学校の様子

学校の様子

文化をいただき、感じる、学ぶ 3年生最後の・・・

 

2月に入り、立春も過ぎ、心なしか外にいても、暖かい日も増えてきました。

しかし夕方になるとまだまだ寒く、寒暖差に気をつけなければならない時季ですね。

 

さらに週末は雪の予報も出ています。十分に対策をしておきましょう。

もうすぐ春が近づいていることを信じて、残り2か月を乗り切りましょう!

 

さて、寒く感じたときは温かい飲み物が本当においしいですよね。

コーヒーとケーキやチョコ、紅茶とクッキーなどなど幸せな組み合わせが多いですが、

そんなことを考えながら、調理室を覗いてみると・・・

 

なんと!お抹茶を点てているではありませんか!

 

3年生の家庭科の調理実習で実際に自分たちでお抹茶を点てて、食事までしていました。

そして、今回が最後の調理自習、最後の家庭科の授業でした。

感染症対策でなかなか思い通りに調理実習ができなかった3年生でしたが、

最後は無事にやり遂げることができました。

 

そして今回はスペシャルなゲストも来ていただきました。

校長先生です!最後は校長先生も一緒にお抹茶をいただきました。

 

しかし、ただお抹茶を点てて、いただくだけではありません。

皆さんはなぜ、飲む前にお茶碗を回すかご存じですか?

また、お抹茶とお菓子どちらを先にいただくかご存じでしょうか?

さらに、お抹茶をいただくときは音を立ててよい?悪い?

 

この記事を読んだ機に、ぜひ調べてみてください!

一つ一つの作法に意味があり、生徒たちも感心して聞いていました。

 

最後に家庭科の教諭より

「人は亡くなっても、文化は残る」という言葉がありました。

お抹茶といえば、千利休が有名だと思いますが、彼は約400年も前の人。

しかし、現代まで日本の伝統的な文化として大切に守られているものがあります。

 

しかし、今回の授業に参加して知らなかったことが多いと感じました。

私たち教員も、授業を通して生徒たちに日本の文化・伝統を伝えて

この素晴らしいものがいつになっても絶えないようにしていきたいと思います。

 

この後、他の授業をしていた3学年の先生方に、生徒たちが点てたお抹茶を振る舞いました。

 

3年生に何かを伝える授業数は日々、減っています。

残り1ヵ月で少しでも何かを伝えることができるように一日一日を大切にしていきます。

吹奏楽部 個人コンクール出場

 令和5年2月4日(土)柏市立柏高等学校にて、「第36回千葉県吹奏楽コンクール個人コンクール東葛飾大会」が開催されました。本校からは2名出場し、見事「優秀賞」を受賞しました。

♪トロンボーン  2年 中村さん  ピアノ 1年 石田さん  マルチェッロ作曲 「ソナタヘ長調」

♪ユーフォニアム 2年 阿部さん  ピアノ 2年 木村さん  サン=サーンス作曲「ロマンス」

 このコンクールは、個人の技術の向上や、表現力の幅を広げることで、演奏する楽しさや喜びを実感できる貴重な場です。また、その練習の姿を目の当たりにしている多くの吹奏楽部員に、大きな影響を与え、バンドとしても伸びる機会を与えてもらえます。

 前日の体育館練習では、バドミントン部のみなさんが大事な練習時間の中、練習を早く切り上げて演奏を聴いてくれました。また、当日は吹奏楽部の練習後部員が練習場所の多目的ホールに足を運び、エールを送る、という心温まる場面もありました。

 個人コンクールをとおして、音楽はもちろんのこと、部活の垣根を越えた応援をもらったり、部員同士を思いやる姿が自然と湧き上がる姿に感謝とともに人の温かさを感じさせてくれるよい経験になりました。

 応援してくださったみなさん、ありがとうございました。

節分だ!豆をまこう!福をまこう!

 

本日は節分です。

「季節を分ける」で節分なので、実は1年間に節分は4回あります。ご存じでしたか?

 

ではなぜ2月の節分だけ有名になってしまったのか・・・

それは1年で初めの節分・季節の変わり目であり、古くからそのようなときは邪鬼が増えると言われています。

だから鬼の嫌いな豆をまき、イワシを食べたり、ヒイラギの葉を飾ったりするらしいです!

(放送委員会調べ)

このような文化がある日に本校は何をしよう・・・

そうだ!年男・年女の職員が生徒たちに豆を配ろう!

今年は校長先生と寳耒先生が年男でした。兎年の元気パワーを生徒たちに振りまいてくださいました。

 

鬼も登場してくれました!

生徒たちは鬼を見るなり泣き出してしまうと思ったのですが、なぜか笑いが・・・おかしいな・・・

 

このような行事をすることで生徒が季節を感じることができるのではと今回実施しました。

「学校で豆まきしたの?」とぜひ聞いてみてください。

 

次の季節の行事は何でしょうか・・・2月14日?

 

北海道砂川市のみなさまがお越しくださいました

 10年に1度の大寒波と言われたこの日、北海道砂川市教育委員会のみなさまが本校に視察にいらっしゃいました。北海道の寒さとは比較にならないかもしれませんが、今日の校舎内は、教室こそ暖かでしたが、廊下などの空気の冷たさには震える一日でした。

 流山市は6年連続人口増加率が全国1番の地域です。また、年間約700人の児童・生徒が増加しています。しかし北海道砂川市は人口が減少しており、令和8年度には現在ある市内5つの小学校と2つの中学校を統合し、「義務教育学校」(初等教育6年+前期中等教育3年を一貫して行う)を新設するとのことです。その建築の参考にするため木材利用型の設計事例である本校にいらっしゃいました。初めに校長室で生徒が制作した本校のプロモーションビデオをご覧いただきました。その後校舎の視察に入り、素材、設備、デザイン、教室配置について大変熱心にご覧いただきました。私たちの学校が全国の多くの学校建築のお役に立てると思うと喜ばしく、また誇らしくもあります。北海道砂川市のおよそ3年後の新たな学校の完成が楽しみです。

 

箏の響き~伝統音楽のよさを味わうきっかけに~

 本校には新しい箏が10面あります。10面も揃っている学校はなかなかありません。このありがたい環境を学びに取り入れようと、音楽の授業では、昨年12月~今年1月にかけて、1年生から3年生まで箏の演奏を行っています。小学校6年生の時に演奏経験のある人もいますが、今回は基礎的技能の習得も目指して練習に挑みました。

 多くのクラスがかなり硬い絃に琴柱を立て、平調子に調弦するところから始めました。ピアノで弾く平調子をタブレットで録音し、グループごとに一音一音耳をそばだてて音程を合わせていきました。音が合うたびに喜びの声が上がったり、黙々と進めるグループがあったりと、協働しながら学びを進める姿がみられました。

 演奏曲は「さくらさくら」。生田流の演奏方法をDVDで情報を得ながら熱心に練習に励んでいました。ご家族やご親戚が箏の演奏ができるという生徒も多く、運指の工夫をしながら演奏する人もいました。

 この経験を経て、「箏曲 六段の調」の鑑賞につなげていきます。箏の演奏体験が、我が国や郷土の伝統音楽のよさを味わい、愛着を持ってくれることを願っています。