庄和地区公民館ブログ

庄和地区公民館

子育てサロン「親子で楽しむベビママヨガ」開催

令和3年9月16日(木)、子育てサロン「親子で楽しむベビママヨガ」を開催しました。

以前から、子育てサロンでヨガを実施してほしいという声が多くあり、過去に2度企画したのですが、新型コロナウイルスの影響により中止が続き、今回ようやく実施することができました。

 

当日は、14組の親子にご参加いただき、前半はベビーマッサージ、後半は親子でできるベビママヨガを行いました。

 

はじめに、音楽に合わせて体を動かすウォーミングアップをしてから、お子さんのももの付け根から足の先までマッサージをしました。

「くるくるぽん!」と声をかけて、親子でコミュニケーションをとりながらマッサージをする様子は、とても楽しそうで、子どもたちの笑い声がたくさん聞こえてきました。

 

後半のヨガでは、お母さんが子どもを抱っこしながらポーズをとったり、子どもがポーズしているお母さんの下をくぐったりと、親子で一緒にできるヨガを楽しみました。

 

参加者からは、「ヨガに参加することが出来て、心も体もリフレッシュできました。」「赤ちゃんと一緒に身体を動かせて楽しかったです」との感想がありました。

 

次回は、11月18日(木)「ちょっぴり早いクリスマス」です。

申し込み方法などの詳細は、公民館だよりしょうわ10月号(令和3年10月1日発行)をご覧ください。

 

SDGsクイズボード展示会開催

正風館1階ロビーにて、「SDGsクイズボード展示会」を開催しています。

期間は9月1日(水)~9月7日(火)までです。

SDGsとは、2015年9月の国連サミットで採択された2030年までの世界共通の目標です。

春日部市は、「SDGs未来都市計画」を策定し、「コンパクトで質の高いまちを形成し、住み継がれていく『世代が循環する』まちの実現を目指すこと」としています。

クイズボードはそれぞれの目標に関連した17問のクイズにチャレンジできます。すべて3択でパネルをめくって答えや解説を見ることができます。

正風館にお越しの際は、ぜひご覧ください。

 

教養講座「これだけは知っておきたい インターネットとの付き合い方」を実施しました。

7月31日(土)正風館にて教養講座「これだけは知っておきたい インターネットとの付き合い方」を実施し、男性5人、女性8人、計13人の方が参加しました。

本講座は、埼玉県消費生活支援センター消費生活講座へ依頼し、ITコーディネータ・IPAセキュリティープレゼンター 西郷圭一氏を講師として派遣していただき実施したものです。

 

家庭でのインターネット利用率は年々高くなっており、コロナ禍の影響も相まって、ネットショッピングや動画サイトなどを日常的に活用し始めていますが、情報セキュリティに対する知識は不十分と推察されます。

年々巧妙化するサイバー犯罪に巻き込まれないために、スマホやパソコンなどでインターネットを利用する際のセキュリティ対策や、トラブル防止法について講師とともに考えました。

 

  

まず、迷惑メールやワンクリック詐欺を例に挙げ話が始まりました。 

「身に覚えのないメールは削除する。必ずメールアドレスのドメインや企業のホームページを確認してから対応してほしい。」ということです。事実を確認せずに張られたリンクをクリックし、個人情報を入力したり、お金を払ってしまうケースが多いそうです。

 

講師が一貫して述べたのは、ネットに限らず全てにおいて、「世の中にウマい話なんて無い!」ということです。

また、「情報力を皆が得ることが出来るからこそ、自分でも情報を収集し、自分で判断して、自分の身は自分で守る意識が更に重要だ。」と述べました。

 

参加者からは、「知っていると思っていたことが、実際はあまりに浅いことを思い知らされました。」「ネットの怖さ、身に染みて感じました。孫たちにも十分気を付けるように指導していきたいと思います。」「恐れているだけではなく、積極的に勉強したいと思いました。」との感想をいただきました。

 

ネット犯罪に巻き込まれないために、その便利さと危険さを知り、自分自身で正しい情報を身に着けて、今後のセキュリティ対策に役立てましょう。

 

市民大学「ディベート」

ディベートは、特定のテーマについて賛成派・反対派に分かれてゲーム感覚で論争する講座です。どちらの主張が分かりやすく説得力があったかは、両派の主張を聞いて聴衆(学生とOB)が判定します。

以下は7月9日から7月30日の4週間にわたるディベート講座で、テーマに関する調査をし、意見交換を重ねて自分たちの主張なり論点を整理し、また相手への反論を考えて論戦に挑んだ学生のレポートです。

 

第1のテーマ :日本にカジノを作るべきか、否か

 

私達3班は、「肯定派」で挑みました

<肯定派の論点>

①現在、日本には110兆円もの多額の借金があり、このままでは子供や孫達に負の遺産を残すことになるのでカジノの収益が必要である。

②カジノを含む総合型リゾート(IR)は、昔の賭博場とは異なり、家族そろって楽しめる健全な施設である。

③IRを拠点として日本の魅力を世界に伝えることで、大量の外国人観光客が見込める。

<否定派の論点>

①治安の悪化、日本人・外国人共に犯罪の増加の恐れがある。

②ギャンブル依存症の人達が増え、カジノによる利益よりも、依存症治療にかかる費用が多くなる可能性がある。

③反社会的勢力によるマネーロンダリングの温床になる。

どちらの弁論も、聞けばなるほどと納得いくものでしたが、僅差で「肯定派」の勝利でした。やはり多額の赤字を抱える日本の現状に、少しでも経済効果を期待しての結果でしょうか。私個人としてはカジノ反対でしたが、今回のディベートでいろいろ調べてみて、IRがあっても良いのかな、位には思えてきました。

 

第2のテーマ:現代の日本人にお墓は必要か、否か

 

肯定側を私達2班が、否定側を1班が行いました。

<肯定派の論点>

①亡くなった人を偲び、冥福を祈るときの対象として必要である。

②お墓参りで家族や親戚が集まり、お互いの状況を話し合い、冷静に相談しあうことができる。

③お墓の無い世の中では、家族の絆が弱くなり、殺伐とした事件が多発するかもしれない。

<否定派の論点>

①経済的負担が大きく、少子高齢化で子供に負担がかかる。これは、作る時だけでなく、お墓参り時も遠方だと交通費もかさみ、維持管理費、法要等の費用も多大になる。    

②家長の権力を守るための先祖崇拝となり、時代にそぐわない。

③継承者がいないため、墓じまいをする家庭が増えつつある。

肯定・否定を複数の方が発表し、最後に、30名ほどの聴衆に判定を挙手でお願いしたところ、否定派の「お墓は不要」が多数となってしまいました。残念! いろいろ勉強し、みんなでわいわい検討できて、楽しく過ごせた講座でした。

 

文章作成 市民大学学生(3班班長・2班班長)