2025年5月の記事一覧
自分と他者の大切な命を守る
本日の5校時に交通事故遺族者による犯罪被害者等支援の講演会を行い、安藤正恵様からお話をいただきました。
ご自身の経験を基にした、貴重なお話をたくさんお聞きすることができました。
安藤さんは、平成31年4月、木更津市江川の県道交差点で、当時小学3年生の娘さんを交通事故で亡くされました。登校途中、横断歩道を青信号で渡っていたところ、信号無視をしてきた車両にはねられ、心肺停止の状態で病院に搬送され救急処置を受けましたが、数時間後に亡くなられたとのことです。講演では、遺族の痛切な思いや犯罪被害者等支援の重要性などを伝えていただきました。生徒たちは、自分たちにも起こりうる可能性があることを理解し、他人事ではなく、自分事として重く受けとめ、涙を流している生徒もいました。
何かしてあげられることはなかったのかという後悔の念、悲しみ、無力感、怒りなどの感情を、時折声を震わせながらお話する様子から感じられました。
最近でも、大阪市で小学2・3年の男女7人が、車にはねられ重軽傷を負うという事故や、埼玉県三郷市で小学生の列に車が突っ込み、男子児童4人がけがをしたというニュースがありました。
誰もが、被害者にも加害者にもなる可能性があることを頭に入れながら生活しなければならないと感じました。これまで以上に気をつけながら、自転車や自動車の運転をしていかないといけないなと痛感しました。
被害者にも加害者にもならないようにする。そのためには、余裕をもって行動することが大切だと考えます。
みなさんは、朝、余裕を持って登校できていますか?登校中は、スマホを操作したり、イヤフォンをつけながら自転車に乗ったり、歩いたりしていないですか?周りをよく見ることができていますか?
被害者になっても加害者になっても、家族や親族に辛い思いをさせてしまいます。
安心・安全に生活していくために、普段から私たちができること、意識することを考えてみてください。
普段から心がけていれば、自分も守れますし、他者を守ることにも繋がると思います。
講演を聞いて、感じたことや、自分の考え等を作文にして振り返りを行いました。
以下は、生徒の言葉です。
・心の中で一生残り続け、何ともぬぐいきれない気持ちになってしまい、精神的な被害を受けるということがわかりました。
・被害者の話を聞いて、事故はいつ、どこで起きてもおかしくないことを改めて感じた。
・命というのは、物などとは違って、二度と戻ってこない。
・動物たちの命をいただく前に、動物たちへの感謝などを忘れないようにしたいと思った。
・大きな事故は、自分とかけ離れた別世界のものではなく、また、小さな事故に対しても軽視してはいけない。
事故等の犯罪被害について、家族を失った当事者による講演をとおして、被害者のおかれた状況や心情、及び人の心の痛みを感じ、寄り添うことの大切さを学びました。この貴重なお話をこれからの生活に活かしていきたいと思います。
給食試食会 ご参加ありがとうございました!
5月27日(火)、36名の方に来校いただき、給食試食会を実施しました。
本日のメニューは、
ご飯 牛乳 豚肉と蓮根の黒酢炒め 手作り肉団子汁 ヨーグルト
試食会に先立って、宮本栄養教諭よりメニューの説明をさせていただきました。
その後、配膳からお手伝いいただきました。
みんなで「いただきます」をし、試食会スタートです。
参加していただいた保護者の方からの感想を紹介します。
・とても美味しかったです。ボリュームやバランスも中学生にちょうどよいと思いました。
・食材をたくさん使っており、家だけでは足りていないと思うのでありがたいです。
・子どもたちが給食の時間を楽しめる様子が分かってよかったです。
・子どもたちが毎日こんなにおいしい給食を食べてるんだ~、と知ることができてよかったです。給食の雰囲気も懐かしくて、いい体験でした!
・子どもが普段バランスの取れた食事を食べさせていただけていることを実感し、ありがたく思いました。
・とてもボリュームがあり、食べ盛りの子どもにとってありがたく思いました。肉団子がとても美味しかったです。だしやルーなども手が込んでいて驚きました。ありがとうございました。
・子どもとの会話がはずむ機会になりそうです。給食でこういう内容のものを食べるなら、家ではどういうものにしたら良さそうかとか、アイディアが広がりました!
・他の保護やの方と交流する機会にもなり、話がはずみました。学校の様子も分かって助かりました。
・中学生、うらやましい。宮本先生や調理担当の方々の日々のお仕事に感謝いたします。食育学習などの機会もあったりと、子ども達に対しての取り組みもありがたく、家でその話を聞くことも楽しみの一つです。ごちそうさまでした。
その他にも、多くの励ましの言葉や「レシピを知りたい!」といった声をいただきました。
普段お子様が食べている給食を体感していただき、本校の食育が少しでも皆様に伝わればありがたいです。
これからも、安心、安全で美味しい給食を提供できるように努力してまいります。
1年生の車いす体験
みなさん、「インクルーシブ社会」という言葉を知っていますか?インクルーシブ社会とは、性別や人種、民族、国籍、障がいの有無、年齢などの多様性を排除することなく、支え合いながらともに生活できる社会のことをいいます。世界中で、すべての人が公正に暮らすことのできる社会の実現に向け、様々な取り組みが行われています。
おおぐろの森中学校でも、インクルーシブ社会の実現に向け、「車いす体験」を行いました。講師として、江戸川学園おおたかの森専門学校の塩見先生や流山市社会福祉協議会の方々をお招きし、車いすの操作方法について学んだり、車いすに実際に乗ったりしました。
体験では、様々なシチュエーションを想定した車いすの操作方法について学びました。例えば、「右半身が麻痺してしまい、右手と右足が動かせなくなってしまった場合、どのように操作をすればよいのか?」。正解は、左手でタイヤを操作し、左足で地面を蹴り、移動をします。生徒は「どうすれば上手く進めるのか?」「方向転換はどのように行うのか?」を考えながら車いすを操作していました。
日本には、車いす利用者が約200万人いらっしゃいます。車いすを使っての生活には、様々な大変さがあります。特に、車いすの方にとって外出時の段差が悩みの種になっています。例えば、写真のような段差があったとします。
畳の厚さは6cmほどしかありません。しかし、6cmの段差は、車いすに乗っている方が、一人で越えるには難しい高さです。一般的に、車いすで許容できる段差は、「2cm」といわれています。車いすを使っていない人は、多少の段差なら、段差と思わず、無意識に越えていると思います。しかし、車いすの方は、日常生活のいたるところにある段差に苦労しているのです。
この体験を通し、車いすを利用している方々の気持ちを知ることができました。もしも、車いすで困っている人がいたとき、「手伝います!」と自ら声をかけ、行動できる自律した生徒になってほしいと思います。
つながり!流山へ到着!! Grow School vol.34
最初の予定よりも1時間早く無事到着しました!!
「つながり~心と心+伝承の蓄積=∞の力~」
のテーマのもと活動し、心と心のつながりを実感できた3日間
バスから降りてきたときに、たくましい表情のように見えました。
ぜひ、家庭でも3日間のことを話を聞いてみてください。
水曜日はゆっくり休んで、木曜日からまた一緒に活動しましょう!!
三芳PA出発!いよいよフィナーレ! Grow School vol.33
ただいま三芳パーキングエリアの休憩を終え、出発しました。計画より30分早い、5時15分到着予定です。バスの中で帰りの会を行なっています。
甘楽SA 元気いっぱい! Grow School vol.32
甘楽サービスエリアを出発しました。時間もぴったり、予定通りです。元気いっぱい、バスレクを楽しんでいます。全クラスのバス内の様子をどうぞ
東部湯の丸SA &ビンゴ Grow School vol.31
東部湯の丸サービスエリアで休憩をとり、ただいま、バス内ビンゴ実施中です。なんと上位3名には給食おかわり券が贈呈されるとのことです。
お土産追い込み Grow School vol.30
昼食後のお土産コーナーの様子です。1日目のホテルのお土産コーナーに引き継ぎ、店内いっぱい混雑しています。
3日目昼食 Grow School vol.29
善光寺周辺の散策を終え、信州フルーツランドへ到着し、みんなで昼食を食べました。
お土産も買い、12:50に出発しました。
3か所のサービスエリア、パーキングエリアで休憩をはさみながら、流山へ帰ってきます。
名残惜しいですが、終わりまでもう少しです。
善光寺 班別行動開始! Grow School vol.28
善光寺周辺の班別行動がスタートしています。
天気もよく、楽しそうですね!
3日目スタートです! Grow School vol.27
各家庭での民泊を終え、今日は離村式からスタートです。
空気澄み渡る快晴、雪が残る妙高山、黒姫山、民泊させていただいた方々から心をもらった生徒達、
たった一日、されど一日・・・。
温かく迎えてくださった御家庭とのお別れは、つらいものがあります。
「また、会いに来るよ!」「いつでも待ってるよ!」そんな声が、いたるところから聞こえてきます。
名残惜しい、会でした。
お別れをした生徒たちは、これから善光寺へ向かい、班別行動を行います。
民泊先で体験しています!⑦ Grow School vol.26
民泊体験で様々な出会いと体験を行っています!
薪割り上手にできているかな?
なんだかいつもより凜々しい顔が並んでいます!
どの家庭でも温かく迎えてくださっています。
生徒たちは各家庭にて、これから夕食、就寝へ!
民泊先で体験しています!⑥ Grow School vol.25
先生方がいろんな民泊先に行って体験のようすをぞくぞくと撮ってくれています!
〇とうもろこしの作業や、ねぎぼうずをカットするなど、畑でお仕事してました。
〇畑の土の移動など、畑作業をしていました。そのあと、薪割りをやったようです。
〇午前中は障子の張り替えをし、行ったときにはたけのこの皮むきをしていました。
〇山菜採りに行き、その山菜(ヨモギ)で草団子を作っていました。
〇ルバーブを切ってきて、ジャムをつくりにいくところです。
〇ペンションでの体験の様子です。Tシャツを作成するグループ、山菜を収穫してお昼ご飯を作るグループ、ピザを焼いて食べるグループ、木の実を使ってかざりを作るグループ、キッチンカーでハンバーガーを作るグループと様々な体験を楽しんでおります。
〇田植えの体験をしています。苗を田植え機に積み込む作業です。簡単そうな作業に見えますがこれが意外と難しく、丁寧な扱いが求められています。農作業の難しさに触れ、とてもいい学びになっています。
民泊先で体験しています!⑤ Grow School vol.24
各民泊先では、人の心の温かさに触れ、様々な体験をしています。
歴史を感じる建物もあるようですね。
とても貴重な機会です!
みなさん、素敵な笑顔です!
立派なかやぶき屋根ですね。
いろりに触れる機会はなかなかなさそうです。
山でとれる様々なものを使ってリース作りです。
キャンプでピザ窯体験!いいですねぇ
いろりを囲んでいただく食事は、なんとも風情を感じます。
文政6年!?なんと約200年前です!!
家族そろってみんないい笑顔です!
民泊先で体験しています!④ Grow School vol.23
〇キッチンもお風呂も家も遊具も食事も全て手作り。
シュタイナー教育を実践されている幼稚園のご家庭にお世話になっています。
午前中は畑仕事をして、泥だらけに。一生懸命作業に取り組みました。夜は星空の下、自分でお風呂を沸かして五右衛門風呂に入ります。
〇どんな生物がいるのか調査を行っています。この後、専門家の先生にご指導頂きながら解剖を行います。
〇りんご農園
〇畑作業を頑張っています☆
民泊先で体験しています!③ Grow School vol.22
たくさんの野菜やリンゴを育てています。
受け入れ先が海外の方だったので、英会話も上達して帰ってくるかもしれません!!
〇家庭の食事をいただきました
ふきを取ってきて下ごしらえをしていました
民泊先ごとに様々な体験をしていますね!! これからも写真を撮れ次第どんどんUPしていきます!
民泊先で体験しています!② Grow School vol.21
民泊体験の様子②をお届けします!
こちらでは障子を丁寧に張り替えているようです。
民泊先で体験しています!① Grow School vol.20
お世話になる民泊先に到着し、体験がスタートしています!!
〇草取り作業中
〇宿泊先で
〇山散策&山菜採り中
〇花を植えや畑作業中
〇堆肥や肥料を混ぜての畝作り。この後ミニトマトやピーマンの苗を植えます。
山暮らし体験では、冬に向けての薪割りをしています。
民泊対面式 Grow School vol.19
おいしい朝食も食べ終わり、いよいよ2日目の民泊体験のスタートです!
まず、お世話になる民泊の方々との対面式です!!46か所に分かれて体験が始まります!!
対面式には、お世話になっている信濃町の町長 鈴木文雄様にもお越しいただき、生徒の前でお話いただきました。町をあげて、受け入れてくださりありがとうございます!!
学校では体験できない貴重な体験をして、充実した2日目になることを願います☆
2日目スタート Grow School vol.18
さぁ、グロースクール2日目がスタートしました。
朝食の様子です。