日誌

2023年9月の記事一覧

ハザードマップ活用研修(職員研修・防災教育実践研究の取組)

本校は今年度、防災教育実践研究推進校として安全教育に関する取組を進めています。今回、その研究の一環として、ハザードマップの活用について職員研修を行いました。

 

まず、ハザードマップの見方などをさくら市のホームページの動画を活用して学びました。そして、職員個人個人でタブレット端末を利用して実際にハザードマップ(デジタル版)を見て、マップの使い方や学校周辺の状況を確認したり操作したりしました。

 

 

避難場所や避難方法などを想定しながら、自分や周りの人の命を守るために必要なこと、必要な備えなどを学ぶ機会となりました。機会を捉えながら子どもたちにもハザードマップに関する学習を取り入れたいと考えています。

 

※研修の様子を、栃木県教育委員会とさくら市教育委員会の担当の先生が来校し参観されました。お越しいただき感謝申し上げます。

書写指導「はらい」(3年生)


19日、夏休みをはさんで2ヶ月ぶりの書写指導を行っていただきました。

 

「横画」「縦画」「折れ」に引き続き、今回は「はらい」を学びました。左はらいと右はらいの2種類のはらいを学び、その2種類のはらいに気を付けながら「木」を書きました。

 

 

筆を立てる、穂先は左上向き、そして背筋を伸ばす、など毛筆で大切なことも時折声をかけていただき、意識しながら、真剣に丁寧に書きます。集中力もとてもいいですね。

 

道徳教育の充実をめざして(研究授業・職員研修)

15日(金)、校内研究授業を行いました。今回は、道徳の授業について我々教員が学ぶということで、白鴎大学の中山和彦先生にお越しいただき、4年生の子どもたちとの道徳の授業(師範授業(提案授業))を行っていただきました。教員もその授業を参観しよりよい授業を目指して研修する機会としました。

 

 「友情・信頼」についての学習です。授業前、中山先生は、初めて授業に入るクラスでは、道徳の授業オリエンテーションを行います。「道徳の授業ではこう考えるとよいですよ」「こういうことを大切にしてください」ということを子どもたちに伝えていただきます。子どもたちは授業に入る前から真剣にお話を聞きました。

 

いよいよ授業です。3枚の挿絵を眺めることから始まり、気になることは…なぜ登場人物はそのようなことをしたんだろう…など、自分を重ね合わせながら子どもたちは真剣に考え、発表したり聞いたりしました。そして「本当の友だちとは」「友情は〇〇を3倍にし、◇◇を3分の1にする」など、学んだことをもとに振り返りました。

 

 

終わった後、ある子に今日の授業はどうだった?とたずねると「ちょっと難しいところもあったけどたくさん考えました。それから絵をもとに考えることが楽しかったです。」と答えてくれました。「考えることが楽しい」・・・私も子どもたちの様子(真剣に見つめている、悩んで頭を抱えている、先生や皆に伝わるように話している などなど)から感じていましたが、本当に理想とする授業のあり方だと感じました。

 

放課後は、我々教員が学ぶ時間です。道徳の授業について、進めるポイントや留意することなどを中山先生から教えていただきました。授業はもっと自由に、子どもたちの「はっきりしないこと」を大切に、授業では先生も子どもたちと一緒に学ぶ(共に学ぶ)と考えて、など多くの教えと私たちへのエールをいただきました。

 子どもたちも学び続けてほしいと願っていますが、我々教員も研修を行い学び続け常に知識とスキルの向上を目指さなければなりません。そのため、学校では月に2回程度、「職員研修」として、さまざまな教育に関する勉強会をしています。今回は、先生方が「道徳の授業について学びたい」という要望があって、大学の先生をお招きしてこのような研修会を行いました。先生方の「やってみたい」「学びたい」という願いはとても大切です。少しでも先生方のスキルが向上し、そして子どもたちの豊かな学びにつながることを校長として願っています。

※こんなエピソードも・・・

これは、授業後の様子です。授業終了後、授業者の中山先生の前に列ができていました。なにかな?と思っていたら、なんと先生からサインをもらっていたのです。「中山先生は大学の有名な先生なんだって。だからサインをもらうんだ。」子どもたちは意気揚々と紙をもって並び、いただいたサインを大切に連絡袋に入れていました。子どもらしい、微笑ましいエピソードでした。

「自分の命は自分で守る」あんしん教室(1年生)

14日(木)、1年生「あんしん教室」が開かれました。「いか・の・お・す・し」をもとに、警備会社のお二人の方に不審者から身を守る授業をしていただきました。

 

「いか・の・お・す・し」はご存じのとおり、「(ついて)いかない・のらない・おおごえを出す・すぐにげる・しらせる」という、不審者から身を守る合い言葉です。一つ一つ、クイズや実際に練習もしながら、いざというときのための訓練を行いました。子どもたちはとても真剣に学習していました。

  

 

 

 

終わってから講師の方にお話を伺うと、「どの子も一生懸命に考えたり、行動したりしていてとても感心しました。おかげで授業がとてもやりやすく、とてもうれしかったです。」というお褒めのことばをいただきました。

1年生のみなさん、「自分の命は自分で守る」ことがなんと言っても重要です。学校の行き帰りだけでなく、休みの日の外遊びでも気を付けてくださいね。保護者や地域のみなさんの見守りもどうぞよろしくお願いいたします。