と宣言したようにも感じた見事な発表であったと思います。

 最後に、3年生からの素晴らしい発表もありました。入試の真っ最中、ほとんど練習する時間が取れなかった中での発表でしたが、先生方への感謝の手紙、学年合唱での真剣な表情からは、この送る会へのお礼だけでなく、今までお世話になった多くの人たちへ心を込めた感謝の発表であったと感じ取れました。

 楽しく手間暇かけて作った幕間の発表に加え、ここまでの企画・運営、入念な準備をしてきた生徒会のメンバーに敬意を払うとともに、指導してきた職員を含め、私からも改めてお礼を言いたいと思っています。

 

※「3年生を送る会」の様子は、後日「生徒の活動」のページにアップしますので、そちらの方もご覧ください。

布佐中にスピーカーを寄贈していただきました(再掲)

 1月にトップぺージに掲載した記事の再掲ですが、寄贈されたスピーカーが学校に届きましたので、写真を加えて再度お知らせ致します。
 1月18日(水)、我孫子駅前「アビーホール」にて読売日本交響楽団のエルダーメンバーによるチャリティーコンサート「読売サロンコンサートIN我孫子」が開催されましたが、その収益金は全額、我孫子市の学校教育事業に活用するために学校へと寄贈されることとなっています。
 そして今回、厳正な審査を経て寄贈先が布佐中学校へと決定したという栄誉ある連絡をいただきました。学校予算ではなかなか購入できなかっスピーカー一式をお願いし、先方にも快く快諾を得ることができましたので、生徒たちのために有効活用させていただきたいと思っています。
 関係各位の方々に改めてて御礼申し上げるとともに、本校関係者のみなさんにご報告させていただきます。
 ありがとうございました。   
    
          

力作がいっぱい!花と太陽と希望の作品展

 13日()から柏・我孫子地区特別支援学級合同作品展「花と太陽と希望の作品展」が、今年から会場が変更となり、パレット柏内の市民ギャラリーにて16日()まで開催されました。

 私は15日()に会場を訪れました。実は今年で5年続けて見学する機会に恵まれたのですが、会場中を埋め尽くす絵画、工芸工作、習字の展示、すべての作品が本当に素晴らしかったです。完成度の良し悪しは様々ですが、それぞれの作品の裏側には、子ども達が心を込めて一生懸命に制作に取り組んだ様子が垣間見えます。私も教育委員会にいた関係で、他校の子ども達も何人かは知っているのですが、その子たちが自分なりに頑張って作品を仕上げたことを想像すると感慨深いものがあります。

 本校の生徒たちも、受験を控えた3年生を含めて大変に忙しい中で、頑張って作品を作って展示しました。学校に戻ってから子ども達をたくさん褒めてあげたいと思います。

 また来年、1年間年齢を重ねた子ども達が、1年分成長して作った作品を見に行くのがとても楽しみです。

                   

        
                           

地域の力をお借りして!定期テスト前学習会

 16日()・17日()に行われる3学期定期テストに向け、地域の方にお願いして13日()~15日()の3日間、1・2年生対象に放課後の補習を実施しています。

 この取り組みももう複数回を数え、地域のみなさんも生徒への指導経験を積んだこともあり、とても和やかに充実した学習の時間を過ごしています。

 下校時間もあるので、1時間半に満たない時間ですが、学習したことが少しでも成績に繋がったという実感がもてれば…と思っています。

 中学校は部活動もあり時間的に厳しい面はありますが、このような補習体制がテスト前だけに終わらず、日常的にも展開できるような方法はないだろうか、また、小学校段階から基礎基本をしっかり身につけさせるために有効な手段はないだろうかと思案しています。そういったことによって、昨今、マスコミ等で報道されているような教育格差の解消に一石を投じ布佐中生の学力を向上させたいと願っているところです。今後ともよろしくお願い致します。

    
                    
 

 

地域の力をお借りして!家庭科調理実習

 8日()から、2学期、そして昨年度に続いて家庭科の授業(調理実習)に地域のみなさんのサポートをいただいています。2学期は2年生が祭り寿司をつくりましたが、今回は1年生が1クラス3回ずつ、ハンバーグ・シチュー・魚料理に取り組みます。そうなると、学年2クラス×3回ということになり全部で6回、これが3月の初めまで続き、1回の授業に4~6人ずつ、延べで30人前後(昨年は4クラスであったため50人)もの方々にご協力いただくことになります。

 1年生は初めての調理実習ということで、道具のある場所、扱い方等がわからずに先生一人では対応しきれないというのが現状です。包丁を持つ手の不慣れさなどを見るにつけ、目が行き届いて危険を回避できるという点でも本当に助かっています。地域のみなさんも、既に何度か経験されている方々が増えてきましたので、中学生との接し方にも大変スムーズで会話を楽しみながら指導されている様子がとても微笑ましいです。

 8日()は出張も重なり、時間に追われて忙しかったのですが、自分たちでつくったハンバーグをおいしそうに食べている生徒たちから、私にもおすそ分けがあり、給食と併せてすっかり満腹になりました。生徒たちの満足気な顔と各グループに寄り添っていただいている地域の方の笑顔がとても素敵で印象的でした。

 

※調理実習の様子は、この後「生徒の活動」のページに随
時アップしていきたいと思います。

確かな成果!6年生の中学校登校

 7日()、かねてよりお知らせしている小中一貫教育の取り組みの一つである小学校6年生の中学校登校を1月30日()に続いて実施しました。今回は、入学を2ヵ月後にひかえ、小学生同士にもっと仲良くなってもらおうという目的で小小の交流活動を中学校体育館で実施。その後に生徒会長・部活動会長・校長から中学校生活とその心構えについてレクチャーするという内容です。

 数えてみると、6年生の児童たちはもう6回目(合唱祭見学を加えると7回目)の中学校登校です。すっかり勝手知ったる他人の~で、何のためらいも躊躇もなく自然に中学校の校舎に入ることができるようになりました。

 開会式が終わり、布佐小・南小が合同で数チームを作り、チームごとに和やかに自己紹介をし、話し合ってチームの愛称を決めました。見ていてとても微笑ましい時間でした。その後、チーム対抗で綱引きと輪くぐりを行いましたが、どのチームも一生懸命で、とてもチームワークよく交流ができたと思います。

 もう入学に当たって布佐小・南小の壁は取り払われました。ここまでの取り組みで中学校へのギャップもかなり低くなってきています。3月にもう一回、中学校登校を実施しますが、子ども達の様子を見ていて、大きな成果が上がっていることを実感しています。今年度の実践をしっかりと振り返り、4月からもこの取り組みを、さらに充実した形で実施していけるよう考えていきたいと思います。地域・保護者のみなさまにおかれましても、気づいたことやご意見等ございましたら学校までお知らせいただければ幸いです。

       
※小小交流(綱引き・輪くぐり)と中学生から6年生への中 
 学校生活をレクチャーしている様子です。クリックして
 ご覧ください。

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充実の冬季トレーニング終了

 11月から続けてきた冬季トレーニングも30日()が最終日となりました。最後の最後まで生徒たちは大きな声でお互いを応援し合い、終わった瞬間は歓喜のハイタッチ、とてもいい雰囲気の中で今年度のラスト・ランを飾ることができたと思います。

 市内を始め、多くの中学校でこのような冬季トレーニングを実施していますが、学校によっては、最初に大勢いた生徒たちも日が経つにつれて一人減り、二人減り、最終日には半分以下に減っていたということも耳にします。本校の生徒たちは、吹奏楽部や美術部といった文化系部活動の生徒も含め、全員が最終日まで走り切りました。最後のタイムトライアルでは、自己ベストを更新した生徒もたくさんいたようです。ここまでの生徒たちの頑張りとそれを励ましながら一緒になって支援してくれた各部活動顧問の先生方、また、連日の元気な大声に迷惑を被ったであろうにも関わらず、一切の苦情等もなく生徒たちを温かく見守ってくださった地域のみなさんに感謝です。

 最後に生徒たちには「大きく高くジャンプするためには、その分だけ膝を曲げ、しっかり深く沈み込んで準備をしなくてはいけないが、見事にそれをやりきった。でも、ここからが踏み切り板を蹴って実際にジャンプするとき、夏に向けて各部活で一つひとつ努力を積み重ねて目標を達成してほしい」という話をしました。2月以降、布佐中生徒たちの大活躍と多くの部活動の県大会出場を楽しみにしたいと思います。

林間学校に向けて・自然学習スタート!

 平成29年度6月、現1年生は進級して最大の学年行事である林間学校を実施します。それに向けての第一歩、事前に行う自然学習(総合学習)がいよいよ始まりました。

 この自然学習を通して、自分が興味関心をもって学んだことを実際の林間学校で検証していくという取り組みですが、布佐中学校は市内で唯一、東日本大震災の後もその安全性に最新の注意を払い、福島県裏磐梯方面への林間学校を実施しています。これは、裏磐梯周辺に生徒に学ばせたい自然環境のすべてが素晴らしい状態で残されているからに他ならず、生徒の興味関心に応じた数のテーマがすべて設定できるからです。

 そして、20日()が生徒に興味関心を強くもたせるための大切な導入の授業でした。この大切な授業に、布佐中は何と現地福島から専門家の先生をお呼びしてお話をしていただいています。磐梯山噴火記念館の佐藤公先生という方で、昨年秋にはNHKテレビ「ブラタモリ」に出演され、メディアを通して裏磐梯の雄大な自然について熱く語っておられました。布佐中には子ども達のために、今年で7年連続で足を運んでくださっている先生です。

 私も昨年まで2年連続で授業を受けさせていただいたのですが、今年は残念ながら出張が重なってしまい、他の先生から話を聞くことしかできず大変に残念でした。全部は紹介できませんが、火山の噴火実験など、様々な道具を駆使して生徒と一緒に行いながら、映像を入れて大変にわかりやすく、かつ当たり前のように興味をもって惹きつけられていく授業だったようで、昨年よりも一段とパワーアップした印象を受けました。導入がこんなに楽しい授業ならば、生徒もスムーズに次の時間の学習に入っていけるだろうと感じています。

 今日のために、わざわざ福島からお出でいただいた佐藤先生に改めて感謝するとともに、このような取り組みの一つひとつが、生徒にとってより有意義な校外学習を実現するということを再認識した次第です。

 

※授業の様子です。クリックしてご覧ください。


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激走2!葛南新人駅伝

 19日()、冷たい風が吹きすさぶ中、葛南新人駅伝大会が柏の葉周回コースで実施されました。8日()の銚子駅伝大会で好成績を収め、幸先良いスタートを切った本校の生徒たちは、新チームとして万全を期して上位入賞を目標にこの日を迎えました。

 駅伝大会は陸上・駅伝部だけではなく、学校をあげて学校の代表として選手たちは走りますので、バスケ部やバレー部の生徒たちも加わっているのですが、駅伝の前にあるロードレースの部の参加者は男子が0・女子は2人と小規模校の現実は如何ともしがたく、本当に駅伝の部を走るぎりぎりのメンバーで戦っています。

 ロードレースが終わり、女子と男子1年生の部からスタート、男子の部は午後からのスタートです。県大会出場の枠が3校と例年より厳しい状況でしたが、特に男子はその可能性も十分にあり、自然と応援にも熱が入って寒さもいつの間にか吹き飛んでいました。結果男子Aチームが17チーム中6位(5位とも1秒差)で、2区では2位で襷を繋ぐなど大いに見せ場をつくったレースでした。1年生の部でも、エースがAチームの1区を任されている関係でエース抜きでの戦いでしたが、見事に12チーム中4位という好成績を収めました。女子チームも15チーム中7位(一昨年は県大会へ出場できましたが、成績は8位でした)と立派な成績です。また、男子Bチームも最後まであきらめることなく、自分の力を出し切って全力で襷を繋ぎ通すことができました。

 閉会式後のミーティングでは、この結果は一緒に競い合い、励まし合ってお互いを伸ばし続けた「チーム布佐中駅伝」としての全員の成果であり、県大会出場校とも十分に競い合える力をつけてきたことを確認し、今後のさらなる躍進を確認しました。

 生徒たちは、爽やかな笑顔と自分たちのあげた結果に実感が湧いてないような複雑な表情をしていましたが、きっと「まだまだできる」「満足していない」という気持ちの裏返しがそうさせたのだと思います。本当に、こんな規模の小さい生徒数の少ない学校が、いわば「小国が大国に挑む」ようなものですが、よくここまで成長できていると思います。厳しい練習に耐えて頑張った生徒たちを讃えるとともに、ここまで生徒たちを伸ばしてくれた先生方に改めて感謝です。

 そして、県の新人駅伝大会は同じ柏の葉周回コースで行われる予定です。晴れの舞台に立つ生徒たちの活躍に期待して、応援をよろしくお願いします。

 

※大会の様子は「生徒の活動」のページにアップしますの
 でご覧ください。

激走!銚子駅伝大会

 8日()、銚子半島一周駅伝大会が行われました。今年からコース変更があり、例年の8区間が6区間に短縮されたこともあって昨年よりは若干参加校が減りましたが、それでも県内各地から66校が参加し、一般道に通行規制を行って実施する全国屈指の大きな駅伝大会です。当日は学校外で参加しているクラブの試合がある生徒がいたり、怪我人が続出したりとチームがベストな状態での参加とはいきませんでしたが、残った選手たちは前日より現地に入り、コースの下見・練習・打ち合せと万全の準備をして本番に臨みました。

 午前11時30分、銚子漁港のシンボルロードをスタートし、1区は3.8㎞という長丁場、2・3区は箱根駅伝さながらの山登りと山下り、他にも海沿いの風の強いコースなど、東葛駅伝とはまた一味違った6区間のコースを選手は走りぬき、付き添いの部員たちも選手をよくサポートして助けました。

 結果、本校は66チーム中・31位と、2年生3人と1年生が3人も走る(駅伝を初めて走る生徒も2人)という状況にも関わらず、3年生がたくさん走っている他校を相手に昨年の結果を上回る結果でした。全選手が全力疾走で襷をつなぎ、当初の目標であった40番台を立派にクリアする激走だったと思います。

私は4区で選手の引率をしていましたが、選手は補助の生徒としっかりタッグを組み、自分たちの力でストレッチやアップ走など、完璧にこなし準備する姿に感心しました。また、3区の選手がゴールした後、力を出し切って走り終えた満足感いっぱいの爽やかな笑顔を見せてくれたことがとてもうれしかったです。

 「チーム布佐中駅伝」は、この新年最初の大きな大会を、チームワークよく見事に結果にも結びつけました。しかし、彼らがこの結果に満足しきっていないことは一人ひとりの表情や会話からも強く感じられます。この後、今月19日()には葛南新人駅伝大会という大切な大会が控えています。「チーム布佐」の健闘とさらなる躍進を信じて、できる限りの支援をしていきたいと思います。保護者・地域のみなさまにも、引き続きの応援をよろしくお願い致します。

 

※大会当日の様子です。クリックしてご覧ください。
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小中高連携・地域連携の書初大会

 23日()、布佐中学校武徳館にて小中高連携・地域連携書き初め大会を実施しました。祝日にも関わらず、当日は早朝より地域にお願いした講師の先生・地域ボランティア(地域ルーム)のお手伝いの方々・小中三校の先生方、そして我孫子東高校の先生・生徒と多くの方々に応援いただき、大変にスムーズな運営ができ、参加した子ども達も満足感いっぱいに過ごすことができていました。

 子ども達の感想の中には、「地域の先生が丁寧に教えてくれた」「宿題も終わってよかった」「小中学生が一緒で最初は緊張したけど、中学生の上手な字が参考になった」「家でやるより集中してはかどった」「来年もまた参加したい」等々の前向きな意見が数多くありました。

 この後、子ども達からとったアンケートを基に、多くの子どもの声に応え、来年度もより意義のある書き初め大会にしていきたいと考えます。また、新年1月10日()からは布佐中学校B棟2階に参加者全員の作品を展示し、地域・保護者のみなさんや小学生にも自由に見てもらえるようにします。たくさんの方々のご来校をお待ちしています。

 終わりになりますが、ご協力いただいた地域のみなさん、我孫子東高校のみなさん、小中学校の先生方、特に小中三校の中心となって企画・運営に携わってくれた実行委員のみなさんに改めて感謝申し上げます。

 また、平成28年中の主要な行事はこれですべて終了となります。この1年、大過なく、大きな成果をあげて幕を閉じることができました。1年間、布佐中をご支援いただき、学校と一緒に布佐中の生徒たちを育んでいただいたすべてのみなさんに改めて厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。

 平成29年もどうぞよろしくお願い致します。

 

※書き初め大会の様子は「生徒の活動」のページに掲載し
ますので、そちらをご覧ください。