校長先生から今日のお話

校長先生から今日のお話

10月9日(木)うさぎと亀

うさぎと亀

 ♪もしもし、亀よ、亀さんよ~ で始まる歌や昔話。幼い子供たちに、ひたむきに一生懸命努力すれば最後に夢はかなうということを教えている話ですね。今日は歌詞をよく考えてみましょう。
 まずはうさぎ、うさぎの敗因は、相手を見ながら行動していたところにあります。競走中に自分が相手よりリードしていたからといって、昼寝をしてしまう。自分と相手との差だけを見て行動しているのです。さらに、相手との実力差を慢心(いい気になり、おごり高ぶること)や油断に変えてしまっている。この心情は「♪どうしてそんなにのろいのかぁ~」の部分に表れていますね。謙虚さがなくなった時、勝負はおのずとついてしまうのです。
 次に亀は、コツコツと努力を続けたことが何よりも大きな勝因です。自分のゴールが何であるのかを常に見つめながら行動していたのです。亀の目標は、うさぎに勝つことではなく、自分の出せる力を精一杯出して、レースのゴール地点まで一生懸命に進むことでした。
 さて、今の君はうさぎと亀のどちらだと思いますか…。今日は2学期の中間テストでしたが、テストをはじめ勉強の成績について、平均点や集団内における順位ばかりに目を奪われていないでしょうか…。来年度はすべての教科で平均点の公表をやめようと思っています。勉強の成績を人と比べることに意味はないからです。中学校時代という限られた時間の中で、何を目標にしてがんばるのか…を考えてもらいたい。この秋、じっくりと勉強や部活動などにおける、自分の目標を決めて、目標達成に向けてがんばってもらいたい。(校長)

10月8日(水)稽古

稽古

 大相撲で史上最多の優勝45回を誇る第69代横綱の白鵬が先日、テレビの対談番組に出ていました。15歳で相撲部屋に入門し、通算1187勝、優勝45回、横綱の在位は約14年に渡る84場所で、いずれも史上最多を記録した大横綱です。引退会見のVTRで、「若い世代へのメッセージやエールは」との質問に、「基本を大事にして、まずはをつくって、その型ができた時に型を破る、まさに『型をもって、型にこだわらない』これができれば、必ず強くなっていくんじゃないかなと思います。相撲人生の中で、たくさんの技を持っている人はひとつも怖くなかったです。型をもっている人が怖かったです」と語っていました。力強さはもちろん、卓越した技を兼ね備えた白鵬だからこそ、相撲道の神髄を「基本」と「型」をもって言い表したように思えました。
 芸事や武道の練習を「稽古(けいこ)」と言いますね。生徒諸君は漢字の意味を考えたことはありますか。古(いにしえ)を稽(かんがえる)ということなんですね。古くからのものは、歴史を経て出来上がった1つの完成形という価値観であり、歴代の名人や達人を手本に、先人の道に倣い(ならい)、一歩でも近づくよう努力を重ねることが稽古するということなんです。難しい技は、きちんとした基礎基本があってこそ身につけられるのであり、まず、基礎・基本を身につけたうえで創意工夫を加えていくのです。いかなる時代にも忘れてはならないことなのだと思います。私も校長室に掲額されている歴代の校長先生方の写真を毎日見て、改めて思いを学ばせてもらおうと日々思っています。
 さて、君達「中学生」の稽古とは、誰から何を学ぶことなのでしょうか…。(校長)

2年生、今日は合唱の中間発表会です

今月15日(水)の駅伝大会が楽しみです!

 

10月7日(火)中学生が恋をすること、そして失恋をどうとらえればいいのか

中学生が恋をすること、そして失恋をどうとらえればいいのか

 今日はちょっとドキッとするタイトルの話をしますね。校長先生は、このような内容をタブー視して目をそらし、話をすることから逃げたりは決してしません。
 人は誰でも生きている限り、相手の性別や年齢に関わらず、魅力を感じた人を好きになるものです。その人のことをもっとよく知りたい、もっと話してみたい、一緒にいたいと思うものです。中学生である君達ならば、人を好きになることはよくあることです。いわゆるお付き合いをする中学生もいますよね。電話で話したり、SNSでコミュニケーションをとったり、放課後一緒に帰ったり…その人のことを考えると気持ちがときめきますよね、その気持ちよく分かります。でもね…、普通に考えたら、恋のほとんどは失恋(恋が終わること)で終わります。運命の人と中学校で出会い、結婚し、死が2人を分かつまで一緒という人はほとんどいませんよね。しかし、失恋で終わることが圧倒的に多いからといって、恋をすることに憶病になる必要はありません。失恋は、傷つく痛みより、得るものの方が絶対に多いからです(後々になって分かることですが)。いつか本当に愛し合える人と巡り会い、幸せになるために必要な人生勉強の機会だと考えてください。人を好きになったことを後悔する必要なんてありません。
 また、誰でも心の中に忘れられない人の1人や2人はいるものです。たとえ今、幸せな結婚をしている人でも、みんなそうです。忘れる必要などないのです。自分の心のアルバムにしまっておけばいいのです。そして別の人と出会い、その人と新しい幸せを築いていけばいいのです。人生で好きになった人はたった1人なんて淋しいではありませんか!たくさんの人と出会い、恋をし、別れた方が経験豊かになって楽しいでしょ!学ぶことも多いはずです。失恋して一時は傷ついて…そういうことを繰り返し経験して、やがてパートナーといい関係が築けるようになるのです。そのためにも失恋は必要なことなんです。みんなどんどん人を好きになって、どんどん失恋すればいいのです。
 ただし、ただしです!そのことで勉強の成績が下がったり、部活動に打ち込めなくなったりするようならば、付き合い方を考え直さなければなりませんよ。お互いの存在がお互いを高め合える良い関係でいられないようならば、付き合う意味も価値もありません。また、もし恋のライバルがいても、その人の悪口を陰で言ったり、嫌がらせをしたりなど心のみにくいことは決してしてはいけません。学校はそれをいじめと判断しますが、それ以前に、人として恥ずべき行為をするなと言いたい。
 今日は恋と失恋の話をしました。青春っていいな…。(校長)

10月6日(月)地域と共に生きる

地域と共に生きる

 昨日、春日部中学校の校庭を会場に、粕壁地区体育祭が行われました。本校の学区からも、大池地区、立沼地区、内谷地区の方々が参加をし、徒競走、二人三脚、玉入れ等々の競技を楽しく行い、爽やかな汗を流していました。校長先生も招待され、みなさんの応援に行きました。参加していた方々の年齢層は、お年寄り、みなさんの保護者、そして小中学生と広いものでした。生徒諸君は、春日部市という地域社会に住み、その地域社会に育てられ、成長していくのです。今後も地域の清掃活動、体育祭、祭り、防災訓練等々の行事には積極的に参加してほしいと思います。そしていつの日か、諸君も地域社会を中心となって支える存在となってほしいとも思います。「地域社会」とは、人、物、文化などを次の世代へバトンを渡していくものなのです。大沼中学校の学校教育目標、「心身ともに健康で社会に有為な人づくり」は、ここにもつながっているのです。(校長)

10月5日(日)粕壁地区体育祭、本校の生徒も出場していました

10月6日(月)今週も元気にがんばりましょう! 駅伝練習も盛り上がってます!

1年生 保健体育 選択

1年生 音楽 合唱

1年生 英語 

2年生 保健体育 選択

2年生 美術 篆刻

2年生 数学 一次関数のグラフ

2年生 理科 消化

3年生 理科 塩化銅の電気分解

3年生 社会 公民 政治と民主主義

3年生 数学 二次関数

3年生 英語 リスニング

7、8、9組 自立活動

 

 

10月3日(金)堂々と違っていなさい

 

堂々と違っていなさい

 世界的に有名なファッションデザイナーであるココ・シャネルがこんな言葉を残しています。「かけがえのない存在になるためには、常に他人と違っていなければならない」と。シャネルが言いたかったことは、和を乱す自分勝手な行動をしなさいということではなく、それぞれの人間には個性というものがあり、その個性が結果として他人との違いを生む。だから「堂々と違っていなさい」と言っているのだろうと校長先生は思っています。現在、来年度に向けて校則を見直そうという動きが1学期の生徒総会だけではなく、教員の中からも出てきています。生徒諸君には集団生活を送る上でのルールマナーと自分の持っている“キラリと輝く良い個性”というものを見つめ、見極めて行動するという、中学生として高度な判断力実践力が求められます。中学生として自分の個性を磨きなさい。(校長)

今日は、本校を会場に南ブロック特別支援学級交流会が行われ、武里中、春日部南中、大増中、大沼中の4校で楽しく汗を流し、仲間づくりができました。

2年生 技術 木材加工

2年生 英語

2年生 国語 平家物語 暗唱テスト

1年生 英語

1年生 数学 方程式

1年生 国語