学校給食ブログ
2月14日(水)給食センターの献立
・ごはん
・牛乳
・かれいのケチャップソースがけ
・はくさいとベーコンのスープ
・花野菜のサラダ(ノンオイルごまドレッシング)
・チョコプリン
カリフラワーやブロッコリーは植物の花のつぼみの部分を食べるので、花野菜と言われます。どちらも冬が旬の野菜です。カリフラワーはビタミンC、ブロッコリーはビタミンC、カルシウム、ビタミンK、βカロテンが豊富に含まれた栄養価の高い野菜です。
埼玉県のブロッコリー生産量は全国上位です。深谷市を中心とする大里・児玉地域などが主な産地です。また最近ではブロッコリーが指定野菜(野菜のうち特に消費量の多いもの)に追加されるというニュースでも話題になりました。
2月13日(火)給食センターの献立
・チャーハン
・牛乳
・焼きぎょうざ
・チンゲンサイのスープ
・海藻とこんにゃくのサラダ(柑橘ドレッシング)
チャーハンは炊いたお米を様々な具と共に油で炒めた中華料理です。
給食センターでは、食数が多く、炒めて作ることができないので、焼きぶたや長ねぎを油で炒めて味をつけ、炊いたお米に混ぜ込んでいます。
2月9日(金)給食センターの献立【葛飾中学校生徒が考えた献立】
・黒パン
・牛乳
・コルドンブルー
・ペイザンヌスープ
・ニース風サラダ
春日部市では、学校給食を活用した食育の一環として「オリジナル給食メニューコンテスト」という取り組みがあります。児童・生徒から1食分の献立を募集し、その中から実際に給食に提供するというものです。
今年度、庄和地域では葛飾中学校2年生家庭科の授業の取り組みとして実施しました。
今回選ばれた献立は、フランス料理をテーマに6つの基礎食品群を活用したバランスのよい献立になっています。コルドンブルーはハムやチーズをとり肉で包んでパン粉を付けてあげた料理です。ペイザンヌスープはフランスの家庭料理で野菜たっぷりのスープです。ニース風サラダは、フランス・ニースの名物料理で本来はアンチョビやオリーブが入ったサラダです。給食ではツナとオリーブオイルを使って再現しました。
今日の献立を考えてくれた生徒です。
給食時間の放送で献立について説明してくれました。
2月8日(木)給食センターの献立
・ごはん
・牛乳
・さけの塩焼き
・キャベツと玉ねぎのみそ汁
・根菜の炒め煮
みそ汁に使用しているキャベツは1年中収穫されていますが、季節ごとに特徴があります。
涼しくなる秋に種をまき、春から初夏にかけて収穫するものを「春キャベツ」、夏に種をまき、冬に収穫するものを「冬キャベツ」といいます。「春キャベツ」は柔らかく、甘みがあるのが特徴です。「冬キャベツ」は、葉がしっかりとしているので、煮くずれが少なく、ロールキャベツなど熱を加える調理に適しています。季節ごとの違いを味わってみましょう。
2月7日(水)給食センターの献立
・ねぎ塩ぶた丼
・牛乳
・和風スープ
・即席漬け
ねぎ塩ぶた丼はご飯に具をのせていただきます。
ねぎ塩ぶた丼には、ぶた肉の他にたまねぎ、長ねぎ、もやしを使用しています。
ぶた肉には、筋肉や皮膚などつくるために必要な「たんぱく質」や、体を疲れにくくするはたらきをもつ「ビタミンB1」がたくさん含まれています。たまねぎと長ねぎには、ビタミンB1の吸収を促す「アリシン」が含まれています。残さず食べて疲れにくい体を作りましょう。
2月6日(火)給食センターの献立
・豆腐ラーメン
・牛乳
・ねぎまんじゅう
・華風あえ
豆腐ラーメンは、さいたま市岩槻区のご当地グルメです。しょうゆ味のスープに豆腐とひき肉のあんが上にのっているところが特徴のラーメンです。給食ではとろみをつけたスープで再現しました。
豆腐ラーメンは元々、さいたま市岩槻区にあるレストランのまかない料理でした。当時の料理人さんがラーメンにあう豆腐のあんを作ったのが始まりと言われています。「第2回埼玉B級ご当地グルメ王決定戦」で優勝したことから、テレビや雑誌に取り上げられ埼玉県だけでなく全国にも知られるようになりました。
2月5日(月)給食センターの献立
・ごはん
・牛乳
・とり肉のごま焼き
・磯煮
・菜の花のおひたし
昨日、2月4日は立春でした。寒い日が続きますが暦の上では春の始まりです。
今日の給食には、春の訪れを告げる野菜「菜の花」を使用しています。
菜の花は2月から3月頃が旬の野菜です。緑黄色野菜の一種で、栄養価の高い野菜です。ビタミンやミネラル、食物繊維が豊富に含まれており、その中でもビタミンCの含有量は野菜の中ではトップクラスです。
給食ではおひたしにしましたが、炒めものにしてもおいしく食べられます。
ぜひ、ご家庭でも旬の野菜をを味わってみてください。
2月2日(金)給食センターの献立【節分献立】
・ごはん
・牛乳
・いわしのかば焼き
・すまし汁
・こまつなのごまあえ
・福豆
今日の給食は、2月3日の節分にちなんだ献立です。
昔の人は、病気や悪い出来事は鬼が持ってくると考えていました。そのため節分には「鬼は外、福は内」の掛け声で豆をまいたり、焼くと臭いが強くなるいわしの頭を、葉にトゲのある柊の枝に刺して玄関に置いたりして鬼が家の中に入ってこないようにしました。また、この風習から節分にいわしを焼いて食べる地域もあります。
豆まきに使う大豆には、たんぱく質、ミネラル、食物繊維が多く含まれています。また、いわしには、たんぱく質やミネラルのほかに、頭の働きをよくするといわれているDHAが多く含まれています。
2月1日(木)給食センターの献立
・メキシコ風ピラフ
・メキシコ風ピラフソース
・牛乳
・コーンえだまめサラダ(野菜いっぱいドレッシング)
メキシコ風ピラフは、バター風味のご飯にみじん切りにしたピーマンとパプリカが入っています。
ピラフにトマトベースのミートソースをかけていただきます。
子ども達が苦手な野菜のひとつであるピーマンをおいしく食べてもらいたいと思いこの献立を入れました。
春日部市のcookpadにレシピが掲載されているので、ぜひご家庭でも味わってみてください。
1月31日(水)給食センターの献立
・ごはん
・牛乳
・焼きぎょうざ
・中華こんにゃくサラダ
・中華たまごスープ
こんにゃくは、こんにゃく芋から作られます。こんにゃく芋は、サトイモ科に属する植物で、原産はインドネシアや中国湖南省付近と言われています。日本での主な産地は群馬県、福島県、茨城県です。
こんにゃくの成分はほとんど水分ですが、食物繊維のグルコマンナンが含まれています。このグルコマンナンは消化吸収されにくく、腸の運動を促し、老廃物を取り除く効果があります。またこのグルコマンナンにはコレステロール値を下げる効果もあります。
こんにゃくはカロリーも低く、満腹感も得られるので肥満対策にぴったりの食材です。
1月30日(火)給食センターの献立【神明貝塚献立】
・古代米ごはん
・牛乳
・ますの塩焼き
・山菜の澄まし汁
・里芋の煮物
全国学校給食週間(1/24~1/30)にちなんで、令和2年に国の史跡に指定された西親野井地区にある神明貝塚を身近に感じてもらえるよう、縄文時代をイメージした献立にしました。
米の生産は縄文時代よりも後の弥生時代になってからですが、古代米の赤米をいれた古代米ごはんに、ますの塩焼き、山菜の澄まし汁、里芋の煮物を組み合わせました。縄文時代の味付けは塩だけでしたが、給食では貝のだしをきかせ、しょうゆも使っています。
貝塚が作られた3800年前の縄文人が食べていた食材には、「ます、わらび、えのきたけ、なめこ、しめじ、里芋(山芋)栗、鶏肉(野鳥)、大豆、ほたて(あさり、はまぐり、しじみ)、どんぐりなどの木の実」などがあります。
また今日の澄まし汁には、北海道の八雲町から無償で提供されたほたてが入っています。
これは、ホタテ産地の八雲町が、町内の水産加工業者からホタテを買い取り、全国の学校給食に無償で提供する取り組みを行っているものです。
大粒の立派なほたて
給食では、なかなか使えない食材なのでじっくり味わってほしいです。
1月29日(月)給食センターの献立
・ごはん
・牛乳
・ハンバーグデミグラスソース
・レンズまめのスープ
・グリーンサラダ(たまねぎドレッシング)
レンズまめのスープは、以前から時々出ているスープです。レンズ豆は日本ではあまりなじみがなく、私も春日部の給食センターの給食で初めて食べた食材です。
メソポタミア原産のマメ科ヒラマメ属のレンズ豆は、その名の通りレンズのような形をした小さい豆です。海外ではスープやカレー、サラダなどにも使われるメジャーな食材です。
レンズまめにはビタミンB1、B2、B6、葉酸などのビタミンB群が豊富に含まれています。ビタミンB群は疲労回復効果や、肌や粘膜の状態をよくしたり、動脈硬化やうつ病を予防したりする効果があります。また取りにくい鉄分も他の豆に比べて多く含まれています。
1月26日(金)給食センターの献立
小学校
中学校
・(小学校)ツイストパン (中学校)ココア揚げパン
・牛乳
・ほうれん草オムレツ(ケチャップ)
・さつまいもシチュー
・カリフラワーサラダ(ノンオイルフレンチドレッシング)
寒い時期なので、食べて温まってもらえるようにシチューにしました。
シチューに使われているさつまいもは、ヒルガオ科の多年草です。原産国はメキシコやコロンビアなどの中南米があげられていますが、定説はないそうです。かんしょ、唐いも、琉球いもなどとも言われます。さつまいもは甘みがあり、味が栗に似ているので、栗(九里)の味と比べて「八里」とか「八里半」栗より(九里四里)うまい「十三里」と言われることもあります。英語でもスイートポテトと言いますね。
さつまいもはでんぷんが多く体がポカポカ温まります。ビタミンCも多いので風邪予防にもなりこの時期に食べたい食品です。
1月25日(木)給食センターの献立
・ごはん
・牛乳
・鰆の西京焼き
・筑前煮
・野菜のごましょうゆ和え
冬は煮物がおいしく感じられる季節です。筑前煮は数種類の具材を使うので、食品数を増やし栄養バランスを整えることができます。また具材を油で炒めるため、コクが出ておいしくなります。
子どもたちにも、この季節にぜひ煮物のおいしさを感じてほしいと思います。
1月24日(水)給食センターの献立
・麦ごはん
・牛乳
・冬野菜カレー
・海藻サラダ(柑橘ドレッシング)
1月24日から30日は、全国学校給食週間です。
学校給食は、明治22年に山形県鶴岡市の小学校で、お弁当を持ってこられない子どもたちのために、おにぎりと塩鮭と漬物を出したことが始まりとされています。その後各地へ広まっていきますが、第二次世界大戦のために中断されました。戦後、昭和21年12月24日より再開されましたが、今では冬休みのため、1か月あとの1月24日から30日が全国学校給食週間となりました。
全国学校給食週間は、給食にかかわる人たちや、給食を食べられることに感謝する1週間です。
2月25日(日)まで春日部市郷土資料館で開催されている「くらしのうつりかわり~なつかしのくらしの道具展~」に、昭和30年ごろの内牧小学校の給食献立表が展示してあります。この頃の主食は毎日パンでした。現在の献立表と比べてみると、おかずが少なかったり、食パンと五目うどんが同じ日に出ていたり、いろいろな違いがわかりますね。郷土資料館では、当時の給食用の食器も展示されていますので、ぜひ見に行ってみてください。
1月23日(火)給食センターの献立
・あんかけうどん
・牛乳
・ちくわの磯辺揚げ
・切り干し大根のあえ物
ちくわの磯辺揚げは児童生徒に喜ばれる1品です。小学校と中学校で大きさは違いますが、1人2個ずつ盛り付けます。
焼きちくわは、水産練り製品の一つです。魚肉に塩や砂糖、でんぷん、卵白、調味料を加えて練りつぶしたものを、竹や木、金属等の太い串に丸く塗りつけて棒状に成形し焼いたものです。成形後蒸した蒸しかまぼこもあります。切り口が竹の輪に似ていることから「ちくわ」と名前が付いたそうです。
太くて長い出雲の野焼き、福山の豆ちくわ、鼓形の長崎ちくわなど、地域によって様々な名産のちくわがあります。
1月22日(月)給食センターの献立
・ごはん
・牛乳
・マーボー豆腐
・蒸しシュウマイ
・もやしのごま風味
給食まめ知識 ~食育ピクトグラム~
昨年6月から始めたこちらのブログ。
時々、献立の紹介などの左下に、カラフルな四角いマークがあるのに気付きましたか?
SDGsのマークに似ているようで少し違うこちらのマークは、「食育ピクトグラム」です。食育に関する取組の中から代表的なものを誰にでもわかりやすく発信できるよう、農林水産省が作成しました。
マークは全部で12種類あります。
1 みんなで楽しく食べよう
家族や仲間と、会話を楽しみながら食べる食事で、心も体も元気にしましょう。
2 朝ご飯を食べよう
朝食を食べて生活リズムを整え、健康的な生活習慣につなげましょう。
3 バランスよく食べよう
主食・主菜・副菜を組み合わせた食事で、バランスの良い食生活につなげましょう。また、減塩や野菜・果物摂取にも努めましょう。
4 太りすぎない やせすぎない
適正体重の維持や減塩に努めて、生活習慣病を予防しましょう。
5 よくかんで食べよう
口腔機能が十分に発達し維持されることが重要ですので、よくかんでおいしく安全に食べましょう。
6 手を洗おう
食品の安全性等についての基礎的な知識をもち、自ら判断し、行動する力を養いましょう。
7 災害にそなえよう
いつ起こるかも知れない災害を意識し、非常時のための食料品を備蓄しておきましょう。
8 食べ残しをなくそう
SDGsの目標である持続可能な社会を達成するため、環境に配慮した農林水産物・食品を購入したり、食品ロスの削減を進めたりしましょう。
9 産地を応援しよう
地域でとれた農林水産物や被災地食品等を消費することで、食を支える農林水産業や地域経済の活性化、環境負荷の低減につなげましょう。
10 食・農の体験をしよう
農林漁業を体験して、食や農林水産業への理解を深めましょう。
11 和食文化を伝えよう
地域の郷土料理や伝統料理等の食文化を大切にして、次の世代への継承を図りましょう。
12 食育を推進しよう
生涯にわたって心も身体も健康で、質の高い生活を送るために「食」について考え、食育の取組を推進しましょう。
どのマークがどんな献立の日に使われているか、チェックしてみてください。
1月19日(金)給食センターの献立【北海道の料理】
・ごはん
・牛乳
・にしんの竜田揚げ
・三平汁
・ごまみそあえ
・ハスカップゼリー
毎月19日は食育の日です。給食センターでは、毎月の食育の日に、日本各地の郷土料理を紹介しています。寒い季節なので、寒い地域ではどんな物を食べているのか興味がありませんか?今月は北海道料理を紹介します。
北海道は、農業・漁業・酪農が盛んで生産量全国1位の食材も数多くあります。北海道でよく捕れるにしんは、小骨が多く給食で出したことはなかったのですが、竜田揚げにすることで、骨まで食べられるようにしました。食べた部分を見ると、細かい骨が目についてしまうので、それは取ってもらってもいいかと思いますが、気にしないで食べてもらえると不足しがちな栄養素のカルシウムが取れると考えています。
それから郷土料理の三平汁を入れました。みそやしょうゆは本州から運ばれてくる貴重品だったので、本来は塩漬けの鮭で味付けしたそうです。だしも北海道産の昆布で取りました。
旬ではありませんが、北海道特産の果実ハスカップのゼリーもつけました。
1月18日(木)給食センターの献立
・ごはん
・牛乳
・焼きナゲット(ケチャップ)
・いももち汁
・切り干し大根の煮物
大根の保存食として考え出されたのが干し大根です。その干し大根からたくわん漬け、細く切って割り干し大根や切り干し大根ができました。日光にあてて干すことにより栄養価が増し、生の大根よりカルシウム、ビタミンB1 、B2、鉄分がとても多くなっています。これらは不足しがちな栄養素なので食べてほしいと思います。
できあがりを見て、栄養価的には満たせていますが、いももち汁にほうれん草や小松菜といった青物を入れれば彩りがよくなったと、個人的には反省の献立でした。