2024年12月の記事一覧
教科書出版会社からの挑戦状!~「故郷」を読み解く~
昨日に引き続き、本日は国語科の授業の様子をお伝えしていきます。
みなさんは、「定番教材」というものを知っているでしょうか。
中学校の国語の教科書は、実は4つの出版社があります。(流山市は「教育出版」を使用しています。)
出版社によって掲載されている物語文は異なります。が、その中で、全ての教科書に掲載されているものを国語界隈では、「定番教材」と呼んでいます。
1年生は「少年の日の思い出」、2年生は「走れメロス」、3年生は「故郷」、これらの3つの作品は全ての教科書会社が掲載している、いわゆる「定番教材」というものです。
この3つの作品は、約50年前から掲載され続けており、全国の中学生が(昔は中学生だった大人も)授業で一度は読んだことがある、といっても過言ではありません。
3年生では、「故郷」の学習に入りました。が、この「故郷」という作品。控えめに言っても、読み解くことが難しい!!時代背景、語彙の量、時代背景、象徴されているもの、対比関係、情景描写…などなど読み解かなければならないポイントがたくさんあります。中学校3年間、いや義務教育9年間で培ってきた物語を読み解く力を試す集大成!まさに、「教科書会社からの挑戦状」と言える作品となっています。
授業では、まず作品に触れ、登場人物やおおまかな内容をおさえながら、読んでいて感じたこと・疑問点をたくさん挙げていき、みんなで共有しました。
作品の時代背景をつかみつつ、登場人物の関係、対比構造、色彩の効果、情景描写…と今まで学習してきたことをフル活用して読み解いていきましょう!明日のオープンスクールでは、今日みんなが挙げた疑問点を、みんなで解決していく授業を行う予定です。
なぜ?ためしてみよう!それが学びに。
本日は、理科の授業についてお届けします。
1年生の理科の授業では、”光”について学びました。
いつも私たちの身の回りにあって、日常では欠かせない”光”。知っているようで、光の性質を詳しくは知らない。
さて、どんな学びがあったのでしょうか。
なぜ、ものが見えるのか?
なぜ、鏡に人が映って見えるのか?
なぜ、折れ曲がって見えるのか?
なぜ、虫メガネはものを大きく映し出すのか?
なぜ、スクリーンにものが映し出せるのか?
深く考えようとすれば、身近にいくらでも科学のなぜ?が多く見つかります。
さあ、科学の現象を学んでいこう!
2・3年生も、1年生のときに学んだことを思い出してみるきっかけにしてもらえると嬉しいです。
保護者の皆様においても、家庭での話題にしてみてください。
普通はまっすぐ進むはずの光が、なんと、ずれて見える!!
よく見ると、手前にあるガラスが斜めになっている。どうなっているんだ?
え!3本の光の線が、折れ曲がって、1か所に集まった!なにが起こっているんだ!?
”と”の文字を凸レンズを通すと、白のスクリーンに・・・!?
え!なんか実際の”と”の文字とは、違う! 向きが逆??になってる!!
文字の大きさも違ってる!!ちょっと測ってみようかな!!
ピントがうまく合わないなー。
ちょっと白い服に映してみよっかな!
ピントが合わずに、ぼやけたままだけど、これはこれで面白いなー!!
生徒それぞれの「なんでだろう?」、「こうしてみよう!」が科学を解き明かす行動となります。
疑問をもち、情報を集め整理し、予想し、確かめてみる。そこから結論を導きだす。
世の中の科学的発見のほとんどは、この過程を経て導き出され、日常に活かされています。
楽しみながらも、こういった経験を多く積めるように、努めていきたいと思います。
また、令和の学び方は、生徒それぞれに合った形で行われます。誰かと2人で学んだり、多くの人のアドバイスを受けて学んだり、学び方は多種多様です。
できるようになった人が、困っている人に手を差し伸べる。困っている人は、誰かに助けを求めて解決を手伝ってもらう。そして、一緒にできたことを喜び合う。社会に出ても同じです。お互いが歩み寄ることができる関係性が構築できる力を学ぶこともとても大切なことだと思います。
理科ができずとも、理科で学び方、人との関わり方を学んでもらえると嬉しいです。
現在は、”音”の学習をしています。どんな学びがあるか楽しみです。
『今、ここを生きる』
本日の5校時に、元SMAPの木村拓哉さんのお母様でもあります、木村まさ子様に御来校いただき、『今、ここを生きる』という演題で「命」に関するご講演をしていただきました。
大変貴重なお話しをしていただき、ありがとうございました。
また、お忙しい中、ご参加してくださった保護者のみなさま、ありがとうございました。
生徒や参加してくださった保護者のみなさまは、今後の生活において、考えさせられるものがあったのではないかと思います。
みなさんは、自分のことを普段から褒めることができているでしょうか?
日常生活の中で、勉強や部活動、習い事など、様々な挑戦をしていると思いますが、反省や振り返りを行う際に、自分のよくなかった点や改善点ばかりを挙げている人が多いのではないでしょうか。その中には、自分自身を追い込んでしまい、苦しみ、結果的に反省が次に繋がらず、不完全燃焼のまま諦めてしまうことになる人もいるのではないでしょうか。
木村さんのお話にもありましたが、
「自分を褒める」「自分を認める」「自分に感謝する」
ということを忘れないでください!
一つでもできたことがあれば、素晴らしいです。自分の小さな成長に気が付いてあげてください。無事に1日を終えることができたら、「お疲れ様、ありがとう」と自分自身に言ってあげてください。陰の思考ではなく、陽の思考を習慣にすることができれば、プラスの循環が生まれ、物事が前に進みやすくなるのではないでしょうか!
決して、「自分はダメだ」「自分なんか」「どうせ無理」などと思わないでください。
生きているだけでよいのです。あなたはかけがえのない存在なのです。あなたは唯一無二なのです。
あなたにないものを他の人がもっているということは当たり前です。逆に、他の人にないものをあなたはもっているかもしれません。十人十色で、あなたに代わる人はいないのです。
一生懸命に1日を頑張れば、それでよいのです。その1日に楽しさや嬉しさを感じることができたら、それは素敵なことだと思います!
温かい言の葉のシャワーを私たちに注いでくださった木村様。
今日の出会い、お話を心に刻み、前を向いて歩んでいきたいと思います。
本日はありがとうございました!
おおぐろ中の健康を守りたい!
12月に入り、寒い日が続いています。
空気も乾燥し、教室の湿度も低くなりがちです・・・
理想とされる湿度は、50~60%。だいぶ下回ってしまっています。
唇や目が乾きやすいな…と感じている人もいるのではないでしょうか。
乾燥した空気中は、ウイルスにとって活動しやすい環境になってしまいます。
冬になると感染症が流行しやすいのもこのためです。
そこで保健委員会では、乾燥対策として加湿器の設置を開始しています。
登校したら、まずは加湿器の準備です。
教室の環境が整った状態で朝がスタートすると気持ちいいですね。
朝の忙しい時間にありがとうございます!
下校前の後片付けも忘れずに・・・
加湿器が不衛生な状態にならないよう、毎日の水抜きはもちろん、定期的な清掃も行っていきます。
12月の生徒会目標が「健康第一」ということで、保健委員会では「おおぐろ中元気大作戦!」を実施します。
おおぐろ中の健康を守りたい!という思いで、手洗いうがいの呼びかけや、換気活動を実施予定です。
感染症に負けないよう、おおぐろ中一丸となって取り組んでいきましょう!
手打ちうどんを作りました(総合文化部総合コース)
総合文化部総合コースでは、11月30日土曜日に手打ちうどん作りにチャレンジしました。
まずは、道具です。ケーキ用の麺棒ですが、これで十分使えます。地粉ではないので、強力粉と薄力粉を半分ずつにして、塩水(120ml、塩3グラム)つなぎでやってみました。
うまくこねたら、丸めて30分から1時間寝かしました。その間に、めんつゆでつゆ作りです。
鶏もも肉・ねぎ・白菜で美味しいつゆになりました。
うどんが茹で上がり、生徒たちも嬉しそうに試食していました。
ちょうど職員室に先生方もいたので、ちょっと試食していただきました。
次は何を作ろうかな?と生徒たちは、意欲満々です!
お楽しみにお楽しみに