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市民パソコンセミナー オンラインミーティング体験講座

10月19日(水)・21日(金)の2日間、春日部市視聴覚センターのメディア研修室において、『市民パソコンセミナー オンラインミーティング体験講座』を開催いたしました。2日間で計6回実施させていただきました。

 

本講座は、コロナ禍により、オンラインセミナーや講演会、リモートワーク等が増え、需要がますます高まっているオンラインミーティングを体験していただく講座となっています。今回の講座では、Zoomを用いたオンラインミーティングを参加者として体験していただき、会議への入り方や会議中の基本操作を学んでいただきました。

講座の始めにオンラインミーティングやZoomについて基本的なことを学んでいただきました。ミーティングの入り方として、Zoomのインストールや、主催者が作成した会議室のミーティングID・ミーティングパスコードの入力が必要であることなどを体験しながら学んでいただきました。

今回は、タブレットを用いて体験していただいたため、慣れない操作や画面に少し戸惑う場面もありましたが、講師が主催した会議に全員が入ることができました。

会議に参加した後は、実際にオンラインミーティングを利用しながら講座を進めました。マイクのON・OFFの切り替えや、Zoomに用意されているチャットやリアクションなどの機能に触れていただき、会議中に必要となる基本操作を学んでいただきました。

講座の最後には、講師の力を借りずに会議に参加できるか挑戦していただき、無事、全員の方が会議に参加することができました。参加した後は、参加者の方とオンラインミーティング上で、趣味や健康法等の話題で楽しくお話をさせていただきました。

「とても楽しく学ぶことができました。」「家でさっそく試したいと思います。」と、オンラインミーティングの楽しさや便利さを実感していただけたようです。

今回は、参加者としての体験講座でしたが、11月には講師を招き、主催者向けの講座を実施する予定です。詳しい内容や申込受付開始日等は、広報かすかべ11月号に掲載されますので、ご確認のうえご参加ください。

市民映像セミナー ビデオ作品づくり体験講座

10月8日(土)、9日(日)の2日間、春日部市視聴覚センターにて市民映像セミナー「ビデオ作品づくり体験講座」を開催しました。今回の講座を開催するにあたり、日頃より映像セミナーでお世話になっているビデオ特派員の方のご協力もいただきました。

 1日目は、ビデオ撮影の基礎に関する講義、ビデオ撮影演習をメディア研修室で行い、その後、粕壁宿の風景や建造物の撮影をしました。

作品の素材を撮影する時には、ビデオ操作や三脚の使い方、カメラアングルなど、丁寧な説明を加えながらご指導くださいました。受講者の皆様同士で撮影したものを確認するなど、とても良い雰囲気でした。講座の最後には、撮影した動画をパソコンに取り込み、1日目を終えました。

 

2日目は、撮影した動画の編集、ビデオ作品の発表会を行いました。

始めにビデオ編集の基礎をお伝えした後、ビデオ編集ソフト(PowerDirector)を利用して、ビデオ編集の体験をしていただきました。次に視聴覚センターで用意した素材を使って、編集の練習をしました。講座の後半には、ご自身の撮影した動画素材をもとに、ビデオ編集を行いました。

動画の配置やテロップの挿入、トランジションの追加など、魅力ある作品に仕上げるために、編集を進めていきました。ここでも、ビデオ特派員の方が親身になって一人一人の疑問に答え、効果的な編集方法についても細かなところまでアドバイスしてくださいました。

2日目の最後には受講者の方に作品を発表していただきました。限られた時間での撮影・編集でしたが、どの作品も春日部宿の魅力が伝わる作品に仕上がっていきました。

ビデオ撮影やビデオ編集経験の有無にかかわらず、どの受講者の方も今回の講座でつくられたご自身の作品の出来栄えに満足した様子でした。受講者の方に「撮影の勉強ができてよかった」「他の皆様の作成動画が非常に参考になりました」「先生方が親切で助かりました」と言っていただき、大変うれしく感じております。これもビデオ特派員の皆様のおかげです。

今回の講座開催にあたり、様々なサポートをしていただきましたビデオ特派員の皆様、2日間、大変お世話になりました。ありがとうございました。

聴覚障がい者対象PC入門講座

9月24日(土)に「聴覚障がい者対象PC入門講座」を実施しました。

春日部市社会福祉協議会より手話通訳の方にもご協力いただき、エクセルを使った表計算の基礎から生活に役立つ応用まで学んでいただきました。

 

講座の前半では、エクセルの構造や画面の見方、基本操作について学びました。

 

後半では、会計簿の練習となるよう、計算式の入力方法などを学んでいただきました。

春日部市社会福祉協議会の皆様の手話通訳やジェスチャーを通して、どの受講者の方も熱心に取り組まれていました。

今回実施したエクセルの講座内容は、参加される方からのニーズに応じて取り入れたものです。

自分で入力した計算式から思い通りの答えが出たことに、表情を輝かせる受講者の方の姿を見られて、とてもうれしく思いました。また、疑問に思ったことを質問して解決されていました。視聴覚センターとして、参加される方のニーズや疑問に少しでも応えられるような講座内容にしていきたいと考えております。

講座終了後には、「学習の進め具合が良く分かりやすかった」「来年も引き続きエクセルの続きを学びたいと思います。」と、ありがたいお言葉をいただきました。

受講された方々、そして手話通訳をしてくださった春日部市社会福祉協議会の皆様、ありがとうございました。

市民パソコンセミナー 親子で楽しむプログラミング入門

9月10日(土)9:30、および13:30から視聴覚センター内のメディア研修室において、市民パソコンセミナー『親子で楽しむプログラミング入門講座』を開催しました。

市民講師の吉田理子さんをお招きし、親子で楽しくプログラミングを学べる講座を実施していただきました。

はじめに、コンピュータを使わないプログラミングを親子で体験しました。

お題は、「ロボットに見立てたお家の方に命令を出し、机の端に置かれたマスコットを反対の端まで運ぶ」です。

人間であれば、「マスコットを〇〇まで運んで!」と言えば、やってくれそうな動作ですが、ロボットは思い通りに動いてくれません。「つかむ」「腕を45度上げる」「3歩進む」など、細かな指示を出してあげないときちんと動いてくれないのです。子どもたちは、自分でマスコットを掴んだり運んだりする動作を細かく確認し、与えられた命令カードを順番に並べていきました。活動していくうちに、足りない命令があったり、命令を与える順番が違っていたりすると、思い通りに動いてくれないことに気づいていきました。マスコットを無事に運ばせることができたところで、考えたプログラムの発表を行いました。面白いことに、お題は同じはずなのに、答えが皆違っていたことです。ここで、子どもたちは、他の考えに触れ、自分のプログラムと比べながら、「このやり方のほうが簡単だ!」、「こっちの方が正確にマスコットをつかめるかも!」などと考えを膨らませることができたように感じます。

コンピュータを使わないプログラミングの活動を通して、プログラミングの考え方を学んだところで、今度は、「Blockly Games」と「Scratch」というプログラミングツールを使って、ブロック型プログラミングを体験しました。

「Blockly Games」では、命令ブロックを組み合わせて、スタートからゴールまで辿り着くためのプログラムを作りながらプログラミングを学ぶことができます。ゲーム感覚で、順次、繰り返し、条件分岐といった、プログラムの基本の型を学んでいきました。

「Scratch」では、「キャラクターに面白い動きをさせよう!」というテーマでプログラムをつくっていきました。「瞬間移動する」、「色が変化しながら動く」、「壁にぶつかったら跳ね返る」といったプログラムを考えていました。親子で話し合いながら、納得のいく動作になるまで何度もプログラムを修正する姿が見られました。

講師の吉田さんには、小学校で学ぶプログラミング教育の目的や、家庭でもできるプログラミングなどのお話もいただき、とても充実したプログラミング講座になりました。ありがとうございました。

夏休み自由研究応援プログラム 「走らせよう!プログラミングミニカー講座」

8月20日(土)、春日部市視聴覚センターのメディア研修室において、小学校4年生~6年生を対象に「走らせよう!プログラミングミニカー講座」を実施しました。

先日の小学校1年生~3年生を対象とした講座内容よりも難易度を高め、パソコンを使ってのプログラミングに挑戦しました。本講座では、「オゾブロックリー」という、命令が記されたブロックの組み合わせで記述するプログラムを扱い、ミニカーを自分の思い通りに動かす課題に取り組みました。

 

前半では、プログラミングとは何か、身の回りにはプログラムが使われているものがたくさんあるということを知ってもらいました。

後半では、与えられた課題をクリアするために、「真っすぐ進む」「右、左に曲がる」「点滅する」等の命令を順につなぎ合わせ、プログラムを作っていきました。

思い通りに動かないこともありましたが、トライ&エラーを何度も繰り返して、ゴールを目指して粘り強く取り組んでいました。

 

アンケートでは、「プログラミングが出来て楽しかった」「またチャレンジしたい」という感想もいただきました。自分がつくったプログラムによって、ミニカーが意図する動きをしてくれることを体験し、プログラミングの楽しさを味わっていただけたのではないかと感じています。

 

9月には、Scratchを使った「親子で体験プログラミング入門講座」を開催します。興味がある方はぜひ参加してみてください。

親子で楽しむ映画会②

8月6日(土)10時より、視聴覚センターの視聴覚ホールにおいて親子で楽しむ映画会が開催されました。このイベントは、小学校で採用される教科書にも登場する物語作品などを、昔懐かしい16ミリフィルムの映像で楽しんでいただこうと、毎年、春日部市立中央図書館と春日部市視聴覚センターが主催している大変人気のある映画会です。

今回は、光村図書小学6年国語の教科書に登場する宮沢賢治「やまなし」をはじめ、全3作品の上映を行いました。16ミリ映写機から映し出される映像は、アニメーションの所々にノイズが入ったりして鮮明ではありませんが、味わい深いものがあります。DVDやBlu-rayの映像に慣れ親しんでいる子どもたちにとっては新鮮であったのか、映像に見入る姿がありました。

映画会では、映像作品の上映のほか、市立図書館の職員による映像作品に関連する書籍の紹介やストーリーテリング(素話)、おりがみ工作も行われました。

たくさんの親子にご参加いただいた映画会ですが、子どもたちのたくさんの笑顔、また、親子のふれあいをたくさん見ることができ、盛況のうちに終了することができました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

夏休み自由研究応援プログラム 「走らせよう!プログラミングミニカー講座」

7月23日(土)、春日部市視聴覚センターのメディア研修室において、小学校1~3年生対象「走らせよう!プログラミングミニカー講座」を実施しました。

夏休み自由研究応援プログラムの一環として、プログラミング用教育ロボットである「オゾボット」を用いて講座となっています。オゾボットは、紙に記した黒い線の上を走る小さなプログラミングカーで、黒い線の間に赤・緑・青の組み合わせで成り立つ命令を与えると左右に曲げたり、スピードを変化させたりすることができます。

講座の始めには、プログラミングやプログラムについて知っていただき、身近にはプログラミングされたものがたくさんあることを確認しました。

実際にオゾボットに電源を入れ、線の上を走る様子を見て、「すごい!」「自動で曲がった」「かわいい」などの声が上がりました。

講座のまとめとして、保護者の方にミッションを考えていただき、児童の皆さんには、ゴールを目指すためのプログラムを考えてもらいました。

 

小学校プログラミング教育では、問題を解決するために、どのような動きが必要であるか考え、それら1つ1つの動きをどのように組み合わせていけば良いか筋道を立て、論理的に考えていく力(プログラミング的思考)を身に付けていくことが求められています。

講座を通して、トライ&エラーを粘り強く繰り返し、ゴールを目指す子供たちの姿や、できた喜びを笑顔で表現する子供たちの姿をたくさん見ることができました。保護者の方からも「子供が熱中する様子を見て楽しかった」「考える力、自分で決める力をつける良い機会でした」と、うれしい感想もいただけました。

プログラミング的思考を働かせる楽しさや自分の考えで解決できる喜びを味わってもらえたのではないでしょうか。

市民PCセミナー タブレットPC入門編

7月13日(水)・14日(木)に春日部市視聴覚センターのメディア研修室において、「市民PCセミナー タブレットPC入門編」が開催されました。

本講座では、Windowsタブレットの基礎的な使い方や、生活に生かせるような活用法を受講者の皆様に知っていただくことを目的としています。

講座の始めには、タブレットPCは、ノートパソコンやスマートフォンのそれぞれの難点をカバーするものであるということ、そしてタブレットPCは大きく分けて3種類のOSがあり特性が異なることなどを受講生のみなさんに説明し、知っていただきました。

その後、視聴覚センターにあるWindowsタブレットを使って、実際に操作の体験をしていただきました。

 

 

タブレットの電源の起動・終了の仕方から始まり、タッチキーボードの操作、文書編集ソフトを使った文字の入力、カメラアプリでの写真や動画の撮影、カレンダーアプリの利用、インターネットを使った電車の乗換案内や電子書籍の利用、動画視聴の方法などを紹介しながら、体験していただきました。

スマートフォンよりも画面が大きく操作がしやすいことや、ノートパソコンよりも小型で持ち運びしやすいことなど、タブレットPCの便利さを実感していただけのではないでしょうか。

  

講座の終盤には、タブレットPCなどの情報端末は、気軽にインターネットにアクセス出来て便利な反面、危険と隣り合わせであること、自分の身を守るためにも、インターネット利用上のルールやマナーを身に付ける必要性があることをお話しさせていただきました。

ルールやマナーを守り、正しく情報端末を活用していただき、生活をより豊かにしていただければ幸いです。

受講生の皆様、ご参加いただきありがとうございました。

16ミリ映写機簡易技術講習会

6月25日(土)、視聴覚研修室にて「16ミリ映写機簡易技術講習会」を実施しました。

今回の講座では、16ミリフィルムを映写するための知識と簡易的な技術について習得いただくことを目的とした講習会で、7名の方にご参加いただきました。

講習会ではまず、16ミリフィルムの資料である「16ミリフィルムと映写機~フィルムを痛めないために~」を視聴し、フィルムの装着や誤った使い方によるトラブルの事例等を確認しました。フィルムは大変高価であり、正しい方法で使用しないと、上映中にフィルムを切ってしまう、フィルムに傷をつけてしまう、また、映写機を壊してしまうといったトラブルの原因となります。

 

次に、実機を見ながら各部の名称や場所の確認をしていきました。その後グループに分かれて、映写機を操作して、映写を行う前に必ず行う作業である空転試験を行いました。問題なく動作することを確認できたら、フィルムを装着して映写を行い、映写終了後の巻き返しや片付け方等の確認を行いました。再受講の方も、初受講の方も真剣な表情で講義に臨んでいました。また、受講者同士で確認し合う様子もうかがえ、大変熱心に参加していました。

 

閉講式では、新規に本研修会を受講された皆様に、視聴覚センター所長より修了証が交付されました。

修了証が発行された方は、春日部市視聴覚センター所管の16ミリ映写機及び周辺機器、所蔵の16ミリフィルムを利用することができます。ぜひ、皆さんの所属するサークルや職場等で、映画会等を開催していただき、成果を発揮していただきたいと思います。

ご参加いただき、ありがとうございました。

※16ミリ映写機、16ミリフィルムは団体でのご利用に限られます。(個人でのご利用はできません)詳しくは視聴覚センターホームページでご確認ください。

 

市民パソコンセミナー インターネット活用講座

6月22日(水)、視聴覚センター内メディア研修室において、「市民パソコンセミナー インターネット活用講座」を実施しました。本講座は、午前・午後の2部制での開催し、どちらもたくさんの受講者に参加していただきました。

 

現代社会では、インターネットは生活に欠かせないものとなっていますが、その活用法は様々です。わからないことを調べたりするだけでなく、動画や音楽の視聴、本を読む、会議を開く、買い物などができます。本講座では、インターネットで提供されている様々なサービスを紹介しながら、実際に体験をしていただきました。

 

講座の始めには、ブラウザの「お気に入り」機能を確認し、よく使うポータルサイトをお気に入りに追加して、簡単な操作で閲覧できるようにしました。次に、ポータルサイトを利用したニュースの閲覧方法や上手な検索方法、レシピサイトの利用、Youtubeによる動画視聴、インターネットラジオサイトの利用、電子書籍の利用など、生活に役立つ活用方法を体験していただきました。また、電子書籍を借りる「かすかべ電子図書館」の紹介もさせていただきました。興味のある方はぜひご利用ください。

さらに講座の最後には、インターネットの危険性についてや、インターネットの活用に際し役立つサイトのご案内もさせていただきました。インターネットは便利な反面、ネットトラブルに巻き込まれる危険性もあります。誤った使い方をしてしまうと、被害者にも、加害者にもなってしまう可能性もあります。インターネットを上手に活用していただき、生活を楽しく豊かなものにするツールにしていただけると幸いです。

受講者の皆様、ご参加いただきありがとうございました。