学校の様子

2025年2月の記事一覧

図書室に本は何冊あるでしょう?

正解は、なんと16000冊です!

どうですか?意外と多いですよね。

図書室に一歩足を踏み入れると、

ジャンルごとに絵本や小説、伝記、辞書、英語のマンガなどが揃えられており、

よく見ると本のPOPや、オススメコーナーの設置、ラウンジには数学の問題まで!!

本があるだけではない、普通の図書室とはちょっと違う、本校自慢の本のテーマパークです。

 

おおぐろの森中学校は開校3年目。当然ですが図書室も3年目です。

新しい図書室だから綺麗なのも当たり前・・・とはいきません。

この素晴らしい図書室を開校時から支えてくださっているのが、図書館司書の和田さんです。

日頃から和田さんが図書委員と協力し、工夫を凝らした図書室の運営を行っています。

そして昨日今日は、ボランティアさんの手をお借りして、

年に一度の蔵書点検が行われました。

蔵書点検とは・・・

「きちんとあるべきところにその本がそこにあるのかどうかを確かめる点検」です。

一冊、一冊バーコードで読み取り、確認をしていきます。

思い出してください、図書室の総冊数を。(倒置法)

さすがのスーパー司書和田さんも、一人では何日かかるかわからない果てしない作業です。

ここで、この方々の登場です。

 

そうです。地域コーディネータ―の横塚さんを筆頭に集まっていただいた、ボランティアの皆さんです!

 

少しでも学校の力になりたいと集まってくださり、そこには本校の図書委員の姿も!

各自がてきぱきと作業を進めていきます。

なんと初日で3分の2の作業を終え、今日を迎えています。

そしてあっという間に作業終了です!

 

 

あたりまえ」のようにきれいに整えられている図書室の裏には、

これだけたくさんの方々の努力があるのです。

普段私たちが目にする様々な「あたりまえ」の裏にも、

同じように見えぬ努力で支えられた「あたりまえ」があるのかもしれません。

その裏側を想像し、感謝できる人でありたいですね。

 和田さん、ボランティアのみなさん、御協力ありがとうございました。

小中連携の新たな一歩!中学3年生が小学生の外国語授業に参加しました!

本日、公立高校入試の第2日目ですが、すでに進路を決めた本校の中学3年生がおおぐろ小学校を訪問し、外国語の授業に参加しました。

本校開校以来初めての英語の小中学校の交流行事です!

 

朝おおぐろ中に集合し、最終確認する生徒たち。小学生を前に英語を話すことにやや緊張している様子。

 

 

いざ、おおぐろ小に出向いて授業に参加します!小学生に優しく迎えられ、いざ始まった授業!授業前半では、中学3年生が小学生のグループに混ざり、お互い英語で質問しながら、やり取りを行いました。

 

小学生たちは、中学生のお兄さん・お姉さんと一緒に学ぶことで、失敗を恐れずに楽しそうに授業に参加していました。中学生の英語に耳を傾け、本校の生徒も、笑顔で小学生に寄り添うように答えていました。時には小学生からの質問に、なんて答えようか迷った様子が見られましたが、ALTもサポートしながら、一生懸命英語で答えていました。

 

後半は、本校生徒がパワーポイントを使用しながら、おおぐろ中の施設や授業、行事について英語で紹介しました。

 

おおぐろ小の生徒たちは真剣に中学生の英語を聞きます。"There is no homework in this school."と聞いた小学生たちは声を出して驚いていました。中学3年生にとっては、これまで学んできた英語を実践しながら「相手に伝わるように話すにはどうすればよいか?」ということを一生懸命に考え、小学生に分かりやすく伝える経験は大変貴重なものとなりました。

 

今回の取り組みを通して、小学生は中学校への憧れを抱き、中学生は学びを伝える喜びを実感することができましたと思います。今後も、こうした交流を通して、小学生が英語に親しむ機会を増やすとともに、中学生が主体的に学び、成長できる環境をさらに充実させていきたいと考えています。

これからも、地域の学校同士が連携しながら、子どもたちの学びをより豊かにする取り組みを進めてまいります。

通過点~千葉県公立入試に臨む~

2月18日(火)、19日(水) は千葉県公立高校入試が実施されています。

今年度の入試日程は以下の通りとなっています!

 

1日目「学力検査(国・数・英)」、2日目「学力検査(理・社)+学校設定検査(面接・作文・自己表現など)」となっています。

※2月18日(火)は、県内の一部の地域で、交通機関の遅れによる影響が出たことで、試験の時間割が1時間遅れで実施されました。(https://www.pref.chiba.lg.jp/kyouiku/shidou/nyuushi/koukou/r7/r7senbatu1h.html

 

学力検査については、千葉県教育委員会HP(R6年7月17日)に出題方針が公表されています。(https://www.pref.chiba.lg.jp/kyouiku/shidou/press/2024/koukou/r7houshin.html

どの教科も「ア 学習指導要領に基づき、・・・」とあるように、中学校での学習内容が定められた学習指導要領に基づいて出題されています。例年、中学校3年間の学習内容が問われています。

 

今年は、こんな問題が出題されていました。

 ・国語(各2点) 漢字「読み」①絹、②淡い、③静寂、④謄本 「書き」①コマっている、②知恵をサズかる、③船のコウロ、④ショシ貫徹(下線部を漢字にする。)

 ・数学(各5点) 計算 ①15+(ー7)×3 ②(6a+10b)÷2+4a ③(x+y)²ー(x-y)²

夕方には、千葉日報などのホームページに問題等が公開されていました。

今日の夕方には、きっと理科、社会の問題等も公開されることと思います。

https://www.chibanippo.co.jp/news/local/1397386

 

 

入試は、卒業に向けての通過点のひとつ。

どのような人生を歩みたいか考え、中学校卒業後をどうするか一生懸命に考えてきた3年間。

高校進学を考えた生徒は、見学や体験に行き相手を知り、今日試験を受けています。

試験の中には、学力検査だけでなく、面接や作文の試験がある学校があります。

 

面接や作文、自己表現では、多くの学校で「志望理由」や「中学校生活での取り組み」、「将来や高校進学後の目標」、「自分の長所・得意なこと」などが問われています。(評価については各校が定めています。)

練習をする中で、適切な所作や礼法を考えて獲得し、進学する意義を自分なりにまとめていきました。

休み時間や放課後にも、色んな先生方に練習をお願いする生徒もいて、自身の目標に向けて努力する姿が素敵でした。

 その中で生徒たちは、試験の為だけではない、「何か」を獲得していっています。

3年生は明日から、学年全体で卒業に向けた取り組みを進めていきます。

高校入試を経験してどんなことを感じ、学びをしたか振り返る時間を大切にしたいと思います。

  

 

 

 

千葉県公立高校入試以外にも、私立高校や高等専門学校、通信制高校、他県の公立高校を受験する生徒など様々です。

卒業後の進路が決まっている生徒は、すこし先に、卒業に向けての取り組みを始めています。

 

 

実は今日、3年生の数名がおおぐろ小に行って、外国語での交流会を実施しています。

その様子は、後ほどお知らせします!

 

未来を創る子どもたち!

先日、工藤勇一先生の講演会がみらいのたね応援団主催のもと、おおぐろの森中学校で開催されました。子どもたちの主体性や当事者意識を育むことの大切さやその手法をお話しいただきました。熊谷知事、井崎市長も駆けつけていただきました。工藤先生ありがとうございました。

3年生家庭科で浴衣を着ました!2年生の家庭科は、抹茶体験です。

家庭科では、3年生最後の時間に浴衣を着付ける授業を行いました。

修学旅行で、京都を浴衣で闊歩したことを思い出しながら、男子は角帯を神田結びに挑戦です。

女子は文庫結び。出来合の帯ではなく、半幅帯でしっかりと「蝶の形」に結ぶことができました。

 

2年生は、日本の食文化の一例として、薄茶を点てる体験を行っています。

お抹茶は、宇治芳翠園の白寿。お菓子はお近くの練り切りを用意しました。

抹茶碗や茶筅を洗い、大棗(なつめ)から茶杓で大盛り2杯の抹茶を取りました。鉄瓶はないので、やかんに柄杓ではありますが、沸騰させたお湯を柄杓で1杯、茶碗に注ぎ、華麗な手さばきで、抹茶を点(た)てることができました。

お菓子を先に食べて、お口の中を「もう、甘くて仕方ない」状態にして抹茶をいただく。

苦いと思っていた抹茶が、全然苦くないことにびっくりしていた中学2年生です。

黒文字という、お菓子を切って刺す道具も使いました。お茶会のまねごとではありますが、日本文化の一つに触れる学習です。今週も2年1組・2組で実施予定です。楽しんでもらえると、嬉しいです。