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夏休み自由研究応援プログラム 「走らせよう!プログラミングミニカー講座」

8月19日(土)、春日部市視聴覚センターのメディア研修室において、小学校4~6年生を対象に「夏休み自由研究応援プログラム 走らせよう!プログラミングミニカー講座」を実施しました。

講座の前半は、「プログラミングとは?→プログラムをつくること・・・」「では、プログラムとは?→やることを順番に書き出したもの・・・」という内容で講義を行いました。

参加した子どもたちは、自動販売機や手押し信号機、電子レンジ、クーラー等々、身近にある様々なものにプログラムが使われていることを再確認しました。

 講義が終わると、早速、オゾボットを手にとり観察しました。裏側を見ると5つのセンサーを発見。このセンサーが線を読み取っていくのかと納得の表情。

オゾボットの電源を入れ、黒い線の上に置くと、線に沿って動き始めました。

 黒い線の時と違って、緑の線上を走る時は緑色の光、赤い線上を走る時は赤い光になるので、子どもたちも興味津々。

 

 次に「T」の字の線にオゾボットを置くと・・・

交差点で、右に行ったり左にいったり。そこで、青シールと赤シールを黒い線上に貼って、オゾボットに命令を出せることを教わり、「オゾコード一覧表」を参考にして、右へ、左へ、ゆっくり、速く等の命令をつくってオゾボットを動かしました。

休憩のあと、Chromebookを使って、実際にプログラミングを体験する時間になりました。子どもたちは、思考を働かせながら夢中でプログラムを組み立て、それをオゾボットに転送し地図の上を走らせました。思うように動かないとプログラムのどこがいけないのか検証し、修正を加え、実際に動かす。

どの子も、失敗を繰り返しながら、思い描いていた動きをつくりだすことに成功していました。

講師からアドバイスを参考にしながら、より良いプログラムを目指していました。

参加者のプログラムを互いに見合うことも、いい刺激になったようです。

課題の地図をクリアーしたあとは、自分でコースをつくって新しいプログラム作りに挑戦しました。

参加した子どもたちは、講師から言われた「ゴールを明確にし、そこにたどり着くまでの道のりを順序よく組み立てていきましょう。そして、大事なのは『失敗を繰り返し、より良くする』ことです」を常に念頭に置きながらプログラミングを楽しんでいました。

試行錯誤しながら、自分の考えで解決できる喜びを味わうことができたのではないでしょうか。

視聴覚センターでは、9月2日(土)に「親子で体験プログラミング講座」を開催する予定です。

興味のある方はぜひ親子でご参加ください。