八木っ子 トピックス

2022年3月の記事一覧

1年間で成長したこと(4年)②

修了式で児童が発表した、1年間で成長したことを紹介します。

☆あきらめない気持ち 4年U.R

 「なんでできないんだろう。」

 四年生になって初めての部活動が始まった。私が入ったのは、音楽部だった。楽器は、サックスだ。元々音楽が大好きだったので、最初は、胸がおどるような気持ちだった。

 最初に先生から、私がこれから使うサックスを渡してもらった。その後は、先生と五年生の言うとおりにサックスの準備をした。準備が終わったら、五年生からリードの吹き方を教えてもらった。私は、初めてリードを吹いてみた。けれど、音は出なかった。「なんで五年生みたいに吹けないの」と心でつぶやいた。私が下を向いていた時に五年生が私に「もっとおなかに力を入れるといいよ。」と笑顔でアドバイスをしてくれた。私は、一瞬で顔を明るくした。もっと五年生に少しでも近づけるようになろうと体中に力がわいてきた。五年生のアドバイスを参考に吹いていみると、ちゃんとした音はでないけど、初めてスカーと音が出たのだ。私にとっては、初めての第一歩だ。けれど、そんなにすぐに、喜ぶことは、なかった。なぜなら、まだ、ちゃんとした音がでていないからだ。その後何度も練習したが、やっぱりだめだった。何度も何度も練習をしたが、やっぱりだめだった。家に帰って、私が何もサックスのことを知らないことに気づいた。すぐに、サックスの曲や種類などを調べてみた。そこには、私の知らないサックスの世界があった。私とは、比べ物にならないきれいな音を聞いた。これを見て私は、まだあきらめたくないという気持ちが強くなった。次の日、五年生と私は、みんながいない静かな部屋に一緒にいった。私の音がかき消されて聞こえないからだ。五年生のお手本を見ながら、一生懸命練習をした。すると次の瞬間、ちゃんとした音が出たのだ。五年生は、笑顔で微笑んでくれた。次の課題は、楽器を使って吹くという目標だ。次の日、今日は、五年生に指の使い方を教えてもらった。すぐに、シやラやソは、吹けるようになった。けれど、一番下のレやミやファの三つの音は、全然できるようにならない。やさしく教えてくれる五年生を見ているとあきらめたくはなかった。高い音にも挑戦したがダメだった。また私は、リードだけで吹いた時の五年生からのアドバイスを思い出した。そうだ、おなかに力を入れるんだ。すると、「吹けた。」五年生のようい遠くまで響く音が出たのだ。私は、空まで届くようなジャンプをした。嘘だと思って、もう一度吹いてみると、今さっきよりも、うまく吹けて、私から笑顔が飛び出た。私は音楽がもっと好きになった。

 サックスがもっと上手になりたいと思ったのは、私にやさしく教えてくれた五年生のおかげだと思う。これからは、サックス以外にも、できないことに目標を立てて、あらめずに進んで取り組んでいきたい。きっとあきらめなければ、何でもできる。

1年間で成長したこと(4年)①

修了式で児童が発表した、1年間で成長したことを紹介します。

☆間違えてもいい 4年K.R

 「間違えたら恥ずかしい。」

話し合いのとき、そんなことを考えた。私はどちらかというと話し合いが苦手だ。だから心の中は「はやく誰か発表しないかな。」と思っていた。私も、少しなら発表することができる。でも、自信がなくてどんどんマイナスに考えてしまう。

 今日も話し合い。しかも今日は算数の話し合いだ。算数のように答えがあるときの場合、さらに「間違えたら…。」と考えてしまう。だから静かにみんなの意見を聞いていることが多い。話し合いの時間が終わり、先生が答えをいう。そして私が思っている答えと同じだったら、

「話し合いで言っておけばよかった。」と思う。私が思っている答えと違ったら

「話し合いで静かにしていてよかった。」と思う。それが繰り返されて意見を言うことは難しくなっていった。別の日の算数の話し合い。また、班のみんなで集まって意見を言っていく。私の番はすぐにやってきた。算数だからやっぱり「もしまちがえたらどうしよう。」という気持ちになる。でも時間がまだあったから、間違えていると思うけど、発表をしてみた。すると友達はやさしく

「ここはこうなるから、こういうふうにしてみたらいいんじゃないかな。」と言ってくれた。やっぱり私の答えは間違えていた。けれど恥ずかしくはなかった。むしろ言ってよかったと思った。話し合いでは間違えてもいい。自分の意見をきちんと持っていればいいんだ。心の中でそう思った。

 私は、それから話し合いの時間が少し楽しくなり、積極的に自分の意見を伝えられるようになったと思う。話し合いでいけんを伝えられると手を挙げて発表する回数も少し増えたと思う。私のように意見を伝えるのが苦手な人はきっといると思う。その時は優しく声をかけてあげられるようにしたいと思った。

 「まちがえてもいいんだよ。ゆっくりでもいいから発表してみよう。」と。

三学期に頑張ったこと(3年)

修了式で児童が発表した、三学期に頑張ったことを紹介します。

☆三学期がんばったこと 3年K.M

私が三学期頑張ったことは二つあります。

 一つ目は、六年生を送る会です。送る会では、ダイナマイトのサビをおどりました。ダイナマイトは、動きが細かかったり、大きな動きが難しかったです。それから、六年生に思いが伝わるように、よびかけや、ダイナマイトも練習して頑張りました。

 二つ目は、理科の勉強です。私は理科が苦手で、その中でも、虫の観察の単元が難しかったです。テストでも悪い点だったので、復習を頑張りました。

 四年生になったら、四教科全部百点を取れるように頑張りたいです。

 これで発表を終わりにします。

6年児童会役員から②

6年生の児童会役員から卒業を前に、在校生へメッセージが送られたので紹介します。

☆こんにちは。児童会役員のM.Hです。

6年生は、いよいよ明日卒業ですね。

さて、今年も一年間いろいろなことがありましたね。

たとえば、「はしらないんジャー」。たくさんの人がはしらないんジャーとなり、協力してくれました。おかげで、廊下を走る人が、とても少なくなりましたね。

そして、全校のみんなで楽しんだ「紙飛行機大会」。みんながオリジナルの紙飛行機を作って、全力で優勝を目指しましたね。八木南小学校全体が、一つになって楽しんだ最高の行事でしたね。

今年は、新型コロナウィスルのこともあり、全校生徒で取り組む行事が、とても少なくなってしまいました。ですが、この八木南小学校では、コロナに負けない、たくさんの笑顔を見ることができました。

そして、6年生を送る会では、1年生~5年生までが、6年生のために、一生懸命発表してくれている姿を見て、とても嬉しくなりました。今年はオンラインという形になりましたが、全校のみんなでつながることができたと思います。

制限されることがたくさんあった中で、たくさんの笑顔とつながりを見ることができました。それは、私たち児童会の活動に積極的に参加してくれたみなさんのおかげです。一年間たくさん協力してくれたみなsなn、本当にありがとうございました。

また私たち6年生は卒業してしまいますが、在校生のみなさんで、この八木南小を盛り上げていってください。そして、たくさんの笑顔とつながりを、作ってくださいね。

~1年間、ありがとうございました!~

6年児童会役員から①

お昼の放送で、6年生の児童会役員から卒業を前に在校生へのメッセージが送られたので、紹介します。

☆八木南小学校の皆さんこんにちは。今年度児童会役員を務めた N.Yです。

これから僕が1年間務めてきて何を得たのかを話したいと思います。それは全校の団結力や皆の前で、話したりして、大きな経験をすることができました。

元々みんなの前で話すのが苦手だった僕は、人生で大事な一歩を踏み出すことができました。

この人生での大事な一歩を踏み出すことができたのは全校児童、皆さんのおかげです。

また、つながり活動など、全校の皆と関わるイベントのおかげで、みんなと仲良くすることができました!

そして、たまに僕に話しかけてくれる子もいました。その時はすごく嬉しかったです!

また、6年生を送る会ではすごく感謝の気持ちが伝わってきました。

これらのことを振り返ってみて今思うと、八木南小学校は元気で明るくて賑やかなんだな~と思いました。

改めて僕たち児童会を全校のみんなで支えてくださり本当にありがとうございました!

中学校に行っても八木南小学校のことは忘れません。1年間本当にありがとうございました!