「電気の生み出し方」 (答えのない教室 ver.技術)
皆さんがいつもしていること。そのために必要なもの。
沢山あると思いますが、その中でも「電気」について皆さんはどのくらいご存じでしょうか?
今回は2年生の技術・家庭科の技術分野で「発電所ではどのようにして電気を生み出しているのだろうか。」という学習課題のもと授業を行いました。
また、本校で取り組んでいる「答えのない教室」の授業内容を取り入れて行いました。
はじめに、「どのように電気を生み出しているのか」を個人で考えてみました。
今回は①水力発電②火力発電③風力発電についてです。皆さんはご存じでしょうか?
生徒たちも発電の名前を知ってはいるものの、どのような原理で発電しているのか……
一生懸命に考えていました。
次に、ランダムで2~3人のグループに分かれて
(1)それぞれの考えの共有
(2)その上で班の考えをまとめる
(3)合否の確認
を行いました。生徒の皆さんの発想は素晴らしいものだったのですが、なかなか正解にはたどり着きませんでした。
少し時間が経って、ある参考動画を見ました。
その動画を見た後、生徒たちの表情が一気に明るくなります!
「分かった!」「そういうことか!」「こうすればよかったんだ!」
ペンのスピードも上がり、理解した生徒が他の生徒へ伝え、続々と生徒たちの表情がまぶしくなってきました。
最後にランダムで指名した生徒が学級の前でそれぞれの発電方法・構造について解説をしました。
ここでは、担当教諭が補足をする予定だったのですが、補足がいらないほど完璧な解説をすべての生徒が行いまいた!
この授業を通して、私たちの生活に欠かせない「電気」がどのように生み出されいているのかを理解しつつ、ランダムなグループから生まれる発想や教え合いから生まれる協働する力など生徒たちの活動から私も学ばされることが多くありました。
何より、教員が解説せずとも生徒たちが自ら答えを求め、導く姿がまぶしかったです。
今年度はすでに国語科でも行いました!
全ての教科で実施する予定なので、次の教科も楽しみにお待ちください!