2025年7月の記事一覧
7月2日(水)全校集会(校長講話)
ここのところの気温の上昇を考慮し、今朝の全校集会は、校長室からリモートで行いました。
今年度取り組んでいる「笑顔、感謝、挑戦」の重点ワードの中から、今日は「感謝」についてのお話がありました。
〈一部抜粋〉
「ありがとう」の反対の言葉って、何だと思いますか?「えっ、反対語なんてあるの?」と驚く人もいるかもしれません。
「ありがとう」は、漢字で書くと「有難う」です。語源は「有り難し(ありがたし)」という言葉です。つまり、「有ることが難しい」ということ。簡単に言うと、「まれである」「めったにない」「珍しくて貴重だ」という意味になります。
──答えは、「あたりまえ」です。
朝、元気に目が覚めること。毎日、学校に通えること。食事ができること。友達と笑い合えること。先生と勉強できること。家に帰れば、家族がいること。そして、毎日無事に過ごせること。
こうしたことを、みなさんは「当たり前」だと思っていませんか?「当たり前」と思っていると、「有り難い」と感じることができず、「ありがとう」という言葉も出てきません。
でも実際には、病気や事故、災害などで、「当たり前の生活」が一瞬で変わってしまう人もいます。
みなさんの周りには、「ありがとう」を伝えるべき相手がたくさんいます。朝、食事を作ってくれるおうちの人に。授業を教えてくれる先生に。何気ない会話をしてくれる友達に。いつもそばにいてくれる仲間に。
「当たり前」ではなく「ありがたい」ということに気付き、感謝の気持ちを持てるようになれば、今、自分が置かれている立場や状況でやるべきことに、もっと一所懸命になれるはずです。「学校に通わせてもらっていること」に「ありがとう」と思えたら、授業にも、学校生活にも、もっと真剣に取り組めるようになります。そしてそれは、人に対してだけでなく、身の回りの「もの」にも言えることです。「これは当たり前じゃない」と気づけば、物を大切にする気持ちもきっと自然に芽生えてくるはずです。
今日の話を聞いて、少しでもみなさんの心や行動に、前向きな変化や気づきが生まれたらうれしいです。
「ありがとう」は、言葉にしなければ相手には伝わりません。でも、たった一言で、心がほっとして、場の空気がやわらかくなる──そんな魔法のような力をもっています。
私は、田野中学校を「ありがとう」が自然に飛び交う学校にしたいと思っています。互いを思い合い、感謝し合える、そんな雰囲気をみんなでつくっていきましょう。感謝の心をもって、今日も、そして明日も、元気に、前向きに学校生活を送ってくれることを願っています。
7月1日(火)生徒会あいさつ運動
今年度から、毎週火曜日と木曜日の朝、中央委員であいさつ運動を行っています。
今年度の田野中学校生徒会は、生徒一人一人が笑顔で学校生活を送れるような学校を目指すため、生徒一人一人が互いの笑顔を守るという意味の『Keep Smile』をテーマに掲げました。
そのためには、「きまりを守る」、「あいさつ」を大切にして活動していきます。
田野中を、元気な明るいあいさつが飛び交う学校にしていきましょう!