学校の様子

2024年7月の記事一覧

心と体を整えて

 本日、けやき・こぶし学級合同で自立活動の授業を行いました。

 自立活動とは、学級の生徒が自立を目指していくための授業です。学習や生活で苦手としていることや個々の長所など、授業の活動を通して、生徒は自身の良さを磨いたり、伸ばしたりしていきます。

 

 

 今日は心と体を整えるヨガを行いました。

目的は、➀心身の緊張をほぐし、心の安定とやすらぎを得ること。

   ➁今後自身でヨガを行えるようになることで、心や体の

               調整を行えるようになること です。

 マットを持参し、映像の動きを真似しながら、合図に合わせて呼吸を吸ったり伸ばしたりします。

 音楽を聞き眠くなりますという生徒や、自分の体と相談しながら、体を伸ばす長さを調節している生徒がいました。

 ヨガを続けていくうちに指示をよく聞けるようになり、映像のポーズをよく真似る姿がよく見られていました。

 ヨガを行うことで、一日の生活をより充実して過ごせるようになったり、疲労やイライラなどがじんわりとリセットされていったりします。5分位からの短い時間で行えるものもたくさんありますので、やってみると、サウナなどでよく言われている「ととのった♨」状態になるかもしれません。お互いに心と体を大切に、今後も過ごしていければと思います。

暑い中、ありがとうございました。

 

本日は暑い中、お越しいただきありがとうございました。

 

おおぐろの森中学校ではオープンスクールと保護者会を行いました。

外は30℃を超えていたのではないでしょうか?

そのくらい暑い日だったのですが、多くの保護者の方々に足を運んでいただきました。

 

午前中はオープンスクール!

日頃、ご家庭でお子様が話している授業のお話と比べていかがでしたか?

多くの授業でICT機器を有効に活用し、生徒の「学習の楽しさ」を引き出す内容だったのではないかと思います。

 

午後からは保護者会も行われました。

オープンスクールに来ていただいていた方は一度帰宅してから、再度来ていただくことになりましたが、午後も多くの保護者の方々に参加していただきました。

本当にありがとうございました。

 

再三申し上げますが、暑い中お越しいただき誠にありがとうございました。

学校でのお子様の姿はいかがでしたか?

ご家庭では見せない一面もあったのではないでしょうか?

 

今後もオープンスクール、保護者懇談会を実施いたしますので、ぜひご参加ください。

そして、学校でのお子様の姿を是非、ご家庭で話してあげてください。

 

今後も本校の活動にご協力よろしくお願い致します。

共に考える!

本日は暑い中、オープンスクール及び学級懇談会に御参加いただきましてありがとうございました。

授業の中で子供達と一緒になって課題を考えていただいた保護者の皆さまの姿がとても印象的でした!

研究授業数学編 ~一次関数~

7月3日(水)、流山市教育委員会 南学校教育部長をはじめ教育委員会の先生方、市内の校長先生・教頭先生方をお招きするとともに流山市教育研究会の情報部会に所属する先生方をはじめ市内の多くの先生方にご参観いただきました。特に数学の授業では、流山市教育委員会指導課指導主事 佐々木様をお招きし、木村教諭が2年1組で授業研修を行いました。


 実施した単元は「1次関数」で、ここまで1次関数の性質やグラフの特徴を学習してきたことを用いて、3つの直線で囲まれた三角形の面積を求めたり、三角形の面積に関する問題を生徒自らが作成し、それを解き合うことで1次関数の特にグラフに関する理解を深めさせる授業を行いました。


 学校教育目標「自律~自ら考え、選択して行動できる生徒の育成~『みんな違ってそれでいい(多様性の尊重)』」の達成に向け、数学科では、生徒一人ひとりがじっくりと考え、自分の考えを積極的に表現し、互いの意見を認め合い、深める力を養っていくために個でしっかりと考える時間、小グループで意見交換する時間を使い分けることを大切にしてきています。

 
 素材の「三角形の面積を求める」問題では、グループによっては様々な解法を共有し自分とは違った考え方を知ることができました。

  
 ICTの効果的な活用では、ヒントカードをオクリンクを用いて生徒に提示したり、生徒自ら作成した問題をオクリンクで送ったりしました。

  

 特に今回の授業では、数学の学習において大事な「メタ認知」を伸ばすために「どうしてそうなるの?」や「問題を変えてみる」を意図的に組み入れ、思考・判断・表現力の伸長を目指しました。自ら問題を作成する場面では、生徒たちは様々なアイディアを出し合いユニークな問題を作成していました。

  
 参観された先生方からは、「ヒントカードは、問題を解き終わった生徒が作成し、それをヒントが必要な仲間が活用するようにしたら更に良かったのではないか」「自校でもICTをもっと工夫して活用していきたいと思った」などの御意見をいただきました。
 また、佐々木指導主事からは、「今回用意した素材は難しいものであったが、生徒が熟考している姿が多く見られた。」「個で考える時間、グループで考える時間がしっかりと使い分けられており、生徒たちもそれに応じてよく学習できていた。」といったお言葉をいただきました。
 参観された先生方、そして佐々木指導主事、ありがとうございました。

 

研究授業社会編 ~未来の教科書を作ろう~

古代から現代にかけて、3年間学んできた歴史。ここに自分たちの生きた15年間を足すとしたら?

社会科の研究授業では、佐藤先生が、歴史の学習の総まとめとして、「自分たちの15年の人生から教科書を作る」という授業を行いました。

自分たちの生きてきた15年間の歴史のうち、未来の中学生に伝えたいと思う出来事について、班で大きな枠を設定し、その中で班員がそれぞれ自分の担当するテーマを決め、班ごとに「教科書」を作っていきます。

Onenoteで思考を整理・仲間と共有し、Powerpointで実際に形にしていきます。各班、集中して教科書作りに取り組んでいます。

さすが3年生、各ソフトの扱いにも慣れている様子。教科書のデザインも、本物のよう!これ、全くの白紙から作っているそうです。コメント機能も活用して、仲間のページにアドバイスも送っています。

授業の中で、何度も佐藤先生が問いかけたことに、この授業を通して考えてほしいことがつまっていました。

「なんでそのテーマを選んだのか?」「このテーマから何を学んでほしいのか?」

自分が「未来に残したい」と選んだテーマの歴史的価値について考えることは、「歴史を学ぶ意義は何か」という本質的な問いに繋がります。インターネットの中を調べても見つからない、自分自身の考えと向き合う問いが根底にあるからこそ、「楽しく学ぶ」の一つの形である、「追究する楽しさ」を、生徒たちは感じながら取り組むことができたのではないでしょうか。

さらにその歴史的価値についてを仲間と話し合い、互いの考えを伝えあうことが、多様な考えに触れる「共に学ぶ楽しさ」にも繋がっていたと思います。

 

未来の中学生が、完成した教科書を見たとしたら、この時代についてどんな印象を抱くのでしょうか……

過去に学び、今を考え、未来につなげる、歴史の学習でした。