福二小寄席(4年生)
9月26日の昼休み、図書室ではある催し物が開催されていました。4年生児童による落語会です。落語会を開催するきっかけとなったのは、4年生の国語に出てくる「ぞろぞろ」(落語)でした。ここでは『物語の世界を想像して、音読したり、えんじたりしよう』ということをねらいとした学習でした。この学習後、4年生はもっと落語を知りたいと思い、夏休みの間、お気に入りの落語をみつけて覚える練習をしたそうです。そしてみんなの前でやってみようということになりました。
初日の26日はゆうたろうさんがトップバッターでした。
ほんとの落語家さんのように、羽織をまとって登場です。手には手ぬぐいと扇子が。
佑汰郎さんが選んだお話は、「じごくのそうべい」でした。
最初は緊張していたようでしたが、徐々に慣れてきたのでしょうか、たくさんのお客さんの前でも、笑顔を見せる余裕がでてきました。
登場人物のせりふにあわせて、声色(こわいろ):声の感じ を上手にかえて話します。
低学年の子どもたちも、お話のおもしろさにひきこまれていきました。
2番目は、ほなみさんでした。お話のタイトルは「じゅげむ」です。
最初は難しい顔をしてきいていた子どもたちも・・・。
「じゅげむ じゅげむ ごこうのすりきれ かいじゃりすいぎょの すいぎょうまつ うんらいまつ ふうらいまつ くねるところに すむところ やぶらこうじの ぶらこうじ パイポパイポ パイポのシューリンガン・・・」のフレーズが 何度もくりかえされると そのたびに笑いがおきました。
低学年には難しいかな?と思いましたが、笑っているところを見ると、ことばのおもしろさは低学年にも十分伝わるものらしいです。