校長室から発信
学校と保護者の協働・感謝の除草作業!
27日(土)、PTA主催の除草作業に全部で30名前後の保護者の方にご参加いただきました。これに部活動で協力してくれた生徒を加えると全部で80名ぐらいの人数で実施できました。
実は、この取り組みは昨年・一昨年と雨で中止となり、体育祭を目前にして雑草伸び放題のグラウンドや校舎周りを前に、途方にくれながら一部の教職員で草取りをしていました。今年も雨が心配されましたが、逆にその分、涼しげな風も吹いて作業も順調にできたのではないかと思います。
もちろん、この時間だけで終わるはずもなく、まだ不備なところは我々教職員に加えてシルバー人材センターの方たちにも作業してもらえる予定になっていますが、何よりも学校と保護者が手を携え、子ども達の体育祭の成功に向けて協働したことに意義があると思っています。始業式や体育祭の練習の際、生徒たちにはしっかりと伝えていきたいと考えています。参加・ご協力いただいた保護者のみなさん、本当にありがとうございました。
また、本校の生徒たちも今日の除草作業だけではなく、先日の台風一過の後の散乱したゴミや木の枝、折れた竹の後始末や清掃等に各部活動で積極的・自主的に協力してくれています。この日は台風10号の襲来に備えて、校舎内の備えを万全にしてくれた部活動もありました。学校を愛し、学校に貢献してくれている生徒たちも感謝・感謝です。
☆除草作業中の様子については「生徒の活動」のページにアップしますので、そちらをご覧ください。
3年目の「宿題お助け隊&補習」
8月3日(水)~5日(金)、布佐中学校区小中3校で学校支援地域本部主催の学習会、通称「宿題お助け隊+補習」を実施しました。地域のみなさんの力を借り、大学生や高校生にも協力してもらい、子ども達の学力向上と夏休みの有効な過ごし方に役立つことができれば…と考えています。
今年で3回目の実施ですが、一昨年は初年度ということもあってか子ども達の参加が大変に少なく、教える側の地域の大人の方が多いという状況であり、昨年は布佐中職員による数学の補習とも連携し、多くの参加者で大変に有意義な時間を過ごすことができました。今年度は補習との連携等はなく、純粋にこの学習会に参加したい児童生徒が集まり、連日、布佐中会場では15人ほどの子ども達がボランティアのみなさんと集中して学習に取り組みました。
このような地道な活動が次へとつながり、現在でも中学校では定期テスト前の学習会や受験対策の補習を実施していますが、さらに地域の方々の教育力を活かした放課後の補習を小学校にも拡充して学習習慣の定着を図ったり、土日の自主的な学習へと発展していくような軌跡が描ければ…と思っています。
子ども達のために、連日ご協力いただいたボランティアのみなさんに改めて感謝いたします。ありがとうございました。
※布佐中会場での「宿題お助け隊+補習」の様子です。ク
リックしてご覧ください。
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「みんなで創る地域の学校」・第1回小中一貫運営協議会開催
29日(金)、布佐中学校区小中一貫教育を支え、地域総ぐるみで布佐の未来を担う子ども達を育てながら「みんなで創る地域の学校」を実現するための第1回運営協議会を開催しました。布佐中学校、布佐小学校、布佐南小学校3校の管理職、評議員代表、保護者代表、コーディネーター、地域ルーム代表、地域代表の15名の出席をいただきました。
始めに自己紹介をしてから、改めて布佐中学校区で実施する小中一貫教育の目的、ここまでの歩み、実践内容、10月の公開研究会について説明し、承認を得ました。続いて3校での学校支援ボランティアの現状とその拡充について意見交換をし、主に学習支援のあり方について貴重な提言がありました。中学校入学時に個々の学力に差がありすぎたり、2つの小学校で行っていることがバラバラでは中学校との一貫教育は難しいことや昨年度からの小中一貫した「書く力」を向上させる取り組みによって、現中1生にしっかりと効果があらわれていること、地域ボランティアによる補習を実施する際に多忙な子ども達のことを考えると、時間的な制約が限られる学校ではなくて自治会館などの地域の施設を利用することも考える必要があるなど、将来に向け、子ども達の「学力向上」に可能性を広げていけそうな意見が多数出ました。最後に、この先の布佐中学校の生徒数減少に伴う部活動の統廃合について検討していただきました。結論としては統廃合止む無しということですが、その前に小学生の実態調査を行うことや他校との合同チームの可能性を追求する、
子ども達の目線で統廃合する際の基準を明確に設定して説明する必要があるといった意見が出されました。正直、部活動を統廃合することで選択肢が減ることは学校の魅力が半減することに繋がりかねません。学校だけで決定するのではなく、いろいろな立場からいろいろな視点でご意見を頂戴することが大切だということに改めて気づかされました。
予定を大幅に超え、2時間半以上休憩なしで熱い議論が交わされましたが、時間を感じさせない、かつ子ども達のためになる有意義な時間であったと考えています。
※小中一貫運営協議会の様子です。クリックしてご覧くだ
さい。また、この会でプレゼンした資料の一部は「布佐中学校区小中一貫教育」のページに掲載します。
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1学期を終えて…
本日、7月20日(水)をもって平成28年度1学期の授業はすべて終了しました。1学期を振り返ってみると、校外学習を始めとした各学年の取り組み、生徒総会や歌声交歓会といった生徒会・学校行事の数々、学習を中心とした日常の活動、そして部活動と生徒たちは本当によく頑張り、大きな成果をあげることができました。これらの活動を通して生徒一人ひとりが得た感動的体験や成就感によって、彼らはまた一回り大きく成長できたのではないかと思います。そして、そんな生徒たちの頑張りによって、地域の中核である布佐中学校も大きく飛躍し、地域・保護者のみなさんの信頼と協力を得ることができました。生徒たちにも感謝しなくてはいけないと思っています。
終業式ではそんな生徒たちの頑張りを讃えるとともに、「ぞうきん」という1篇の詩を題材にして、報いや見返りを求めることなく、みんなを陰で支えてくれている「ぞうきん」のような役割を果たしてくれる人たちのおかげで、幸せに何不自由なく生活を送れているという話をしました。学校でいえば、班・学級・部活動の仲間、先生、そして、無償でボランティアとして様々な教育活動にお手伝いをしてくださっている地域の方々。学校だよりやホームページでも何回となく紹介させていただきましたが、こういった方々の協力なくしては、今の布佐中学校は成り立たないといっても過言ではありません。生徒たちには心からの感謝の気持ちをもって1学期を終え、2学期も同じ気持ちでスタートしようと話しましたが、私たち職員も全く同じです。まだ夏休みにもボランティアによる補習が予定されていますが、2学期もどうかよろしくお願い致します。
長いようであっという間に終わってしまった1学期。私たち職員もじっくり振り返るとともに、2学期以降の布佐中学校のますますの躍進に向けてじっくりと構想を練りながら準備を進める夏季休業にしたいと思います。そして、これからもいじめなど一切ない、本校のめざす学校像の一つである「先生も生徒も通うことが楽しく、日々を充実した気持ちで過ごせる学校(希望の登校・満足の下校)」、そして「みんなで創る地域の学校」の実現のために、職員一同力を尽くしていきますので、引き続き学校へのご支援とご協力をよろしくお願いします。
※終業式での代表生徒の発表の様子です。クリックして
ご覧ください。
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葛南大会・上々のスタート!
7日(木)の陸上部、10日(日)の野球部を皮切りに、平成28年度葛南総合体育大会が始まりました。3年生にとっては中学校生活部活動の最後を飾る集大成となる大会です。
陸上部の葛南大会は炎天下の白井陸上競技場で行われました。暑さに加え、風が強かったこともあり、記録を出すには厳しい条件でしたが、本校の生徒は全力を出し切り、何人もの生徒が27日(水)・28日(木)に行われる県総体への切符を手にしました。そして、何よりもうれしかったのは、本校のように小規模(葛南地区で最も生徒数が少ない)で全種目へのエントリーが叶わないような学校が、特に陸上では圧倒的に有利な大規模校にひけをとらず、男女総合4位という素晴らしい成績を収めたことです。まさに、一人ひとりの生徒の努力の結晶だと思います。
野球部は灼熱の鎌ケ谷福太郎球場で1回戦を戦いました。0対0の緊迫した投手戦が続き、両チーム一歩も譲らない展開で、ついに延長戦に突入しました。延長に入ると特別ルールが適用され、ノーアウト満塁から試合が始まります。後攻の本校は、最初の打者を三振に打ち取ったのですが、その後、緊張?からかエラーと犠牲フライで2点を失って、その裏の攻撃を迎えました。やや気落ちしているかに見えた選手たちでしたが、普段の心がけがいいのか、やっぱり一生懸命練習に取り組んできた姿を神様は見てくれていたのか?相手の守備の乱れもあって3点をとり、見事なサヨナラ逆転勝ちを収め、勝利の校歌を聞くことができました。
どちらの部も見事な結果だったと思います。他の部活動もこれに続いてほしい…と願ってはいますが、結果はどうあれ、生徒たちがここまで練習で培ってきた技能を遺憾なく発揮し、達成感をもって最後を締めくくり、また次の目標にステップアップすることができればと思っています。保護者・地域のみなさんには、引き続き応援をよろしくお願いします。
※陸上部・野球部の葛南大会の様子は、後日、「生徒の活
動」のページにアップします。
一流の演奏、一流の聴き手に・1学期歌声交歓会
5日(火)、体育館で1学期の歌声交歓会を実施しました。後に保護者会が控えている関係もあり、多くの保護者のみなさんにも聴いていただくことができました。
1年生から3年生の全8クラスが、学年ごとではなくランダムに入り混じって発表をしたのですが、それぞれの学級・学年に独自のカラーがあり、お互いに学ぶべきものも多かったようです。
そして、どの学級も一生懸命に練習してきたことに自信をもち、仲間を信頼して素晴らしい演奏ができたと思います。さらに、そんなお互いの学級のよさを認め合ってか、他学級の発表を聴く姿勢や態度も立派でした。曲と曲の合間に若干の私語等があったのは残念ですが、一流の音楽祭には一流の演奏家はもちろん、一流の聴衆がいることが条件です。そういった意味も含め、生徒たちには80点という点数をつけました。最後に特設合唱団が今年度初めての演奏を披露しましたが、その歌声には全員がさらに真剣な面持ちで聴き入っていました。学級合唱は、まさに学級の今ある状況・人間関係が如実にあらわれるものであり、誤魔化しは一切ききません。保護者のみなさんには、交歓会の歌声から今の布佐中の状況や落ち着いている姿を感じ取っていただけたのではないかと思っています。
生徒たちには、現状に満足することなく他学級の演奏から学んだことを糧に、11月の合唱祭に向けて、学級の絆をもっと深めながら、さらに高いレベルでの合唱を創り上げてほしいと願っています。
※発表の様子(写真)は「生徒の活動」のページをご覧くだ
さい。
事業所様への挨拶を終えて-就職体験学習
今年度も9月14日(水)~16日(金)にかけて2年生の就職体験学習を実施します。例年よりも若干遅れてしまいましたが、お世話になる事業所様に依頼のあいさつに訪問させていただきました。
今年が3回目になるということもあってか、多くの事業所様が私の顔を覚えてくれていて、親しく話をしてくださいます。中には昨年はもとより、一昨年、それ以上前にお世話になった生徒の名前まで覚えていて、懐かしそうに当時のエピソードを語ってくれる方もいて、話しを聞いていてとてもうれしくなりました。そして、どこの事業所様にも判で押したように言われたのが「布佐中の生徒はしっかりと目的意識をもって来てくれる」「何でここを選んだのかをしっかりと話せる」「目的意識があるから本当に一生懸命に働いている」ということです。求人票を事業所様にいただいて、自分でエントリーシートを書き、厳しい面接を経て校内ハローワークを通して就職先が決定していく。布佐中で引き継がれてきたこの方式がすばらしい成果をあげているということの証明であると考えています。そして、これが生徒たちの「将来を生きる力」に直結していくのだと思います。
いろいろと話を聞くと、職業体験の意義が見つけられずに、多忙さもあって体験日数を減らしたり取り組み自体を縮小する学校もあるようですが、本校では、職員全体で就職体験学習の意義をしっかりと共有し、今後も生徒たちの成長のために継続していきます。
いつも2つ返事で本校の生徒を受け入れてくださる地元を中心とした事業所様に、改めて心より御礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。
地域の力をお借りして…家庭科授業のボランティア
21日(火)から7月上旬にかけて2年生が家庭科の被服実習でブックカバーを制作します。昨年度も実施しましたが、今年もたくさんの地域ボランティアのみなさんにお手伝いをいただき、3年生の授業も含めると、全部で25時間に延べ50人を超す方たちにご協力いただく予定です。
このスタイルで授業を展開すると、担当教師も含めてミシン1台、グループ1班に指導者が1人ずつ配置できますので、きめの細かい指導が行き届き、短い時間の中、ほとんどの生徒が作品を完成させることが可能となります。家庭科の苦手な生徒など、せっかく購入した教材を終わらせることができなくて捨ててしまうという話を、本校生徒からは聞いたことがなく、また、安全面でも大変なメリットがあります。
そのような状況ですので、本来、学校からお礼を申し上げるべきところを、逆に温かくうれしい言葉をたくさん頂戴しています。「子ども達と接することができ、楽しい時間をもらえて本当にうれしいです」「子ども達からたくさん元気をもらいました」「顔を覚えてくれた子ども達が、で行き会うと挨拶をしてくれます」等々。地域の教育力低下が叫ばれて久しくなりますが、布佐地区はそんなことはないと改めて感じるとともに、お互いが顔の見える関係を築くことが学校の大切な役割であると、この取り組みを通して強く思います。「みんなで創る地域の学校」に向けて今後ともよろしくお願い致します。
※家庭科の被服実習の様子です。クリックしてご覧くださ
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合同学習会の充実した1日
14日(火)、大空学級と太陽学級が参加して市内合同(校外)学習会が実施されました。目的地は市川市の現代産業科学館です。よく晴れた青空のもと、8時20分出発のバスに乗って出発です。
本校の生徒たちは布佐小学校・新木小学校の子ども達と一緒のバスで向かいましたが、中学校らしくリーダーシップをとってバス内レクを盛り上げ、小学生たちも大変に喜んで参加してくれました。
渋滞もあって現地への到着が遅れ、その後の行動予定がずれてしまいましたが、館内の見学や実験、体験はどれもとても魅力的で興味をそそられるものであり、化石のレプリカ作りをしたり、みんなで一緒に弁当やおやつを食べたりと、生徒たちにとっては本当に夢のような楽しい1日が瞬く間に過ぎ去ったのではないかと思います。
引率した先生方の撮った写真に写る一人ひとりの表情や溢れるような笑顔からは、満足感いっぱいの素晴らしい1日を過ごせたことが感じとれます。これからの学校生活も、この素晴らしい笑顔を絶やさぬよう、充実した日々を過ごせるように私たちも生徒とともに頑張っていきたいと思います。
※合同学習会の一コマです。クリックしてご覧ください。
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地域の力をお借りして-テスト前学習会
16日(木)・17日(金)に行われる1学期定期テストに向け、昨年度に引き続き地域の方にお願いして13日(月)と14日(火)の2日間(15日は県民の日のために休業)、放課後の補習を実施しています。
昨年度は秋以降に3年生の受験対策として、3学期には1・2年生対象の定期テスト対策として地域の方の力を借りて行いましたが、大変に好評であり、今年度も実施の運びとなりました。地域のみなさんも生徒への指導経験を積んだこともあって、とても和やかに充実した学習の時間を過ごしています。
下校時間まで約1時間半程度の時間ですが、学習したことが少しでも成績に繋がったという実感がもてれば…と願っています。
中学校は部活動もあり時間的に厳しい面がありますが、このような補習体制がテスト前だけに終わらず、日常的にも展開できるような方法はないだろうかと思案しています。それによって、昨今、マスコミ等で報道されているような教育格差の解消に一石を投じ布佐中生の学力を向上させたいと願っているところです。
御協力いただいている地域のみなさまには本当に感謝!感謝!です。
ご覧ください。
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生徒の、生徒による、生徒のための総会
6月13日(月)、午後から生徒総会が実施されました。予定を大幅にオーバーして、実に2時間を超える長丁場でしたが、生徒たちはよく集中し、昨年度に増して素晴らしい生徒総会でした。
事前に学級で資料の読み合わせをしっかりと行ってきたこともあってか、よく考えた質問や意見が積極的に発言されました。そして、何よりも提案者の説明や質問に対する答弁を集中して聴いていた生徒全員の落ち着いた雰囲気がよかったです。特に、1年生は小学校では経験したことのない生徒主導の総会、先輩たちの見事な進行ぶりにとても驚いた様子でした。
リンカーン大統領ではありませんが、まさに、「生徒の、生徒による、生徒のための総会」であったとお世辞抜きで褒められる大人顔負けの総会でした。生徒会からは、今年度のスローガンとして「誇りをもつために、繋がりのある布佐中学校を築こう」という提案とそのための具体的な計画(地域貢献や学力・生活力向上、環境整美、合唱の充実に向けた感心させられる内容でした)や中央委員会の定例化案が示され、可決をされています。
このスローガンのもと、生徒全員で一丸となった「チーム布佐中」がますます学校で、地域で活躍し、生徒一人ひとりもさらに成長していくことを願っています。
とても有意義で心地よい午後の時間を過ごせたという思いです。
※生徒総会の一コマです。クリックしてご覧ください。
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自然を満喫!笑顔の林間学校
2日(木)~4日(土)、2年生は林間学校に行ってきました。福島県裏磐梯を中心に、自分たちが総合学習で学んできた自然、動植物について検証したり、現地の方たちとの触れ合いを通して、学校では決して得ることのできない貴重な学びを手にするための旅です。
初日、現地についたときは曇りで肌寒さと強い風、磐梯山の中腹まで雲がかかり、昨年の初日が大雨だったこともあって先行きが心配されましたが、活動が始まる頃にはうっすらと日差しも戻り、現地ネイチャーガイドさんたちの案内によって素晴らしい自然観察体験ができました。ガイドさんの説明を一言一句漏らさずに聴こうとしている生徒たちの真剣な表情が印象的でした。私が一緒に活動したグループは五色沼の散策を行いましたが、その美しさに感動するとともに、普段はほとんど見ることができない小動物を発見するなど貴重な体験をすることができました。
宿舎についてからの入浴や食事、リーダー会でも生徒たちは臨機応変に、常にスケジュールよりも早め早めに動き、無事1日目を終了しました。反省会では様々な課題や問題点が発言されましたが、私からは「集団でただ山歩きしているだけの学校もある中で、君たちの林間はしっかりとした目的をもったレベルの高いものだ。レベルが高ければ当然課題も多くある。初日よりも2日目、2日目よりも3日目にどんどんよくなっていく林間にしよう」という話をしました。
2日目は前日とは違ったメンバー・コースでの学習です。生徒たちはコースを回りながらガイドさんに積極的に質問したり、自分たちが学習したこと以外の新しい発見をしようと真剣な眼差しで山歩きをしました。ガイドさんから教えてもらった植物を自分でも見つけたり、不思議な虫を見つけてガイドさんに報告するなど、昨日以上に自然観察を楽しんで感動的な体験をすることができました。私が一緒に活動したグループでは、穴に逃げ込む蛇や数十メートル先の道路を横断する熊に遭遇するなど、驚きの連続でもありました。
2日目の夜はキャンプファイヤーでしたか、担当者の見事な企画もあって、厳粛な儀式に続いて学年合唱、フォークダンスと本当に学級・学年が団結して最高の時間を過ごし、ホテルへの帰路にサプライズで学年職員から花火のプレゼントがあるなど、一生の思い出をつくることができたようです。
3日目は班ごとに地元の農家にお世話になり、農業体験をしながら現地の方と触れ合います。今まで経験したことのない作業に戸惑っている様子もありましたが、農家の方たちに丁寧に教えていただき、楽しそうに仕事に励みながら、たくさんの笑顔が見られた3日目だったと思います。それぞれの農家で収穫した新鮮な野菜は、お昼ご飯のおかずとして出され、なかなか味わうことのできないとれたてのみずみずしい野菜や現地の特産物などに舌鼓をうっていました。
帰りのバスの中では、実行委員全員からしっかりとこの林間学校の成果と課題が述べられました。学年集団のよさや具体的に一人ひとりが頑張っていたことについても話があり、リーダーとして成長した姿が感じられました。このように「自然を学び、仲間と協力、絆を無限の輝きへ」という林間学校のスローガンを達成した2年生の生徒たち、この後、この経験を糧にした学校生活での活躍や次の修学旅行に向けての頑張りを楽しみに、そして期待して見守っていきたいと思います。
※林間学校の様子(写真)は、後日、「生徒の活動」のページに掲載しますので、そちらの方もご覧ください。
大健闘!市内陸上大会
25日(水)、第53回我孫子市中学校陸上競技大会が行われました。これは陸上部の大会ということではなく、東葛駅伝大会と同じで、学校全体としての代表選手を選出し、学校をあげて応援をする大会です。
このような大会であるため、いつも書いていますが、生徒数が圧倒的に少ない本校はエントリーする選手の人数も含め、高い得点をあげることが難しい面があります。そんな状況ではありますが、選手たちはこの1ヶ月間、多くの先生方や学級の仲間の支援を受けて本当によく練習に励んで力をつけてきました。私からは「練習10で本番8というのが定説だけど、今日の試合でそれを10以上にするか、8のままか、それともそれ以下になってしまうのか。他校と競うことも大事だけれど、まずは自分自身の記録に挑戦してほしい」という話をしました。
そして、すべての選手たちは自分のためだけではなく、「チーム布佐」のために、それぞれの競技に全力を尽くして頑張りました。結果、自己ベストを更新した選手を始め、全力で力を出し切って多くの選手が自己ベストとほぼ同等の記録を出すことができました。総合得点でも女子が大規模校の一角を崩す3位という成績を残し、男子も昨年から順位を上げ、5位という結果でした。まだまだ満足してはいけないのかもしれませんが、この結果は、市内で一番小さい学校でも「チーム布佐」として目標をもち、みんなで協力し合って練習に励めば結果に結びつくという大きな自信になって次につながるのではないかと思います。市内陸上の選手団はこれで解散しますが、この1ヶ月間の取り組みとこの大会の経験を、それぞれの生徒が自分の部活に戻って還元し、夏の葛南大会に向けて生徒たちがさらなる頑張りを見せてくれることを期待しています。
また、この大会やいくつかの記録会で標準記録を突破し、県通信大会へとコマを進める選手も例年に比べて多くなっています。晴れの舞台に臨む生徒たちには、県大会でも自らの力を存分に発揮して達成感を味わうとともに、さらなる成長につながることを願っています。
☆市内陸上大会の様子は、後日、「生徒の活動」のページに掲載しますので、ご覧いただければと思います。
充実の図書室に向けて!
昨年度から会議や研修会を重ね、大変なご苦労をかけている図書ボランティアのみなさんの活動ですが、18日(木)、生徒の委員会活動日にお集まりいただき、図書委員の生徒たちとの顔合わせ・交流会を実施しました。
かねてから図書委員の生徒たちも、ボランティアの方々にお願いしたいことがあったり、一緒に活動することを希望していましたので、短い時間でしたが、とても和やかに交流が進みました。一緒に作業して制作した栞は、この後、とても役に立ちそうです。
今年度、授業を含めた図書室の積極的利用と読書活動の推進による学力向上は本校の重要な命題の一つです。ボランティアのみなさんの活動により開室時間が増え、図書室の整備が進むことによって、より活用しやすい図書室が実現することが大いに期待できそうです。そして、その大きな要因となるであろう蔵書管理のデータベース化もあともう少しでゴールが見えてきます。検索システムの完成、貸し出し等のコンピユータ処理によって、学校・生徒が受ける恩恵は計りしれません。
「みんなで創る地域の学校」に向け、生徒たちの成長のために力をお貸しくださる図書ボランティアのみなさんに改めて感謝申し上げるしだいです。
※下は交流会の様子の一部です。クリックしてご覧くださ
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「学びの3日間」大成功!修学旅行
3年生は9日(月)~11日(水)まで奈良・京都方面への修学旅行に行ってきました。この3日間(特に最初の2日間)、生徒たちは事前に学習して自らが追求してきた課題を検証する「学びの修学旅行」を見事に実践しました。そして、私自身もこの修学旅行で学んで旅することの素晴らしさを、生徒とともに改めて心底実感しました。
初日、早朝5時11分の始発電車で布佐駅を出発し、東京駅に向かいました。車中、一般のお客さんに自然に席を譲る生徒たちの姿がとても微笑ましく、最高のスタートを切りました。そして、7時20分発の新幹線で一路京都駅に、ここからさっそく検証テーマごとのグループ別行動へとうつります。初日は、全生徒が学習のテーマを「日本のまほろば」である大和地方、すなわち飛鳥・斑鳩を始めとした古代史の中心から平城京が置かれた奈良市内に絞りました。結果、生徒一人ひとりが歴史のロマンへと駆り立てられ、個々の学習が深まる要因となったのではないかと思います。そして、それぞれの検証場所で大変にわかりやすく、生徒が学習してきたことを上手に引き出しながら様々なことを教えてくれたボランティアガイドのみなさんや各寺院の関係者のみなさん、何十回と奈良を訪れている私自身も、思わず身を乗り出してその語りに惹きこまれていました。生徒たちの学びが膨らんだ最大の要因は、まさにこの方々の支援があったからに他なりません。1日目の学習を終え、ホテルに戻ってきた生徒たちは口々に「すごく楽しかった」「おもしろかった」「いい1日だった」と笑顔で報告をしていました。そして、我孫子では電車で東京に行くことさえ迷いそうな子ども達が、遠く離れた方向さえわからない初めての地で、怪我やトラブル等も一切なく自分たちの力で行動できた。これは、自分たちが真剣に学んだことを一生懸命に確かめたいという気持ちが為せる技であったとも考えています。
2日目も前日とは異なるメンバーで、京都を含めた探究の旅に出かけて行った生徒たちでしたが、さらに充実した面持ちでホテルに笑顔で戻ってきました。夜の報告会では、1日目よりもさらに充実した学びの様子と感動、驚きや新たな発見が熱い口調で語られました。この2日間を終え、生徒たちにとって本当の楽しさとは何か、修学旅行の意義とは何かを彼らの取り組みや活動の様子から改めて教えられたような気がしています。
そして最終日、和装に着替え、京都での学年全体行動です。初めての経験に戸惑いの表情を見せていた生徒たちも、清水寺ではたくさんの外国人に話しかけられたり、一緒に写真を撮ってほしいとせがまれ、まんざらでもない?顔をしてカメラに向かって笑顔でポーズをとっていました。最後に清水寺で撮った学年全体の集合写真は一生の宝物となるのではないでしょうか。
古の都に思いを馳せた3日間、生徒たちは大いに学び、大いに楽しみ、満足感と達成感を胸に、成長した姿で帰ってきました。帰りのバスの中でも「もう終わってしまうのか…」「帰りたくない…」という声が聞こえてきたほどです。これから3年生の生徒たちは、この感動的な成功体験を自信とし、今後の日常生活や「中学校生活最後」となる各行事に、そして個々の進路実現に向けて大きく羽ばたき、私たちの期待に応えてくれるという確信をもった修学旅行であったことを最後に報告させていただきます。
載しますので、そちらもご覧ください。
GW中の生徒活動から
5日(木)、新緑まつりで本校吹奏楽部の1・2年生有志が、地域の方たちと一緒にだしお音頭の踊りを披露しました。本来ならば4日(水)の実施で、吹奏楽部の演奏をバックに行う予定でしたが、雨模様の予報ということで早々と順延が決定し、CDの音楽に合わせての実施になったのは残念でしたが、参加可能な生徒たちが集まってくれました。
もちろん、突然の実施で踊れるわけはなく、当日を迎えるに当たって布佐ボランティアの会のみなさんを中心に熱心に指導をしていただき、みなさんの前で披露できるまでに上達したものです。私も、先月30日(土)に上町自治会館で行われた練習の様子を見に行きましたが、たくさんの地域のみなさんに囲まれ、生徒たちも本当に楽しそうに活き活きと踊っている姿が印象的でした。1年生の男子に「休みがなくて大変だね」と声をかけたら、「いえ、とっても楽しいので全然平気です」と頼もしい答えが返ってきました。
9日に出発する修学旅行の直前・直後にも、地域での演奏が予定されている吹奏楽部です。今年度も積極的に地域に出て、みなさんを笑顔にする活動を続けてくれると思います。
また、GW中にはバレーボール部やバスケットボール部の東葛大会、葛南大会も行われています。いつも言いますが、対戦校に比べて圧倒的に部員数が少ないため、チームには2年生が何人も入っている、選手交代ができない、応援生徒も少ないという状況の中、生徒たちは全力を出して頑張りました。残念ながら県大会までアト一歩のところで涙を呑みましたが、それぞれに東葛ベスト8、葛南ベスト8という結果は立派だと思います。何よりも、選手が自分たちで声をかけ合い、修正点を出し合い、励まし合って試合に臨んでいた姿が印象に残りました。
勝負には負けるのはもちろん悔しいですが、部活動を通して一歩ずつ成長していく、大人になっていく生徒たちの姿を見られるのはとてもうれしいことです。
※吹奏楽部と地域の方たちのだしお音頭の練習、バレーボール部・バスケットボール部の試合の様子については下記をクリックしてご覧ください。
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笑顔満載!1年生校外学習
18日(月)、1年生の校外学習で県立房総の村に行きました。雨の中で入学式を迎えた1年生でしたが、その後の頑張りを神様が見ていてくれたのか、雨の予報を覆して太陽も顔を出し、日中は20°を超える暖かさで校外学習日和の1日でした。
今回の校外学習の一番の目的は、新しい学年・学級の仲間と仲良くなって絆を深めることです。仲良くなる一番の近道はお互いの笑顔です。だから笑顔満載の1日にしよう、そして笑顔になってもらうために友だちの良いところをたくさん見つけようという話をしました。生徒たちは電車・徒歩の移動、午前中のウォークラリー、お弁当、午後からのレクといった活動の中でそれを意識して頑張るとともに、ウォークラリーでは最後まで班がまとまって協力し合う、レクでは学級の枠を自然と取り払って、学年みんなで声をかけ合って楽しむという光景が見られました。そして、閉会式では学年委員から「学年みんなの協力に感謝する」という話もありました。こんなふうにいつまでもお互いを温かく認め合える仲の良い学年集団であってほしいと願っています。
楽しく充実した1日を過ごした1年生、明日からはいよいよ正式日課で授業も本格的にスタートします。まだまだこれから山あり谷ありの学校生活になると思いますが、この校外学習を含めて素晴らしいスタートが切れています。これをますます前進させ、一人ひとりをしっかりと育てていけるよう、職員一同、さらに気を引き締めて取り組んでいきたいと思います。
※この校外学習の様子は、後日、「生徒の活動」のページ
にアップしますので、そちらの方もご覧ください。
「チーム布佐中の一員に!」新入生歓迎集会
12日(火)、新入生歓迎集会が実施されました。実は昨年度・一昨年度ともに、この行事と出張が重なってしまい、布佐中3年目にして初めて目にすることができた生徒会行事でした。
時間の限られた中で、生徒会も2・3年生もしっかりと準備をし、1年生への歓迎の気持ちを込めた工夫を凝らした、かつ心温まる発表(委員会活動紹介、部活動紹介、全体合唱)が行われました。見ていた1年生たちも笑いあり、驚きあり、感心ありと、それぞれの発表を食い入るように、集中して見ていました。
1年生の方からも、2・3年生へのお礼の気持ちを込めた合唱の発表がありました。まだまだボーイズソプラノのかわいらしい声での合唱ですが、「入学してたった4日間でどうやって練習したの?」と思わせるような見事な合唱であったと思います。
私からは1年生に向けて、「自分で考えて決めることの大切さ」という話をしました。中学校に入学して最初の大切な選択・決定がこの委員会活動と部活動です。「自分の意志で自分が輝ける活動をしっかりと選び、自分で決めたことには責任をもって中学校生活を頑張る」中学生として、そんな意識をもったスタートを切ってくれればと願っています。
※新入生歓迎集会の様子は、後日、「生徒の活動」のペー
ジにアップさせていただきます。
新入生を迎えて!歓迎の入学式
肌寒い日が続いたせいか桜の花はちょうど満開となりましたが、強い風と雨の中、本校第70回入学式が挙行されました。悪天候にもかかわらず、実に36名もの来賓のみなさまにご臨席いただき、むしろ新入生たちの心にも強く残ったのではないかとも思います。
1時間をやや超える時間の式でしたか、69名の新入生たちは、緊張感の中で終始立派な姿勢と態度で式に参加できました。背筋を伸ばして堂々と歩く入場の姿、担任の呼名に応えるしっかりとした返事に、これからの布佐中のさらなる前進を確信することができました。
在校生もわずか2時間の入学式練習でしたが、先輩として新入生の見本となる素晴らしい姿と迫力のある歌声で彼らの度肝を抜き、かつ温かい心が伝わる歓迎の言葉で新入生を迎え入れることができました。
明日から本当の意味で平成28年度、全生徒がそろっての新生布佐中学校がスタートします。新入生には、初心を忘れることなく、新しい環境で、新しい先生・新しい仲間とともに充実した学校生活を送れるよう前向きな気持ちで頑張ってほしいと願っています。
保護者のみなさまにも、これから布佐中PTAの一人として学校と手を携え、お子様の成長のための「共育」と「協育」をよろしくお願い致します。
※入学式の朝、及び式の一コマです。クリックしてご覧く
ださい。
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平成28年度スタート!
5日(火)、始業式が行われ、平成28年度がスタートしました。生徒たち一人ひとりの表情は、新年度への期待と意欲に満ち溢れ、活き活きとしているように感じました。新2年生は学級編成があり、新しい先生・仲間と新しい環境で頑張るという気持ち、新3年生はいよいよ進路実現の年となって気を引き締めなくてはいけないという気持ちなどがそれぞれの心の中で渦巻いていたのではないかと思います。
始業式に当たって、私からは2つの話をしました。1つ目は「失敗は自分をよく知るための絶好の機会」であり、それを乗り越えることで「自分の意思を貫き通す強い気持ちも育つ」だから「人生での成功の反対は失敗ではなく挑戦しないこと」、進級に当たって勇気を出して一歩を踏み出して行動する1年にしようという話、2つ目は学校目標「自主」と「共生」に込められた願いとその必要性についてですが、それに加え、新入生を迎えるに当たって「先輩ぶるな、先輩らしく」という話を最後にしました。どの生徒も顔をしっかりと上げ、真剣な面持ちで聞いており、新年度のスタートが素晴らしい形で切れたなということを実感しています。
今年度も、布佐中学校は保護者・地域のみなさまと「みんなで創る地域の学校」をめざして教育活動に取り組んでまいります。昨年度以上のご支援とご協力、そして我々教職員との協働で、手を携えて子どもを育てていただけますようお願い申し上げます。
※下記に始業式の様子と平成28度の職員学年・学級組織
一覧を掲載しました。クリックしてご覧ください。
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28年度校内組織一覧(ホームページ用).xlsx