2024年11月の記事一覧
通過点~その先を見据えて~
体育祭・合唱コンクールを終え、3年生は11月進路開拓を実現させるための活動を進めていました。
~夢・目標・やりたいこと・人生~
自分自身で目標を掲げ、夢に向かって進んでいくおおぐろの森中の生徒たち。
3年生は3月の卒業式まで残り4か月。卒業式を終えると”おおぐろの森中の卒業生”となって社会へ旅立っていきます。
旅立った先でもおおぐろの森中生であったことに変わりませんし、夢に向かって人生を歩んでいくことも変わりません。
進路開拓では、どんなところで・どんな人たちと・どんな学びをしながら、夢に向かって進んでいくかを大切に日々活動しています。そのため、社会に出ても通用する資質・能力を身につけていく観点から、社会人で必要なスキルを、活動を通して獲得していくことをねらいとしています。
~相手を知り、準備をして、臨む!~
社会に出て活動していくにも、相手を知り準備をして臨むことが大切です!
今回は、スケジュールの把握やTodoリストの作成を進めていきました。
いつ何をしていくかを把握し、どんな準備が必要で誰かに頼まなくてはいけないことはないのか、などを把握していきます。一人一台のタブレットを活用し、進学先の募集要項を確認し、自分なりにまとめていきます。
進む道も十人十色ですから、必要なことも大切なことも十人十色です。
学力検査だけでなく面接や作文などを実施する学校もあり、生徒一人ひとりの『何を準備していくか』が大切になります。
学校の授業目標は、「楽しく学び、学びをさらに豊かに」です。卒業に向けての準備も「楽しく、人生を豊かに」が大切です。
進路開拓は、受験や入試がゴールではなく、夢の実現に向けて必要なことを考えて行動することが大切です!
自信を持って一人ひとりが将来にむけ、自分のやるべきことを考えていきましょう。
流山市青少年健全育成推進大会
本日、令和6年度流山市青少年健全育成推進大会が流山市文化会館で開催されました。
この大会の趣旨は、市民が青少年の健全な育成に対する理解を深め、その啓発活動を積極的に推進し、次世代を担う青少年の健全育成の機運を高めることを目的に開催されています。
大会の次第には、青少年育成功労者表彰、青少年を健全に育てる運動啓発標語・ポスター入選者の表彰やアトラクションとして、青少年主張大会で最優秀賞に輝いた生徒の発表、長崎小の音楽部による演奏がありました。
おおぐろの森中学校からは、ポスターの入選者として、1年生の小森さん表彰され、過日、流山市青少年主張大会で最優秀賞を受賞した3年生の陽川さんが発表しました。おめでとうございます!
また、日ごろから、生徒達の健全育成に御尽力いただいている皆様に心から御礼申し上げます。
陽川さんの発表の様子です。堂々とした立派な発表で、場内の観衆を考えさせ、魅了しました。
会場ロビーには、入賞者のポスターが掲示されたいました。
小森さんのポスターです。「一人じゃない!」、人はみんな支え合って生きていますね。
造形教育大会が開催され、本校3年生が流山をPRしました!
千葉県教育研究会 造形部会 流山大会 が行われました。
本校おおぐろ中は、中学校美術の授業会場でした。
千葉県教育研究会とは?
千葉県の教員が、それぞれの部会に分かれて教育の研究・研修活動を行い専門性を高めて、教育実践力をつけていこうというものです。
簡単に言うと、全県規模の図工美術の先生方の研修会です。
その大会が流山市で行われ、市外(遠方では成田市や市原市など)からの先生や、千葉大学の先生など60名以上の方が授業の参観にお見えになりました。
流山大会のテーマは
育て!アートの卵 ~ 森のまち流山から 未来にはばたく子どもたちを ~
です。
おおぐろ中は中学校美術の授業を行う会場となるため、市内の生徒の絵画作品(「アートの卵展」)や本校生徒の作品、市内中学校の授業実践パネルなどの展示も行いました。
授業は、飯塚由香子先生が担当し、3年1組の生徒が
「流山をPRする和菓子を作ろう」の商品発表会を行いました。
生徒達は今日まで和菓子について以下のように学びを深めてきました。
①和菓子の魅力とは?
②流山和菓子職人「藤屋・志賀さん」の講演、実演会
③流山をPRする和菓子のコンセプトを考える。
➃商品会議をする。
⑤和菓子を樹脂粘土で制作する。
そして、今日がいよいよ流山をPRする商品発表会の日です!
今日は、友達や市外から来場されている先生方に、流山の良さを色や形で表した和菓子について
制作への思いを伝えます。
和菓子の説明を効果的にするために、多目的ホールで大型スクリーンにプレゼンテーションソフトを映し出して発表を行います。
生徒達は、企業の新商品発表会さながらの環境で、友達のみならず多くの大人に向かって堂々とプレゼンを進めていきました。
「皆さんは、流山のキャラクターを知っていますか、そうナガレ~です!」
「流山のキャッチフレーズは『母になるなら流山』です。ゆりかごと赤ちゃんをモチーフにしています!」
「井崎市長が温かく包み込んでくれているように餡を包み込みました。」
などなど、おもいっきり流山をアピールする姿が見られました。
授業の最後には、formsのアンケート機能を使って、生徒と参観された先生方がそれぞれの発表の感想を書き込みました。
他市の先生方から、
「参観させていただき流山のことがよくわかりました。」
「愛校心や郷土愛が感じられるとても素晴らしい和菓子が考案されていました。」
「効果的にICTを使い、プレゼンテーション力の高さに感心しました。」
などなど、たくさんのお褒めの言葉をたくさんいただきました。
生徒達は、自分たちの制作した和菓子や発表についての反応が即座に目に見える形で返ってきたので、真剣な面持ちでそのリフレクションに向き合っていました。
このような生徒達の様子から、
イメージを色や形で表現する事、それを言葉で伝える事、その反応を得る事を通して
造形(アート)を介した表現力、コミュニケーション能力が養われたのではないかと感じています。
本日来場された千葉大学の先生方、千葉県指導主事の方々、流山市内外の先生方には、授業の参観そしてアンケートへの回答をしていただき、心より感謝しております。皆様のおかげで、生徒達は貴重な経験や学びができました。
本当にありがとうございました。
そして、たくさんの大人の前で堂々と流山をPRした3年1組の皆さんは、普段はめったにできない貴重な経験ができたと思います。
市外の方々に、私たちの住む流山の良さを伝えられてよかったですね、
お疲れさまでした!
子供・ゆめ・アート・アカデミー 巨匠・佐藤哲先生の実技指導!
子供・ゆめ・アート・アカデミー(文化庁の学校における文化芸術鑑賞、体験推進事業)のプログラムにおおぐろ中が選ばれて、
洋画家の巨匠・佐藤哲先生が本校1年生に実技指導をしてくださいました。
今日、使う画材は、画用紙と黒のパステル。
小さな子にはおなじみのパステルですが、中学生になるとほとんど使う機会はなく…これで絵を描くの?しかも黒のみ。どんな絵になるのだろう?と不安と期待が入り混じりながら授業がスタートしました。
そして、テーマは「自画像」。自画像は、自分で自分自身を描く表現方法です。レオナルドダヴィンチやゴッホなどの超有名な画家たちも自画像をたくさん描いてきました。
「自分はどんな顔をしているのか」と表出する形を捉えるみならず、描いているうちに無意識に「自分とは何者であるのか」という自己認識を深めていくのが自画像です。
おおぐろ中美術科では、
1年生は「自分自身を表現する」
2年生は「身の回りの人、学校や家族を意識して表現する」
3年生は「社会に向けて表現する」
をカリキュラムにし、3年間を通して身に着けたい表現力を考えて、単元計画を立ててきました。
今日はまさに、1年生が自分を表現する!=自画像 です!
しかも日本の巨匠にレクチャーしていただけるなんて☆彡
佐藤先生は、まず、ハーモニカで「シャボン玉」を演奏してくださり、「小さい頃を思い出したかな」とみんなの緊張をほぐしてくださいました。
そして、絵の指導が始まると
「すぐに描ける人はどんどん描いていい。」
「描けない人は、もう大人に近い感覚を持っている、それはいいこと、だから、描く前に考えていい。」
「とにかく自分に自信を持ってください。」
と生徒達に話しました。
生徒達は、
「自分の目って、鼻ってこんな形なんだな」など新たな発見をしながら、鏡の中の自分の顔を覗き込みながら集中して描いていました。「自分」のイメージを黒い線で形にして表現をする、簡単なようで、難問を解くより難しいこの課題に、懸命に向き合っていました。
描きあがってくると、友達同士「見て、見て~」と絵を見せ合ったり、
「おれ、天才かも」「傑作できたー」という言葉が聞こえてきたりして、楽しく制作している様子が見られました。
仕上がった作品は…
みんな個性豊かで、なんとなくその子らしさが出ている、力作ばかり!
授業の最後の生徒の感想では、
「消しゴムを使って肌や髪の毛を描く方法を初めて知りました。」や
「初めはうまく描けるか不安だったけど、なかなか自分らしい作品ができてよかったです。ご指導ありがとうございました。」
と、佐藤先生にお礼を伝えていました。
今日は、佐藤哲先生から実際に絵のご指導をいただき、芸術活動の素晴らしさや、表現する楽しさを実感することができました。
机に向かって問題を解くことも大切なことですが、
今日は鏡越しに自分の顔とにらめっこしながら、「自分をどう表現するか・自分とは何者なのか」などをじっくり考え、自分と向き合う貴重な時間になったと思います。
普段できないこのような充実した授業をしてくださった佐藤哲先生、そして助手の田中さんには感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございました。
地域の方々の温かい支援!英検二次対策練習!
11月19日、この日を緊張しながらも心待ちにしていた人がいますね。
この日は、第2回英語検定二次試験のWEB合格発表日でした。
受験したみなさんは、もう結果を確認しましたか?
実は、受験したみなさんと同じぐらいこの日を心待ちにしてくださっていた方々がいらっしゃいます。
今回の二次試験に向けて、面接対策をしてくださったボランティアの方々です。
本校では地域のボランティアの皆様に、実用英語技能検定(英検)の面接練習を行っていただいております。第2回の2次試験に向けた練習にも、たくさんの生徒が参加し、2級、準2級、3級の3つの級で試験対策に取り組みました。生徒たちは一生懸命に繰り返し練習に励み、試験本番に向けて着実に力をつけていく様子が見られました。その表情からは「絶対に合格したい!」という熱い思いが伝わってきて、私たち教員も大いに感動させられました。
今回の練習では、10名のボランティアの方々が参加してくださいました。この活動は今年度で3回目の実施となりますが、協力してくださる方々の輪が年々広がり、学校としても生徒たちにとっても非常にありがたい存在となっています。地域の皆様の学習支援は、生徒たちにとって学ぶだけではなく、地域の温かさや支えを感じる貴重な機会となっています。生徒たちが緊張しながらも一生懸命に英語でコミュニケーションを取る姿を見て、改めて「このような活動を続けていく意義」を感じました。
英語は単なる科目ではありません。世界へ羽ばたく扉を開く大切な鍵です。その扉を開けるサポートをこれからも全力で行っていきます。生徒たちの未来を一緒に築いていけるよう、私達も情熱を持って支援にあたる所存です!
皆さまの引き続きの御支援をどうぞよろしくお願いいたします。
今回の二次対策練習へのご協力ありがとうございました。