学校の様子

学校の様子

国語科授業研究 ~”学び合い”のある授業づくり~

 先日9日、鳴瀬指導主事(流山市教育委員会指導課)をお招きし、国語科の授業研究を行いました。

 研究主題である「ICTを活用した教育の探求」に迫るために、タブレットPCを活用して、お互いの作品・レポートを推敲しあう活動を行いました。

 1・2年生ともに、教員からの話は最初と最後の5分のみ。生徒が主体的・対話的に学びを進めていく「アクティブ・ラーニング」が展開されました。

 

 1時間目は1年生「国語に関するおおぐろの森中調査をつくろう」の単元です。

 『「永遠」と「永久」の違い』、『「鳥肌が立つ」の本来の使われ方』等、言葉に関連したテーマを自ら設定して、レポートとしてまとめました。

「レポートの書き方ってこれで合ってる?」「考察のところって、もう少し明確に主張を述べた方がいいんじゃない?」等、活発に意見交換をする姿が見られました。

 2時間目は2年生「令和4年から2500年後へのメッセージを書こう」が展開されました。

『論語』について学習した後、自分の経験や体験を交えて2500年後まで残したいメッセージを考えました。

 授業では、自分が考えたメッセージについて熱弁する姿、それに対して助言しあう姿が見られました。どの作品も身近なエピソードから考えられたものであり、「それわかる!」と共感を生むものばかりでした。

『令和版 論語』として、きっと2500年後に心打たれる人が出る…かもしれませんね。

 

 今後も、生徒が主体的に・対話的に学習し、深い学びが生まれる授業を目指して、現状に満足することなく研修を重ねていきます。