2020年5月の記事一覧
新型コロナウイルス感染症の予防について④
正善小のみなさん、おはようございます。今日も気温がそれほど上がらないようですが、体調を崩していないでしょうか。学校は今、6月からの再開に向けて準備を進めています。みなさんも、学校が再開してからの生活がスムーズに進められるように、この「新型コロナウイルス感染症の予防について」シリーズを読んでおいて欲しいと思います。
さて、今日は「感染症の予防3」として、もうすっかり聞きなれてきた「3つの密」についてお伝えします。
1 換気の悪い密閉空間(空気の入れ替えのできない場所や窓のない場所)
2 多数が集まる密閉場所(たくさんの人が集まる場所)
3 間近で会話や発生をする密閉場面(人と人との間が近い場面)
この3つの条件がそろう場所では、クラスター(集団)発生のリスクが高まるといわれています。
そのため、日頃の生活の中で3つの「密」が重ならないように工夫することが必要となり、すでに「新しい生活様式」としても伝わっています。3つの密が重ならない場合でも、リスクを低減するため、できる限り「密閉」「密接」「密集」しないことも大切です。
そこで学校では、次のような工夫や対応を考えています。
・登下校時のマスク着用。
・健康観察カードによる体調の確認。
・手洗いうがい、手指消毒の細かな実施と徹底。
・道具類の共用を避ける。(そのため、忘れ物のないようにお願いします。)
・給食時における対応。(主に当番の児童と教師はエプロンと三角巾の類を持参して配膳を行う。盛り付けの仕方や
片付けの仕方を工夫する。)
・エアコン使用時も、窓を開け、扇風機による教室内の空気を循環させる。
・分散登校。(後ほど詳細はお知らせします。)
・授業の進め方。
ここに挙げたものは一例ですが、「3密」を作らないためにできうることを考えて準備を進めています。
ご家庭でも今できることを照らし合わせて、同じような生活様式を取り入れておいていただけるとよいと思います。
(参考)文部科学省「保健教育指導資料」 厚生労働省『「密閉」「密接」「密集」しない』「3つの密を避けるための手引き」