学校の様子

2023年8月の記事一覧

アートの卵展で表彰されました!

総合文化部です!!

皆さんは学校の目の前の建物が何かご存じですか?

実は、美術館なんです。行ってみましょう!!

ただ今、アートの卵展(8月4日~27日)開催中です!

中には休憩スペースもあり、ゆっくりできて、私たちも大好きな場所です。

アートの卵展では市内中学校の美術部の作品が展示されています。

本日は、齋藤健法務大臣も来館され、中学生の作品をじっくり鑑賞してくださいました。

 

そしてそして・・・本校から2名が表彰されましたのでご紹介させてください!!

2年生の佐々木さんが「森の美術館賞」おめでとうございます!!

1年生の伊藤さんが「奨励賞」おめでとうございます!!

表彰式の様子。二人とも、緊張していました。

この展示会には、本校から10名の作品が出展されています。

部活動の合間をぬって、また土曜日のデッサン会の時間を使って、全員が真剣に取り組んでいました。

本当に頑張っていました。全員に賞状を渡したい気持ちで一杯です!

本物の美術館にこうして飾っていただけるなんて、人生でも貴重な機会です。

ここから芸術家が沢山生まれてくれることを期待して・・・。

アートの卵展は入場無料です。是非、ご家族で足を運んでいただければと思います。

内閣総理大臣賞に続き...林野庁長官賞受賞!

第26回木材活用コンクール(令和4年度)において

おおぐろの森中学校が 優秀賞(林野庁長官賞) を受賞しました。

(流山市、株式会社日本設計、株式会社奥村組)

 

木材コンクール趣旨

日本の世界有数の森林国であり、国土の7割が森林です。そこから生み出される木材は、古の時代から四季の変化に富む日本の風土に適した材料として生活に密接しており、生活空間の中には常に木との触れ合いがありました。そして長い間木材を有効に活用してきたことで、我が国には多種多様な木の文化が育まれました。また森林には、渇水や洪水を緩和し良質な水を育む水源のかん養機能、山地災害の防止機能、二酸化炭素の吸収・貯蔵や騒音・飛砂防止などの生活環境保全機能等、多面的な機能があります。再生産可能な資源である木材を上手く利用し、森を循環させることで豊かな自然環境を守るという先人から受け継いだ伝統と文化を次世代に繋いでいくことが必要だと考えます。

当コンクールは木材の新たな利用、普及の可能性をさぐり、木材業界の活性化に寄与することを目的として平成9年に創設され、本年で第26回目を迎えます。

木材自給率の向上を目的とする「公共建築物等木材利用促進法」が施工されてから11年が経過し、全国各地で数多くの木造建築物が建てられるようになりました。新しい木質材料や技術工法も次々と開発され、また木造建築における法制度の緩和等が進み、さらなる普及が期待されています。

日本木材青壮年団体連合会は、令和4年度スローガンとして「ともに」 ~同志と共に築く未来へ繋ぐ木青連の輪~ を掲げ、様々な啓発活動を行っております。木の伝統と文化を次世代へ繋ぐため「木の良さ」を活かした作品や、従来にはない新しい木材の利用や見せ方、工法などを用いた「木材の新たな可能性」を追求する作品を、4つの部門を設けて募集し、木材の良さの普及と木材の利用用途の拡大に貢献する優秀な作品を表彰いたします。

 

 

自分の好きなことが見つけられる夏に!!

夏休みも8月を迎え、みなさんも毎日楽しい計画でいっぱいなのではないでしょうか。そして、約1週間後にはお盆を迎えますね。すでに、夏休みを利用して多くの人が普段は出向くことのできない場所へ遠出しているかと思いますが、このお盆を利用して旅行などを計画している人も多いと思います。

私(笠川)は、夏休みを利用して、自家用車にて愛媛県へ行くことを計画しました。

目的は2つです。

車を運転することが好きなのでドライブ気分で愛媛まで行ってみよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

愛媛県で行われる全国大会を観に行ってみよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

という2つの目的です。

流山から愛媛県までの距離と時間を調べてみたところ、片道が約900km、時間にすると10時間以上の道のりでした。往復すると約1800㎞なので、日本列島の全長約3000㎞の半分を超える距離になります。

色々な先生方に愛媛県へ車で行くことを話したところ、「よく車で行きますね」「大変ですね」と驚きや心配の声が多くありました。しかしながら、私にとって、ドライブをしたり、車のことを考えたりすることは趣味であり、“自分の好きなこと”なのです。みなさんもきっと、自分の好きなことには“夢中”になってしまう瞬間というのを経験したことがあるのではないでしょうか。“自分の好きなこと”に打ち込むと色々なことを忘れられ、“気分転換”になります。もちろん、中には自分の好きなこと、夢中になれるものが見つからない、発見できないという人もいると思います。そんな人は、夏休みという時間を活用して、ぜひ“自分だけの夢中になれるもの、熱中できるもの”を探してみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、愛媛県で行われる全国大会を観戦し、全国トップレベルの選手の“熱意”“頑張り”を肌で感じ、これからの自分自身のモチベーションにつなげていきたいと思っています。その他、全国では高校のインターハイ、甲子園など様々なスポーツの大会が開催されます。何か1つでも気になるスポーツを見たり、やってみたりすることで“新たな可能性”が見出せるかもしれません。同年代の人たちが1つのことを必死にやり遂げようする姿、一生懸命に努力する姿は何ものにも代え難い“感動”が得られるはずです。

夏休みという限られた時間の中でしかできない体験や経験をみなさんも存分に味わってみてください。みなさんのお土産話を楽しみにしています。

おおぐろの森中学校のむかしをめぐる

みなさんの中には、この掲示物を見たことがある人がいると思います。

これは東棟2Fにある遺跡コーナーで、おおぐろの森中学校の敷地にどのような遺跡があった場所なのか、よくわかるものになっています。

この地域には、かつて石器時代(20000年前)~縄文、弥生、古墳~中世~近世~明治にいたるまで、多くの人々が息づいていた土地のようです。

掲示物を見ながら、遺跡が出てきた場所は、おおぐろの森中学校の校舎のどんな場所になってるのか少し気になりました。

すべてとはいきませんが、その遺跡があった場所をめぐり、みなさんが生活する校舎のどこか見ていきたいと思います。

 

まず東棟です。左が多目的ホールです。この入口から見て右奥には、縄文時代の竪穴住居がありました。

またこの棟の廊下で、美術室前あたりには、弥生時代の住居があったようです。

それぞれ、縄文時代(4500~6000年前)では、狩猟採集で石器や貝塚があり、温暖化の時期で大畔の大地のそばにまで海が広がっていました。

弥生時代(1800年前)は稲作が始まり、鉄器が使われた時代でした。小さい”ムラ”ができ、それが戦い大きい”クニ”となっていきます。

次に左上の東棟から体育館に出た入口脇には、古墳時代の住居あとがあったようです。

古墳時代は、その名の通り古墳という大きな大王の墓が作られ始めました。

鉄器や土器も質が高まり、また大和政権という全国をまとめるような大きい勢力が安定しました。

戦いが少なくなったことにより、多くの人数を「大きいお墓作り」にさくことができるようになったそうです。

 

真ん中の中庭のバスケットコートの中央には、石器時代の跡がありました。

石器時代は今から20000年前ですね。小さいグループができ、石器を使い、獣を狩って食べたり、木の実を食べたりしていた時代です。

何万年前のここの空気、同じように吸っていた人がいる。とてもドキドキします。

 

右上は、職員室前の廊下です。古墳時代の住居跡がありました。

おおぐろの森小中学校の付近では、22棟の古墳時代の遺跡が見つかっています。

 

外に出ました。2年生の昇降口の角には、貝塚がありました。

テニスコートの真ん中の校舎側には縄文住居です。右のグラウンド奥には古墳時代住居が3つあったようです。

今からこの場所を定点観測のように切り取って巻き戻したら、そこに誰かが写って暮らしている様子が見られます。

どんな話をしていたのでしょうか。

 

校舎の裏側です。左の写真の西棟校舎の角あたりには明治時代の納屋があったそうです。

また真ん中の生物室裏から駐輪場に向かっては、石器時代の石器が出土したり、裏庭の入りには古墳住居がありました。右の写真の奥の角には縄文住居です。

 

ここまでめぐってきて、この大畔の地域で、20000年前から人が様々なムラで生活することができたのはなぜなのでしょう。そこで目に写ったのが下の写真の景色です。

 

みなさんにとって、当たり前に隣にあるものかもしれませんが、ここを支えたのは、この「大畔の森」があることだと思いました。

森には豊かな水、生き物がいること(7月27日の内容でもあります)、そして、ここには道具を作るための木や砂鉄などの資源が豊富にあると思います。

さらに、この地域には、その森が形成するのに十分な雨が降り、気候が穏やかということなんだと思います。

そこに人々が住み着いてきた、その延長上に自分たちがここで学び過ごしています。

だからこそ、「大畔の森」を大切にしていきたいですね。

そして100年~20000年前にこの空間に、自分たちではない人々が生活し、呼吸をしていたというのは確かです。

その人たちは、どんな会話をして、どんなことをしていたのか、どんな歩き方で、どんな場所に行き来していたのか。

少し大げさですが、その人たちにとって幸せってどんなことだったのか、みんなで生きていく上で必要なことは何だったのか。そんなことを考えながら、夏休みのうちに身近な場所からみなさんが訪れる場所まで、自分たちのルーツとなった人々とのつながり対話してみてください。

普段何気なく見ている場所が、また新しく見え、学びとなるかもしれませんね。

夏休みの「挑戦」~高さ100mからの大ジャンプ~

夏休みが始まってあっという間に2週間が経とうとしていますが、おおぐろの森中学校の皆さんはどんな夏休みを過ごしていますか?
毎日充実した日々を送っている人もいれば、気づいたら1日が終わってしまっていて、「明日からは!」と思っている人もいるのではないでしょうか。
様々なことに「挑戦」して多くの経験をすることができるのが夏休みの魅力の1つです。
とういうことで本日は、ある「挑戦」をした2人の職員(誰だか当ててみてください:ヒント1学年)の話です。

 

「挑戦」の内容は・・・その名も! "関東一高いバンジージャンプ"
関東で1番の高さを誇る100mの大つり橋からの大ジャンプです。しかもなんと行くと決めたのは前日!
本当に明日行くのかな・・・。実感が全くないまま当日を迎えます。

 

迎えた当日。
2人で車に乗り込み、「楽しみですね!」なんて言いながら意気揚々と向かいました。
しかし・・・

高速を下りてから見えてくる高い山々。現地に向かうにつれてどんどん多くなる急こう配の坂道。

こんなに上に行くってどれだけ高いの。。。と内心思い始めたころ、少しずつ車内にも緊張感が生まれ始めます。

 

 

 

(写真では伝わりにくいですが、実際は高すぎて笑えます。ビル約25~30階の高さです。)

 

 

 

 

 

 

現地に到着し、下を見た時は足がすくみ、一気に不安と恐怖を覚えました。

安全装置の確認などを済ませ、いよいよその時が来ました。

「5,4,3,2,1 バンジー!!」


 

 

 

 

全く怖さはなく終始笑顔でとびました!!といいたいところですが、、
体が宙に浮き、下の水面に向かって一直線に落下していく感覚は忘れられません。

 

とび終えた時にはただただ「やってよかったな・・」という気持ちでいっぱいでした。

 

今回の大ジャンプをやって本当に良かったと思います。
様々な葛藤を超え、決断した今回の「挑戦」。この「挑戦」は難しい壁に当たった時であっても、あの時の恐怖に比べれば乗り越えられるという自信につながりました。
「今からでも間に合うかな」や「また今度にしようかな」ではなく、この夏休みを色々な事に「挑戦」してたくさんの経験をする夏休みにしてほしいと思います。

夏休み明けにぜひみなさんの色々な挑戦や経験したお話を聞かせてください!
笑いながら一緒に話せることを楽しみに待っています!