ミュージカル「リトルプリンス」(写真を追加しました)
本日のおおぐろの森中学校の体育館は何かいつもと違う雰囲気・・・
そう!今日は、音楽座のみなさんをお招きして、ミュージカル鑑賞会を開催しました。
原作は「星の王子さま」。
「家族も友達もいない男性。周りはみんな彼に対して『非行少年になる』と言ったそうですが、ヒコウはヒコウでも、『飛行士になった』そうです。そんな彼が、夜間飛行に飛び立った際、砂漠の真ん中に不時着しました。そこで、飛行士は星から来たという不思議な少年(星の王子さま)と出会います。飛行士が描いた『象を飲み込んだウワバミ』。今まで誰も気づいてくれなかった飛行士の絵に気づいた少年に心を開きながら、交流していきます。
自分が住んでいた小さな星のこと、そこを飛び出すことになった花のこと、様々なことを話す王子。飛行士は、王子の体験を自分に重ね、深く受け止めていきます。その後、王子は自分の星へ。飛行士は、自分の帰る場所へ。それぞれ戻っていきます。」
という内容です。みなさん、一度は読んだことがあるのではないでしょうか。
まだの方は、図書室にあるので、ご一読くださいね
ミュージカルの醍醐味は、やはり、歌ありセリフありダンスありなところ
その中で、生徒や職員を連れ出して一緒に出演させてくれる演出もさすがです
笑いあり、感動ありの2時間でした
私としては、王子と花が離れるところが印象的でした。
「お互い素直になればいいのにな~」なんて思いながら観ていましたが、その後の歌で「我儘になってしまうのは、素直になれないのは、好きだからこそ」という歌詞がありました。
「大切なものは、肝心なものは目に見えない」
だからこそ、相手の気持ちは絶対に見ることができないし、相手の言葉や表情だけでは、覗くことができないものなのかな~と考えさせられました。
目に見えないからこそ、相手の心の奥底を覗くくらいの思いやりを持ちたいものです
真剣な顔つきで生徒のみなさんも、心に残るものがあったものと思います。
生徒の感想
・歌や演技、光や音が組み合わさっていて、ストーリーが始まってからずっと星の王子様の世界観に入っているような気がしました。とても楽しかったです。(3年生)
・私はずっとこういうミュージカルを見たいと心の底から思っていたので、とても良い時間を過ごすことができました。そして、ミュージカルはユーモアもあり感動もあり、歌声もとても心に響くような透き通るようなきれいな声で引き込まれような感動を味わえました。(2年生)
・天真爛漫な王子が無知がゆえ大人の知っていることはわからないけれど、逆に大人の知らないことを王子は知っていたりと子供らしい王子と頭の固い大人の飛行士がすごくはっきりとしていて、対照的な二人だけれど、どこか似ている、と思いました。(1年生)
おおぐろの森中学校の生徒の皆さんにサインもいただきました。職員室前の展示棚に飾っています!!
音楽座ミュージカル「リトルプリンス」の6月公演のチラシもいただきました。