視聴覚センター

視聴覚センターブログ

市民パソコンセミナー オンラインミーティング体験講座(主催者版)

11月30日(木)、メディア研修室において『市民パソコンセミナー オンラインミーティング体験講座(主催者版)』を開催しました。この日は、午前の部を9時30分~、午後の部を13時30分から実施し、主催者に焦点をあててオンラインミーティングを体験していただきました。

今回の講座は、中小企業のICTサポートや、ネットアドバイザーとして県内の小中学校でネットリテラシーの授業等を行っていらっしゃる吉田理子様を講師としてお招きして開催しました。

まず、オンラインミーティングツールのZoomについて、利用にあたっての基礎、実施する際に必要なものについてお話しいただきました。

その後、実際に家に戻ってから1人でできるように、ブラウザーを使ってZoomの検索、Zoomをダウンロードすることから体験していただきました。事前にアカウントを作成してきていただいたので、スムーズに進みました。

Zoomをインストール後は、主催者として、会議前に設定しておくべきこと、会議開催後の主催者としての操作等について、実際の画面を示しながら説明していただきました。説明の中では、共同ホストを設定しておくことや、マイクの設定を確認しておくこと、参加者の名前を会議に合わせた形で変更させておくこと等、主催者としてスムーズな進行を行うためのポイントについてもお話いただきました。

終盤には、3~4人1グループになり、順番に主催者体験をしていただきました。主催者役以外の参加者は、Zoomの参加者としての体験ができたので、繰り返し体験することで、Zoomの操作がより確かなものになっていったようです。

また、Zoomの利用にあたって、よくあるトラブルや、またその対処法等についてもお話いただき、実際に主催者として会議を開催した際に役立てられる有益な情報を数多く提供していただきました。

講座後、「丁寧な説明を聞けて、今後の参考になった」「さっそく、家でもやってみます」「また、このような講座があったら参加して、自分の知識を確かなものにしたい」等々、前向きの声を直接聞くことができ、開講してよかったと感じました。

講師の吉田様には、ご自身の体験をもとに失敗談やエピソード、オンラインミーティングを主催する際の細かなt留意点までお話いただき、参加者からも大変参考になったとの声を多く聞くことができました。ご多用の中、ご教授いただきありがとうございました。

 

市民パソコンセミナー『はがき作成入門講座』

11月15日(水)・16日(木)、視聴覚センターメディア研修室において『市民パソコンセミナー はがき作成入門講座』を開催しました。本講座は、文書作成ソフト「Word」を用いて、年賀状を作成する講座です。講座は、2日間ともにキャンセル待ちがでるほど人気がありました。

講座では、まず、宛名面の作成を行いました。テキストや講師の画面(左側のモニター)を見ていただきながら、差出人情報の入力、アドレス帳の作成、入力した各データの差し込み等を行っていきました。そして、文字の大きさや段落など体裁を整え、宛名面の印刷を行いました。

 

次に、文面の作成を行いました。こちらの作業では、まず用紙のサイズや余白の設定を行いました。その後、インターネットを活用して、文面に使用するイラスト(フリー素材)を検索し、挿入する作業を行いました。

来年は、辰年なので、辰のイラストを検索して見つけ、コピー&ペーストでワードの画面に貼り付けました。イラストが挿入できたら、Wordの「テキストボックス」や「ワードアート」の機能を使って、あいさつ文や日付、大きく太い文字で「謹賀新年」を追加していきました。

ここでは、テキストボックスの枠線や背景色をなくす方法、文字フォントや大きさの変更方法など、細かな設定についても学んでいただきました。右クリックや左クリックなどを多く使う場面もあったので、マウス操作を慣れていない方にとっては難しい場面だったようです。

文面完成後、宛名を印刷したはがきの裏面に、文面を印刷していきました。

 

 

苦労して作った年賀状が印刷されると、受講者の皆さんが嬉しそうな表情をしていたのが印象的でした。今回、受講者が作られた年賀状は、視聴覚センター(教育センター3階)通路に掲示しております。教育センターにお越しの際は、ぜひ、ご覧ください。

 

 

 受講者の皆様、今回学んでいただいたことをご自宅でも実践していただき、素敵な年賀状を作成してください。

市民パソコンセミナー『文書処理入門』

11月8日(水)・9日(木)、視聴覚センターメディア研修室において、「市民パソコンセミナー『文書処理入門』」を実施しました。

本講座は、文書ソフト『Word』を使い、文書や図、表を入れて簡単なチラシを作成し、印刷する内容となっています。

講座の前半では『Word』の起動の仕方・終わらせ方、ファイルの読み込み方・保存の仕方、画面上のアイコンの説明等を行い、実際にその操作を体験しました。

「Word」ソフトの「基本的な説明を聞く→実際に操作する」を繰り返しながら、スモールステップで講座を進めました。説明の後に自由に操作する時間を多く設定したので、講師の説明を理解する助けになったようです。

講座の後半では、図やイラスト、表の挿入を体験し、文書全体を整えました。WordにExcelのような表が簡単につくれることに驚いていた方もいました。

最後に、出来上がった文書をプリンターで印刷しました。できあがったチラシをうれしそうに手にとる参加者の方を見て、こちらもうれしくなりました。

参加者からは、「初めてだったので、難しかったけど、よく教えていただき楽しくできた」「今まであやふやだった所が、今日受講して、分かるようになった」「テキストを見ながら、家でもやってみます!」「こういう講座がもっと増えるといい。また、受講したい」などの声が聞かれ、講座をリニューアルして良かったと感じました。

デジカメ・スマホ写真加工入門講座

 10月24日(火)・25日(水)、視聴覚センターのメディア研修室において、『市民映像セミナー デジカメ・スマホ写真加工入門講座』を実施しました。

 本講座は、デジカメやスマホで撮った写真を、パソコンに取り込んで加工編集し、印刷するという内容です。

 

 デジカメやスマホで撮られた写真は、画像編集ソフトを使うことで、明るさや色味を調整して雰囲気を変えたり、画質や画像の大きさを変えたり、トリミングして不要な部分をカットしたりすることができます。さらに、写真に文字やイラストを挿入してチラシやポストカードを作成したり、複数枚の写真を1枚に収めて印刷したりすることも可能となります。今回の講座では、Windows付属ソフトの「フォト」や「ペイント」「3Dペイント」を用いて、簡単な写真加工を体験していただきました。

 

 講座では、写真をコンピュータへ取り込むところからスタートしました。スマホは様々な機種があり、画面の見え方や操作の仕方が異なるので戸惑う場面もありましたが、無事に全員がパソコンへ写真を取り込むことができました。

 次に取り込んだ写真を使って画像編集を体験していただきました。「フォト」では、写真のトリミングや回転、補正を体験。「ペイント」では画像サイズの変更を体験。「ペイント3D」では、写真に文字や吹き出しを入れる体験をしていただきました。写真に文字やイラストを入れる時間は、皆さん、集中して黙々とパソコンに向かっていました。旅行先で撮った集合写真を持参した方は、「旅行をした年月日や場所を入力することができ、いい記念の写真ができた」と、笑顔で話してくれました。

 最後に、加工した写真を印刷しました。「はがきサイズにして加工したので年賀状に使えそう」と、笑顔で話してくれた参加者。「写真に文字や吹き出しが簡単に入れられるなんて、今日来て良かった」と、うれしそうに話してくれた参加者。このような声を聞くと講座を実施した甲斐があると感じます。

 コンピュータを利用すれば、普段デジカメやスマホとった写真を簡単に加工して楽しむことができます。今回の講座で学んだことを生かして様々な写真加工を楽しんでいただければ幸いです。

ビデオ作品づくり体験講座

10月14日(土)、15日(日)の2日間、春日部市視聴覚センターにて市民映像セミナー「ビデオ作品づくり体験講座」を開催しました。今回の講座を開催するにあたり、日ごろ映像セミナーでお世話になっているビデオ特派員の方のご協力もいただきました。

 1日目は、ビデオカメラを使って行う「撮影の基礎」に関する講義やビデオ撮影の演習をメディア研修室で行い、その後、粕壁宿の風景や建造物の撮影をしました。

最初に、匠大塚さんの協力を得て、屋上からの撮影が可能となりました。普段立ち入ることができない場所からの素晴らしい景色に、参加者一同、感動するとともに、撮影にも熱が入りました。

 

作品の素材を撮影する時には、三脚の使い方、カメラアングル、逆光やガラス窓からの撮影における対処方法など、具体的で丁寧な説明をビデオ特派員の方々からしていただきながら撮影することができました。受講者同士で撮影したものを確認するなど、とても良い雰囲気でした。講座の最後には、撮影した動画をパソコンに取り込み、1日目を終えました。

 

2日目は、前日に撮影した動画の編集、ビデオ作品の発表会を行いました。

始めに「ビデオ編集の基礎」について講義がありました。編集の目的やパソコンへの保存の仕方、トリミングやエフェクトなど、基本的なことについて学びました。その後、ビデオ編集ソフト(PowerDirector)を使って、ビデオ編集体験をしていただきました。前日に撮影した素材をパソコンに取り込み、ひと通りの編集過程を説明を聞きながら練習しました。そして、いよいよ自分が作りたいテーマに沿ってビデオ編集を行いました。

動画の配置やテロップの挿入、トランジション(つなぎ目の効果)の追加など、魅力ある作品に仕上げるために、編集作業を進めていきました。ここでも、ビデオ特派員の方が親身になって一人一人の疑問に答え、効果的な編集方法についても細かなところまでアドバイスしてくださいました。

 

2日目の最後には受講者の方に作品を発表していただきました。限られた時間での撮影・編集でしたが、どの作品も粕壁宿の魅力が伝わる素晴らしい作品に仕上がっていました。

ビデオ撮影やビデオ編集経験の有無にかかわらず、どの受講者の方も今回の講座でつくられたご自身の作品の出来栄えに満足した様子でした。作品発表後、特派員の方から講評をいただきました。良かったところや改善点を具体的にお話しいただき、参加者の皆様も、さらにいい作品をつくろうという意欲がわいてきたようでした。

受講者の方から「講師の方に具体的なアドバイスをいただきながら撮影の勉強ができてよかった」「他の参加者の作成動画が非常に参考になりました」と言っていただき、大変うれしく感じております。これもビデオ特派員の皆様のおかげです。今回の講座開催にあたり、様々なサポートをしていただきましたビデオ特派員の皆様、2日間、大変お世話になりました。ありがとうございました。

 

オンラインミーティング体験講座(参加者)

10月3日(火)・4日(水)の2日間、春日部市視聴覚センターのメディア研修室において、『市民パソコンセミナー オンラインミーティング体験講座』を開催しました。

本講座は、近年、需要がますます高まっているオンラインミーティングを体験していただく講座です。今回の講座では、Zoomを用いたオンラインミーティングを『参加者側』として体験していただき、会議への入り方や会議中の基本操作を学んでいただきました。

講座の始めにオンラインミーティングやZoomについて基本的なことを学んでいただきました。ミーティングの入り方として、Zoomのインストールや、主催者が作成した会議室のミーティングID・ミーティングパスコードの入力が必要であることなどを体験しながら学んでいただきました。

 

今回は、17型のディスクトップパソコンにウェブカメラを接続して実施したので、画面が明るく大きく、左側のモニターには先生の画面が投影されていたので、とても分かりやすく楽しく学べたとの声を、多くお聞きすることができました。

会議に参加した後は、実際にオンラインミーティング機能を利用しながら講座を進めました。マイクのON・OFFの切り替えや、Zoomに用意されているチャットやリアクションなどの機能に触れていただき、会議中に必要となる基本操作を学んでいただきました。リアクション機能を使う際に「スマホと同じ機能ね」と親近感を感じながら体験されている方もいらしたようです。

ひととおりの講義が終わった後、講師の力を借りずに会議に参加できるか挑戦していただきました。Zoomの立ち上げから始めてもらいましたが、無事、全員の方が会議に参加することができました。参加した後は、参加者の方とオンラインミーティング上で、「マイブーム」をテーマにお話をしていただきました。

マイクをOFFにしておいても、話す時にスペースキーを押したままにしておけば、その時だけマイクがONになる機能があり、さっそくスペースキーを押しながらご自身のマイブームについて発表していただきました。

「とても分かりやすい講座で、楽しく学ぶことができました」「これで友達に招待されても、まごつかないで対応できると思うのでうれしい」「今度は、主催者として体験したい。講座は、いつですか」と、オンラインミーティングの楽しさや便利さを実感するとともに、さらなる学習意欲をかきたててくれたようです。

今回は、参加者としての体験講座でしたが、11月には講師を招き、主催者向けの講座を実施する予定です。詳しい内容や申込受付開始日等は、広報かすかべ11月号に掲載されますので、ご確認のうえご参加ください。

聴覚障がい者対象PC入門講座

9月9日(土)13:30~「聴覚障がい者対象PC入門講座」を実施しました。

春日部市社会福祉協議会から手話通訳の方にもご協力いただき、パワーポイントを使ったプレゼンテーション作成やテレビ会議システムを使った手話交流を体験していただきました。

 

講座の前半では、パワーポイントの基礎を学んでいただき、実際に自己紹介のプレゼンテーションを作っていただきました。

文字を打ったり、写真を貼ったり、画面切り替えやアニメーション効果を入れながら、4枚前後のスライドを作成し、実際にスライドショーを体験していただきました。画面がクリック1つでかわっていくのを興味深そうにご覧になっていました。

 

このような講座では、最後に作ったものを発表しますが、今回は、Zoomを使って発表を行いました。パソコンの画面にプレゼンテーション画面とご本人の画面を同時に投影し、手話で解説をしていただきながら、スライドショーを進めていきました。

講座終了後に、聴覚障がい者対象のテレビ会議システム体験講座やカレンダー作成講座等のご提案をいただきました。今後の講座企画の参考にさせていただこうと思います。

親子で楽しむプログラミング入門講座

9月2日(土)9:30~、および13:30~視聴覚センター内のメディア研修室において、市民パソコンセミナー『親子で楽しむプログラミング入門講座』を開催しました。

市民講師の吉田理子さんをお招きし、親子で楽しくプログラミングを学べる講座を実施していただきました。

はじめに、「プログラムって?」「プログラミングって?」「プログラミング的思考」などについてお話いただきました。運動会のプログラム、〇〇式の式次第もプログラム。つまり、プログラムは、やるべきことの手順を順序よく書いたもの。コンピュータを使うときは、コンピュータに分かる言葉で、コンピュータがするべき仕事の手順や内容をかいたものがプログラム。そのプログラムを作ることがプログラミング。今日は、そのプログラミングをしてロボット(今日は、保護者の方がロボット役)を動かしてみよう!ということで、早速、体験活動に入りました。

本日の目標は、ロボットに命令を出し「モフモフしたマスコットを机の左端から右端に移動させる」です。

人間であれば、「マスコットを机の右端まで運んで!」と言えば、やってくれそうな動作ですが、ロボットは思い通りに動いてくれません。「1歩前へ」「右腕を10度上げる」「手のひらをひらく」「つかむ」など、細かな指示を出してあげないときちんと動いてくれないのです。

子どもたちは、自分でマスコットを掴んだり運んだりする動作を細かく確認し、与えられた命令カードを順番に並べていきました。そして、ある程度のプログラムができたら、実際にロボットに動いてもらい、足りない命令があったり、命令を与える順番が違っていたりすると、修正し、より良いプログラムを作り上げていきました。親子で話し合いながらプログラミングするご家庭もありました。

マスコットを無事に運ばせることができたところで、考えたプログラムの発表を行いました。お題は同じはずなのに、それぞれのプログラムが少しずつ違っていました。ここで、子どもたちは、他の参加者の考えに触れ、自分のプログラムと比べながら、「あのやり方のほうが簡単だ!」、「こっちの方が正確にマスコットをつかめるかも!」などと考えを膨らませることができたように感じます。

コンピュータを使わないプログラミングの活動を通して、プログラミングの考え方を学んだところで、今度は、「Blockly Games」と「Scratch」というプログラミングツールを使って、ブロック型プログラミングを体験しました。

「Blockly Games」では、命令ブロックを組み合わせて、スタートからゴールまでたどり着くためのプログラムを作りながら、ブロックの組み立て方に慣れてもらいました。

「Scratch」では、「キャラクターに面白い動きをさせよう!」というテーマでプログラムをつくっていきました。

「瞬間移動する」、「色が変化しながら動く」、「壁にぶつかったら跳ね返る」といったプログラムを考えていました。親子で話し合いながら、納得のいく動作になるまで何度もプログラムを修正する姿が見られました。

講師の吉田さんから、小学校で学ぶプログラミング教育の目的や、家庭でもできるプログラミングなどのお話もいただきました。参加者の感想をみると、とても充実したプログラミング講座だったことが感じられました。

今回扱った「Blockly Games」や「Scratch」は、ご家庭のPCでもインターネット環境があれば、無料でご利用いただけます。ぜひ、今後も触れていただき、プログラミングについての興味を深めていただければ幸いです。

夏休み自由研究応援プログラム 「走らせよう!プログラミングミニカー講座」

8月19日(土)、春日部市視聴覚センターのメディア研修室において、小学校4~6年生を対象に「夏休み自由研究応援プログラム 走らせよう!プログラミングミニカー講座」を実施しました。

講座の前半は、「プログラミングとは?→プログラムをつくること・・・」「では、プログラムとは?→やることを順番に書き出したもの・・・」という内容で講義を行いました。

参加した子どもたちは、自動販売機や手押し信号機、電子レンジ、クーラー等々、身近にある様々なものにプログラムが使われていることを再確認しました。

 講義が終わると、早速、オゾボットを手にとり観察しました。裏側を見ると5つのセンサーを発見。このセンサーが線を読み取っていくのかと納得の表情。

オゾボットの電源を入れ、黒い線の上に置くと、線に沿って動き始めました。

 黒い線の時と違って、緑の線上を走る時は緑色の光、赤い線上を走る時は赤い光になるので、子どもたちも興味津々。

 

 次に「T」の字の線にオゾボットを置くと・・・

交差点で、右に行ったり左にいったり。そこで、青シールと赤シールを黒い線上に貼って、オゾボットに命令を出せることを教わり、「オゾコード一覧表」を参考にして、右へ、左へ、ゆっくり、速く等の命令をつくってオゾボットを動かしました。

休憩のあと、Chromebookを使って、実際にプログラミングを体験する時間になりました。子どもたちは、思考を働かせながら夢中でプログラムを組み立て、それをオゾボットに転送し地図の上を走らせました。思うように動かないとプログラムのどこがいけないのか検証し、修正を加え、実際に動かす。

どの子も、失敗を繰り返しながら、思い描いていた動きをつくりだすことに成功していました。

講師からアドバイスを参考にしながら、より良いプログラムを目指していました。

参加者のプログラムを互いに見合うことも、いい刺激になったようです。

課題の地図をクリアーしたあとは、自分でコースをつくって新しいプログラム作りに挑戦しました。

参加した子どもたちは、講師から言われた「ゴールを明確にし、そこにたどり着くまでの道のりを順序よく組み立てていきましょう。そして、大事なのは『失敗を繰り返し、より良くする』ことです」を常に念頭に置きながらプログラミングを楽しんでいました。

試行錯誤しながら、自分の考えで解決できる喜びを味わうことができたのではないでしょうか。

視聴覚センターでは、9月2日(土)に「親子で体験プログラミング講座」を開催する予定です。

興味のある方はぜひ親子でご参加ください。

夏休み自由研究応援プログラム 「走らせよう!プログラミングミニカー講座」

7月22日(土)、春日部市視聴覚センターのメディア研修室において、小学校1~3年生対象「夏休み自由研究応援プログラム 走らせよう!プログラミングミニカー講座」を実施しました。

 

本講座は、プログラミング用教育ロボットである「オゾボット」を用いて体験しながらプログラミングについて知っていただく講座となっています。オゾボットは、紙に記した黒い線の上を走る小さなプログラミングカーで、黒い線の間に赤・緑・青の組み合わせで成り立つ命令を与えると左右に曲げたり、スピードを変化させたりすることができます。

 

講座の始めには、プログラミングやプログラムについて知っていただき、身近にはプログラミングされたものがたくさんあること、コンピューターで動くものには、必ずプログラムが使われていることなどを確認しました。

実際にオゾボットに電源を入れ、線の上を走る様子を見て、児童皆さんも保護者の方も驚いた様子でした。その後、交差点(線の分岐点)で曲がってほしい方向を、オゾコードというプログラムで指示することで、オゾボットを思い通りに走らせることが出来ることを確認しました。

 

講座の後半には、保護者の方にミッションを考えていただき、児童の皆さんには、ゴールを目指すためのプログラムを考えてもらいました。

 

小学校プログラミング教育では、問題を解決するために、どのような動きが必要であるか考え、それら1つ1つの動きをどのように組み合わせていけば良いか筋道を立て、論理的に考えていく力(プログラミング的思考)を身に付けていくことが求められています。

講座を通して、トライ&エラーを粘り強く繰り返し、ゴールを目指す子供たちの姿や、できた喜びを笑顔で表現する子供たちの姿をたくさん見ることができました。また、講座の後も粘り強く取り組んでいる児童の姿も印象的でした。

保護者の方からも「子供の集中する姿と笑顔が見られてうれしかった」「子供が自分で考えてコードを直したり、うまく走らせるにはどうしたらよいかと悩んだり、とても貴重な体験となりました。」と、うれしい感想もいただけました。

プログラミング的思考を働かせる楽しさや、自分の考えで解決できる喜びを味わってもらえたのではないでしょうか。

市民PCセミナー タブレットPC入門編

7月11日(火)・12日(水)に春日部市視聴覚センターのメディア研修室において、「市民PCセミナー タブレットPC入門編」が開催されました。

本講座では、Windowsタブレットの基礎的な使い方や、生活に生かせるような活用法を、タブレットを操作しながら、学んでいただくことを目的としています。

 

講座の始めには、タブレットPCとノートパソコンの違いを知り、それぞれの良さがあること、タブレットPCは大きく分けて3種類のOSがあり特性が異なることなどを確認しました。

その後、視聴覚センターにあるWindowsタブレットを使って、実際に操作の体験をしていただきました。

タブレットの電源の起動・終了の仕方から始まり、タッチキーボードの操作、文書編集ソフトを使った文字の入力、カメラアプリでの写真や動画の撮影、カレンダーアプリの利用、インターネットを使った電車の乗換案内や電子書籍の利用、動画視聴の方法などを紹介しながら、体験していただきました。

講座の終盤には、今話題のAIチャットについて紹介した後、実際にAIチャットを体験していただきました。AIチャットとは、AIが入力した内容を認識し、質問に答えたり、会話をしたりすることができるロボットのようなものです。AIチャットの活用法と併せて、「個人情報や機密情報を入力しない」「出力された回答(情報)は、必ずしも正しいとは限らない」などの注意点も確認しました。

タブレットPCなどの情報端末は、気軽にインターネットにアクセス出来て便利な反面、危険と隣り合わせであり、インターネット利用上のルールやマナーを身に付ける必要性があります。

ルールやマナーを守り、正しく情報端末を活用していただき、生活をより豊かにしていただければ幸いです。

受講生の皆様、ご参加いただきありがとうございました。

 

親子で楽しむ映画会

7月1日(土)10時より、視聴覚センターの視聴覚ホールにおいて、春日部市立中央図書館との共催による『親子で楽しむ映画会』を開催しました。

この映画会は、今の子どもたちにとってはあまり馴染みのない16ミリフィルムの映像作品を味わっていただくこと、また、それと同時に映像作品の内容に関連する本の紹介や読み聞かせ、工作体験などを通して、図書にも関心を持っていただこうと、毎年開催しているものです。

今回の映画は、小学校1年生の国語の教科書にも登場する「おむすびころりん」と、7月のイベントである七夕を題材とした「七夕ものがたり」を上映しました。映写機から映し出される16ミリフィルムの見慣れない少しノイズが入った映像に注視する子どもたちの姿が印象的でした。

16ミリフィルムは、現在のDVDとは違い、フィルムのセットや上映後のフィルムの巻き取りなどの行程があるため、準備に時間がかかります。その準備の合間を使い、図書館の職員による、読み聞かせが行われました。一般的な本の何倍の大きさもある本を使った読み聞かせでしたが、職員から出されるクイズなどに子どもたちが嬉しそうに答えるなど、盛り上がりました。

映画会の最後は、工作を行いました。今回は、上映した「七夕ものがたり」に関連した工作として、七夕のリース飾りを作りました。細かい部品もあり、苦戦している子どもたちもいましたが、親子で協力しながら素敵なリース飾りに仕上げることができました。

 次の映画会は、8月5日(土)です。7月14日(金)から申込受付開始となります。「たぬきの糸車」と「おばけうんどうかい」の2本を上映予定です。たくさんのご参加をお待ちしております。

 

市民映像セミナー ビデオ編集入門講座

6月18日(日)、視聴覚センターのメディア研修室において『市民映像セミナー ビデオ編集入門講座』を実施しました。

本講座は、ビデオカメラやスマートフォンで撮影した動画をコンピュータを使って編集し、映像作品に仕上げることを目的に開催いたしました。

まずは、動画編集をする際に必要となるもの、動画編集でできること等を確認しました。その後、持参いただいた映像データのコンピュータへの取り込み方法を確認していきました。

データの取り込みが済んだら、動画編集ソフトを使い、余分なシーンの削除、カットのつなぎと並び替え、特殊効果の追加、タイトルやテロップの追加、BGMの追加等、受講者の皆さんと一緒にやり方を確認しながら編集作業を進めていきました。

一通り編集が済んだところで、編集データを1つの動画として出力し、DVDに記録する作業を行いました。初めて編集ソフトを使う方もいらっしゃいましたが、受講者の方全員が1つの映像作品に仕上げることができました。

 動画編集と聞くと、ハードルが高く感じますが、今では、Web上で作業できるものや、直感的に操作できるソフトもたくさんあります。ブログをご覧の皆さんも簡単な動画編集から始めてみてはいかがでしょうか。

最後に、講座を進めるにあたりご協力いただきました視聴覚センタービデオ特派員の皆様、ありがとうございました。

市民映像セミナー 16ミリ映写機簡易講習会

6月24日(土)、視聴覚センター内の視聴覚研修室において、市民映像セミナー『16ミリ映写機簡易講習会』を実施しました。

本講習会は、16ミリフィルムを映写するための知識と簡易的な技術について習得いただくことを目的とした講習会です。

まずは、16ミリフィルムを再生するために必要な映写機の扱い方や、DVDやビデオテープとは違い、扱いが難しく、高価である16ミリフィルムの正しい装着方法など、上映するために必要な知識を身に付けていただきました。

上映までの準備や手順の確認後、実物を使った演習を行いました。テキストを見返しながら、一つ一つの手順を確認し、上映までの操作について何度も繰り返して練習するなど、真剣な表情で演習に臨んでいる受講者の姿が印象的でした。

講義・演習が終わり、閉講式では、新規に本研修会を受講された皆様に、修了証を交付させていただきました。個人でのご利用はできませんが、団体登録をすることで、皆さんの所属するサークルや職場等で、春日部市視聴覚センター所管の16ミリ映写機及び周辺機器、所蔵の16ミリフィルムを利用することができます。ぜひ、映画会等を開催していただき、講習会の成果を発揮していただきたいと思います。利用に関する詳しい内容につきましては、視聴覚センターホームページでご確認ください。

市民パソコンセミナー インターネット活用講座

6月22日(木)、視聴覚センターのメディア研修室において、市民パソコンセミナー『インターネット活用講座』を行いました。

インターネットは、わからないことを検索して調べるだけでなく、様々な活用ができます。インターネットを利用したコンテンツを上手に活用することで、暮らしを豊かなものにしてくれたり、生活をサポートしてくれたりします。本講座では、手軽に活用できるコンテンツを知っていただき、インターネットの活用の幅を広げていただくことを目的に実施いたしました。

講座の始めには、検索だけでなく、ニュース、路線案内やレシピ情報など、様々なコンテンツがまとめられているポータルサイトの活用方法を確認していきました。合わせて、ブラウザソフトの機能についても触れさせていただき、よく閲覧するサイトの登録方法や、拡大表示の方法、開いているページを翻訳する方法なども確認していきました。

次に、インターネットで利用できる様々なサービスの体験として、動画や音楽、読書を楽しめるサイトの体験、オンラインミーティングの体験などをしていただきました。今話題のAIチャットサービスの紹介などもさせていただきました。

教養を深められるもの、暮らしを便利にしてくれるもの等、インターネットを利用したサービスが次々と登場しています。これらを上手に活用することで、生活を楽しく豊かなものにする便利なツールになると思います。

受講者の皆様、ぜひ色々と試していただきながら、インターネットを楽しんでいただきたいと思います。ご参加いただきありがとうございました。

市民映像セミナー デジカメ・スマホ写真加工入門講座

6月1日(木)、視聴覚センターのメディア研修室において、『市民映像セミナー デジカメ・スマホ写真加工入門講座』を実施しました。

本講座は、デジカメとスマホで撮った写真をパソコンに取り込み、加工編集をするという内容です。

デジカメやスマートフォンで撮られた写真は、画像編集ソフトを使うことで、明るさや色味を調整したり、写真に文字やイラストを挿入したりして加工することができます。写真を加工することで、チラシやポストカード、プレゼンテーションの資料など活用の幅が広がります。今回の講座では、Windows10付属ソフトの「フォト」や「ペイント」、「3Dペイント」を用いて、簡単な写真加工を学んでいただきました。

講座の前半では、コンピュータへ写真の取り込みを行っていただきました。スマホは様々な機種があり、画面の見え方や操作の仕方が異なりましたが、無事に全員が取り込むことができました。

講座の後半には、「フォト」を使って色合いや明るさの調整、「ペイント」を使って画像サイズをはがきサイズに編集する体験していただきました。最後には、「3Dペイント」を使って、吹き出しやテキストを追加するなどの加工し、印刷するところまでやっていただきました。

受講者の方からは、「Win10フォトはじめて使いました。さっそく利用します。」「フォトやその他のソフトで写真加工の技術(操作)を学べ、非常に有意義であった。」と講師としてもうれしい感想をいただきました。

今回の講座で学んだことを振り返りながら、様々な写真加工を楽しんでいただければ幸いです。

教職員対象 情報モラル教育研修会

 5月19日(金)視聴覚センターのメディア研修室において、『教職員対象 情報モラル教育研修会』を開催しました。

 学校現場におかれては、GIGAスクール構想によりタブレットが導入されたことや、スマートフォン所有の低年齢化等により、情報モラル教育の必要性が挙げられています。そこで、市内の先生方に情報モラル教育の理解を深め、実践につなげていただこうと本研修会を開催しました。

 これまで行われてきた情報モラル教育の多くは、危険だから〇〇を使ってはいけないなどの禁止事項を並べたり、トラブル事例を紹介して啓発をしたりして、利用を制限するような指導でした。しかし、これからの時代においては、ICT機器やネットの利用抜きには成り立たず、積極的にそれらを活用することを前提に、より良い行動が取れるような力を身に付けさせる必要があります。ご参加いただいた先生方には、まず、「どうしたらリスクを減らして上手にICTを活用できるか」という活用を意識した情報モラル教育を推進していく必要性があることを確認していただきました。

 次に、指導のポイントとして、自分と他人の感じ方や考え方のズレを認識させ自覚を促すことや、場面に応じた自分の行動を考えさせ「自分ごと」として捉えさせること、行動に対する「リスクの程度」を考えさせることが大切であることなどを確認しました。確認後、演習としてカード型教材や動画教材を体験していただき、実際の指導場面をイメージしていただきました。

 演習を通して、活発な話し合いや先生方の情報交換もでき、有意義な研修会になったように感じます。ご参加いただいた先生方、ありがとうございました。

市民パソコンセミナー インターネット入門講座

5月17日(水)視聴覚センターのメディア研修室において、『市民パソコンセミナー インターネット入門講座』を開催しました。

 今回の講座では、インターネットを介してWebサイトをパソコンで閲覧するために必要となるブラウザソフトの便利な設定、検索や閲覧方法等を学んでいただきました。なお、今回はWindowsパソコンの標準ブラウザであるMicrosoft Edgeを使って講座を進めていきました。

 まずは、ブラウザの起動方法やEdgeの画面構成などを確認していきました。また、便利な設定として、ブラウザを起動した際に表示されるトップページの設定方法や、ボタンのクリックでいつでも特定のページに移動できるホームボタンの設定方法などを紹介し、実際に設定していただきました。

 次に、Webページへアクセスするための検索エンジンや、ニュースや天気予報などの様々なコンテンツが掲載されているWebサイトであるポータルサイトを使って、検索方法やコンテンツの利用方法などを確認していきました。検索では、複数のキーワードを入力することで目的の情報が探しやすくなることや、お気に入りサイトの登録方法などを実際に操作しながら確認していただきました。コンテンツの利用では、地図検索やルート検索、路線情報の利用等、生活の中で役立つ機能などを中心に紹介させていただきました。

 インターネットを利用することで、様々な情報を瞬時に得ることができ、生活を豊かなものにしてくれます。その反面、世界中のネットワークとつながっているため、危険とも隣り合わせという影の部分もあります。講座の最後には、危険から身を守るための知識やルール、マナーなども身に付けていく必要性があることを確認しました。

 視聴覚センターでは、インターネットに限らず、パソコン利用の入口となる基礎的な講座を多数実施しています。詳しくは、視聴覚センターホームページ内の「講座・イベント」をご覧ください。皆様のご参加をお待ちしています。

市民映像セミナー ビデオ撮影入門講座

5月12日(金)に視聴覚センターにおいて、『市民映像セミナー ビデオ撮影入門講座』を行いました。

本講座は、ビデオを撮影した後に「見る」「見てもらう」ことを前提としたポイントを知っていただき、実際に視聴覚センター周辺で撮影実習を行うという内容です。

講座の前半に、センター内のメディア研修室において、ビデオカメラの構え方やピントの調節等の基本操作や、ショットサイズ、カメラポジション、アングル、カメラワーク等、実演しながら撮影するための基礎的な知識や技法を学びました。

撮影基礎を学んだところで、ご持参いただいたビデオカメラを持って、東八幡神社や公園橋、道標などを巡りました。実習の後半は、ご自身の撮影したい場所に分かれて、学んだことを活かして撮影を行いました。

今回の講座を開催するにあたり、ご協力いただいたビデオ特派員さんのアドバイスを受けながら、作品の素材を撮影していきました。巡る最中も、三脚の重要性や被写体の効果的な撮り方等、細かなところまでご教授いただきました。

素材が集まったところで、メディア研修室へ戻り、撮った映像をパソコンに取り込み、各素材をつなぎ合わせ、発表会を行いました。実際の映像を見て、特派員さんから一人一人アドバイスをいただき、最後には一緒に撮影した特派員さんの映像も見せていただきました。

参加者の方からは、「写真・動画の撮影は不得意なので、参考になる分かりやすい説明でした」「セミナー室でカメラ操作しながらの実習を体験することで理解が深まりました。また参加したいです。」との感想もいただきました。

 講座参加者とビデオ特派員さんとの交流もでき、とても有意義な講座となりました。

ご協力いただいた、特派員の皆様本当にありがとうございました。

教職員対象 ホームページ作成入門研修会

 4月14日(金)、視聴覚センターのメディア研修室において、「教職員対象ホームページ作成入門研修会」を開催しました。

 市内の学校ホームページは、「スキットコモンズ3」という学校ホームページ作成サービスを利用して作成されています。

 今回の講座では、スキットコモンズ3の基礎として、学校での主な更新作業である、「教育活動の様子をブログとして掲載する方法」、「学校だよりを掲載する方法」「新たなコンテンツの追加方法」などについて、各校の研修用のページを使い、体験を通して学んでいただきました。講座の後半では、ご自身でテキストを参考にしながら、研修用ページに学校だよりを掲載していただきました。 

 

 今年度も、授業や校務におけるICTの活用や、情報モラル教育などの内容を扱った教職員対象の研修会を予定しています。また、市民向けのパソコンやビデオに関する講座も予定していますので、ぜひご参加ください。

 詳しくは、視聴覚センターホームページの講座・イベントページや、広報かすかべをご覧ください。