学校の様子

2025年5月の記事一覧

自分と他者の大切な命を守る

 本日の5校時に交通事故遺族者による犯罪被害者等支援の講演会を行い、安藤正恵様からお話をいただきました。
 ご自身の経験を基にした、貴重なお話をたくさんお聞きすることができました。
 

 安藤さんは、平成31年4月、木更津市江川の県道交差点で、当時小学3年生の娘さんを交通事故で亡くされました。登校途中、横断歩道を青信号で渡っていたところ、信号無視をしてきた車両にはねられ、心肺停止の状態で病院に搬送され救急処置を受けましたが、数時間後に亡くなられたとのことです。講演では、遺族の痛切な思いや犯罪被害者等支援の重要性などを伝えていただきました。生徒たちは、自分たちにも起こりうる可能性があることを理解し、他人事ではなく、自分事として重く受けとめ、涙を流している生徒もいました。

 何かしてあげられることはなかったのかという後悔の念、悲しみ、無力感、怒りなどの感情を、時折声を震わせながらお話する様子から感じられました。

 最近でも、大阪市で小学2・3年の男女7人が、車にはねられ重軽傷を負うという事故や、埼玉県三郷市で小学生の列に車が突っ込み、男子児童4人がけがをしたというニュースがありました。
 誰もが、被害者にも加害者にもなる可能性があることを頭に入れながら生活しなければならないと感じました。これまで以上に気をつけながら、自転車や自動車の運転をしていかないといけないなと痛感しました。


 被害者にも加害者にもならないようにする。そのためには、余裕をもって行動することが大切だと考えます。
 みなさんは、朝、余裕を持って登校できていますか?登校中は、スマホを操作したり、イヤフォンをつけながら自転車に乗ったり、歩いたりしていないですか?周りをよく見ることができていますか?
 被害者になっても加害者になっても、家族や親族に辛い思いをさせてしまいます。
 安心・安全に生活していくために、普段から私たちができること、意識することを考えてみてください。
 普段から心がけていれば、自分も守れますし、他者を守ることにも繋がると思います。

 講演を聞いて、感じたことや、自分の考え等を作文にして振り返りを行いました。

 以下は、生徒の言葉です。


・心の中で一生残り続け、何ともぬぐいきれない気持ちになってしまい、精神的な被害を受けるということがわかりました。
・被害者の話を聞いて、事故はいつ、どこで起きてもおかしくないことを改めて感じた。
・命というのは、物などとは違って、二度と戻ってこない。
・動物たちの命をいただく前に、動物たちへの感謝などを忘れないようにしたいと思った。
・大きな事故は、自分とかけ離れた別世界のものではなく、また、小さな事故に対しても軽視してはいけない。


 事故等の犯罪被害について、家族を失った当事者による講演をとおして、被害者のおかれた状況や心情、及び人の心の痛みを感じ、寄り添うことの大切さを学びました。この貴重なお話をこれからの生活に活かしていきたいと思います。

給食試食会 ご参加ありがとうございました!

5月27日(火)、36名の方に来校いただき、給食試食会を実施しました。

本日のメニューは、

ご飯 牛乳 豚肉と蓮根の黒酢炒め 手作り肉団子汁 ヨーグルト

試食会に先立って、宮本栄養教諭よりメニューの説明をさせていただきました。 

その後、配膳からお手伝いいただきました。

みんなで「いただきます」をし、試食会スタートです。


参加していただいた保護者の方からの感想を紹介します。

・とても美味しかったです。ボリュームやバランスも中学生にちょうどよいと思いました。
・食材をたくさん使っており、家だけでは足りていないと思うのでありがたいです。
・子どもたちが給食の時間を楽しめる様子が分かってよかったです。
・子どもたちが毎日こんなにおいしい給食を食べてるんだ~、と知ることができてよかったです。給食の雰囲気も懐かしくて、いい体験でした!
・子どもが普段バランスの取れた食事を食べさせていただけていることを実感し、ありがたく思いました。
・とてもボリュームがあり、食べ盛りの子どもにとってありがたく思いました。肉団子がとても美味しかったです。だしやルーなども手が込んでいて驚きました。ありがとうございました。
・子どもとの会話がはずむ機会になりそうです。給食でこういう内容のものを食べるなら、家ではどういうものにしたら良さそうかとか、アイディアが広がりました!
・他の保護やの方と交流する機会にもなり、話がはずみました。学校の様子も分かって助かりました。
・中学生、うらやましい。宮本先生や調理担当の方々の日々のお仕事に感謝いたします。食育学習などの機会もあったりと、子ども達に対しての取り組みもありがたく、家でその話を聞くことも楽しみの一つです。ごちそうさまでした。

その他にも、多くの励ましの言葉や「レシピを知りたい!」といった声をいただきました。

普段お子様が食べている給食を体感していただき、本校の食育が少しでも皆様に伝わればありがたいです。

これからも、安心、安全で美味しい給食を提供できるように努力してまいります。

1年生の車いす体験

 みなさん、「インクルーシブ社会」という言葉を知っていますか?インクルーシブ社会とは、性別や人種、民族、国籍、障がいの有無、年齢などの多様性を排除することなく、支え合いながらともに生活できる社会のことをいいます。世界中で、すべての人が公正に暮らすことのできる社会の実現に向け、様々な取り組みが行われています。

 おおぐろの森中学校でも、インクルーシブ社会の実現に向け、「車いす体験」を行いました。講師として、江戸川学園おおたかの森専門学校の塩見先生や流山市社会福祉協議会の方々をお招きし、車いすの操作方法について学んだり、車いすに実際に乗ったりしました。

 

 

 体験では、様々なシチュエーションを想定した車いすの操作方法について学びました。例えば、「右半身が麻痺してしまい、右手と右足が動かせなくなってしまった場合、どのように操作をすればよいのか?」。正解は、左手でタイヤを操作し、左足で地面を蹴り、移動をします。生徒は「どうすれば上手く進めるのか?」「方向転換はどのように行うのか?」を考えながら車いすを操作していました。

 

 

 日本には、車いす利用者が約200万人いらっしゃいます。車いすを使っての生活には、様々な大変さがあります。特に、車いすの方にとって外出時の段差が悩みの種になっています。例えば、写真のような段差があったとします。

 

 

 畳の厚さは6cmほどしかありません。しかし、6cmの段差は、車いすに乗っている方が、一人で越えるには難しい高さです。一般的に、車いすで許容できる段差は、「2cm」といわれています。車いすを使っていない人は、多少の段差なら、段差と思わず、無意識に越えていると思います。しかし、車いすの方は、日常生活のいたるところにある段差に苦労しているのです。

 

 

 この体験を通し、車いすを利用している方々の気持ちを知ることができました。もしも、車いすで困っている人がいたとき、「手伝います!」と自ら声をかけ、行動できる自律した生徒になってほしいと思います。

つながり!流山へ到着!! Grow School vol.34

最初の予定よりも1時間早く無事到着しました!!

「つながり~心と心+伝承の蓄積=∞の力~」

のテーマのもと活動し、心と心のつながりを実感できた3日間

バスから降りてきたときに、たくましい表情のように見えました。

ぜひ、家庭でも3日間のことを話を聞いてみてください。

水曜日はゆっくり休んで、木曜日からまた一緒に活動しましょう!!

3日目昼食 Grow School vol.29

善光寺周辺の散策を終え、信州フルーツランドへ到着し、みんなで昼食を食べました。

お土産も買い、12:50に出発しました。

3か所のサービスエリア、パーキングエリアで休憩をはさみながら、流山へ帰ってきます。

名残惜しいですが、終わりまでもう少しです。

3日目スタートです! Grow School vol.27

各家庭での民泊を終え、今日は離村式からスタートです。

空気澄み渡る快晴、雪が残る妙高山、黒姫山、民泊させていただいた方々から心をもらった生徒達、

たった一日、されど一日・・・。

温かく迎えてくださった御家庭とのお別れは、つらいものがあります。

「また、会いに来るよ!」「いつでも待ってるよ!」そんな声が、いたるところから聞こえてきます。

名残惜しい、会でした。

お別れをした生徒たちは、これから善光寺へ向かい、班別行動を行います。

 

民泊先で体験しています!⑥ Grow School vol.25

先生方がいろんな民泊先に行って体験のようすをぞくぞくと撮ってくれています!

〇とうもろこしの作業や、ねぎぼうずをカットするなど、畑でお仕事してました。

〇畑の土の移動など、畑作業をしていました。そのあと、薪割りをやったようです。

〇午前中は障子の張り替えをし、行ったときにはたけのこの皮むきをしていました。

〇山菜採りに行き、その山菜(ヨモギ)で草団子を作っていました。

〇ルバーブを切ってきて、ジャムをつくりにいくところです。

〇ペンションでの体験の様子です。Tシャツを作成するグループ、山菜を収穫してお昼ご飯を作るグループ、ピザを焼いて食べるグループ、木の実を使ってかざりを作るグループ、キッチンカーでハンバーガーを作るグループと様々な体験を楽しんでおります。

〇田植えの体験をしています。苗を田植え機に積み込む作業です。簡単そうな作業に見えますがこれが意外と難しく、丁寧な扱いが求められています。農作業の難しさに触れ、とてもいい学びになっています。

民泊先で体験しています!⑤ Grow School vol.24

各民泊先では、人の心の温かさに触れ、様々な体験をしています。

歴史を感じる建物もあるようですね。

とても貴重な機会です!

みなさん、素敵な笑顔です!

立派なかやぶき屋根ですね。

いろりに触れる機会はなかなかなさそうです。

山でとれる様々なものを使ってリース作りです。

キャンプでピザ窯体験!いいですねぇ

いろりを囲んでいただく食事は、なんとも風情を感じます。

文政6年!?なんと約200年前です!!

家族そろってみんないい笑顔です!

民泊先で体験しています!④ Grow School vol.23

〇キッチンもお風呂も家も遊具も食事も全て手作り。
シュタイナー教育を実践されている幼稚園のご家庭にお世話になっています。
午前中は畑仕事をして、泥だらけに。一生懸命作業に取り組みました。夜は星空の下、自分でお風呂を沸かして五右衛門風呂に入ります。

 

〇どんな生物がいるのか調査を行っています。この後、専門家の先生にご指導頂きながら解剖を行います。

〇りんご農園

〇畑作業を頑張っています☆

 

民泊先で体験しています!③ Grow School vol.22

 

たくさんの野菜やリンゴを育てています。

受け入れ先が海外の方だったので、英会話も上達して帰ってくるかもしれません!!

〇家庭の食事をいただきました

ふきを取ってきて下ごしらえをしていました

 民泊先ごとに様々な体験をしていますね!! これからも写真を撮れ次第どんどんUPしていきます!

 

民泊先で体験しています!① Grow School vol.20

お世話になる民泊先に到着し、体験がスタートしています!!

〇草取り作業中

〇宿泊先で

〇山散策&山菜採り中

〇花を植えや畑作業中

〇堆肥や肥料を混ぜての畝作り。この後ミニトマトやピーマンの苗を植えます。

山暮らし体験では、冬に向けての薪割りをしています。

 

民泊対面式 Grow School vol.19

おいしい朝食も食べ終わり、いよいよ2日目の民泊体験のスタートです!

まず、お世話になる民泊の方々との対面式です!!46か所に分かれて体験が始まります!!

対面式には、お世話になっている信濃町の町長 鈴木文雄様にもお越しいただき、生徒の前でお話いただきました。町をあげて、受け入れてくださりありがとうございます!!

学校では体験できない貴重な体験をして、充実した2日目になることを願います☆

リーダー会 Grow School vol.17

学級で振り返りを行った後、リーダー会を実施しました。心と心、つながりを大切にした2年生、クラスごとに和気あいあいと今日一日を振り返りました。その後のリーダー会も素晴らしいディスカッションと発表でした。明るさと勢い、そして誠実さと優しさ、感動、感動のgrow school1日目でした。おやすみなさいzzz

 

学級会後の集合写真 Grow School vol.16

 学級振り返りの終了後、クラスごとに集合写真を撮りました。

 初日から充実した1日を送ることができました。集合写真の表情から、雰囲気の良さが伝わってきます。

 明日も、民泊先での素敵な出会いと、たくさんの体験活動がみんなを待ってます!!

2年1組

2年2組

2年3組

2年4組

2年5組

2年6組

キャンプファイヤー(歌と花火) Grow School vol.14

 フォークダンス終了後、今日のことを振り返りながら、そして明日からのことを想像しながら「ダーリン」を皆で歌いました。

 そして、最後にサプライズで花火が上がりました。霧の中での花火で大輪とは違い、ドーンという音と共に見た事のない幻想的な空の色となりました。

キャンプファイヤー(フォークダンス) Grow School vol.13

 この火を中心に歌い踊り、心のつながりを深めることを誓い、「つながり」の心に火が灯されたところで、フォークダンスを踊りました。

「ジンギスカン」「マイムマイム」「オクラホマミクサ」を楽しみながら踊りました。

ホテルへ戻って集合写真 Grow School vol.9

 無事にホテルへ戻ってきました。

 ここでクラスごとの記念撮影。広々とした緑の中で、みんな楽しそうな素敵な笑顔ですね。クラスごとに違うポーズを決めていますね!

2年1組

ピース

2年2組

ダブルピース

2年3組

スリーポイント

2年4組

丈ポーズ

2年5組

ニッコリ5

2年6組

どすこい!

2年6組 もう1枚アップします。。。何か違いがわかりますか???

農業体験 Grow School vol.7

農業体験で、トウモロコシ作業を行っています。

雨もあがり、日が差す時間もあります。

なんととうもころしの苗を植えた本数4000本!!

植えたとうもろこしが順調に成長し、自分たちの手元に届くことを願い、

一生懸命作業に取り組みました!

昼食タイム! Grow School vol.6

ホテルにて昼食タイムです。皆、朝早かったのでお腹もすいていたことでしょう・・・

メニューはセルフ式の牛丼です!

自分たちで食べられるだけよそい、おいしくいただきますにっこり

一番の大盛りは誰でしょうか!?

さぁ、おなかいっぱいになった後は、

最初のプログラムである、農業体験(トウモロコシ作業)です!

みんな、頑張って!!

甘楽PA到着 Grow School vol.3

2年生を乗せたバスは順調に進んでおり、甘楽PAに到着しました。

 

 バス車内の様子です。とても良い表情ですね。

 パーキングでツバメの巣を発見!縁起がいいですね!!

バスレクのイントロクイズでもホワイトボードを使って「答えのない教室」?びっくり!昭和の曲がありません(笑)

2学年 出発しました! Grow School vol.1

 

いよいよ始まりました!

2学年 Grow School

 

悪天候が心配され、12mmの雨予報も出ていたのですが、2年生の祈りが届き、それほど気にならない小雨になりました。

 

生徒たちも天候など気にしない笑顔で集合していました。

 

バスの中では早速楽しそうな会話が沢山聞こえていました。

2年生が本当にこの日を楽しみにしていたことが伝わってきます!

 

先生方も準備万全ですね!先生方も楽しんできてほしいと思います!

(肉眼では生徒たちの顔が見えたのですが……申し訳ございません。)

 

これから4時間かけて目的地を目指します!

その時、その場所でなければできない体験があると思います。その経験を大切にしてきてほしいと思います。

 

いってらっしゃーい!

 

朝から駐車場の整備や荷物を運んでいただいた先生方ありがとうございました!

保護者の皆様も、朝早くから御協力いただき、ありがとうございました。

 

学校長より「Grow Schoolに寄せて

英検に挑戦しています!!

本日、今年初めての英検が行われました。

 

本校では、生徒たちの英語力向上を目指し、「実用英語技能検定(英検)」へのチャレンジを積極的に応援しており、5級から2級まで幅広く対応しています。

 

英検は、読む・聞く・書く・話すの4技能をバランスよく測ることができる検定で、将来の進路選択や就職活動にもつながる価値ある資格です。

 

今回の受験では、約120名の生徒が資格取得に向けて頑張っていました。

英検、なんと31年ぶりに準2級と2級の間に新たな級が新設されました。

その名も、準2級プラスです!!

英検受験者データによると、準2級合格者が2級に合格するまでには約2年間近くかかるということが分かったそうです。このギャップを埋めるため、そしてステップアップできる級として準2級プラスが新設されました。

 

 

また、試験監督をボランティアでお手伝いしてくださった保護者のみなさま、ありがとうございました。問題なく、試験を行うことができました。

 

次回の英検は、9月26日(金)に実施予定です。積極的な受験お待ちしています。

 

申し込みはどうすれば?勉強はどうしたらいいの?などの質問はいつでも、英語科の先生に尋ねてくださいね。

 

いよいよ25日からGrow School

 3日後に迫ってきたGrow School。やや天候が心配なところもありますが、準備は万端です。キャンプファイヤーでのフォークダンス練習や火の神からの分火後の誓いの言葉の練習、点呼の練習なども終え、いよいよといったところです。

  

 先日は2日目の民泊メンバーが集まり、民泊長を決め、当日、民泊先の方とどのように過ごすか話し合い、自己紹介カードの作成を行いました。旅行先のホテルとは違い、一般の家庭に宿泊するようなものなので、生徒たちの不安は大きいようですが、受け入れ先の方々は慣れていらっしゃいます。きっと、思い出に残るような体験ができると思います。

 また、3日目の善光寺班行動計画づくりでは、「おいしそうなものがいっぱい。何を食べようかなあ」「家族に何をお土産に買っていこうかなあ」などと食べ歩きやお土産購入など楽しそうに話し合っていました。

 出発は日曜日の早朝です。天候不良の場合には、自家用車で送迎されるご家庭が多くなると思います。集合場所であるコミュニティプラザ周辺の混雑も予想されますので、時間に余裕を持って到着できるようご協力お願いいたします。

「それっていじめ?」を考える時間 ~みんなが安心できる学校に~

5月21日(水)5時間目に、流山市教育委員会いじめ防止相談対策室 指導主事 加賀谷城幸様 をお招きし、

1年生を対象に【いじめ防止授業】を行いました。

授業では、学校生活での友達同士の関わり方やLINEのステータスメッセージなどのトラブル、

SNSでよくある場面をもとにした〇×クイズを通して、

「いじめは犯罪になるのか?」

「この場面ではいじめになるのか?」

といった身近な問いを考える時間となりました。

 生徒たちは真剣な表情で話を聞き、

「相手がどう思うかよく考えて発言する」

「第三者が見たり聞いたりしたら、なるべく早く相談する」

といった意見や感想があり、自分のこととして受け止めている様子が見られました。

本校では、

☆「いじめは絶対に許さない」という強い認識をもつこと

☆「いじめは、どの学校でも、どの子どもにも起こりうる」という危機意識をもつこと

☆「いじめられている子どもを最後まで守り抜く」という信念をもつこと

という基本姿勢のもと、未然防止や早期発見のための取り組みを進めています。

教育相談や定期的なアンケートの機会を大切にしながら、「心の天気」などのツールも活用し、

生徒のささいな変化や小さなサインも見逃さないよう心がけていきます。

こうした取り組みのもととなっているのが、本校のR7おおぐろ中いじめ防止基本方針 です。

この方針では、「いじめは絶対に許されない」という強い姿勢を示し、

生徒、保護者、地域と協力しながら、安心・安全な学校づくりをめざしていくことを定めています。


いじめについて悩んでいる人、見かけた人、話を聞いた人。どんなときも、一人で抱え込まずに、

誰かに相談することが大切です。小さなことでも誰かに話してみてください。


これからも一人ひとりの意識で「みんなが安心できる学校」をつくっていきましょう。

 

いじめ防止教職員研修

本日、流山市教育員会 いじめ防止相談対策室 加賀谷指導主事をお招きして、教職員対象にいじめ防止教職員研修を実施しました。この研修は毎年実施しており、教職員も真剣な眼差しで研修を受けています。まずはいじめのない学校づくり、いじめが起こりにくい集団とは、起きてしまった時の対応方法等、いじめ防止対策推進法やいじめ防止基本方針を基にしてご指導いただきました。今後も引き続き「いじめは絶対に許されない」という強い認識をもって、ご家庭、地域、関係機関と連携して、「いじめ防止」「いじめの早期発見」「いじめに対する措置」を適切に行ってまいります。お気づきな点、ご心配がありましたら、遠慮なくご相談ください。

加賀谷先生の熱弁が教職員一人ひとりの心に刺さりました。お忙しい中、ありがとうございました。

学び・実践する「協働」

 1年生の家庭科の授業では車椅子体験を行っています。昨日は江戸川学園おおたかの森専門学校の塩見先生を講師にお招きし、先生の実演のもと体験を実施しました。ブレーキのかけ方、方向転換など車椅子の操作方法や介助の仕方、声のかけ方などについて学びました。生徒からは

「思っている以上に扱い方が難しかった。」

「車椅子の人たちがこんなに大変な中で生活しているのは知らなかった。」

などの声がありました。身をもって車椅子を利用する人が日々の生活で感じている思いを体験したことで、今まで気づかなかったことに気づくことができ、とても良い学びになりましたね。このような学びや体験を通じて、様々な人たちと「協働」し、多様性を尊重した社会の担い手になるための力をこれからもたくさん身につけていってほしいです!

 

 授業においても、おおぐろ中生は「協働」の姿勢を忘れません。こちらは数学の授業の様子です。学年フロアの空き教室のホワイトボードを活用し、ランダムの3人グループで課題に取り組んでいます。思考力が試されるとても難解な問題にも、積極的にコミュニケーションを図り、力を合わせて挑戦しています。難しい問題を前に答えにたどり着くことができなかったグループもありましたが、見事答えを出したグループが行った解説には、「なるほど!」「わかった!」など多くの声が聞こえてきました。力を合わせ、主体的に学ぶ姿勢は、とても立派ですね。   

           

 放課後には第2回 評議委員会が行われました。評議委員会とは、生徒会執行部、各学級の学級委員、委員長、部長会長から構成されるもので、各リーダーたちが、これからのおおぐろの森中学校について話し合う、とても大事な会議です。今回は、来月開催される生徒総会に向けて、学級討論で出た意見を執行部が取りまとめ全体に共有しました。今回の評議委員会を経て、もう一度学級討議が行われます。実りある学級討議が行われることが楽しみですね!

 また、今月の目標として

「一挨一拶」(いちあいいっさつ)が執行部より提案されました。一回一回の挨拶を大切にして、明るく元気ある学校にしたいという意味が込められています。ぜひ、心ある、温かい挨拶に溢れる学校を作っていきましょう!!

         

              

「電気の生み出し方」 (答えのない教室 ver.技術)

 

皆さんがいつもしていること。そのために必要なもの。

沢山あると思いますが、その中でも「電気」について皆さんはどのくらいご存じでしょうか?

 

今回は2年生の技術・家庭科の技術分野で「発電所ではどのようにして電気を生み出しているのだろうか。」という学習課題のもと授業を行いました。

また、本校で取り組んでいる「答えのない教室」の授業内容を取り入れて行いました。

 

はじめに、「どのように電気を生み出しているのか」を個人で考えてみました。

今回は①水力発電②火力発電③風力発電についてです。皆さんはご存じでしょうか?

 

生徒たちも発電の名前を知ってはいるものの、どのような原理で発電しているのか……

一生懸命に考えていました。

 

次に、ランダムで2~3人のグループに分かれて

(1)それぞれの考えの共有

(2)その上で班の考えをまとめる

(3)合否の確認

を行いました。生徒の皆さんの発想は素晴らしいものだったのですが、なかなか正解にはたどり着きませんでした。

少し時間が経って、ある参考動画を見ました。

その動画を見た後、生徒たちの表情が一気に明るくなります!

「分かった!」「そういうことか!」「こうすればよかったんだ!」

ペンのスピードも上がり、理解した生徒が他の生徒へ伝え、続々と生徒たちの表情がまぶしくなってきました。

 

 

最後にランダムで指名した生徒が学級の前でそれぞれの発電方法・構造について解説をしました。

ここでは、担当教諭が補足をする予定だったのですが、補足がいらないほど完璧な解説をすべての生徒が行いまいた!

 

この授業を通して、私たちの生活に欠かせない「電気」がどのように生み出されいているのかを理解しつつ、ランダムなグループから生まれる発想や教え合いから生まれる協働する力など生徒たちの活動から私も学ばされることが多くありました。

何より、教員が解説せずとも生徒たちが自ら答えを求め、導く姿がまぶしかったです。

 

 今年度はすでに国語科でも行いました!

全ての教科で実施する予定なので、次の教科も楽しみにお待ちください!

市内大会の開催

本日、令和7年5月16日(金)は流山市の市内大会が開催されています。

本校は、バドミントン部の会場となっており、日頃の練習の成果を発揮すべく、熱戦を繰り広げています!

 市内大会 バドミントン部 全体写真

市内大会 バドミントン部 男子団体戦市内大会 バドミントン部 女子団体戦

市内大会 バドミントン部 女子ダブルス市内大会 バドミントン部 男子ダブルス 

また、校内では文化部や野球部の部活動が行われており、どの部活動も活気ある充実した一日となりました。

 野球部 グラウンド野球部 マウンド

吹奏楽部 パート練習吹奏楽部 パート練習2

 総合文化部 デッサン会総合文化部 デッサン会2

各部活動の市内大会結果や、他の会場の様子は、来週の記事に掲載します。

今後も、おおぐろの森中学校各部活動の応援を、どうぞよろしくお願いいたします。

歯科検診を実施しました!

 

本日、歯科検診を実施しました。

  

 

おおぐろ中は、2名の学校歯科医の先生方にお世話になっています。

ファミリー歯科医院 武田先生

 

おおたかの森レブン歯科 松本先生

 

お忙しい中、いつもありがとうございます!

 

前日のHRで保健委員さんから連絡があったと思いますが…みなさんしっかりと歯みがきをしてきましたか?

せっかくむし歯がなく、歯並びがきれいでも、歯垢(しこう)が付着していると、経過観察になってしまうことがあります。

軽度の歯垢の付着の場合は、丁寧なブラッシングで改善できます。

食後の歯みがきをしっかりと行う習慣をつけましょう!

 

そしてみなさんは、歯科検診で使用されている用語の意味を知っていますか?

 

斜線(しゃせん)・・・今生えている歯

C(シー)・・・・・・むし歯

CO(シーオー)・・・むし歯になりそうな歯

〇(まる)・・・・・・治療済みの歯

G(ジー)・・・・・・歯肉炎

GO(ジーオー)・・・歯肉炎の初期症状

 

呪文みたいに聞こえる…と言っている人もいました。

知っておくと、検診を受けながら自分の歯の状態を知ることができるかもしれませんね。

 

そして歯科検診では、毎年3年生から男女1名ずつ”健歯代表生徒”を選出します。

健歯代表生徒とは、むし歯がないことはもちろん、歯肉の状態や歯並びなどもきれいな状態の人が選ばれます。

検診中に候補者を選出していただき、検診終了後に最終選考を行いました。

 

最終選考は9名で行われました。

ここに選ばれるだけでも素晴らしいことです!

   

   

みなさん本当にきれいな歯でした!!

素晴らしい!

 

そして結果は・・・

3年の安保さん・塚田さんが健歯代表生徒に選ばれました!

おめでとうございます!!!お祝い

小さいころからの積み重ねがあったからこその結果だと思います。

きれいな歯の秘訣を教えてほしい!!

本当におめでとうございます。

 

そして最終選考に残ったみなさんもおめでとうございます!

学校歯科医の先生方も、みんなきれいで選べない…と迷うほどでした。

これからもきれいな歯を守ってくださいね。

 

武田先生、松本先生お忙しい中ありがとうございました。

これからも、おおぐろの森中の学校保健活動に御協力をお願いいたします。

 

 

そして後片付けは、3年保健委員さんが行ってくれました。

  

この時期の保健委員さんは検診補助で大活躍してくれています。

いつもありがとうございます!

 

健康診断はまだまだ続きます。

自分の健康について見つめなおす、良い機会にしてもらえたらと思います。

 

吹奏楽部 新メンバースタートしました!

今年度、多くの1年生が吹奏楽部に入部しました。

吹奏楽部全体で・・・

1年生22名、2年生25名、3年生8名の総勢55名となりました。

 

1年生は、自分の担当楽器が決まり、初めて楽器に触れる人から経験者まで様々です。

どのような音楽を奏でていくのかとても楽しみです。55名全員で演奏できる日が待ち遠しいです。

     

先輩方も待ちに待った1年生に一生懸命教えています。そのような姿にとても成長を感じています。

試行錯誤しながら、わかりやすく伝えるには・・・自ら考え協力し合う。

まさに、学校目標へとつながっています。

    

   

 

今しかない、この時を、このメンバーで、全力で練習し良いものを創り上げる!

そのような生徒たちを私たちも心からサポートしたいと思います。

今年度も吹奏楽部をよろしくお願いいたします。

子どもたちが命と向き合った一日 ~救急救命講習を実施しました~

本日、本校では1年生を対象に救急救命講習を実施しました。

「命を守るために、今できることを学ぶ。」非常に大切な1時間でした。

   

 

 

 

 

 

 

                                                        講習では、胸骨圧迫やAEDの使い方といった心肺蘇生の基本を、本校の学校薬剤師でもある、石黒先生のご指導のもと、真剣な眼差しで学んだ生徒たち。慣れない手技に戸惑いながらも、誰かの命を救うかもしれないという思いを胸に、懸命に取り組む姿が印象的でした。

 

  「助けたい」という気持ちが、最初の一歩になる。

実技の中で友達と声を掛け合いながら動く姿は、まさに命をつなぐ「チーム」そのものでした。

    

 

 

 

 

 

 

                                                                                           大切な誰かが目の前で倒れたとき、躊躇せずに手を差し伸べられる人に――

 

今日の講習は、生徒たちにとって命の重さと尊さに触れる貴重な時間となりました。

 

この経験が、将来きっと誰かの命を救う力となることを願っています。 

Grow School(林間学園)に向けて

いよいよ待ち望んでいた大相撲夏場所が始まりました。

場所が始まると、うきうきするのは私だけでしょうか、、。

これから毎日が楽しみで仕方ありません。みなさんもぜひ一度見てみて下さい。

さて、おおぐろ中でもあと2週間後に楽しみな行事を控えている学年があります。

それは、、2年生!!流山市と姉妹都市である長野県信濃町へ行き、農業体験、キャンプファイヤー、民泊、善光寺周辺の散策を行う予定です。

着々と準備を進め、キャンプファイヤーの歌やダンスも盛り上がりを見せています。

今回のGrow School(林間学園)を通して、おおぐろ中2年生がどのような成長を見せてくれるのか、こちらも楽しみで仕方ありません。

出発日と大相撲の千秋楽が被っていることは、知らなかったことにしておきましょう、、、。

       

3学年の授業の様子をお届けします!教科はなんでしょうか・・・?

 

正解は昨日実施された道徳の授業の様子でしたテーマは「世界一厄介な問題」。

教室内の問題から学校の問題、日本の問題、世界の問題、そして宇宙の問題・・・。さまざまな問題を取り上げ、どうしたら解決するのか、自分にできることは何か、真剣に考えている様子がみられました。また、グループで解決策を考えながら話し合う際には、それぞれの意見を聞き、さらに考えを深めながら活発に話し合っていました。

 

今回の授業を通して、「力を合わせて解決へ導いていけばいいと思う」「少しずつならできる」「無理だと言われても、実行してみることが大切」「SDGsを意識して未来に届けたい」といった感想が出ました。

 

道徳は、「自己を見つめ、物事を広い視野から多面的・多角的に考え、人間としての生き方についての考えを深める学習」です。物事を理解するだけでなく、これからの人生を生きていくための手がかりとして、自身の価値観と向き合いながら物事について深く考えます。

 1年生は木曜日課、2、3年生は火曜日課に道徳の授業を実施します。ご家庭でも、ぜひ道徳の授業について話題にしていただき、子どもたちと考える時間を大切にしていただけると嬉しいです。