幸松地区公民館ブログ

小学生サイエンス教室を実施

8/3(木)春日部東高校化学部さんによる「小学生サイエンス教室理科・実験」を実施。

毎年大人気で今年も多くの方々に参加いただきましたお祝い

今年は新たな試みで4つのブースごとに分かれて実験を行い、一人一人丁寧に教えることができたと思います!

以下、実験の様子をご紹介いたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ①液体窒素の実験曇り

空気中にある窒素が-196度になると液体になります。この液体窒素を使って様々なものの形状を変化させてみました!

今回は「風船」「お花」「ゴムボール」「ティッシュペーパー」たちを液体窒素に浸してみます。

どんな風にかわるのか?ぜひ想像してみてくださいひらめき

 

答え合わせ ↓↓↓↓↓↓↓↓↓

風船:下の写真のように中の気体が縮んで収縮してしまいました。(液体窒素から離すと元に戻ります)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お花:水分を含んでいるため、凍ります雪

ゴムボール:ゴムボールを形成する物質が壊れて固くなります。(元に戻りません!)

ティッシュペーパー:変化なし(水分を含んでいないため)

 

 ②一瞬の出来事!~過冷却とは~雪

過冷却とは、本来は変化する温度にもかからわず、変化が起こらない現象のことを指します。

お湯と酢酸ナトリウムを混ぜてゆっくり溶かしていきますが、水が凍る温度になっても凍っていきません…そこへ酢酸ナトリウムの粒を加える(衝撃を加える)とすぐに結晶化していきました。(下の写真は分かりづらいかもしれませんが、結晶化に成功しました!)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

応用として、身近な例でいうと「雨氷小雨」が過冷却に該当するそうです。気になった方はぜひ仕組みを調べてください。

 

③固形石鹸からカラフルなろうそくを作ろう!晴れ

固形石鹸とクエン酸を混ぜると水に溶けない固形物が出来ます。今回はこれをロウとしてろうそくを作りました。

アルミ皿に好きな色を入れて冷やし固めると完成!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

④スライムを作ろう!理科・実験

みんな大好きスライムを作りました。

化学部の生徒さんがスライムが固まる仕組みを可視化してわかりやすく説明してくれました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さらに、乾燥剤や除草剤などに使われる「ホウ砂」の代わりに「食塩水」「砂糖水」「重曹」を使用してスライムは作れるのか?といったチャレンジタイムも用意してくださいました。

 

 結果はすべて作れませんでした!

スライムが固まるには「ホウ砂」が必要不可欠であることを、失敗をとおして学ぶことができましたね!

好きな色の絵の具を混ぜたら、ホウ砂を入れて素早くかき混ぜたら完成!

 

星その他

液体窒素を床に撒いて氷使いのようなモーションで場を楽しませてくれたり…(まるで某氷の女王になったみたい!)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

参加者の化学に対する「なぜ?」にも丁寧に教えてくださり、楽しい時間を過ごすことができましたイベント

 

 

 

 

 

 

 

 

 

参加者からは「去年来て楽しかったので参加した」「スライムを作り、持ち帰れてよかった」「自分でみて、やってみることができてよかった。化学に興味を持つことができた」と大満足のお声をたくさんいただきました。

夏休みの宿題としてもぜひ活用してください理科・実験