2023年8月の記事一覧
ボッチャ大会を開催しました
8/6(日)幸松地区体育振興会と共催でボッチャ大会を実施しました。
ボッチャとは:重度脳性麻痺者や四肢重度機能障害者のためにヨーロッパで考案されたスポーツのこと。ジャックボールと呼ばれる白い球に向かって赤・青色のボールを投げる、転がす、または他のボールに当てるなどして、いかにジャックボールに近づけるかを競う競技です。(手の不自由な方は足を使うことも可能)
年齢、性別、障がいの有無にかかわらずだれでも楽しく出来るスポーツです
昨年はボッチャ体験会として入門編を実施しましたが、参加者の熱い希望により、今年は大会形式で実施!1試合4エンド行い、得点の高いチームが勝ちとなります。
競技を始める前にまずはラジオ体操で体をほぐします
体をのび~~~~~~~~
ラジオ体操は全身をまんべんなく使うことが出来るため、体力向上につながるだけでなく、「ダイエット」にも効果的なのだとか…( ..)φメモメモ
早速1回戦目を実施!
投球の順番は以下のとおりです。
①先攻・後攻を決めて、ジャックボール(白球)を投球。
②先攻の人が赤球を投球。
③後攻の青球を投球。
④ジャックボールから遠い球のチームが次のボールを投球。
その後は④を繰り返し行い、それぞれ6球投げ終わったらジャッジを行ない、1エンドが終了という流れです。
どうしたらジャックボール近くに投球できるか、どうしたら相手の球をジャックボールから離すことができるか、将棋のように2手、3手と先読みをしながら投球を行なっていきます
白線で囲われたボックスの中から狙いを定めて投球
ここで唐突に問題
上の写真の場合、
①赤球の点数は何点でしょうか?
②赤球と青球、勝ったのはどちらでしょうか?
正解は・・・↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
ジャックボールにぴったり張り付いている赤球は1点、ジャックボールから一番近い青球(上から4枚目の写真で右上にある青球)との距離を半径として円を描いた際に、円の内側にある赤球が加点となるため、赤球は+2点。合計3点でこの場合は赤が勝ちとなります。
プレーを行なうにつれてどんどん上達しておりましたが、ここで全試合が終了してしまいました…
最後に順位を発表し、表彰式を行いました。
体育振興委員さんより優勝賞品を贈呈
優勝チーム以外にも参加賞をお渡しさせていただきました
優勝チーム以外の方々も「楽しかった!」と言ってくださり、結果以上の大盛り上がりで無事にボッチャ大会が終了しました。
最後に上位3チームの皆さんで記念撮影を行ないました。
おめでとうございます
今後も幸松地区体育振興会との共催事業を予定しておりますので、ぜひご参加ください(^^♪
小学生サイエンス教室を実施
8/3(木)春日部東高校化学部さんによる「小学生サイエンス教室」を実施。
毎年大人気で今年も多くの方々に参加いただきました
今年は新たな試みで4つのブースごとに分かれて実験を行い、一人一人丁寧に教えることができたと思います!
以下、実験の様子をご紹介いたします。
①液体窒素の実験
空気中にある窒素が-196度になると液体になります。この液体窒素を使って様々なものの形状を変化させてみました!
今回は「風船」「お花」「ゴムボール」「ティッシュペーパー」たちを液体窒素に浸してみます。
どんな風にかわるのか?ぜひ想像してみてください
答え合わせ ↓↓↓↓↓↓↓↓↓
風船:下の写真のように中の気体が縮んで収縮してしまいました。(液体窒素から離すと元に戻ります)
お花:水分を含んでいるため、凍ります
ゴムボール:ゴムボールを形成する物質が壊れて固くなります。(元に戻りません!)
ティッシュペーパー:変化なし(水分を含んでいないため)
②一瞬の出来事!~過冷却とは~
過冷却とは、本来は変化する温度にもかからわず、変化が起こらない現象のことを指します。
お湯と酢酸ナトリウムを混ぜてゆっくり溶かしていきますが、水が凍る温度になっても凍っていきません…そこへ酢酸ナトリウムの粒を加える(衝撃を加える)とすぐに結晶化していきました。(下の写真は分かりづらいかもしれませんが、結晶化に成功しました!)
応用として、身近な例でいうと「雨氷」が過冷却に該当するそうです。気になった方はぜひ仕組みを調べてください。
③固形石鹸からカラフルなろうそくを作ろう!
固形石鹸とクエン酸を混ぜると水に溶けない固形物が出来ます。今回はこれをロウとしてろうそくを作りました。
アルミ皿に好きな色を入れて冷やし固めると完成!
④スライムを作ろう!
みんな大好きスライムを作りました。
化学部の生徒さんがスライムが固まる仕組みを可視化してわかりやすく説明してくれました。
さらに、乾燥剤や除草剤などに使われる「ホウ砂」の代わりに「食塩水」「砂糖水」「重曹」を使用してスライムは作れるのか?といったチャレンジタイムも用意してくださいました。
結果はすべて作れませんでした!
スライムが固まるには「ホウ砂」が必要不可欠であることを、失敗をとおして学ぶことができましたね!
好きな色の絵の具を混ぜたら、ホウ砂を入れて素早くかき混ぜたら完成!
その他
液体窒素を床に撒いて氷使いのようなモーションで場を楽しませてくれたり…(まるで某氷の女王になったみたい!)
参加者の化学に対する「なぜ?」にも丁寧に教えてくださり、楽しい時間を過ごすことができました
参加者からは「去年来て楽しかったので参加した」「スライムを作り、持ち帰れてよかった」「自分でみて、やってみることができてよかった。化学に興味を持つことができた」と大満足のお声をたくさんいただきました。
夏休みの宿題としてもぜひ活用してください
女性のための「健康づくり応援」講座を実施しました。
7/20(木)明治安田生命保険相互会社に講師を依頼して「女性のための健康づくり応援講座」を実施。
当日は以下のテーマについて講義を行っていただきました
①今日から始める健康的なダイエット習慣
②「がん」から自分を守るための3つのポイント
ずっと健康的に暮らしていきたい方必見の内容を少しだけ紹介していきます。
①今日から始める健康的なダイエット習慣
まずは日本における女性の肥満割合について確認。女性は歳を重ねるごとに肥満の割合が増えるとのこと。肥満により、様々な病気のリスクを引き上げることにつながります。
まずは自分の適正体重を確認し、1~2か月かけて1㎏ずつ減らしていくこと
体脂肪1㎏減らすのには摂取カロリー約7000㎉減が必要のため、普段の食事摂取カロリーを1日に約240㎉減らしていく計算になります。自分にあった方法でぜひチャレンジしてみてください。
また、年齢が高くなるにつれて低栄養傾向の割合が増えているとのことから、歳を取っても筋力を維持していくためにタンパク質を取り、筋肉を付けていくことによって、健康維持によい効果があるとのことを学びました。
加齢とともに筋肉が減ると転びやすくなるだけではなく、体のたるみが目立つこと、体温調節がうまくできなくなり脱水症状や熱中症にかかりやすくなるなど命に関わる危険に直結していきます。
日頃から筋肉の質や量を高める筋トレをしていくことが大事になります。(筋肉は裏切りません!)
今回は参加者の皆様と一緒に自宅で座ったまま簡単にできるエクササイズを実践しました。
筋肉は一日にしてならず!無理せず継続的なエクササイズを心掛け、いつまでも健康で過ごしてほしいです。
②「がん」から自分を守るための3つのポイント
主に女性特有のがんについてDVDをとおして医師のお話を聞きました。
り患する確率について:子宮がん 約30人に1人 /乳がん 約9人に1人
女性なら誰もが起こりえる可能性があるということが分かります。健康ないまだからこそできる「がんのリスクを抑える」3つのポイントとして以下のとおりご紹介します。
①生活習慣を改善する(他人のたばこの煙を避ける/適切な体重維持など)
②検診をうける
③経済的な備えを検討する
大事なこれからのために、今できることから始めていきたいと思います!
参加者の声
「健康長寿に筋肉が大切であることを始めて知った」「座ってできる簡単なエクササイズが良かった」
「医師の解説動画を含んだわかりやすい内容だった」
など、大満足のご意見をたくさんいただきました。
参加者の皆様、講師の先生、本日はありがとうございました