備後小学校ブログ
河口湖をクルーズ体験
林間学校最後のプログラムは河口湖クルーズ体験です。乗った船の形は、戦国時代に武田信玄が駿河の国(静岡県)に進出した際に創設した水軍の軍船を模した形です。ほら貝の音を合図に出港し、水面を渡る涼しい風に吹かれながら、河口湖大橋の下をくぐり、御坂山脈や富士山を眺めました。モーターボートに乗っている人が手を振ってくれて、こちらからも振り返す場面もありました。1泊2日の短い時間でしたが、時間を守りながらすばやく行動し、多くのことを体験できた充実した林間学校になりました。
溶岩樹形のトンネルを探検
フィールドセンターの屋外の森には、何気ない松の林の中に1000年ほど前の噴火で流れでた溶岩が大木を囲み、その大木の形だけ残して冷えて固まったトンネルがたくさんあります。それが溶岩樹形です。たて型、横型、ななめなどさまざまな形をして人が通れるほどの溶岩樹形もあります。溶岩樹形の中は外が30度近いにもかかわらず真夏でも10度。子どもたちは寒さにも驚きながら1000年前にできたタイムトンネルを探検しました。
フィールドセンターで体験と探検
林間学校二日めの最初は、富士山の樹海にあるフィールドセンターでバードコールづくりです。小枝に金属を埋め込み、それを回すと小鳥の鳴き声のような音がします。それがバードコールです。本体の小枝の樹皮を小刀で削り、おのおのお気に入りのイラストを描きます。初めて使う小刀に苦労しながらも、短い時間でバードコールを作りあげ、きれいな音色を響かせていました。
林間学校2日目の朝
林間学校2日目も青空にめぐまれました。子どもたちはそれぞれの部屋でゆっくり過ごしあたと、おかずいっぱいの朝食を食べました。いただきますやごちそうさまのあいさつをする児童は、それぞれ自分の気持ちを添えて気持ちの良い挨拶をしてくれました。また、数日前に誕生日を迎えた児童に、全員で誕生日の歌を歌うサプライズもありました。
みんなで食べるおいしい夕食
昨年から1泊2日になった林間学校。みんなで夕食を食べる機会はこの日だけかもしれません。陶板でやきたてのハンバーグ、茶碗蒸し、エビフライなど、大人も子どもも大好きなものが出され、たくさんの児童がご飯のおかわりをしていました。