庄和地区公民館
市民大学「開講式」
5月7日(金)庄和地区市民大学の開講式を正風館の3階講義室で実施しました。
令和2年度は新型コロナウイルスの感染拡大に伴い休校となりましたので1年ぶりの再開です。
検温や消毒、感染防止用のパーテーションを準備するなど感染対策も講じました。
今期の学生人数は19期生(2年生)が5名、20期生(1年生)が25名で計30名のスタートとなりました。
開講式では、市民大学の学長である庄和地区公民館長のあいさつから始まり、市民大学運営委員による市民大学のオリエンテーションを行い、学生の自己紹介をしました。
学生の皆さん、これから1年間よろしくお願いします。
教養講座「スマートフォンを体験しよう!」を実施しました
4月22日(木)、ドコモショップイオンモール春日部店の皆様にご協力をいただき、
教養講座「スマートフォンを体験しよう!」を実施しました。
本講座は、スマートフォンを持っていない60歳以上の方に、シニア向けスマートフォンと
一般向けスマートフォン(Android OS)を実際に体験していただく講座です。
事前にお申込みいただいた15名の方が参加しました。
前半は、シニア向けスマートフォンの体験です。
スマートフォンは、携帯電話とパソコンを合わせたようなイメージで、電話やメールに
加えてインターネットや地図、写真、動画など他にもいろいろな機能があり、暮らしの
さまざまな場面で活用することができます。
講師の説明の後、体験用のスマートフォンを1人1台貸し出して実際に操作しました。
皆さん、最初は慣れない操作に戸惑っていましたが、
音声で地図を検索できるようになりました。
後半は、一般向けスマートフォンの体験です。
一般向けスマートフォンの方が、シニア向けスマートフォンと比べて、
画面のアイコンが小さい事や、軽いタッチですぐに反応してしまう事に
若干戸惑いを感じていたようです。
インターネットから「正風館」を検索したり、カメラを使ってQRコードを
読み込むなど、前半とは違った操作も体験しました。
ご参加いただいた皆様からも「とても良かったです」や「わかりやすかった」
などのご感想をいただき、スマートフォンについてとても勉強になったようです。
2021庄和地区公民館まつりの参加団体を募集します
庄和地区公民館まつりは、正風館で活動している団体が日頃の成果を発表する場です。
展示と舞台部門の参加団体を募集します。
今年は、感染症対策のため、分散開催となります。
展示部門・・・令和3年9月4日(土)、5日(日)
舞台部門・・・令和3年9月11日(土)、12日(日)
詳細は、正風館、庄和南公民館で配布する実施要領をご覧ください。
申込期間/4月1日(木)~23日(金)
申込方法/実施要領をご覧のうえ、申込書を正風館窓口へ提出してください。
3月18日 子育てサロン親子の広場 中止のお知らせ
新型コロナウイルス感染拡大に伴い、子育てサロン「親子で楽しむベビママヨガ」(令和3年3月18日)は中止を決定しましたのでお知らせいたします。
社会教育実習を行いました
文教大学より社会教育実習として2名の学生を受け入れ、令和2年11月~令和3年2月までの期間、4回にわたって社会教育実習を行いました。
写真は、実習生で文教大学人間科学部人間科学科3年の増田さん(左)と平塚さん(右)です。
実習では、毎年2月に開催している庄和地区公民館主催事業「Showaキッズぴあ」の企画検討と運営を主に行っていただきました。
今年度は新型コロナウイルス感染拡大に伴い、事業は残念ながら中止となってしまいましたが、実習生に社会教育実習を振り返って学んだことや感じたことをまとめてもらいましたので、ここでご紹介したいと思います。
「社会教育実習を終えて ―公民館の職員として活動してみてわかったこと―」
文教大学人間科学部人間科学科3年 増田知生
まず、今までの私の「公民館」というイメージは「会議室のような部屋がいくつかあって、そこに住民の方々が集って話し合いをする場」でした。しかし、今回の社会教育実習で「公民館」のイメージが大きく変わりました。庄和地区公民館では「茶室」や「視聴覚室」などの住民のニーズに応じた部屋が数多く用意されていました。公民館は「話す場」だけでなく、「何かをしながら交流を深める場」であると気付くことができました。
そして、実習で経験させて頂いた「公民館だよりの封入作業」では、「封入したものを各自治会に職員が運び、そこから自治会が各家庭に送付している。」とお聞きして、「行政と住人との関係をとても大切にしているのだな」と感じました。
また、「Showaキッズぴあ」という子ども向けイベントを開催していることからも「子どもから大人まで幅広い人たちに公民館を知って利用してもらいたい」という気持ちが伝わってきました。実習生の私たちも企画を考え準備させて頂きましたが、まず企画をするのが大変だということを学びました。具体的には、マジックショーを実演し、そこで披露するネタを子供たちに教えるという企画にしたのですが、「小学生に教える際に理解できるネタは何なのか。」を考えるのに特に苦戦しました。改善策としては、私と同大学のマジックサークルの方に協力を依頼し、その方から案を出して頂き、考えていきました。社会に出れば「弊害を改善するための検討」は当たり前のように起きてくると考えられるので、とても良い経験が出来たのではないかと感じます。
今回の社会教育実習を通して、「公民館は一体どのような場所なのか。そして、公民館は何をしているのか。」を一部ではありますが、知ることができたと感じています。今後は、住民との関係をとても大切にしている公民館を積極的に活用していきたいと考えています。
「社会教育実習を終えて―公民館の職員として活動してみてわかったこと―」
文教大学人間科学部人間科学科3年 平塚勇輝
実習を振り返ってみて、最初にいえることは、今までの授業で学習してきた内容について実体験を通して感じることができたという点です。
社会教育の相互学習性や自発性、流動性や自由度など今まで机上中心で学んできたこと、知りえなかったことを実際に職員や利用者、企画の協力者の方々とかかわることで実感することができました。
特に自発性については、キッズぴあの企画を進めるにあたって、他の協力者や講師の方々と話した際、企画への真摯さや来てくださる子どもへ伝えたいという熱意からキッズぴあに参加してくださっていることを感じ取ることができました。
加えてかかわりという点では普段の私生活ではあまりかかわりのない人ともかかわることができ、特に、私たちがキッズぴあで企画していたマジックショーの用品を貸し出していただける方と知り合うことが出来、助言をいただいたことは非常に貴重な経験になったと思います。
次に、実際に公民館の事業運営に参加して、今までの自身の持っていたイメージが変わりました。正直なところ、今まで私には公的な施設にはどこか機械的で淡々としたイメージがありました。しかし、キッズぴあの企画・運営や様々な業務を体験させていただいた中で、職員の方にはみなさん優しく接していただき、今までのイメージが覆るほどに雰囲気の良い空間であると感じました。
今年は新型コロナウイルスの影響によって私たちの実習のメインであったキッズぴあも中止となってしまい十分な実習を行うことができなかったことは非常に残念でしたが、このような中でも多くのことを学ぶことができたと思っています。今後は、今回の実習をもとに、より成長できるように勉強や体験活動を重ねていきたいと思います。
今回の実習で増田さん、平塚さんは、安全安心に参加者に楽しんでもらうにはどうしたらよいかと企画を考えることの難しさを感じながら、地域の方々とのかかわりを通して、いろいろな気づきや学びがあり、大学での学びを実践的に高めることが出来たようでした。
そして、実習最終日には、茶室の障子を職員と一緒に張替えしていただきました。
障子の張替えは初めてとのことでしたが、公民館利用者の皆さんが気持ちよく利用できるようにと、スムーズな作業できれいに張り替えられました。
4日間の社会教育実習お疲れさまでした。
またぜひ公民館へ遊びに来てください。