家庭の皆様へ

ご家庭の皆様へ

子ども時代に必要な、気力・体力・学力づくり!


三度の食事を家族で楽しくとり、十分運動し、しっかりと眠ると体力と学力が確実に付いてきます。
きちんとした生活習慣によって、学校の成績も伸び、生活態度もよくなり豊かな心も育ちます。
子ども時代に、良い生活習慣をしっかりと身につけられるかどうかは、その子の将来を左右すると言われています。子どもにしっかりとした生活習慣を身につけさせることが、ご家庭の本当の愛情です。

学力向上は体力向上から

学校がどんなに学力を向上させたいと願っても、それを受け入れる力が子どもに身に付いていなければ効果は上がりません。
実際に、朝からあくびをしている子やぼんやりしている子が見られます。
学力向上のためには、ここからの改善が必要です。
そのためには充実した体力・強い気力をもった子どもを育てる必要があります。
福田二小では学力向上の土台づくりのために、生活づくりと体力づくりを大切にしています。

体力づくりを支える生活づくり

体力は運動するためだけではなく、心や体の健康を維持し、病気にならないようにするためにも必要です。
例えば、インフルエンザ等の感染症に対する抵抗力、精神的ストレスに負けない強い心なども体力の一つとなります。
これらの体力を維持、向上させることは、生涯にわたって充実した生活を送るための基礎となります。
しかし、子ども達の生活で懸念されるのは、生活習慣の乱れです。
日常的な身体運動の減少とともに、夜型の生活による睡眠時間の減少や不規則でバランスがとれていない食生活は、心や体に悪影響を及ぼすことになります。
これらの問題を解決するために、学校、家庭、地域が連携して生活習慣の改善に努めることが大切です。
福田二小では、保健学習や特別活動を基盤にして進めていきます。
また、学校保健委員会などの組織を機能させて、学校、家庭、地域の役割を明確にしながら子どもの生活習慣の改善に努めていきます。

① 早寝・早起きは、健康な体づくりの第一歩

夜は10時までには寝て、朝は6時30分には起きる


② お家の人と朝のあいさつ

あいさつができる人づくりは家の中から
○家族の中でのあいさつは人間関係づくりの第一歩
○お手本は親が見せよう


③ 朝食をとる

一日のスタート、しっかり栄養のある朝食をとる
○寝ている間に下がっている体温を上昇させ、体が活発に動くようにする。
○脳のエネルギーのもとになる栄養を補って、考える力を高める。
○体のリズムを整える。


④ 毎日「排便」で気分すっきり

食べ物に気を配ったり、体操をさせたりするなどして、
子どもがきちんと排便するような生活習慣を身につけさせましょう。


⑤ 一日一万歩でカロリー消費

学校と家庭での歩く歩数の合計が、一日一万歩に
○日本人の平均カロリーは約2,100Kcal
○労働、睡眠に使われるカロリーは、約1,800Kcal
○残りの300Kcalは、運動して消費。 一日一万歩。


⑥ 体験活動が、子どもの人生を豊かにする

自然の中で遊ばせたり社会教育活動に参加をさせよう。
○学校や家庭以外の中で活動させる体験で豊かな感性を育てる。


⑦ 前夜の確認、心にゆとり

忘れ物をしないように、前の日には持ち物を確認させましょう。


⑧ テレビやゲームの制限が、脳を守る

テレビやゲームは「1日2時間以内」にさせましょう。


⑨ 一人一役、家族の一員

風呂洗いや玄関掃除など、家族で話し合って決めた仕事、子ども
自身が考えた役割などを、責任もってできるようにさせましょう。


⑩ 家庭学習の習慣化で学力アップ

「家庭学習時間=10~15分×学年」を実行させましょう。
○一日の生活全体を考えて、時間を決めて勉強させる。
○テレビをかけながらの勉強をさせない。
○決まった時刻に机に向かい、正しい姿勢、正しい鉛筆の持ち方をさせる。
○勉強内容を決め、方法を身に付けさせましょう。

 

<内 容>
1.宿題(必ずさせる)
2.授業の中でわからなかったこと(必ずやらせる)
3.授業の中でもっと詳しく調べたいことや興味をもったこと
4.読書

 

<方法>
1.計画を立て、毎日続ける
2.わからない問題があったら、教科書や辞典や事典、参考書などで調べる
(それでもわからなかったら、保護者の皆さんが教えたり一緒に考えたりしましょう。)
3.勉強が終わったら、時間割りを合わせ、次の日の準備をさせる