学校の様子

学校の様子

新たな挑戦へのスタートと未来への期待

葛北大会やコンクールが終わって、約1ヶ月が経ちました。

1、2年生が中心となって活動するようになり、新しいチームにもだんだん慣れてきた頃だと思います。

吹奏楽部は、けやき祭やコンクールに向けて、3年生もまだ一生懸命に活動しています。

特設駅伝部も、葛北駅伝大会や東葛駅伝大会に向けて、毎日練習に励んでいます。

それぞれが最後まで全力を尽くしてくれることを期待しています。

夏休み中には、葛北大会を終えた3年生や卒業生した先輩方が、部活動に参加する姿も見られました。

成長した卒業生の姿を見ることは、職員も嬉しく、在校生にとっても大きな刺激となります。

 

先日、全国高校野球選手権大会が終わり、京都国際高校が優勝しました。

今年はパリオリンピックも開催されて、多くの日本人選手が活躍しました。

夜更かししてその活躍を見た人も多いのではないでしょうか。

しかし、これらの大会の裏で、中学生も頑張っていました。

そう、全国中学校体育大会です。

市内の中学生の中にも、全国大会に出場して活躍した選手がいます。

大会は終わりましたが、種目によってはYouTubeでその様子を見ることができます。

トップレベルで活躍する中学生の姿から、学べることが多くあるのではないかと思います。

水泳の葛北新人大会は終わりましたが、多くの部活動が今後も続きます。

新しいチームとなったおおぐろの森中学校の活躍を楽しみにしています!

金魚すくいの極意!~2024年ver~

今年もいくつかのお祭りに参加してきました。みなさんはこの夏、金魚すくいにチャレンジしましたか!?本日のホームページは、自称金魚すくい名人こと景山が、今年の釣果と金魚すくいの極意について書き込みます。さあ、私より多くの金魚をGETできるかな!?!?

【金魚すくいの極意】
その1:ポイは裏側を使うべし!
 ポイには裏と表があり、裏を使うのをおすすめです!なぜなら裏側はふちが出っ張っていて、金魚が引っ掛かりやすいからです。左がポイの表側、右は裏側の写真となります。少し分かりにくいですが・・・。ちなみに「小赤」を狙うならポイ、「琉金」を狙うなら最中を選ぶことをおすすめします。

 その2:ポイははじめに全て濡らすべし!
 ポイが濡れてしまうと破れやすくなるイメージがありますが、実際そうでもありません。そして濡れている部分と乾いている部分があると、逆に穴が開きやすくなってしまいます。はじめに写真のように全てを濡らすことで、長時間穴が開かない状態をキープできるのです!

 その3:ポイを水平にしたまま金魚を追うべし!
 ポイに対する水の抵抗が大きいほど紙は破れやすくなります。つまり、水底に対して垂直な状態で逃げる金魚を追ってはいけません。逆に、ポイを水平にした状態だと、いくら早く動かしても破れません。ターゲットの下へ持ってきたあとすぐに垂直に引き上げようとしがちですが、ここは我慢です。”ほぼ水平な軌道”で金魚を水面まで追いかけましょう。このとき、ポイの真ん中に金魚をとどめたまま追いかけます。

これらを肝に銘じて実践した結果・・・今年度の記録:32匹!

※写真は途中経過のものです。本当はもう少し増えます。

             

序盤で破れてしまい、自己記録には及びませんでした・・・。

実は紙が破れてからも、数匹はGETできます!ぜひ次のお祭りでお試しあれ!

流山の神社やお寺と伝説

流山には由緒ある寺社が多くあります。どれぐらい昔かというと、1200以上前・奈良や平安時代からです。そこには、その地なりの伝説も伝わっています。今日は、それを少し紹介していきたいと思います。 

 

①赤城神社 流山南高校のそばにあります。創建された時代はよくわかっていません。鳥居に「大しめ縄」が飾られていて、毎年地域の方によって作られています。

ここには、流山の地名の由来となった伝説があります。むかし上州(群馬県)にある名峰「赤城山」の山体の一部が、洪水の際にこの地に流れ着いたといわれました。そのことからここを赤城神社とし、「流れてきた山」ということから、「流山市」となったいいます。

たしかに30mぐらいの小山ですね。お札が流れてきたともいわれます。

 

②茂侶神社 おおぐろの森中から都市軸道路に出て、右に曲がりしばらく進むと右手に見えてきます。この神社は、奈良・平安時代初期からあったという記録があり、少なくとも1200年ぐらいは経っている神社といえます。中世のころには、かなり広い神社の領域を持っていたとされ、江戸川によりそのエリアが別れたといわれたり、南流山の方に水路用上陸地跡があるようです。

 

③諏訪神社 東武アーバンパークライン、豊四季駅の近く、駒木にあります。この神社は、交通安全・健康などの様々な祈祷を受けたり、8月も夏季大祭が行われたりしています。建てられた時代は、807年といわれ、今から1200年前ごろです。長野県諏訪大社から神様を分けてお祀りしました。この神社には、「鞍掛の松」という言い伝えがあり、源頼朝の祖先、源義家が奥州の内乱を治めに向かう時、戦勝祈願をして、馬と馬具をこの神社に奉納し、そばの松の木にかけたといいます。

 

このように、流山に鎮座する3つの神社は、とても古い歴史を持っています。自分の身近な場所に、1200年以上前からこの地に根付いてきた場所があると言えます。不思議ですが、神社に入ると独特の空気を感じるような気がします。少し気温の低いような、落ち着かせてくれるような温度です。

 

④最後に東福寺です。

このお寺もやはりとても歴史深く、創建は814年で、歴史の教科書でも学んだ弘法大使(空海)により建てられたといわれています。そのいわれ自体も伝説ですが、他にも伝説があります。

とくに面白いと思うのが「目つぶしの鴨」という伝説です。

『昔、夜になり人々が家路につくと田畑を荒らすものが頻繁にあった。村人は困りはてていた。ある朝、中門の柱や鴨居の上の鴨の彫刻の足も泥で汚れていた。これは田んぼの鴨の仕業に違いないと彫刻の鴨の目に釘を打ち込んだ。以後、鴨は田畑におりて来なくなったので鴨居の鴨が「目つぶしの鴨」と呼ばれるようになった』といいます。

 

この門の鳥の彫刻が、目つぶしの鴨の彫刻です。目はどうなっているでしょうか。

各地の「伝説」というのは、色々な背景があって言い伝えられるものだと思います。それはおそらく多くの人に来てほしいから作ったり、その土地の名前にちなんで作ったり、次の子どもたちに伝えたい気持ちだったりします。

この「目つぶしの鴨」はどうでしょう。

伝説の中身を違った視点で考えることで、一つの仮説を考えることができます。

1つ目に、夜に鴨が食い荒らすということで、「夜に活動的になる」のは、どういうことなのかということです。これは、実は鳥の鴨ではなくて、夜に活動するある人々を言い換えたものなのではないかと考えることができます。

2つ目に、「目をつぶした」ということはどういうことかということです。むかし、中世~近世まで、目が片方つぶれてしまう傾向がある仕事があります。それは製鉄・鍛冶の職人です。鉄の色でその温度をみるのに片目をつぶっていたことから、または片目を失明する鍛冶の職業病があったことからとされています。

  この1つ目と2つ目の内容を嚙合わせると、製鉄・鍛冶を行っていた人々が、この流山地域に存在していたのではないかと思います。製鉄の色・光を見るのは、昼間ではない方がこの時代はよかったと思います。そして、製鉄・鍛冶の技術は当時、この地を治めるリーダーにとっては、武力や実力を持つためになくてはならない存在で、その背景から今とは違い門外不出の秘伝という扱いだったようです。

 そのことから、この伝説の背景には、製鉄・鍛冶の技術集団と農作物を作る農耕民とのできごとを記録したものの名残だったかもしれないと思います。

さらに関連付けると面白いことが見つかります。

「日本書記」に出てくる神の一人に「天目一箇神(あめのまひとつのかみ)」がいて、この神は「製鉄・鍛冶」の神です。“あめのまひとつ”というのは、目が一つであるという意味だと考えられ、一つ目小僧など、日本の妖怪にも似ているものがあります。

さらに、流山には鉄器を作った人々の痕跡が、東深井にあります。これを「東深井古墳」といい、ここからたくさんの鉄のくずがでてきました。この鉄を作った溶鉱炉の形は、「たたら」というもので、周辺の住居のあとから奈良時代(725年ごろ)に作られたのではないかとされ、流山でも製鉄をしていたことがわかっています。

これらのことから、東福寺の伝説の背景に、当時の人々の生き方を掬い取ることができるように感じます。そして、人が生きていくために形成される社会では、なくてはならない経済・産業があり、一方できってもきれないような人の絆や愛、人としての良心もあり、その中で生きているかのように歴史が動いてきたのだと思います。

 

 地元にある何気なく見ている神社やお寺、伝説。強引に結び付けているのかもしれませんが、もう一度そこに伝わってきた素朴なものをじっくり眺め直すのも面白いと思います。

そして、色々知ることや考えることを、思い込みでもいいので面白がること、これは学びのとても大切なことと思います。

 

おおぐろの森中のそばには天神社がありますね。

そこには、何か隠れているのでしょうか。

 

そして、みなさん一人一人が、ここで100年後、1000年後に伝わるものを創っていきましょう。

防災備蓄、非常食におすすめの・・・。 

 アルファ米という言葉を聞いたことはあるでしょうか?アルファ米とは、炊きたてのごはんをそのまま、急速乾燥したものだそうです。

生米に含まれるデンプンは、人間には消化しにくい「ベータ化」の状態になっています。「アルファ化」状態の米をそのまま冷ますと「ベータ化」状態に戻ってしまい、食べるために再び加熱が必要になりますが、急速かつ水分をコントロールしながら乾燥させると、「アルファ化」状態を保てるそうです。

 「アルファ化」状態の米に、水やお湯を加えると、炊きたての食感とおいしさのごはんを食べることができます。

 

 本日、総合文化部の総合コースでは、実際にアルファ米を試食しました。写真ではわかりにくいかもしれませんが、たくさんの湯気が上がる様子が見られました。

 生徒によってはおかずを持参し、アルファ米をいただきました。

家庭の中で非常食を食べ、防災について会話し、備える様子が先日テレビで紹介されていました。ローリングストックというそうです。

ローリングストックのメリット

その1 賞味期限の管理がしやすく、食品を無駄にする心配がなくなります。

その2 災害発生直後は、支援物資が届くまでに時間がかかるといわれています。そのため、最低3日、できれば1週間分の水や食料を備蓄することが、自分と家族の命を守ることにつながります。

その3 非常時に食べ慣れた食品を食べることができます。ローリングストックによって非常時に普段の食生活を維持できることは、健康管理の上でも大きなメリットといえます。

その4 在宅避難生活を支えます。避難所の受け入れ人数には限界があるため、自宅が居住可能であれば、避難所には行かずに自宅で生活を続ける「在宅避難」が原則になるそうです。ローリングストックしている食材や生活用品があれば、安心して在宅避難生活を行うことができ、災害による不安やストレスを大きく軽減することができるかもしれません。 

 災害時に、いつも通りの生活ができるかどうかは、家族みんなの心と体の健康を大きく左右します。災害に備えて、普段食べ慣れた食品をストックし、定期的に食べながら備蓄することは、多くの命を守ることにつながるのではないかと思います。

夏の天気にご注意を! ~ゲリラ豪雨や雷の豆知識~

今年の夏は、ゲリラ豪雨や雷が多く、急な天気の変化が心配ですね。そこで、今日はゲリラ豪雨や雷について、ちょっとした豆知識を伝えたいと思います。

 

「ゲリラ豪雨」の由来
「ゲリラ豪雨」という言葉は、急に発生し、予測が難しい大雨を指しますが、これはまるで「ゲリラ戦」のように突然やってくることから名付けられました。最近では、都市部での局地的な大雨が増えてきて、この言葉がよく使われるようになりました。

 

ゲリラ豪雨はなぜ起こる?
夏の暑い日、地面が強く熱せられると、その熱で空気が上昇し、上空で冷やされて雲ができやすくなります。この雲(積乱雲)が急速に発達すると、突然の激しい雨が降ることがあります。これがゲリラ豪雨です。

  参考資料:tenki.jp(https://tenki.jp/bousai/knowledge/77690b5.html)

「30-30ルール」
雷が光った後、30秒以内に雷鳴が聞こえた場合、その雷は約10km以内にいるとされています。この距離は危険ゾーンに当たるので、安全な場所に避難する必要があります。また、最後に雷鳴を聞いた後、30分は屋内にとどまると良いと言われています。

 

参考資料:NHK(https://www3.nhk.or.jp/news/special/saigai/basic-knowledge/basic-knowledge_20210812_01.html)

車は雷から安全な場所
雷が鳴り始めたら、車の中は比較的安全な場所です。これは、「ファラデーケージ」という現象のおかげです。車の金属製のボディが雷の電流を外側に流し、中の人を守るのです。ただし、車の窓は閉めておく必要があります。

 

「アスファルト効果」
都市部でのゲリラ豪雨が原因で冠水しやすい理由の一つは、「アスファルト効果」と呼ばれる現象です。アスファルトやコンクリートで覆われた地面は、水を吸収できないため、降った雨がすぐに地表を流れます。その結果、短時間で水たまりや洪水が発生しやすくなります。

 

これらの豆知識を知っておくと、天候が悪いときの対応がよりスムーズになるかもしれません!