学校の様子

学校の様子

オープンスクールを終えて・・・1学年の様子

 オープンスクールの代休を終え、おおぐろの森中学校1週間の始まりです!
 皆さんはどんなお休みを過ごしましたか・・?
生徒たちに聞いてみると、「友達とディズニーランドに行ってきた!」や「クリスマスパーティーでケーキを作りました!」と楽しそうに教えてくれました。
週の始まりに生徒たちが「こんなことしました!」と教えてくれることは学校に行く楽しみの1つです。

 さて、期末テストやオープンスクールを終えてどんな様子で過ごしているのか、今日は1学年の授業の様子をお届けします。

  国語の授業では、宮沢賢治の「オツベルと象」を学習しています。
「オツベルと象」は、ある日地主のオツベルのところに大きな白い象がやってくるところから始まります。オツベルはその象をだまして、過酷な労働を強制します。はじめは労働を楽しんでいた象ですが食べ物を減らされてしまうことや過酷な労働を強いられることで次第に弱っていきます。そんな象の様子を知った仲間たちがオツベルのもとへ押し寄せ、そしてなだれ込んだ象によってオツベルはくしゃくしゃに潰されたという話です。

 皆さんはオツベルがくしゃくしゃになってしまったことについて、白象に罪はあると思いますか・・・?

 1年生の国語では教室を裁判所に見立て、生徒が裁判長や裁判官、検事、弁護団と役割を持ちそれぞれの立場に立って、テーマに対して自分の考えを述べています。

検事側の生徒は「白象は抵抗するべきだった」や「オツベルに対してやり返したい気持ちがあったから白象に罪はあると思う」といった考えが聞こえた一方、白象の弁護団側の生徒は、「白象がやったわけではない」や「オツベルが勝手に白象を財産にしているから白象は悪くない」といった声が聞こえてきました。

 

 数学の授業では、平面図形について学習しています。
授業の中で課題解決のために、友達と一緒に取り組む姿や積極的に先生のところへ聞きに行き考えを深めようとしている様子を見ることができます。

例えば・・・

コンパスと三角定規だけを使って、垂直な線を作図することはできますか?

また、60°や150°の角度を作図することはできますか? など・・・

根拠を持って作図ができるよう、話し合いながら解決していく様子も見ることができます。

 

 体育の授業では、男子はバスケットボール、女子は卓球を行っています。
チーム対抗でドリブル、シュートを練習する姿や自分のチームではなくとも、「がんばれー!」と応援し合っている姿はお互いに学びやすい雰囲気を作っています。

 学校行事だけでなく、普段の生活の様子からも1人1人多くの成長を感じ取ることができます。
オープンスクールや行事を終えて、さらに成長していくお子様の様子を今後もお届けします。