学校の様子

学校の様子

修学旅行(6年生)その5


 12時50分。いろは坂を登り切り、赤沼駐車場に到着しました。

そこで待っていてくれたのは、エコツアーガイドの中山さんです。あいさつを済ませて、これから戦場ヶ原のハイキングに出かけます。

これから3時間のハイキングの始まりです。準備体操で足首・手首を十分にほぐしてから出かけます。

 ハイキングが始まってすぐに説明。「このあたりはクマザサがたくさん生えています。これからどんな植物があるかを見ていくのも楽しみですよ。もしかしたら動物のふんを見つけるかもしれません。戦場ヶ原にはどんな動物がいるのでしょうね。」
ガイドさんの話を聞いているとなんだかわくわくしてきます。(立て看板を見たら、熊に注意!と書いてありました。ドキッ!)

 ハイキングコースには、豊かな水が流れています。川の中央には、倒木(たおれた木)があります。木にこけがはえているところを見ると、ずいぶん時間が経過したのだろうと感じさせます。例年なら今頃、樹木はすっかり葉を落としているのですが、今年はまだ色づいた葉を見ることができます。

 ハイキングコースにはすべて木道がしかれています。もちろん木道以外の道を歩くことは許されていません。観光客によって自然がこわされることを防ぐためです。

 急に視界が広がりました。まさに戦場ヶ原です。ガイドさんと男体山をバックに ”one,two,はあーい”(本校の写真を撮るときの合い言葉です。)
 

 突然、ガイドさんが木道にしゃがみました。”どうしたの?” と思ってみていると、バッグの中からピンセットとビニルぶくろをとりだしました。そして木道の下へ手をのばして、何かをつまみ上げました。「みなさん、これはなんでしょう。」
 「そうです。おかしです。観光客のだれかがうっかり落としてしまったのかもしれません。そのままにしておくと、ここに住む動物たちが食べてしまいます。本来動物が食べるものではないので、病気にかかってしまったり、死んでしまったりする可能性があります。おかしの包み紙といえども、そのままにしておくわけにはいかないので、ぼくたちは見つけるとこうして拾ってもちかえるようにしています。」といって、ビニル袋に入れ、バッグにしまいました。本当に日光の自然を大切にし、日光を愛しているガイドさんなのです。こういう方々によって日光の美しい自然は守られているのです。私たちも見習いたいものです。

子どもたちがガイドさんの手元を見ています。

 「みなさんは、キツツキにつつかれたことがありますか?」 
 ガイドさんがバックから取り出したのは、キツツキの剥製(はくせい)でした。かつてガイドさんがお仕事をしていたときに、研究室の窓にぶつかって死んでしまったキツツキを剥製にしたものだそうです。「手をだしてみて」といいながら、キツツキのくちばしの先でひとりひとりの手をつついてくれました。「こんな感じで、キツツキは木に穴をあけるんだよ。」と教えてくれました。ちょっぴり痛かったですけど、初めての貴重な体験にみんな感動しました。「へえー。」

11月に雪!? 


 11月24日(木)朝、まだ11月だというのに空から雪が!!
 
7時10分ころ、まだ子どもたちが登校する前の静かな学校です。

    


7時30分ころ、子どもたちが登校してきました。「先生、見て。」 手には雪のかたまりが・・・。
「つめたーい!」

校長室前に並んだプランターや、植木の上にも雪が・・・。
   
せっかく咲いたお花も雪の冷たさにふるえているようです。ちょっとかわいそうな感じもします。

小降りになったかな?と思うと、また雪が・・・。

午後になると、また強く降り始めました。黄色に色づく前のいちょうの木にも。

雪景色の中に紅葉途中の樹木。めずらしい景色です。

本来きれいに紅葉しているけやきの木も、雪のおかげで色がわからないくらい強く降るときもありました。
  
校舎と体育館の間にある中庭も真っ白。

駐車場の先生方の車も雪でおおわれました。

車の屋根にこんもり積もった雪。4㎝くらいはあるでしょうか。(校長先生の車に積もった雪を撮ってみました。)

 ニュース等の報道によれば、東京都心で11月の初雪は54年ぶりとのこと。また、積雪は明治8年の統計開始以降、初めてだそうです。本当にめずらしい雪だったのです。

足立区からやってきたすてきなおくり物


 11月19日(金)、5年生のかつやさんが、こんなものを届けてくれました。次の写真をみてください。
 
なんだかかわりますか?緑色のものは、風船の割れた残りです。文字の部分を少しアップにしてみましょう。
 
 「祝 20周年 6年 足立区立桜花小学校 お花の種がついているので、拾った人はぜひ育ててください」と書かれています。 花の種と言えば・・・。
 8月2日の記事で、 5年生の、りみさんが5月26日に、山梨県の身延小学校の子どもたちが風船につけてとばしたラベンダーのたねを見つけて学校にとどけてくれたことをお知らせしました。みなさん覚えていますか?
なんと、今度は、足立区立桜花小学校の子どもたちが風船につけてとばした花の種が空を飛んで福田第二小学校まで来てくれました。かつやさんに聞いたら、学校の給食室から駐車場へ行く途中で見つけたそうです。
 
 裏を見てみると、種がついていました。 ”Seed" と書かれていますね。 Seedは英語で種という意味です。この中に種が入っています。どんな花の種でしょう。植えてみることにします。もし、芽が出たらまたお知らせします。

修学旅行(6年生)その4


 ”さんない食堂”でおいしいカレーをいただいて、満腹になった6年生を乗せたバスは、戦場ヶ原に向かいます。
 
紅葉シーズンとあって、いろは坂は渋滞です。前をみても後ろをみても車・車
車・・・。



でも、美しく色づいた樹木にいやされました。

太陽の光をあびると樹木の紅葉がいっそうかがやいてきれいです。



バスが進むにつれて、日光の山々の色づき具合濃さをましてきました。



遠くに見える赤いやねの建物は、明智平レストハウスです。

バスの中からですので、うまく撮れませんでしたが、紅葉している様子は伝わりましたでしょうか。

修学旅行(6年生)その3


 ”さんない食堂”まで戻って来ました。朝の早い時間に学校を出発して、東照宮を見学して歩き回ったので、もうおなかはぺこぺこです。
さあ、お楽しみ。今日のランチメニューは・・・。
 カレーライス・バナナ・乳酸飲料です。



準備が整いました。では、いただきます。

さんない食堂の窓からは、東照宮の森を見ることができます。店内は、シックで落ち着いた雰囲気でとてもいい感じでした。木枠の窓も風情があってなかなかいいです。


 

”おかわりしていいですか?” 今日はいつもより食欲旺盛です。
 引率の先生方も ”では、いただきます。”

修学旅行(6年生)その2

 10月31日(月)6時30分、6年生が登校してきました。6時40分、保護者や先生方、弟・妹などたくさんの方が見送ってくださる中、バスは目的地日光に向けて出発しました。

国道16号から4号バイパスに入り、8時3分、加須ICから東北道に入りました。8時20分、羽生PAでトイレ休憩をとり、9時6分に宇都宮、9時36分には日光東照宮の近くにある”さんない食堂”に到着しました。この”さんない食堂"で下車し、東照宮に向かいます。
 
さんない食堂から、東照宮表参道へ向かいます。道の両脇の杉やかえでの木々が澄んだ空気を作り出し、厳かな雰囲気をかもしだしています。
 
東照宮の入口 石鳥居をくぐります。
 
 
石鳥居から表参道をふり返ってみました。
 
御水舎で、手と口を清めます。 さあ、いよいよ東照宮のメインスポット”陽明門”へと進んでいきます。

 
 
 一日中見ていても決してあきないということで、別名”日暮門(ひぐらしのもん)”とも呼ばれる、陽明門は、残念ながら 「平成の大修理」中のため、全景をみることができませんでした。それならせめて、陽明門をくぐるときに、門の下からだけでもと思い、写真を撮ってみました。なんと美しいことでしょう。金色、朱色、青色などの極彩色(ごくさいしき)がほどこされておりました。その中でも、白色がひときわ目をひきました。門はたくさんの彫刻でかざられていました。
 
 陽明門をくぐると目の前にあらわれるのは、家康公をまつってある本殿です。こちらも大修理中でした。
 
 こちらは”眠り猫”。みんな想像していたより小さくて、ある意味びっくりでした。(残念ながらこの眠り猫も修理中のため、レプリカでした)
 
 眠り猫がかざられている坂下門をくぐると、急な階段が・・・。これを登り切ると、奥宮といって、家康公のお墓があります。階段の途中には、こんな立て札がたてられていました。
東照宮の建築のすごさを感じるととともに、これを作った人たちの技術の高さや苦労が想像できそうです。
 家康公のお墓
 
五重塔の前で。

 そうそう、あの有名な”三猿”。こちらも修理中のためレプリカがかざられていました。 数年後に本物を見にまた来てください。

 東照宮をあとにし、隣の日光二荒山神社の境内をとおりぬけて、再びさんない食堂に戻ります。
 
 
日光二荒山神社の境内には、二本の杉が根元で一本になっている”夫婦杉”と名付けられているスギの大木がありました。子ども9人と先生1人、計10人が手をつないでやっと囲めるほどの太さにびっくり! このような立派な杉が数多くありました。
 
 二荒山神社でも記念写真を1枚。みんな知っていましたか?日光二荒山神社は、縁結びの神様だってこと・・・。

修学旅行(6年生)その1


 10月26日、6年生が手作りの”修学旅行のしおり”を届けてくれました。
 
表紙には、平成28年度 修学旅行 と書かれています。また”陽明門”の絵も印刷されていました。この陽明門の絵はたつやさんが描いてくれたそうです。中のページを少し紹介します。

最初のページには、「修学旅行のめあて」が書かれています。今年のめあては、「学ぼう日光の歴史 ふれあおう日光の自然 9人で協力して、心に残る楽しい修学旅行にしよう」です。
 1日目(10月31日)の日程表です。
 2日目(11月1日)の日程表です。

9人で、それぞれの係を担当します。
 
宿泊場所となる”ペンション フレンドリー”さんの紹介です。上は外観、下はレストランの写真です。もしかしたら一番関心のある場所だったりして・・・。

 

 
日光東照宮を見学の際、見逃してはならない重要な歴史建造物などの紹介です。地図もついています。

 
日光の自然にふれあえる有名な場所にも行きます。

 
日光の主な見学地の位置がわかるように、地図もついています。

最後に、「日光クイズ」が出題されています。この修学旅行で実際に確認してきます。いくつ正解できるかな?

1.2年生、上野へゆく!(その6)

 動物とのふれあいも終わり、西園ではキリン・カバ・サイ・ヘビ・ペンギン・フラミンゴなどを見て回りました。時間はあっという間にすぎてしまうものです。まだ動物園の見学をしたいけれど帰りの時間がやってきました。動物たちに”さよなら”をして上野駅に向かいます。

上野駅公園口のきっぷ売り場で、柏までのきっぷを買います。

「2度目だけど、やっぱり緊張しちゃうな。」

「子どものボタンを押して・・・」 うしろの1年生が2年生のきっぷを買うようすをのぞきこんでいます。

きっぷをなくさないように気をつけてね。

ボタンが上のほうなので、よいしょと背伸びをして押しました。


全員無事に切符をゲットし、12番線ホームに移動してきました。予定通り、14時22分の電車に乗ります。


みんなお行儀よく座れました。
 
おやおや、つかれちゃったのかな?座席から落ちそうです。もうすぐ柏につきますよ。

柏で東武線に乗り換えます。今日3度目の切符を購入します。

みんなスムーズに切符を買うことができました。改札を通過しました。

東武線の電車の中でも、マナーをしっかり守ることができました。
梅郷駅では、お家の方が子どもたちを出迎えてくださいました。お家に帰ったら、今日の校外学習のお話を聞いてあげてくださいね。 もう一人で切符をかえますよ。

1・2年生、上野へゆく!(その5)


 愛情がたっぷりつめこまれたおいしいお弁当をたべたあとは、東園から西園に向かいます。動物たちにふれあえる場所もあります。


    

  やぎとのふれあいを楽しみました。   

      

    
まおさんの後ろにうつっている動物はカピバラです。看板をよく見ると、このカピバラのなまえがなんと・・・・"まお"ちゃんでした。

「先生こっちに来て・・」とゆづきさんに呼ばれました。行ってみると・・・。
「ぼくと同じ名前のやぎだよ。」 「あらあら」そのヤギの首にかけられたプレートには、「ゆづ」と書かれていました。

 見学の途中で、アメリカから来たという、外国人の家族に話しかけられました。”How old are you?"  ゆづきさんが ”6years old." 答えると ”Very cute!” といってくれました。 その方は母国で小学校の先生をやっていらっしゃるとのことでした。

動物たちとふれあった後は、しっかり手を洗って次に向かいます。

次はどこへ行くのかな? ほほえましい光景です。
 
みんな、人が乗れるほどの大きなカメにびっくり! うらしまたろうがりゅうぐうじょうへ行ったときにのったカメもこのくらい大きかったのでしょうか。

水そうの中にいる動物はなんでしょう・・・。

1・2年生、上野へゆく!(その4)


 11時50分、約束の集合時刻ですが、ひとつの班がまだ集合場所に来ていません。どうしたのでしょう。
 実は、見学のとちゅうで鼻血を出してしまったお友達の手当をしていて、その班だけ集合時間に間に合いませんでした。だけどちゃんと先生に手当をしてもらって、無事に集合場所にとう着。これで一安心です。
 さあ、お待ちかねのお弁当タイムです。いただきまーす!

みんなのお弁当をちょっとのぞかせてもらいました。
 
                               デザートのマスカットもおいしそう。
 
お弁当の中にもパンダがいました!         
 
どのお弁当にも、おうちの方の愛情がたっぷりつまっていて、とてもおいしそうでした。
木の枝にとまっていたカラスが、みんなのお弁当をねらっていましたね。カラスにとられなくてよかったです。


【1班 パンダグループ】


【2班 ペンギングループ1】


【3班 ペンギングループ2】

【4班 しろくまグループ】

1・2年生、上野へゆく!(その3)


 
ガラスに張りつくようにしてみています。
 
子どもたちにとって人気者は、やっぱり ”ぞう” でしょうか。名前はダヤー 体重は?????
子ども何人分かな?

上野動物園でなくなった動物たちのお墓です。 みんなに愛された動物たちがねむっています。ちゃんとお花がかざられていました。「動物(どうぶつ)よ安(やす)らかに」と書かれています。

なかよしのかわうそがいましたよ。

月のわぐまです。首のところに白いもようが特徴(とくちょう)です。

あっ!あぶない!! そんなに近づいたら、くまさんに食べられてしまいますよ。 「安心してください。動かないくまのおきものですから。」

アザラシが気持ちよさそうにおひるねしています。それにしても大きいね。

ツルのコーナーにやってきました。

おやっ? 道路にあしあとが・・・。いったいだれのあしあとでしょう。みんなのあしあととはちがいますね。


ムムムムッ!大きな骨がころがっています。だれかの食事のあとのようです。いったいだれが食べたのかな?


大たんなポーズのゴリラさんですね。だれかのねぞうににてたりして・・・・。


サルのおやまをみんなで見ています。みんなの後ろ姿もかわいいです。

何かの動物のまねをしているのでしょうか?

約束の11時50分がちかづいてきました。「もどる時間だよ。」と時計係がみんなにしらせました。そろそろ集合場所にもどらなくては・・・。
おうちの人が作ってくださった、おいしいおいしいお弁当がまっています。

1・2年生、上野へゆく!(その2)


上野に到着しました。 先日世界遺産に登録された「国立西洋美術館」の前を通り過ぎ、まっすぐに「上野動物園」に向かいます。

動物園にむかうとちゅうの路面に、こんな案内がされていました。まっすぐ行くと、上野動物園ですよという印です。上野動物園の正式な名称は、「恩賜上野動物園」というのです。

みんなの行く手、前方にみえるのは・・・。

だんだん近づいて来ましたよ。

動物の形に枝を切りこんだ樹木を発見。これはゴリラ? パンダ? 何に見えます?
 
到着です! 動物たちがみんなをお待ちかねです。わくわくしますね。みんなのお気に入りの動物はなんでしょう?


見学を開始する前に、1・2年生全員で「ワン・ツー・ハーイ」 うっ!まぶしい!!! 初めて自分で切符を買ったりしたので緊張したせいもあるのでしょうか、ちょっとお疲れ気味の表情です。

1年生だけで、「ワン・ツー・ハーイ」 いい顔してますよ。やっぱりこの笑顔でなくちゃ。

今度は2年生だけで「ワン・ツーハーイ。」 おやっ?いつも元気な2年生はどこへ?

    
さあ、見学の始まりです。最初のパンダだけはみんな一緒に見に行きました。

さあ、これから班活動のはじまりです。 「班で協力しながら見学してきてください。11時50分までにこの場所にもどってきてくださいね。ではリーダーさん、時計係さんしっかりお願いします。いってらっしゃい。」

1・2年生、上野へゆく!(その1)


 9月28日(水)は、残暑が厳しく、しかも湿度90%という日でした。
8時15分ごろになると、アーバンパークライン梅郷駅東口のロータリーに、黄色の帽子をかぶった子どもたちが集まり始めました。福田二小の1.2年生です。今日は子どもたちが楽しみにしていた校外学習です。生活科の勉強の一環として、「上野動物園」まで出かけます。

8時40分 梅郷駅まではお家の人におくってもらいました。全員そろっているか確認しています。

8時45分 全員がそろい、出発の会が始まりました。 司会は2年生のりょくさんです。

「これから、出発の会を始めます。」と2年生のはるなさんが、はじめのことばを言いました。

1年の担任、鈴久名先生からのお話です。電車の中や駅、動物園でのマナーについて注意がありました。

8時50分 出発の会が終わり、梅郷駅構内に向かいます。

見送りにきてくださった、お家のかたに「いってきまーす。」と元気にあいさつ。

切符の券売機にやってきましした。切符は自分で買います。

お金の準備をしなくちゃ・・・。ちょっと緊張気味です。
 
だいじょうぶ。教室で勉強したとおりにやってみよう。まず、お金を入れて・・・。

どのボタンを押せばいいのかなあ・・・。真剣な表情で画面を見つめています。


子どものボタンを押して・・・。
 
上野まで、子どもはいくらかな?

よかった!ちゃんと買えたよ!
 
全員、切符を自分で買うことができました。改札を通ってホームに向かいます。
 
ホームでは、他のおきゃくさんのじゃまにならないように、リーダが自分の班のひとをちゃんと並ばせました。
 
電車の中では静かに過ごすことができました。みんなの態度はりっぱでした。

柏駅につきました。今度はJR線に乗り換えます。

電車の窓から見える景色も楽しみました。「スカイツリーが見えたよ!」

短歌に挑戦(4年・5年)


 子どもたちが、短歌に挑戦しました。時期は夏の話題ですが、子どもならではの表現がとてもほほえましく感じたのでご紹介することにしました。

【4年生の作品】
*海行って ビーチボールを 高く上げ 波におわれて にげる子どもら  (しょうや)
*かみなりが ゴロゴロ光り とこの中 なかなかねれず 夜がふけゆく (とおま)
*たなばたの みあげる空は 星いっぱい おりひめひこぼし あえるといいな (ももか)

*ゆめの中 ぐっすりねたい 夏の夜 セミの合唱 暑さ倍ぞう  (せな)
*川遊び 家族みんなで おもいきり 夏をたのしみ 思い出つくる (このか)
*水遊び きもちいいよと 子どもらが きていた服も びしょぬれになり (ひびき)
*夏の日に セミがミンミン 鳴きはじめ プールに入り 暑さをしのぐ (るい)
*夏が来る プールにはいって つめたいと きれいなおよぎ みんなにみせる(だいき)
*リンリンと 風りんなって すずしいな 庭をいろどる せん光花火  (ゆうは)

*巨大ザメ 海にあらわれ 大ニュース ほかくにいどむ サメとり名人 (かい)
*たなばたに 夜空にかがやく キラキラと 星があつまる 天の川かな (ゆうたろう)
*夏休み 最後の日には 遊びたい 宿題終わらず 頭にハチマキ (せな)

*きれいだな まど見えし 天の川 七月七日 たなば日より (かずと)
*ひこぼしと おりひめふたり 出会う日は 星がきれいに 見えるといいな (ほなみ)




【5年生の作品】
*夏休み プールにキャンプ よていがね いっぱいあるよ たのしみだな (にこ)
*カンカンと 音聞きながら ひるねする いやしてくれる ふうりんの音 (あおば)
*ミンミンと なくセミのこえ またなけば なつのこえが きこえるよ(あやか)
*夏休み みんなで遊ぼう 水遊び 暑さふきとぶ 笑顔なら (りみ)
*夏休み 外は暑すぎ もうイヤだ 宿題が 進まない (ひより)
*なつまつり たいこの音が なりひびく すごくたのしい なつまつりかな (まなと)
*夏休み ジリジリ暑い 日本じゅう かきごおりでね 元気がでるよ (しょうた)
*夏休み あつさにまけず すいかわり すいかを食べて げんき百倍 (かつや)
*空を見て ふうりんの音 静かさや 虫の音色も 空までとどく (こうき)
*なつやすみ アイスたべたい あついひに まだまだつづく 真夏の日 (あいみ)
*ミンミンと 泣いて笑って セミの声 いさましい声で 鳴いている (はるな)
*かき氷 ガリガリガリと 聞こえるよ いちごやレモン どれにしようか (なみか)

どれも力作です。読んでくださったあなたはどの作品がお好きですか?


子どもたちの作品は、しおり ”ブックマーカー” となって、子どもたちへプレゼントされます。

洋画家 絹谷幸二先生による絵画指導(その4)

 子どもたちに絵画指導をしてくださった絹谷先生にお手紙を書きました。一部を紹介します。
【1年】
*ともだちのかおのかきかたをおしえてくれてありがとうございました。いろんないろをつかってかおをかいたことがとてもたのしかったです。  れん
*2ほんのくれよんでかくのがたのしかったです。かいたえをほめてくださったのでうれしかったです。 かりな

*いろんないろがつくれてたのしかったです。じぶんのえをほめてくれました。うれしかったです。  ゆづき
*かみにいろをぬってから、かおのえをかいたことがおもしろかったです。 りゅうせい・せいあ
*きぬたにせんせいにえをほめてもらって、えがすきになりました。  るな
*えがだんだんじょうずになってきて、たのしくなってうれしくなってきました。  すみれ
*かおのかきかたをおそわってえがすきになりました。ともだちのかおをかいてたのしかったです。せんせいのえがすごかったです。  はるき
*いろをたくさんぬってともだちのあかりちゃんのかおをかきました。たのしかったです。 しょうご


【2年】
*絵をかくのが大すきになりました。いろいろな色をつかって絵をかいてたのしかったです。これからもいろいろな絵をかきたいと思いました。  まおり
*絵がとくいじゃなかったけど、おかげで絵がすきになりました。じゆうにかけてたのしかったです。 まお
*わたしもきぬたに先生みたいな絵をかけるようになりたいです。  はるな
*先生の絵はとてもじょうずです。びっくりしました。だって先生のふじ山のえがきれいだったからです。 なゆた

【3年】
*ぼくは絵の具をまぜる時に、同じりょうをいつもまぜていたので、少しずつまぜることも大切なことだとわかりました。 れお

*「考えないでどんどんぬっていい」と言われたので考えずにぬってみたらパレットがくらい色になってしまって、これでいいのかなと思いました。でも新しいことを学んでうれしかったです。 ちさき
*わたしは絵をかくのがとくいじゃないけど、教えていただいて少しうまくなったように感じました。わたしがかいた顔は、みんなで考えて「しあわせ友だち」という題名をつけました。とても感動しました。  じゅりあ
*色のつくり方のときに、「りょうりのようにやっていいよ。」といってくださったので、じょうたつしたと思います。 ぼくがまよっていた時に、どうやればいいか教えてくださったので絵がかけました。ありがとうございました。  ひろゆき

*さいしょは、すごくへんな色ができてしまったのですが、「なんにも考えなくてもいい」と言われてびっくりしました。家でかく時もそうしようと思いました。楽しい色のつくり方を教えてくださってありがとうございました。  いろね

*ぼくは絵はとても好きだけど、考えずに絵をかくのはむずかしかったです。  りゅうき
*「てきとうに色をつくれ」と言われ、わたしは少しこまりました。でも絹谷先生のいうとおりにやってみたら、なかなかむずかしかったです。  りん
*色をまぜた時、色は全部くらい色でした。べつの色をまぜてみたら、とてもきれいな色ができたのでうれしかったです。 また楽しくかきたいです。  ゆいと

【4年】
*(先生の)いろいろな絵の中でも、富士山の絵が気に入りました。迫力があってすごかったからです。  しょうや・だいき・とおま・ゆうたろう

*色も料理も同じでちょっとしたスパイスがいるというのが印象に残りました。  このか
*先生の絵をみたら、ぼくは「ピカソをこえているんじゃないか」と思い、先生を絵の神とよびたくなりました。ぼくもげいじゅつがすきで有名なげいじゅつかの絵がすきです。ぼくも先生みたいな絵を描いてみたいです。 かずと
*絹谷先生の「げいじゅつこそ人生 人生こそげいじゅつ」という作品に感動しました。富士山の絵にはくりょくがあったからです。プラチナや金などもつかっていてきれいでした。 先生の
おかげで絵がうまくなったきがしました。  ひびき

*先生のおっしゃった「たくさんの色があると、人は元気になる」ということばを聞いて、本当にそうだなと思いました。先生の作品は本当に色合いがいいと思いました。先生の作品をもっと見てみたいなと思いました。   るい
*絹谷先生の「色がいっぱいあると元気になる」ということばがとても心に残っています。最後にみんなの絵をみていたらとても元気になりました。色がいろいろあったからです。先生の絵をもっと見たくなりました。  ももか
*「りょうりや色には、ちょっとちがうものをいれる」と言われ、そうするといい色になりました。
ゆうは
*先生がかいたオリンピックのポスターで人のかみの毛が人がきょうぎをしている絵でできているのがすごいなとおもいました。先生は、はいゆうのわたなべけんににていてかっこいいなと思いました。  かい

*ぼくもしょうらいげいじゅつかになってみたいです。  だいき

【5年】
*「白い部分がなくなるまで絵の具でぬってね」と言われたのでぬると、今度は「その上に顔をかいてね」と言われたとき、正直「え~」と思いましたが、かいてみるときれいな絵ができました。よかったです。 りみ
*最初はいろんな絵の具を混ぜて色をつくるのは好きじゃなかったけど、教えてもらって色を作るのが好きになりました。  なみか
*わたしはあまり絵をかくことが得意ではなく、自信がありませんでした。でも、全員の前で私の絵をみせたとき、「友だちの顔によく似てるよ。友だちは将来こんな顔になりそうだね。」と言われてとてもうれしかったです。 ひより

*先生に「青には、はんたいの色の赤をちょっとだけ入れるといい色になる」と聞き、やってみるといい色ができて、さすが画家の先生だなと思いました。絵がすきになりました。 こうき
*ぼくは、今回で色は作ればむげんにあるということがわかりました。  まなと

【6年】
*教えてもらう前は、赤に少し青や緑などを入れてかいていなかったけど、今度からは、たくさんの色を使って絵をかこうと思います。ふだん友だちの似顔絵をかいたけいけんがなく、すごくむずかしかったです。  いつき

*ぼくは色をつくる時にすごくなやんでしまうけど、この色を入れたらいいなと思ったら入れるということをやったら、いい色ができるということがわかりました。  たつや
*絵などそこまで好きじゃなかったけど、色を作ったり、友だちをかいたりすることは楽しかったです。いろんな色がつくれるのがすごいなと思いました。  やすたか
*先生がかくし味に何をいれるとよいか、わかりやすく教えてくださったので、よくわかりました。かくのはむずかしかったけど、芸術はきれいだなと思いました。 ゆりあ


 子どもたちの手紙には、絹谷先生のあたたかいお人柄を感じさせる文がたくさん書かれていました。子どもたちにどんなふうに接してくださったのかもわかりました。今回のご指導のおかげで子どもたちは絵(芸術)に興味関心をいだいたようです。ほんとうに丁寧なご指導ありがとうございました。校長

洋画家 絹谷幸二先生による絵画指導(その3)


子どもたちの絵が完成しました。みんなの前でお披露目です。学年ごとに自分の作品を持って体育館のステージ前にならびました。子どもたちの絵をみながら、絹谷先生がコメントを一人一人にくださいました。

【6年生】


  

【5年生】


   

【4年生】
  


「だれの顔をかいたのかよくわかるねえ。」と絹谷先生が話しかけると、「それはぼくです。」と せなさん(左側)が絵と同じ顔をして見せました。よく特ちょうをとらえていたので、みんなもナットク(!)でした。

【3年生】
 

みんなに自分が描いた絵をみてもらい、絹谷先生にほめられ、うれしいようなはずかしいような・・・・。

【2年生】






【1年生】
 「ダイナミックな絵だねえ、いいねえ。」と絹谷先生。


こうして、全員の絵の紹介が終わりました。どの子の絵も雰囲気のあるいい絵に仕上がっていました。絹谷先生の一人一人に対する丁寧であたたかみのあるコメントが印象的でした。

洋画家 絹谷幸二先生による絵画指導(その2)

 絹谷先生による絵画指導のつづきです。

 前回は、黒色以外をつかって、自由に色をつくる作業でした。子どもたちの画用紙は、自分で作った色で、思うままに埋め尽くされています。
 絹谷先生「今度は二人組(または三人組)になって、相手の顔を黒色を使ってで描いてみよう。みんなが今、色をぬったその上に描くんだよ。」

お互いの顔を真剣に見つめて、観察し合っている二人です。

「笑ってみて」

どんな顔してるのかな?

「そうそう、いいねえ。自由に描いていいんだよ。口はどうなっているかな?上がってる?それともさがってる?大きく描いていいんだよ。」

低学年の子どもたちが描く絵は、ダイナミックです。
 
「ちょっとこっち見て」などと声をかけあって描いていました。
 全学年が体育館で一斉にとりくみました。

 
 
これは、誰の顔かな?わかりますか?とてもよく特徴をつかんでいます。 子どもらしい絵です。
 
こちらは6年生。低学年とはちがって繊細です。細かいところまでよく観察しています。
学年相応の絵が仕上がりました。

福二小寄席(4年生)


 9月26日の昼休み、図書室ではある催し物が開催されていました。4年生児童による落語会です。落語会を開催するきっかけとなったのは、4年生の国語に出てくる「ぞろぞろ」(落語)でした。ここでは『物語の世界を想像して、音読したり、えんじたりしよう』ということをねらいとした学習でした。この学習後、4年生はもっと落語を知りたいと思い、夏休みの間、お気に入りの落語をみつけて覚える練習をしたそうです。そしてみんなの前でやってみようということになりました。

 初日の26日はゆうたろうさんがトップバッターでした。

ほんとの落語家さんのように、羽織をまとって登場です。手には手ぬぐいと扇子が。
 
佑汰郎さんが選んだお話は、「じごくのそうべい」でした。
 
最初は緊張していたようでしたが、徐々に慣れてきたのでしょうか、たくさんのお客さんの前でも、笑顔を見せる余裕がでてきました。

登場人物のせりふにあわせて、声色(こわいろ):声の感じ を上手にかえて話します。


低学年の子どもたちも、お話のおもしろさにひきこまれていきました。



2番目は、ほなみさんでした。お話のタイトルは「じゅげむ」です。

最初は難しい顔をしてきいていた子どもたちも・・・。

「じゅげむ じゅげむ ごこうのすりきれ かいじゃりすいぎょの すいぎょうまつ うんらいまつ ふうらいまつ くねるところに すむところ やぶらこうじの ぶらこうじ パイポパイポ パイポのシューリンガン・・・」のフレーズが 何度もくりかえされると そのたびに笑いがおきました。

低学年には難しいかな?と思いましたが、笑っているところを見ると、ことばのおもしろさは低学年にも十分伝わるものらしいです。

林間学校(5年生)その10

 林間学校シリーズも”その10”を迎えました。今回が最後の報告となります。

 勾玉(まがたま)づくりが無事に終了して・・・・なんだかおなかがすいてきたような・・・。
 林間学校の最後のメニューは、昼食のやきそばづくりです。
 

最初に、青年の家の職員さんから、やきそばづくりの説明を受けました。
いよいよグループごとに作業開始です。
各グループには、かまど係・鉄板係・食材係・食器係があります。
   
かまど係:火をおこし(これがなかなか大変です。)、火の管理をします。「火の強さはこれでだいじょうぶかな?もうすこし木材をくべたほがいいかな?」 火の強さは料理のポイントですものね。
 
食器係:班の人数にわけられた食器のかごを取りに行き、洗います。お皿を並べます。
食材係:やきそばづくりに必要な食材をテーブルまで運び、洗ったり適当な大きさに切ったりします。

鉄板係がもってきてくれた大きくて思い鉄板を火の上にのせました。そして食材投入!
熱い鉄板からは、ジュウーというおいしそうな音が聞こえてきます。「グー・・・」 何の音?

8人前を一度につくるなんて初めての体験です。混ぜるのもたいへん。力がはいります。

できあがったやきそばをもりつけて「いただきま-す!!」 デザートはバナナでした。
 
「自分たちでつくった焼きそばのお味はいかが?」
  「まいうー。さいこー!!」
 外で食べるのもいい気分です。そしてみんなとにぎやかに食べるのも。自然の風景と仲間のにぎやかさは、最高の調味料でした。

やきそばのおかげで満腹になった子どもたち。後片付けも手早く済ませて、あとは閉校式を残すだけになりました。あっというまの2日間でした。いい思い出ができました。

福田の森芸術鑑賞会のお知らせ


 来たる11月15日(火)、本校体育館において、「福田の森芸術鑑賞会」を開催します。
 この企画は、福田の子どもたちの情操教育のために、いいもの・本物をじかにみせようという熱い思いの福田地区社会福祉協議会様のご厚意により実現するものです。せっかくの機会ですので、地域の皆様にもご案内申し上げます。どうぞ本校に足をお運びくださり、楽しいひとときをお過ごしいただければ幸いです。

1.期 日  平成28年11月15日(火)
2.時 間  13:30~15:30
3.会 場  野田市立福田第二小学校  体育館
4.内 容  ・本校児童による全体合唱
        ・本校太鼓部演奏
        ・本校児童によるお楽しみ出し物
        ・落語
        ・切り絵
5.出演者  【落 語】 立川 志遊 (たてかわ しゆう)さん
               1967年5月17日生まれ
               東京都北区赤羽出身の落語家
               落語立川流所属
               2009年6月真打昇進
         【切り絵】 柳家 松太郎 (やなぎや しょうたろう)さん
               東京浅草出身
               特技:切り絵 漫談 落語 ネイルアート
               趣味:料理 乗馬 ゴルフ スキー(指導者免許あり)
               千葉テレビ「駅からマップ」レギュラー好評出演中
6.鑑賞ご希望の方へ
       お席の準備の都合上、本校までお申し込みのご一報をいただければ幸いです。
       【連絡先】 野田市立福田第二小学校
              TEL 04-7138-0355